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生活 アーカイブ

2006年7月22日

芝刈り

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芝刈りやってます。
芝って綺麗だなと思っていましたが、維持するのはけっこう大変でした。
ちょっと放っておくと、すぐ黄色くなる。
・ちょっと暑い日に放水忘れると、すぐ枯れる
・刈った後の芝のくずが、すぐに腐って、その下の芝まで腐る
・猫が来てウンコすると、その下の芝が腐る
・芝そのものより、雑草の方が伸びが早い。
芝が一面に広がる庭って綺麗ですが、そのための肥料として、
「数十種類の芝と、200種類の雑草を識別し、芝だけを伸ばし
雑草は枯らせる肥料」を撒くわけで、あまりにも人工感が
ありすぎるような気がする。(まあそれにも負けないくらい
雑草は強いのだが)そのはっきりさせ過ぎなところが
なんだかアメリカっぽい?と思ってしまったりする。
雨が降ると、「今日は水やりしないで済むな」とほっとしてしまう、
自堕落な自分でございました。

2006年7月24日

会社にシャワーブース

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ふと思ったのですが、日本の会社にもシャワーブースを常設してあるといいな、と。
ちなみに、今勤めているボストン付近の会社には、オフィス内にシャワーブース、あります。シカゴの関連会社にも同じような場所にありました。神奈川の日本の会社には、テニスコートの中の建物にあった、と思う。使ったことがないが・・・。
・これだけ温暖化している昨今、福利厚生施施設として誰もが使えるシャワーを常設するのは、会社として当たり前なんじゃないかと思ってみたりする。
・それでなくても省エネとかで設定温度28度とかにしたりして。28度というのは、自分自身にしてみると「うーん暑く・・・ない、よね?」と自分を納得させられる静止状態での最低限の状態であり、ちょっと動くとすぐ汗が出てくる。大体、空調の悪い室内でどこかが28度ということは、自分の席はたいてい30度を超えていたりするものだ。
・シャワーがあると、自転車通勤を奨励できる。自転車だってタイヤが減ったりパンクしたりでランニングコストが0とは言えないので若干は補助すべきだとは思うが、通勤費そのものは大きくカット出来るはず。
・朝、駅から歩いてくるだけで既に汗みどろになっているんだから、見た目にも、気持ち的にも嫌な気分で一日過ごすよりは、走って会社に来るとか爽やかに汗かいて、シャワーですっきりして仕事、という風に過ごしたい。まずはそのへんの土台をきっちりしておいてから、健康作り奨励、と。
 なんて勝手なことを勝手に書いてみたりしました。

2006年7月31日

地下室

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ryo907が住んでいるマサチューセッツ州の家には、まず大抵地下室があります。零下20度以下に下がることもある冬を過ごすため、
・まず地面を掘ってコンクリを流し込み、半地下の部屋を作る
・その上に1階を作る。
日本の家も床下が30センチくらい浮いてますが、このあたりの家はそのスペースにも人が住める、そんな感じです。で、全館暖房で階上・階下も温水で暖めると。地下室は地面にべったりついているのでかなり寒いが、そこを空気の層にすることで1階はけっこう暖かいと。
 でこの地下室、夏は涼しくて気持ちいいのですが、やっぱりというか何というか湿気がたまり始めました。気付かない振りをしておりましたが、大切なバイクの革ジャンにカビが生えるに至っては半ば半狂乱になり、(半ば半狂乱=二重表記)先日ついに除湿器を購入。(148ドル)
4時間も動かすと水が5リットル以上溜まる。全然目に見えないのにこんなに水があるんだ、というか、今自分がみている物の半分は水なのか?と思うほど取れました。こりゃ、カビも生えるわ。
 写真は裏庭で革ジャンを乾すの巻。一張羅の礼服にもうっすら緑が乗っており、大ピンチです。

2006年8月 4日

省エネ

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省エネ、という言葉は、本当にここには似合わないように思います。
今居るボストン近くのオフィス、昔よく出張で行ったロサンゼルス近くのオフィスに共通して言えるのは、
・大半の人は、帰宅する時にPCの電源を落とさない。週末もそのまま。スクリーンセーバーが動いていることもあれば、画面がそのまま表示されっぱなしの端末も。
・部屋の照明、これも消して帰らない。週末も煌々とついたまま。
・エアコン、つけたまま。ま、これは効率の問題もあるのでどちらがいいとも言えないかも知れないが・・・。
で、これが通常時ならともかく、電力が足りない警報がニュースで何度も繰り返されるような日でさえ、みんな照明つけっぱなしで帰っている、まるで何事もないかのように。世界中でたった二億人のアメリカ人が、世界の25%のエネルギーを使っていると聞いたことがあるが、どうなんでしょう。ちなみに電力に限って言うと、1997年、アメリカ合衆国は世界全体(139,446億kWh)の25.6%を発電している(帝国書院、新詳高等地図)。こういう国が京都議定書を受け入れ拒否すると、周りが白けてしまうんですが。それはともかく、それだけ使っている、という意識が無いように見えるところが怖い。
・まず、どれだけ使っている、という理解を持っていただくために、各機器に電力メーターをつける。(それはさすがに嫌か・・・。でもやった方がいいわな・・・。)
・ハイブリッド車など、省エネしていることがステータスなんだ、という戦略で各社攻める。ボランティアするのが立派な社会人、ということになっているみたいだし、出来ないことはないはずだ。善意に訴える。これだ。
・ブッシュ大統領など、周りの偉い人は石油関係の重鎮と聞く(マイケル・ムーアの本だったか?)。エネルギーを使わせたい人たちから少しでも心を離していくような何かのネタ。石油が高い、今こそチャンスだ。
・PC等、すぐに立ち上がって使えるようになるような技術の開発。PCのメモリはHDDでなくて、全てフラッシュメモリだ。
何で現地の人が何も考えずに無駄使いをして、たまたまこっちに来ている我々がこんなにやきもきしなければいけないのかが、非常になんつーか引っかかるのですが、今まで日本で住んでいたせいか、ここに住んで同じように無駄遣いするシステムに組み込まれている自分が非常にいたたまれなくなる瞬間があるのです。

2006年8月12日

森は酸素の発生源だよ、な?

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 ボストンからニューヨークまで車で走ると、これがまた見事に200マイル(320km)くらいずっと森の中を走るのだが、これだけ森が広いと言うことは、もしかして、アメリカ合衆国は地球の酸素発生源として非常に重要な役目を果たしているのではないか?という疑問に至る。
 はい、そこで検証。非常に乱暴な計算だが、各国の総面積、森林面積比率から森林面積を算出してみる。とりあえず海からの酸素発生量は無視した。畑や草原も酸素は発生しているだろうが数字がないので無視。またタイガと熱帯雨林では酸素の発生量もそりゃ違うだろうが、とりあえず数字だけで計算してみた。(帝国書院 新詳高等地図)
国名 陸地面積(千平方km)×森林比率(% )=森林面積(千平方km)
インドネシア 1,905×60.6%=1,154千km2
インド    3,287×21.9%= 719千km2
中国     9,597×14.3%=1,372千km2
日本     378×66.8%=252千km2
コンゴ    2,345×48.2%=1,130千km2
ドイツ    357×30.7%=109千km2
フィンランド 338×65.8%=222千km2
ロシア連邦 17,075×45.2%=7,717千km2
アメリカ  9,630×23.2%=2,234千km2
カナダ   9,971×26.5%=2,642千km2
ブラジル   8,547×65.2%=5,572千km2
オーストラリア 7,741×5.4%=418千km2

・やはりというか何というか、ロシアの面積は圧倒的じゃないか。
・しかしブラジルもさすがだ。気候的に考えても、この国の重要性は世界一といって差し支えないのだろう。伐採による様々な問題が言われているが、この国があれだけ取り上げられるのも分かる気がする。
・アメリカ、カナダも面積的には非常に重要なことが分かる。世界第3,4位だ。もっとも面積が大きいのだから地球全体における責任も、それだけ大きいだろう、な。
・中国、インドは数字的には大したこと無かった。
・インドネシア、コンゴなど熱帯の国もあなどれないな。
・日本は森林は多い(この数字、本当か?)が、国の面積が大きくないので、結果も大きくない。フィンランドと同じくらいの数字ってのが面白いな。
・ちなみに森林面積比率の最も高いのは、ガイアナ共同共和国、スリナム共和国の94.4%だった。

・・・ということで、地球的にアメリカの森林の重要性が分かったところで、本日はちょっと満足。あ、そうだ、この本によると、アメリカ・カナダの森林面積は年々増大しているが、ブラジルは年平均26千km2、インドネシアは11千km2、コンゴは7.4千km2の割合で森林面積が減少している。長野県の森林面積は10千km2、だそうだ。

エアコン購入

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 8月上旬、あまりにも暑い日が続いた。最高気温41度C。蒸し暑さは日本ほどではないとしても、それにしても暑い。もともと窓の開口が大きく取れない(防寒対策?)せいか風の通りが悪いので、屋外よりもむしろ屋内が暑い。
 ということでエアコン購入。ちなみに80ドル。あと1週間早ければ70ドル以下だった。暖房にはお金を使う反動か、冷房はだいたいこんな安物で済ます家が多いようだ、周りを見ていると。で、取り付け完了。80ドルの製品(韓国LG製)だから、非常に単機能。風はHigh/Low切り替えしかないし、タイマーもない。ま、たまに冷やすだけだからそれでいいのか。
 問題を一つあげるとすると、8/13本日、最高気温は25度、最低気温は11度となっており、既にエアコンを使う必要性が全くなくなっていることだ。今年は、一度使う前に取り外して収納することになるかもしれない。

2006年8月13日

海に行った、これすなわち海水浴なり?

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 子供と思いで作り。というか、せがまれて行った。大西洋を遙かに眺めながら入る海。あの向こうはアフリカなのか。特に入り江というわけでもないが、波は静かだ。
 しかし寒い。気温は25度くらい?しかし水温が低い。既に季節ははずしたか?ってまだ8月半ばか・・・。見ると海に入っている人はほとんど居ない。砂浜であそんだりしているが、基本はみな寝ころんでいる。つまり、海水浴、というより日光浴、か?うちの子供は4-5分も入っていたらがたがた震えはじめ、歯の根が合わなくなってきたので仕方なく海から上がる。
・海の家みたいに休めるところはなかった。各自いすやサマーベッドを持ち込み。
・トイレとシャワーはあった。売店もあったが、スナック等のみ。
・海でアルコールは御法度。この州だけか?
・ペットも禁止だった。犬を連れて行ったのだが、連れて行けず、自分だけ一度家に犬を連れ帰った。結果、2往復。時間がもったいなかった。
・割れたら困るようなガラスも持ち込み不可。
・上記のことをルールとしているせいか、海岸そのものは非常に綺麗。痛いもの踏むような危険もなく、ゴミもほとんど気にならない。打ち上げられる海藻も取ったりしている、みたい。以前住んでいたところに近い江ノ島や七里ヶ浜と比べるのがいけないのかもしれないが。次は、日光浴に行こう。

2006年8月16日

洗濯機

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うちの洗濯機。借りている家に備え付けてあった。何十年前の機械よこれ?とはじめは思ったが、こちらではこんなのが普通だというのが分かってさらに驚いた。
・まず全体の形。それこそいつの時代の洗濯機よ?という感じだ。板金丸出しだし。
・乾燥機とセットになっているが、洗濯機は服を上から出し入れ、乾燥機は横から出し入れ、ってことは、濡れたものを上から出して横から入れる、ってなんか操作の基本の「き」からなってない感じだ。それが電気屋さんに行ってみても、まだこういう「新」製品がずらっと並んでいる状況はどうよ?
・写真下は洗濯機の操作ダイヤル。ダイヤル一つで操作を全て(でもないが)コントロール出来るところが便利なのか?でも水量はその横のダイヤルで4段に切り替え可能とか、ブザーの音の大きさをさらに横のダイヤルで3段階に切り替えるとか、モーターの強さをまた別のダイヤルで5段階に切り替える、とか、なんだかアナログシンセサイザーのVCFをいじっているような気分だ(そんな事無いか・・・)。要は服の量とかにあわせて洗い上がりを調整するコンピュータみたいなのが全く入って無いんだろうな、これ。

そんな機械だからダメダメだろうかと思っていたら、意外に使える。
・乾燥機、ドラムが巨大なのですごくふわっと仕上がる。そのせいかどうか分からないが何でも乾燥機。ハンガーに掛けて乾す習慣がない。
・洗濯も巨大なドラムでとにかく洗う。細かいことを気にしなければ、綺麗になるんだからいいじゃん、という感じだ。

そこで満足するから、形も機能も先に進まないのだろうか。進む必要がないのか。日本の洗濯機みたいなものがあったら、あっという間に市場を占拠できそうな気がするが、どうなんだろう。やはり単機能でも安い方にユーザー様は流れるのかな・・・。

2006年8月21日

日本に来てますです

出張で日本に戻りました、来ました?ま、どっちでもいいか。
約1年ぶりに来てみると、我々の行動は思った以上に習慣に頼っていることが分かった。
・地下鉄、プラットホームのどっちに向かえばいいか分からず、きょろきょろ。
・東横線、横浜-渋谷260円?これって子供料金だっけ?ときょろきょろ。
・電車の中で、「どこまで何分」みたいな表示の意味が理解できず、いや理解できたんだが「なんだこりゃ?」とまじまじながめる。
・横浜駅、いつも使っていたにも関わらず、どの線が東海道か思い出せず、きょろきょろ。
 ということで、ちょっと挙動不審な外人感を味わってみた。

2006年8月29日

日本の水田

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日本に降り立ち、成田エクスプレスから「アメリカと何が違うんだろう・・」と思いつつぼんやり車窓の風景を眺めていたが、一つ気が付いた事は、
・一枚の水田は、必ず水平である
という、これまたすごく当たり前のことだった。たとえ斜面でも一枚一枚の田んぼは水平に保たれているが(いなかったら大変だ。それはそれで見てみたい気もするが)、畑はそういう縛りがないので、多少なりともうねうねとしている。
ま、もっとも北海道あたりに行けばうねうねな風景もいっぱいあるので単純に日本ぽい、アメリカぽいとは言えないだろうが、一年ぶりにアメリカから日本に戻ってきて思った事は、そういう事である(もう少しまともな事は思いつかんのか)。

2006年8月31日

ドアのハンドル

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一般的なドアのハンドル。こうなっている場合、縦の棒は引く、横の棒は押す事になっている。いままで逆だった事は一度もないから、絶対に間違わない。ドアの前に誰かが居る時も、どっちに開いてくるか想像できるし、自分が誰かのために開けてあげる時もスムーズにできる。これ、日本も昔はこういうルールがあったと誰かから聞いたが、どうなってしまったのだろう。久しぶりに日本に戻ってホテルやデパートでドアを開けようとした場合、近づいて「押」「引」の文字を確認しないとどっちに開くか分からなかった(実際あちこちで何度もごつごつ押引を繰り返した)。これ、アメリカにしては(と言ったら言い方悪いか?)ウルトラグッドデザインなのではないかと思うのだが・・・。誰がどう見たって間違えようのない形状(若干の経験が必要ではあるが・・・)。例えばエレベーターの開閉ボタンも、これくらい明快に見た目で区別できると素晴らしいと思うのは、ryo907だけであろうか。そう思いつつ、もうアメリカに戻ってきてしまいました。日本の梨、うまかったです。

2006年9月 1日

本日の文字-Halloweenカタログから

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今日から9月と思いきや、さっそくHalloweenの通販カタログが届く。コスプレという言葉が出来る前から一大コスプレ国家(だったと推測される)の米国では、Halloweenには大人も子供もペットもコスプレをすることになっている? 昨年はSTAW WARSがトレンドで、「コーホーコーホ」の音に振り返ると小さいダースベーダーが何人も歩いていた(妻・談)そうだが、カタログを見る限り今年はPirates of CaribbeanとSupermanが来そうだ。
で、本日の文字、カタログの1ページ。「Samurai Deluxe Royal Collection」て、おまえどこの国の誰よ!?と突っ込みを入れたくなるような衣装の胸に「巷(ちまた)」ってそれもまた何なのよ?(おまけに当用漢字外) その横のバズも大人が着るにはちょっと痛すぎる・・・。
息子からは「今年は家族全員でMr.インクレディブル!」と言われたが、即座に却下。
ちなみにこのカタログ、オンラインでも見られる。
http://www.buycostumes.com/
セクシーお色気むんむん系、勘違い忍者系、お笑い系からホラー系まで、東急ハンズのサンタコスチュームカタログを遙かにしのぐ、アイテム数なんと1万以上!時間つぶしにはもってこいの内容だ。

2006年9月 4日

Wild Turkey?

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家の周りには小動物がちょこちょこ棲息している、のだが、初めて七面鳥を見た時はかなりびびった。朝靄のかかった道を歩いていると、もやの向こうに人間とは明らかに違うシルエットの何かが4つ、動かずにじっと止まってこっちを見ている。よく見れば人間よりはかなり小さいのだが、そこがかえってパニック感を演出したりなんかして(矢追純一、おまえや、おまえ!)、そろそろと近づき、それが鳥である事に気付くまでかなり嫌な汗をかいた。その時は七面鳥が近くにいるなんて思いもしなかったのだが、人間、自分が認識できないものを見るとすごく焦るんだな、と改めて認識。いや〜、マジびびった小心者のryo907、危なくベガ第4惑星まで連れて行かれるのでは、と今来た道を引き返すところだった。
(なお画像は目撃者の証言を元に作成されております)

2006年9月 7日

Wild Turkey? 続き(副題;ある〜日、森の中、)

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scrさん、下記エントリーへのコメントどうもです。
http://kpl.sakura.ne.jp/blog/2006/09/wild_turkey.html

仮に、もしこんなシルエットが見えていたとしたら、問答無用で逃げていたと思います。(夢に出そうでいやだな、というか実際に出会ったらどうしよう。あ、そうか逃げるんだった)

2006年9月 8日

アメ車サイズ・全幅編

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やはりアメリカで車を運転するなら、まずは窓全開、左手は窓からぶらっと垂らして右手で運転、というのがなんというかアメリカっぽい(?)乗り方なのかなと、どうせ映画の影響なんだろうが、ともかくそういうもんだと思いこんでいた。で、夏になって窓を開けられる気温になったので早速実践。
結論:車の横幅が大きすぎた。現在乗っているトヨタのSIENNA(北米市場専用)は、全幅1965mm。これに乗って腕を横に投げ出すと、肘が窓から出ない。肘の骨の出っ張ったところがゴツっとドアの内張りに当たる。痛い。肘が出るように体を動かすと、不自然なほど(ヘッドレストから頭がはみ出るくらいか?)上半身をずらさないといけない。これは後ろから見える自分のシルエットを想像したら、かなり間抜けだ。
(たとえ自分の思いこみでも)アメリカでアメリカらしく運転しようと思ったら、体格もアメリカンサイズじゃないとダメなんだろうか。ま、これの車幅感覚に慣れればランボルギーニでも運転できるようになるということで、今日はこの辺で勘弁しといたろ(別の理由でランボルギーニは絶対無理)。
あ、話は全く違うが先週、ランボルギーニ・ジャルパ(JALPA)とすれ違った。シルエットじゃなくてジャルパ。生まれて初めて実車を見た。「おお!」とか声をあげちゃったりして。オレンジ色のワーゲンよりも絶対珍しい、はずだ。

2006年9月 9日

Wild Turkey? 続き(副題:ゆけゆけryo907探検隊)

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今回、我々探検隊はアメリカの密林に謎の獣人、じゃなかった、謎の七面鳥を追った。
というか、ただジョギングの際に重たいデジカメを握りしめて走っているだけなのだが・・・早速いた!
しかし、逃げ足が速い。この前4羽並んでいた時は、こっちがびびるくらい堂々としていたのに、今回の奴はすたすた行ってしまう。で、原住民の住居、じゃなかった民家に入り込んでしまったので追跡を断念。
七面鳥と心を通わせる日はいつ訪れるのだろうか。(次は犬のえさでも持って、え、餌付けしたらダメ?)

2006年9月11日

Welcome Home

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 例えば、すごく親しい人が遠くから帰ってくる場合、我々ならどうやってその人を出迎えてあげられるだろうか。自分が帰ってくる時、何をしてもらったらすごく嬉しいだろうか。
 アメリカの場合、全員、とはもちろん言えないだろうが、少なくとも日本よりは圧倒的に多く、フリーウエイの跨線橋にウエルカムボードを出しているようだ。10マイルも走れば一つくらいはこういうのが見つかるので、結構皆やっているに違いない。写真のは名前の前にsgt.とか書いてあったので恐らくは軍隊帰り、もしかしたら中東帰りかも。
 これを見ていつも思い出すのは邦画「幸せの黄色いハンカチ」なのだが、これも元ネタは確かアメリカの歌だったような。あの「あっハンカチ!」みたいなサプライズのために、これをやっているのだろうか。映画(歌?)では自分の家にハンカチを飾っていたが、途中のフリーウエイなんて、もしかしたら見落とされてしまうかも知れないのに、本当にその場所を通るかどうかも分からないだろうに、(飾るから!なんて前もって言ってしまったらサプライズにならないだろう、な・・・それともこういうのはボードを出す、というのが出迎える側、迎えられる側の間で暗黙的に約束が出来るのだろうか・・・)ともかく、こうやって出迎えてあげるパワーってのはもしかしてすごいんじゃないだろうか、と思う。この前は二人、ずっと看板の前で立って通過するのを待っていた(これはさすがに前もって本人に通達するんだろうな、待ってるからって)。出迎えた後、メッセージ達はいつも綺麗に撤去されていて、小汚いボードはどこにもない(汚いメッセージなんてみっともないしな)。
 ということで、昨日も今日も、そしてこれからもいつもずっと、アメリカの至る所で誰かが誰かを暖かく出迎えている。それを毎日のように見られる、というのは、傍観者の自分としても決して悪い気分ではないと思う。

2006年9月12日

エアコン取り外し

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8月に買って取り付けたエアコン、その後涼しくなってしまい一回も使わずにここまできた。それどころか、取り付け部の隙間から冷たい風が入ってくるとのことで、風対策でビニール袋を貼り付けられる始末(写真)。9月12日現在、最低気温が3度となり、家族からエアコン撤去要請が出る。かくしてエアコンは一度も使われずに取り外され、倉庫行きとなった。なんとなく想像していたが、こうしてはずしてみると「なんだったんだ、もう・・」という気分だ。

2006年9月19日

Stop Sign

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マサチューセッツ州、すなわち今住んでいる州では、ときどきこういうサインが横断歩道上に出ている。曰く、道を横断する人がいたら、車は止まって道を譲らないと行けない。そのせいか、走っている車はこういうサインのあるなしに拘わらず、人に道を譲る。路肩で横断したそうな人を見かけたら、みんな止まって渡らせる。止まらないで通過したら罪悪感を感じるほどだ。横断者も手を振って親切に応えてくれる。それそのものは非常に気持ちいい。良い習慣だと思う。
問題があるとすれば、歩行者が強くなりすぎて、ときどき歩行者信号赤でも平気で横断したりする人がいることだ。そういう人は自分の横断で交通が止まっても気にしない人が多いようで、こればっかりは「もう少し周りを見てよ」と思う(そんなに頻繁ではないからいいが・・・・)。

2006年9月21日

野外トイレ

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なんてことはない野外簡易トイレなのだが、その横に仮設手洗い場が置いてある。左から液体石けん、水(足でボタンを押せば出てくるので、蛇口をひねったりしなくて良いので清潔だし節水)、ペーパータオルまで完備。これは素晴らしい。日本にもあちこちある仮設トイレ、手を洗う場所がしっかりしている所ってあったっけ?自分の経験不足なだけかも知れないが、これは初めて見た。素晴らしい。

2006年9月23日

田舎町の家

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 車で北に40分くらい行ったところにある漁村。の、とある一角にある建物なのだが、なんだか親しみやすい雰囲気を感じるのはryo907だけであろうか。なんというか、日本の漁村にありそうな民家とたたずまいがそっくり同じな気がする。日本海、それも舞鶴あたりにあったら全然おかしくないように見える。何でだろう。
・角っこに建っている
・一階が商店で二階は民宿(なんてことはないだろうが、そんな雰囲気)
・木が古くなったような色(Pizza&Subの店には見えんぞなもし)
・コカコーラの看板も心なしか旅情をそそる
 ちなみにこの写真は跳ね橋で待たされている時に撮影。写真奥、遮断器が下りて橋が上がっている。橋の間を観光ボートや個人の船が通過していく。20分くらい待たされた。

2006年9月26日

Elliptical trainer

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1.
私は貧弱な体で何事にも自信が持てず、周りから「内気なジミー」と呼ばれていました。

2.
しかしある日、ふと目に止まったElliptical Tranerを通販で購入、試してみました。

3.
ま っ た く か ん た ん だ 。

4.
そして今では、
「みんなおいで、一緒に遊ぼうよ!」

 やはりこちらに引っ越して来ると運動量は減る、食事は増えるで体重が減る理由がどこにもない。ジョギングを始めてそれなりに効果はあった(と自分では思っている)。が、冬になったら外は凍結して走れない、ということでフィットネスマシンの購入を決意(決意、というほどのもんでもないが)。
 買ったのはエリプティカルトレーナーというジャンルの機械。足は回転運動だが、複雑なリンクが付いていて、走っているような楕円回転運動となる(それが名前の由来みたいだ)。回転運動なので、ジョギングみたいに膝に負担が来ない。さらに棒が付いていて手でもこげるので、下半身だけでなく上半身の運動量もかなりある。出張先のホテルで使ってみたら高評価だったのでこれに決めてみた。買って10日、マイクロダイエットの広告のような効果は出ていないし(当たり前か)内気なジミーからも脱却していないが、とりあえず健康で体重が増えなければ良しとしよう。頼まないのに付いている自転車用の水ボトルとホルダー、コントロール部に文庫本を置いて走りながら読めるようになっているあたりの配慮はさすがだ。別の機種は顔に風が当たるように扇風機が付いていた、しかも風向調節機能付き(どう見てもおせっかいだが、30分もやると汗ぼたぼたなので、もしかしたら結構効果あるかも知れない)。

2006年10月 4日

DUNKIN' DONUTS

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この辺にはダンキンドーナツというドーナツ屋がある。すごく数が多い。推定だが、マクドナルドの4倍は軽く超えていると思う。味はむちゃくちゃ甘いのだが、ともかく老若男女みんなから愛されている。それで何が起こるかというと、t.A.T.u.とか体中に入れてひげを生やした、ハルクホーガンみたいに体格のでかい人たちがハーレーとか炎のマークの入ったうるさい車で集まって、楽しく談笑しているのである。こっちから見たらどう見ても場違いなのだが(だってあのロゴの可愛さとのコントラストはどうよ!?)、ドーナツの甘味はそれ以前に世代を超えて愛されているらしい。あえて日本で似た例を探すならば、
・アメフト部員があんみつ屋に集合
・みちのくプロレスの面々、マスクのままで千疋屋
なかなかいい例が思いつかないが、ともかく「お前ら、かわいすぎ!」な状況である、一人一人クローズアップしたら「かわいい」とは正反対の所にいる彼らではあるが(なんてったってホーガン)・・・。

2006年10月 5日

チャールズ川

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ボストンを流れるチャールズ川。海に近いところで堰き止めてあって、川幅は広い。ボートの大会とか開かれる。その川沿いの道路から撮った写真。道路が川に近いなーと思ったら、堤防がないのだった。つまり、水かさが増してあふれたりするかも、ということを想定していない。州のあちこちで雨による増水で決壊し、しばしば床上浸水などしているようだが、決壊も何も堤防そのものがない?場所がいっぱいあるに違いない。
眺めがいいのは認めるが、いいのか、それで。

2006年10月 9日

掃除機

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 家で使っている掃除機である。EUREKAという大変ありがたい(アルキメデスが風呂に入りながら「アルキメデスの定理」を発見した時にEureka!(分かった!)と叫んで裸で飛び出していったという)社名のこの製品、TARGETで55ドル。安い。はい、安かったので買いました(あとフィルターも要らないし)。
 安いのはいいのだが、本体円筒部の前方下に空気排出口がある(写真、ゴミタンクの下のルーバー)。掃除機を転がしてゴミを吸おうとすると、排出口から吹き出した空気にゴミが飛ばされ、あさっての方に飛んでいく。特にフローリングの上の綿ぼこり。どっちの方向に飛んでいくのか想像もつかない。掃除機の前で逃げるように飛び回るゴミども。これは困った。Eureka、あんた何も考えとらへんやろ。
 しかし、本体円筒部をなるべく横に寝かせ、空気が上方に排出されるようにして(本体を倒してもゴミを吸うところは常に水平)、ゴミを飛ばさずに吸える方法を発見。「Eureka!」とはさすがに日本人なので叫ばなかったが、心の中で小さいガッツポーズがうっかり出てしまったのであった。(もちろん裸で戸外に飛び出したりもしてない。寒いし)

2006年10月11日

顔出し撮影板

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 ボストン郊外にある、果樹園(このあたりでは非常に珍しい、日本の梨もぎ放題)にて撮影。しかしなんつうか、絵の中で牛が思いっきり上に寄ってバランス悪いところといい、ただ顔出して写真撮るだけで穴と牛の顔が全然合ってないところといい、投げやり感丸出しのゆるーい感じがたまらない。ここから伝わってくるものはなんだろう、「バッファローはでかい」こんなところだろうか。
 こんな風に板に穴が空いていて撮影するアイテム、どこにいってもあるのだろうか。他の外国にはあまり行った事がないので分からないが・・・。写真が普及して市民の気軽な記録媒体となった1950年代、KODAKを擁する米国が発祥地と見た!(発言には何の根拠も梨) 考えようによってはプリクラやコスプレの原型と言えなくもないか、いや言えないかやっぱり・・・。

2006年10月16日

芝刈り機壊れる

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 芝刈り機、調子悪い。エアクリーナーを掃除し、プラグの調子も見てオイルも交換したが、黒煙を吐いて止まりそうだ。音からするとノッキングぽい。ゴリゴリ音がする。もともとアメリカに引っ越した際に人からただでもらったものだが、そろそろダメだろうか。
 オイル交換の際にマニュアルを見ると「芝刈り機本体そのものをひっくり返せ」(ドレンボルトがないので上からしかオイルが抜けない)と書いてあった。ので、ひっくり返したらガソリンタンクから盛大にガソリンが漏れて地面に大きなシミを作った。どういう構造になっとんの、これ。何考えて、いや何にも考えてないんじゃ(今思えばマフラーに引火しなくて本当に良かった)。
 で、結局手を尽くしたが調子は戻らず、止まりそうになるのをだましだまし何とか刈り上げた。もし次回ダメだったら、ホンダの芝刈り機に買い換えようと思う。そしたらブルーハーツの歌とともに軽快に仕事が進む、はずだ。Are you Honda? ってな感じだ。しかしこっちでバイクに乗れない腹いせをこんなところで晴らしてどうする、俺。(ちなみにカワサキやハスクバーナも芝刈りエンジン製造しているようです)

2006年10月17日

日めくりカレンダー

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 やはりこちらにいると英語力の上達は必須だということで、怠け者ののび太君にはこれ、(ここは一つ大山のぶ代ドラえもん風に)「ブッシュ大統領妄言録カレンダー〜」毎日これで英語を学ぼうってコンセプトだ。
 しかしこのカレンダー、サブタイトルが「The Accidental Wit and Wisdom of our 43rd President」ってどうよ。話がちょっと飛ぶがシカゴの空港にブッシュ大統領柄のバースデーカードが売っており、そこにはこう書いてあった。
ブッシュ大統領「7月6日は僕の誕生日なんだ」
オヤジブッシュ「へえ。何年の?」
ブッシュ大統領「毎年だよ!」
あんなもの、こんなものまで売られてしまう大統領。最強の、いや、いろんな意味で最強のいじられキャラである事は間違いないなこりゃ。しかもこれ「日めくりカレンダー」ってことは少なくとも365の妄言が記録されているわけで、もしかしてこの人のネタの宝庫は無限大か。ちょっと羨ましい気がする、あ、単なる天然か。だとしてもすごい。最強の天然だ。
 しかしこれを書いていてふと気が付いたのだが、「ブッシュ大統領に英語を教わる」というコンセプト、これもまたどうなのよ。もしかしてイグノーベル賞クラスのアホさ加減を発明してしまったのではないか?
本プロジェクト成功 - 1年後、ものすごい英語を喋っている自分がいる
そう思うと、なんだかわくわくするような、怖いような気がする。

2006年10月22日

Comic Life

新しいMacにはバンドルされているこのソフト、日本で買うと6000円だがこちらでは29ドル。面白そうなので買ってみた。
感想:誰ですか、こんな楽しいソフト作った人は。

・まずコマ割りはいくつかのテンプレートから持ってくるだけ。
・画像はiPhotoのライブラリから(iPhotoを立ち上げずに)持ってこられる。ただドラッグ&ドロップするだけ。
・吹き出しも同様にドラッグしてくる。
・で、テキストを入れたらあとは絵の大きさとか吹き出しの大きさを調整したり、絵にエフェクトをかけたりするだけ。
・一番時間がかかるのが構成を考える時間だが、iPhotoからランダムに絵をインポートしたりもできるようだ。構成さえ考えつけば、あとはそれこそ15分もあれば一枚ともかく完成。
てなわけで、結果は面白いかはともかく、作るだけなら非常に楽しい時間が過ごせる事は間違いない。ちなみにこちらで買ったのは英語版だが、アップデーターをインストールしたら勝手に日本語版に変わっていた。これもまたグレートだ。近年まれに見るヒットだ。

2006年10月24日

Old Sturbridge Village

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アメリカのかたちを知ろうと思ったら、アメリカの昔の形を知るのもまた勉強だ。ということでボストン地域から車で1時間半、Sturbridgeにて1800年代の生活を保存する場所、「Old Sturbridge Village」を訪問してみた。ご興味のある方、下記リンクをどうぞ。

ryo907のレポート

こちらは本家サイト

2006年10月26日

除草剤

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 雑草は刈るものかと思っていたが、こちらでは吹き付けて殺すらしい。こんなにお手頃な除草剤がたくさん売っていた。70種類くらいの芝生を識別し、それ以外の200種類の雑草を殺す、それも吹き付けて1日目から効果有り、ってこれってある種のバイオ兵器みたいだな。
 芝生が緑に生えそろってて雑草もない状態、綺麗は綺麗なんだけど、生物学的にはかなり異質な空間のような気がしてならない。5000人くらい住んでいる男子専用独身寮みたいな偏りを感じる、と言ったら言い過ぎか。なんだか「君は綺麗だから友達ね、あとはみんなあっち行け!」と言っているような、造園とはそういうものなのかも知れないが、それにしてもやりすぎのような気がする。ちなみに、雑草にはけっこう与えたつもりだったが効果は思ったほどではなかった。それよりも秋が深まり、雑草は黄色くなってきた。薬よりも寒さだってか。
 さらにこれ、ノズルがかっこうよく収納されているが、取り外して使用するともう元の場所に戻せない。現在、倉庫の片隅にノズルが本体からはずれた状態で転がっている。もう少しなんとかならんものか・・・。

2006年10月29日

LA郊外=瀬戸内海説

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 スターバックスが日本に進出しはじめた頃だから1999-2000年頃か?ロサンゼルス郊外に出張のとある休日、スタバの土産を買うために近くのモールに歩いていく、という僥倖に恵まれた。そのころの米国店には、日本店にはないアイテムがいくつかあったのだ(最近は分からないが)。モールへの移動区間、まわりはイチゴ畑で何もない。歩道すらない場所もある。てくてく歩いているのは自分だけ。横を通りすぎる車から見ているドライバーが「おまえ何やってんの?」的な好奇+不審な視線をこちらに向けている。でスタバに着くまでの1時間弱、多数の方々に不審に思われながら歩き続けてしまった。
 もし自分が瀬戸内海の小島に住んでいて隣の島に行く時、泳いで渡っていったとしたら相当珍妙に見えるだろうな?自分がやっている事は、そしてドライバー達が自分に向けている視線は、まさにそれなんじゃないか?いくら天気がいい昼間だからって、この何にもないところをてくてく歩いている自分は、瀬戸内海を泳いで渡っている人くらいアホに見られているんじゃないか?
 車で移動が当たり前。それを痛切に感じながら歩いた一時間弱であった。
 最後にスタバに一言。ビジネス区域だからって日曜閉めるのはあんまりなんじゃないか?おかげでまたアホに見られながら、しかも収穫無しでさらに1時間弱歩く羽目になったじゃあないか。

2006年11月19日

視力検査表

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病院の壁に貼ってあった。この文字の選び方、何か法則でもあるのかと思って書き出してみたが、何だろう、特にこれといった特徴は思い当たらない。あえて言うなら何だろう、CとD、EとF、DとLなど、形状が若干似ていて間違いやすいものを、でもOとQなどは入れていない、つまり間違いやすさにはある一定の基準を作り、それに従っているということか?(ま、そうでないとある文字だけ判別しやすかったりして検査の客観性が薄れるわな・・・。)日本の検査表も調べてみたら、何か新しい発見があるかも知れない。

2006年12月 7日

クリスマスツリー

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 これは昨年買ってきたツリーだ。3段に分解するようになっている。が、組み立てると天井に当たるほど大きい。電球は白電球のみのバージョンと、様々な色が付いているバージョンの2つがあるが、ここでは大人っぽく一色のみとした。電球は300だったか、500だったか付いている。照明代わりになるくらいの明るさだ。
 しかし、買ってきてコンセントにつなげてみたら、電球がつかない。接触不良か?いろいろと調べていくうち、この数百の電球が全て直列につながっている事を発見。すなわち、どこか一つの電球が切れると、全体が点灯しない。言い換えると、点かなくなったら全部の電球を一つ一つ確認しないといけない。
 「おまえら何考えてんの・・・」とあきれながら全部の電球をチェックしていく過程で、一つ電球がうまくはまっていないところを発見。直したら全体が点いた。やれやれだ。
 そのツリーを今年も組み立てた。今回は全てうまくいった(というか、うまくいくか、いかないかの二つしかないのだが・・・)。思わず胸をなで下ろしたのであった。

2006年12月17日

視力検査表2

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以前アメリカの視力検査表を見て、「日本の視力検査表も調べてみたら、ひらがなやカタカナの選び方に何か新しい発見があるかも知れない。」と書いた。
http://kpl.sakura.ne.jp/blog/2006/11/post_40.html
で、日本に出張した際、空港で日本の視力検査表ゲット!大喜びで持ち帰った。が、広げてみたらCが上下左右向いている方式じゃん!!だめじゃん! ランドル式、というのだそうだ。くそー。覚えとこ。
 ちなみに視力の数字、日本では1.0、0.5とか書くがアメリカでは20/200(これで0.1?)、20/20(これで1.0?)と表記している。分母はフィートで、分子はいつも20。何フィート先から見て何度の大きさに見える形が判別できるか?という数字に成っている、のだろうか。(調べれば分かるとは思う)
 この視力検査表は中部空港(セントレア)の「THE STUDY ROOM」で買った。
http://www.thestudyroom.co.jp/oldpage/oldindex.html
いろいろと楽しいグッズがある。これといっしょに聴診器も買ってみた(2600円くらい。思ったより安い)。お医者さんごっこ、というと問題ありそうなので、お医者さんプレイ、というとさらに問題ありそうなのだが、子供の心拍とか聴いてみると結構面白い。しかし妻には「こういうものは私が妊婦の時に買って欲しかった」と言われた。ごもっとも・・・。

2007年1月 1日

あけましておめでとうございます

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2007年もよろしくお願いします。
写真は車でNew Hampshireにあてのないドライブに出かけた時に撮りました。New Hampshire州にある、White Mountainsです。
日本語で書くと、白山
フランス語だと、モンブラン
イタリア語だと、モンテビアンコ
雪が降った山を表現する言葉ってのは、どこにでも似たようなものが有るもんですね・・・

2007年1月 7日

Xmas Tree

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 年末、米国の各家庭はクリスマスツリーを屋内に飾り付ける。我が家のように組み立て式の「フェイクな」ツリーもあるが、生木もかなり出回っている。暖炉の横でいい臭いを放つもみの木。いいじゃないですか。
 が、年が明けると、もみの木は一斉に捨てられる。散歩していると、それこそあちこちに「捨ててある」。ま、市が回収に来るからなのだが(ツリー回収日が市のカレンダーに表示されている)、これ、どうよ?いくらなんでもMottai-naiことはないか?幹の直径10センチ以上あるよ?(年輪を数えたら8本以上あった)
 おそらくは落ち葉や刈った芝生を処理するコンポストに置かれて肥料になると思われる、いや、思いたい。焼いたり埋めたりはしないと思う。間違っても割り箸の原料にはならないだろう。しかし一年で消費するもみの木、1993年時点での全米の世帯数が9639万(総務省統計局から)ということを考えても、全米で1千万くらいは行っているんじゃ無かろうか。
 ちなみに自分が買った「フェイク」もみの木、70ドルくらいだったような木がするが、もみの生木、一つ買って20ドルくらいなんだそうだ。その値段なら生木でいいや、と思う自分が頭の片隅にいた(どっちやねん)。

2007年1月14日

鉄棒

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ワシントンDC、航空宇宙博物館前。鉄棒の広場があったので、こんな首都のど真ん中にスケボーの遊び場があるとはさすがアメリカだ、と思ってみたら、ストレッチ用の鉄棒だった。行った日はクリスマス前で誰もいなかったが、平日の昼には周りの建物(裏にはNASAがあるらしい)から人が繰り出してきて、思い思いに鉄棒をつかみながらぐっと腰を下ろしてみたり、背中を反らせてみたりしている、そういうことだろうか。

2007年1月19日

リース01

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家に帰ったら、台所にリースが飾ってあった。リースって、クリスマスでも無かろうに、と思ってよく見たら、キャンディで出来たリースだった。
「となりの子が虫歯になったから、くれるって」そりゃあ、こんなもの食べてれば虫歯にもなるわな・・・。いや〜、もらってラッキー、つーか うちの子供も虫歯になるじゃんよ!重さを量ったら、1.5kgあった。1.5kgよ!?こういう商売は、やめといたほうがいいんじゃないか、と思う・・。

2007年1月28日

乾燥機に入れる静電気防止剤

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 日本出張が急遽入ってしばらく空けてました。で、
こちらの洗濯は、なんでも乾燥機。ハンガーで外に乾す習慣がない。(物干し台とか売ってないし)
ところで乾燥機を使う際、静電気防止剤を一枚(堅いティッシュみたいな感じのもの)入れておくのだが、こういうものには大抵臭いが付いている。臭いじゃないか、香りか。
で、この香り、Outdoor Fresh Scent?「新鮮な戸外の香り」ってなんじゃそりゃ。まず戸外とはどこを指すのか?新鮮な戸外ってどこなのかと一通り突っ込んだところで、思うに多分、「天日干しでほっかほかのお日様のにおい」だろうと思ってとりあえず買ってみた。が、花のにおいのような、かいだ事のない形容しがたい臭いだった。少なくとも自分の知っている、お日様の香りじゃあなかった。結局なにがやりたいのだろう、この製品は。それとも花畑に物干し台を置いて乾したらこんな感じ、という臭いか。そうか、そういうことか。   洗濯物が花粉だらけになりそうなシチュエーションだ(トレードマークまで取ってるし)
結局「香り無し」という製品は、行った店には無かったのであった。

2007年2月 2日

CD屋さんに行ってみる

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お、久保田利伸じゃん・・・クボタ・・・トシノボ!?
 久しぶりにCD屋に行った。日本のCD若干発見。中島みゆき、久保田トシノボ(誰やねん)は、World Musicジャンルに入っていた。ワールドミュージック。アメリカだとこういうくくりになるのか。エンヤと同じくくりというのが、何となく納得行かず。UTADAはU2の隣に。目立っているのか、いないのか分からない配置だ。CD"EXODUS"はもっとフォトジェニックなジャケットにしないと、ジャケ買いしてくれる人が出てこないんじゃないかと心配。せっかく旦那さんが写真家なんだから・・・。少年ナイフ。聞いた事無いので分からず。Puffy Ami-Yumi、これは全米一有名な日本人だろう、多分。ニューヨーク・ブロードウエイの一等地にばかでっかい看板有り。日本人と認識されているかどうかは分からないが・・・。このメンツなら松任谷由実があっても良さそうだが、どういう訳だか置いてなかった。あ、海外進出していないのか。(逆に中島みゆきはしたのか?)
 ということで久保田トシノボ。どういうアメリカ人が買うのか、ちょっと興味有り。それとも誰も買わなかったからこそ、今、自分が見ているのか。売る気があるのなら、フダは直してあげようよ。にしてもこのジャケットの色合い、どうなのよ、と。

2007年2月10日

MIT学食

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MIT(Massachusetts Institute of Technology)といえば、工学系では世界最高クラスの実力と知名度を持つ大学。が近くにあるので、時々昼ご飯を食べに行く。メキシコ料理・ドーナツ・インドその他諸々揃っており、看板のとおり日本のファーストフードもあるのだが、
「シンカンセンJAPAN」て、なんだかヒロミ郷のようなネーミングだし。おまけに絵が新幹線じゃないし(恐らくTGV?)。ええいくせ者!出会え出会え!!
が、ここで照り焼き弁当みたいなのを頼むと、鉄板で焼いたものをそのままご飯の上にのっけてくれるので、これはこれで結構おいしい。この学食のなかで一番長い列が出来ているみたいだ。
こうしてあの絵を見て「新幹線」と思う人が世界最高クラスの学府内で着々と増えていくのであった。これはやっぱし、どこかの時点でやめさせるべきなのであろうか。

2007年3月11日

クリスマスツリー工場

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ペンシルバニア方面を走行中、ふと発見。
こういう田舎の山の斜面でたくさん作っているのかー。しかし、仮に米国の世帯数が国民3億人の1/3の1億世帯として(正確な数は分からなかったが、ちなみに2004年の日本が2.84)、そのうちの1/5がツリーを飾っているとして(ちょっと少なめだとは思うが)、そのうちの1/2が生木を買っているとすると、毎年1千万の生木が売れているわけだ。そして樹齢8-10年の木が売られている、ということを考えると、全米に8千万のクリスマスツリーが栽培されている、ということか。うーん、多いのか。ま、少なくはないだろう・・・。そして毎年1千万が捨てられたり燃やされたりしている訳だ。これは、やはり少なくはない、だろうな・・・。

2007年3月25日

スカンク

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スカンクのおならは、人間に較べてどのくらい強烈なのか。(やだなと思った人はここでストップして下さい)
3月は動物が活動を始める季節だ。が、寝ぼけ+空腹?のためか、あちことで結構車にひかれてしまう動物を一番多く見かける季節でもある。で、一番やっかいなのがスカンクだ。スカンクをはねてしまった車は売り物にならない、という。
スカンクのおなら(というか、現場の臭い。気体ではなく、液状と聞く。)に関し、
・車で通って関知できる範囲 屋外で半径12m近く(通勤路の道路上で一度体験。反対側の車線からでもやってくる)
・臭いを関知できる期間 屋外で最大2週間(同じく通勤路にて)
人間のそれをそれぞれ半径2m、5分と仮定すると、すごく単純に倍々してほぼ14万倍?になるのか?つまりこれは、三重県桑名市の皆さんが全員ナガシマスパーランドに集合して、同時におならをしたのと同じ破壊力を持つという事か?あ、仮にスカンク体内に7回分くらい蓄積しているとしても、2万倍か。どちらにせよ、ウルトラ怪獣なみの破壊力を有する事だけは何となく分かった。そんな奴らが道路上をうろうろする季節。3月はある意味、この上なくデンジャラスな季節だ。

2007年4月14日

エレベーターその2

昨年10月に車のディーラーで点検をしたとき、エレベータに「試験不合格」と書いてあるのを見た。で、4月になってまた点検のため行ったのだが、
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何にもやっとらんやないか!不合格のまま!
何かあっても知らんぞホンマ。

2007年4月22日

次期主力芝刈機(FX)

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 引っ越してくる時にただで頂いた芝刈り機がエンジン不調でだめなので、買い換えた。Troy-Bilt社製だが、エンジンはホンダだ(ホンダ・カワサキ・ハスクバーナは芝刈り機エンジンを生産・提供している。ホンダ製の芝刈り機もあったが、若干値段が高かった)。スーパーカブで養った技術で、もうエンジン不調とはおさらばだ!
・写真下
 全体像。エンジンの下に回転刃があって、それがエンジンの力で回って刈った草を、風の力で後ろのバッグに送り込む(バッグは空気が通るメッシュ状になっている)、ま、非常に簡単な作りだ。高級機はエンジンの力で自走するのだが、これは安物なので手押し。これで230ドルだから、文句は言うまい。180ccのエンジンが2万5千円。そう考えたらすごく安い気がする。
・写真左上
 180ccホンダエンジン。てことは、そこら辺のスクーターより大排気量でんがな。OHCとプレスされたカムカバーが誇らしげだ。OHCの下の円筒形部分も、いかにもカムが入ってます、といった感じだ。ちなみに、John Deereの芝刈り機エンジンの同じ場所には、誇らしげに「OHV」と入っている。ネタか?しかしOHVをアピールするあたり、アメリカ的と言えなくもないな。
・写真右上
 プラスチックの赤いエンジンカバーの上に冷却ファン、その横にはオイルキャップが、と思ってよく見たら燃料補給口。ってことはこれ、エンジンカバーじゃなくて燃料タンク(しかもプラ)?大丈夫かこれ。当ブログの炎上は絶対にないと言い切れるが、自分自身が炎上するのはちょっと困るな。
 ということでFXの配備は2週間後だ。どんな性能を発揮するのか、今から楽しみだ。炎上しない事だけ、一心に祈る。

2007年5月 6日

Trimmer

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 芝刈りの季節だ。新しく買ってきた芝刈り機にエンジンオイル入れ、起動。細部を見たら?な部分も無きにしもあらずだが、新しい機械はいい。仕事も進む。が、石の陰とか細かい所の芝は切れないので、Trimmerの登場だ。
 Black&Decker製の電動Trimmer(写真下)。下の回転部にナイロンの紐が出ており、これが高速回転する事で草を切っていく。石にあたると摩耗して少しずつ短くなっていくが、回転部にはコードリール状に何メートルものナイロンが入っており、伸ばしていくのも簡単だ。
 広い面積を処理するには機械が便利なのだが、なんせ全てのものが単機能なので、芝を刈るだけでもいくつかの道具を揃えないといけないのが面倒だ。もっとも単機能なだけに一つ一つは安い(このTrimmerも20ドルしなかったはず)。ただし場所を取る。一つ一つが安いだけにそれぞれはけっこう壊れる。
 単機能の安いものがたくさんあるという状況、庭仕事でも台所でもなんだか似ているような気がする。

2007年5月10日

コンポスト

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さて、Lexington市3万数千人の各家庭で出た芝生・落ち葉、伐採した枝などはどこへ行くかというと、それぞれが町はずれのコンポストに捨てに行くことになっている(秋は収集車が持って行ってくれる)。今回芝刈り・枯れ枝拾いした結果、30ガロンの紙袋に7つ、すなわち約700リットルくらい集まった事になる。これが秋の落ち葉になると一度に2000-3000リットル(20-30袋以上)とか集まってしまって、車で3回くらいに分けないと全部運べなくなってしまうのだが・・・。ま、もっとも紙袋にぎゅうぎゅうに詰まっているわけでもないので、30ガロンだからと言って100kgもある訳ではない。夏などは2-3日放っておくとすぐに発酵し始めて、香ばしい臭いが立ちこめてくるから要注意だ。
で、コンポスト。これらの伐採物等が5-6メートルの高さ、奥行き100mくらい?溜まっている。目の前にあるのは高さ3メートルくらいだが。最終的には肥料になるのだが、それでも余りまくっているはずだ。長男は一度連れて行ったら、二度と行こうとしない。そこで働くおじさんには、本当にお疲れ様としか言いようがない。

iMac故障

最近iMacの電源が勝手に落ちる。調べてみたら初期のG5には特有の症状で、無料修理の対象になっているのでこれから出しに行く事にした。ということで、ちょっとレスポンス悪くなります。それ以外に、
・古いiMac(DV)もUSB端子が不調。いつまで使えるのか・・・。
・CDプレイヤー、ローディングしなくなったのでメーカーサポートに連絡したら、「古いので修理は受け付けられない」と言われる。しょぼん。
・アンプが壊れたので買い換えたのは先日の通り。
・今朝、子供を学校に連れて行く時、交差点で停車中に後ろから追突された。シートベルトをしようとして止まり損ねたおばさんだった。低速だったので大きな問題はなかったが。
・ということで、今後も何か無いか心配だ。慎重に行動しよう。

2007年5月23日

Brimfieldアンティーク市

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やっとマック、直りました。
で、アンティーク市、妻が行きたいというので家族で行ってみることにした。年に数回、Brimfieldという小さな町に古物屋が(食器、家具、アクセサリー、おもちゃなど)数千店も集まる。はじめはあまり興味もなかったが、電気製品等で面白いものがあったら即買いか!?と思うと急に楽しくなってくるから不思議だ。が、時間の関係もあり今回は収穫なしに終わった。
左上:古い道具の数々。みていると結構面白い。
左下:潜水服。これつけて潜ろうとは思わないが、誰が買うんでしょうか、これ・・・。飾って置いておくにしても、なんだか怖いわ、これ。
右上:ZENITHのラジオ。短波が5バンドくらいある、いわゆるBCL機か。その割には周波数表示がダイヤル式と、なんだか正確に表示できなさそうなところが若干間抜けではある・・・。
右下:ビニール袋をいっぱいにして1ドルのジャンク屋で見つけた8トラ。60代以上のアメリカの親父が見つけたら「Oh!」といいそうなタイトルが入っているのだろうが、自分にはまったく分からず。って、今時8トラがかかる機械、あるのかよ・・・。
次にくるときは、
・古い電卓なんかで使えそうなやつ
・LPの数々
・ちょっと古い写真集とか(STAR WARSの設定画集なんかはちょこちょこあった)あたりを攻めてみるか・・・。

2007年5月25日

変圧器の電源調査

 日本で使っていた家電製品(100V)をアメリカ(120V)で使うにあたり変圧器をかましているのだが、なぜか?すぐに壊れてしまう。今までにアンプ(変圧器を入れると音もすごく悪くなった)、炊飯器などが使い始めて2週間くらいで次々壊れていった。で、こりゃなんかあるのではないかと、たとえばものすごい波形の電流が発生して機械を壊しているのではないかと思い、オシロスコープで波形を測定してみた。そこの犬、感電しても知らんぞ。
voltage01.jpg


 変圧器をかまして100V(になっているはず)の状態の波形。山の上下が断ち切られたような、あんまりきれいじゃない形だ。が、びっくりするほど悪くもない(変圧器をかまさずに測っても、ほぼ同じような形状)。お、波形の山と谷の電圧の差をはかったら300Vもある。こりゃおかしいよ!と思ったが、これで実効値としての電圧は105Vくらいになるのだそうだ(山の高さは実効値の約ルート2倍)。別のテスターもつっこんでみたが、やはり104Vくらいだった。え、常識?いやー、デン子のデの字も知らないryo907であった。
 ということで、結局明確な理由は分からず。もう少しアナーキーな波形になっていると良かったのだが(良くは、ないか・・。)

2007年5月30日

温水器交換

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 先日書いたような気もするが、温水器が壊れた。夜、家のどこかから「ピョッピョッピョッ」と音がするので不審に思って調べてみると、地下室の温水器タンクの上部から漏水、タンク内壁・外壁間のグラスウールが完全に水没、外壁を止めているねじ穴等から水がボタボタ漏れているのであった。若干床にも広がっていたが、気がつくのが早くて被害は最小限だった。とりあえず元栓を閉めて応急処置。ただしシャワー、食洗機等は使えず。
 家主に電話すると、「ああそれ交換だ」と物も見ないで即決、次の日にはタンク交換となった。タンクそのものはHome Depot等で350ドルくらいで売っている(安い)が、どうも数年たつと壊れるものらしい。家のインフラである温水器が数年で壊れて交換、てことでいいのか?と思ったが、そういうものなんだそうな。安いのはいいのかも知れないが、良く壊れる程に安いというのはいかがなものか?
 写真は地下室の非常口から外に運び出される旧タンク。上屋に何かあっても逃げられるように(あるいは温水器などを交換しやすいように)地下室から直接外に出られるようになっている(内側からしか開かない)。

2007年6月19日

自動販売機その1

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・炭酸飲料のペットボトルを落としたり振ったりしたら、栓を開けたときに吹き出る、というのはアメリカでは常識、いやアメリカ人だからこそ、誰でも知っていなければならない基本事項のはずだ。ところがどっこい、その辺あまり分かってない人がいたようだ、それも自販機業界にだ。
・この自販機、欲しい物を選ぶと、ボトルが上から下に垂直落下するのであった。最大落差は華厳の滝もびっくりの約1.5メートル。当然、栓を開けると泡が吹き出てくる(一息じゃ泡を吸い込みきれないくらい)。ここでコーラを買っている人間全てが困っているに違いない。考えなくても分かるだろ、いや分かれよな・・・
ムービー(260Kb)
(ブラウザの「戻る」で戻ってください)
「ボタン押したらどいて」と息子に言うryo907。落ちるのを見て固まるryo907息子。

2007年6月27日

Rhode Island National Guard Open House & Air Show

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エアショーに行ってきました。報告書です。思い出したことを追記するかも知れませんが、とりあえずお暇な方はどうぞ。
Rhode Island National Guard Open House & Air Show

2007年7月 6日

ブッシュ大統領妄言録カレンダー

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 昨年末に「これで英語を勉強する」と若干無謀なことを考え(ここ参照)、毎日めくりながら意味を理解しようとつとめてきたのだが、どうしても理解できない。そこで会社の廊下から見える場所に置いて、アメリカ人の反応を見ることにした。が、反応があまりにも少ないので、無理矢理に何人かに見せて話を聞いてみた(下らないことには積極的)。
「・・・今ひとつかな」「7/4の方が若干面白い」
 聞くところによると、ブッシュ大統領の妄言は、(ブラジル大統領に)「(ブラジルにも)ブラックは居るの?」みたいな超危険球(というかデッドボール)よりも、何かをしゃべっている途中に支離滅裂になって何が言いたいのか意味不明になってしまうような言葉が多いらしく、こういうのは現地の人にも理解できないばかりか、ジョークとしても面白くないらしい(妄言には違いないが)。「英語の勉強ネタにするのは大間違い」だそうな。文法的・構文的にも恐らくむちゃくちゃなんだろう。
 どうしても分からないな、と思っていた今までの自分は間違いじゃなかったんだ(若干佐野元春)、ということを確認し、7/4の独立記念日をもってカレンダーの解読作業は中止。英語力の進展、わずかな語彙をのぞき、ほぼ0。今までありがとう、ブッシュ大統領。

2007年7月 7日

電子レンジ式カップ焼そば

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米国にもカップ焼きそばは売っている。いわゆるソース焼きそばではないが。たとえばこれ、日清食品だ。が、これ、水を入れてレンジでチン式の調理方法だ。てことは、2-3人で食べるときはすごく時間がかかるんじゃ? ということで検証。
お湯を切って食べる日本式焼きそばの、
湯を沸かす時間=4分と仮定
お湯を入れている時間=3分
焼きそばの準備、仕上げ=それぞれ1分
レンジ式焼きそばのレンジ調理時間=6分、その後1分冷却(調理方法に従う)
として計算すると、
湯切り方式 1人分、2人分、3人分どれだけ作っても8分
レンジ式 1人分=8分、2人分=14分、3人分=20分
特に3人分作ると、はじめに出来たカップと最後に出来たカップの時間差は12分。これは3人家族で食べるには致命的な時間差だ。家族でジャンクフード食べるなって?ま、そういう瞬間も全く無いとは言えないのであった。
ともかくこれは、
・独身専用(2人以上だとちょっとつらい)
・手間いらず(アメリカだとヤカンがなくてもレンジを持っている人の方が多いような気がする)な商品なのだなと思った。そうこうしているうちに、日本でもUFOにレンジ式が発売決定だそうな。
日新食品プレスリリース
ちなみに米国で販売しているレンジ式は、調理後も若干水が残っているような感じで、当方としては湯切り式の方が好きだ、と、日本の職場で夕方にソースの臭いをまき散らし、しばしば迷惑をかけた私・ryo907がコメントしてみました。

2007年7月17日

台所の換気扇

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 この換気扇の上には物入れがある。じゃあ吸い込んだ風は、というと、前のルーバーから出てくるのであった。下から吸って前に出す換気扇。これもまた、どうなのよ。ちなみに各家庭には、天井に一酸化炭素と煙の警報機を取り付けることが法律で決まっているのだが、ベーコンをちょっと焼いたとき、魚を焼いたときにはあっという間に警報が鳴り出す(そりゃ煙を外に排出していないのだから当たり前)。そんな時は、警報機を丸めた段ボールで覆うとか、うちわで煙が行かないように思いっきりあおぐとか、脚立であがって警報機の警報キャンセルボタンを押し続ける等の対策が必要となる。結局何のための換気扇なのか、今でもよく分からないのであった。ただし、
・寒いときに熱を外に出したくない気持ちは、分からないでもない。
・魚を焼くような、煙を出す調理のことは考えられていないようだ(ちなみに家を売るときに魚の臭いが台所にこびりついていると、猛烈に嫌われると聞いた)。
・写真は若干古いです。画面の端っこにキャンディリースが写ってますが、もうありません(自分は手をつけず。全部消費しないで捨てた、と信じたい)。

2007年7月25日

iRobot Roomba

irobot01.jpg
米国ロボット会社「iRobot」が製造する自動掃除ロボット、Roomba。会社の人から借りてみた。
iRobot社(ウィル・スミス主演の映画みたいだな。あれはUS Robotics社か。この社名もかつて実在)は家庭用掃除ロボットなどを開発するのみならず、産業用ロボット、防衛関連ロボット(無人自動走行オフロード車)なども開発する一大ロボットメーカーである。
ホームページはここ
Roombaは時間が来ると自動で部屋を掃除して、充電器に自動で戻ってくるのだそうだ。その開発にはMIT(Massachusetts Institute of Technology。工学系大学の一大拠点)の教授も参加しているらしい。で、そのクールでホットなアルゴリズムをルックしてみると(ルー大柴復活って本当ですか)、
「障害物を避けて無計画に動き続ければ、いつかは部屋のだいたいの部分は掃除できるはず」
・・・これって、ロボットと言っていいのか?
これが賢いかどうかを検証するには、実際に使ってみて、階段からドターッと落ちないとか、掃き残しが無いとかを確認しないといかんな。まずは充電からはじめてみよう、と思う。

2007年8月 5日

iRobotムービー撮影

ハイテク掃除マシンiRobotがどう動くのか興味があったので、長男の部屋(6畳くらい?)で動かしてみたのであった。
irobot02.jpg
QuickTime Movie、3.9メガ(ストリーミング)、3分くらい

・掃除はだいたい30分くらいで終了。
・時々思いもかけないところで急旋回する。
・ドラえもんがアイテムを出したときのような音で始まり、止まる。
・本体右側にセンサーがあり、それで壁を関知しながら進むようだ。
・部屋の手前にある白い箱は、これ以上進まないように赤外線のバリアーを張る機械。
・・総合すると、思ったよりはバカではなさそう、だが、部屋を隅々までもれなく掃除できているかどうか、は若干怪しいような気がする。部屋全体にゴミをばらまいてみるか?清掃しきれなかった時にはショックでかそうだ。

2007年8月 6日

Choco Fudge Sundae

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アメリカ人は、当方が横で見る限り、甘い物には目がない。それも甘ければ甘いほどいいらしい。でこれ、カロリー控えめモカファッジサンデー。一つで160カロリー。ちまたの食品を見ると300-400位で前後しているみたいだから(マクドナルドのHot Caramel Sundaeは340)、160は少ない方だ。しかしそこまでして食べたいか、チョコレートサンデー。一箱2つ入り。開けてみたら、トレイの密閉フィルムに内容物がべったりついており、箱絵とかなり違う印象。気にせず食べてみた。
「・・・・・甘すぎるわっ!」
自分が調理人なら、100カロリー以下で作れると思う、アメリカ人が好きかどうかは別として。
(調べていたら、一食1586カロリーというサンデーが出てきた。日本の会社の弁当ほぼ3食分(というか今回食べたやつ10個分)よ、これどうなのよ・・・・。)
ということで、けっこう最近までサンデーは日曜日に食べるもんだと思っていたryo907がお送りしました(米国生活、大丈夫かよ・・・)。

2007年8月12日

New Hampshireツーリング

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 一つ北の州、New Hampshireにバイクで出かけてみた。大西洋を眺める海岸線がくねくねと走っている。道の反対側は3-4億円?くらいの豪邸が並んでいる場所もあり、あえて言うなら葉山っぽい、か?全体的に平坦なのに「岩っぽい」のがこの辺の海岸の特徴のようだ(山の方も平坦なのだが岩っぽい)。砂浜も無くはないが、河口付近にしかないような気がする。
 で、ツーリングをしているバイクを見ると、やはりハーレーが多し。日本の小排気量(といっても650はあるが)アメリカン・タイプのバイクは若干後ろめたい物を感じる。この州はメットが必須ではないらしく、ノーヘル率高し。前から15台くらいのハーレー軍団が来たのでノーヘル率を確認したら、100%だった(つまり全員ノーヘル)。その横でサイクリングしている人は全員ヘルメット着用。やっぱり何かが変だ。思うにバイクというのはオープンカーの延長と考えられている(つまり2輪のオープンカー)のではないか、という印象を持った。
 ちなみにNew Hampshireは州税がただ。ここで酒やたばこを買うと、非常に安い。ということで帰りにウイスキーを購入。この州のナンバープレートには「Live Free or Die」と書いてある。税金があるくらいで死ぬようなことかな・・・つーか、ナンバープレートに州が「Die」とか書くかな普通。とにかく何げに過激なプレートな気がする。

2007年8月16日

トマトバジル味焼きそば

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マルチャン製。これは焼きそばと言っていいのだろうか。トマトバジル味ってあんた。Homemade Japanese Noodlesって、日本のどこにこんな焼きそば作る人がいるよ・・・。
ともあれ、トライ。指示通りに電子レンジで4分暖めたが、トレイの底には大量にお湯が余っていたので2分追加加熱。で食べてみたのだが、
「・・・焼きそばちゃうわ!」(ま、大体分かってはいたが・・)
トマトとバジルというか、チーズが絡まっており、どちらかというとトマト+チーズ味のソースにバジルが若干ふってあるという、つまりこれはイタリアン「風」焼きそば、もといスパ、いやヌードルなのであった。
ここでマルチャンに一言。日本の心を忘れたか。こういうボケ役は外資系企業に任せておいて、例えばマコーミックとかが「イチゴミルク味本格カップみそ汁」とかを出した時に「分かってないなー」とちゃんとしたものを出すのがマルチャンの役目だと思うのだが。それなのにトマト味とかチキン照り焼き味焼きそばを出しながら、ソース味がないってのはどういうことですか。どうしてもこの味で勝負したかったら、Yakisoba以外のネーミングにして欲しい。「スパキング(そのまんまやん・・)」とか何とか。
ちなみにトマトバジル味、これそのものは「焼きそば」という固定観念さえはずせば、けっこう美味しいです。

2007年8月21日

エアコン取り付け・取り外し

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昨年も同じような写真を貼ったような気がするが、エアコン、8月頭に取り付けた。が、今年は7月に若干暑い日があったものの、総じてあまり暑くない夏のようだ。8月19日現在、室外温度計を朝見たら摂氏10度になっていた。10度かよ・・・。エアコン取り付けのすきま風が寒いという家族の意見を受け、エアコンは今年も使わずに取り外すことに。エアコンそのものは一台50ドルと爆安なのだが、2夏過ぎてもその50ドルのもとを取っていないのであった。

2007年9月 3日

浄水器

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PUR社製の浄水器、蛇口取り付けタイプで39ドルと、それほど高価な物ではない。が、ねじ込み式になっているフィルターのふたに指かかりがなく(つるつる)、堅く締まったふたをはずすのに途方もない握力が必要となる(女性ではきっと無理、おまけに蛇口にもすごい負担がかかる)。さらにねじ込む部分のプラが薄いらしく、約半年使用、フィルター3つめを入れたところでひびが入って漏水、水芸のような状況に。フィルター3つ入りセットが別売で売っているのだが、それを使い切る前に本体がダメになるって、どっちが消耗品なんだかわかりゃしない。

2007年9月11日

電子レンジ

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 SHARP製の電子レンジなのだが、さすがは米国市場向けというか、「POPCORN」ボタンが付いている。チンするだけではじけてできる、電子レンジ式のポップコーン専用ボタンだ。これを押すだけで、非常に美味しくポップコーンが出来るのには驚いた。
 紙パックの中にコーンと固まったバターが入っており、レンジで熱するとぽんぽんはじけていく。のだが、加熱時間が短いと爆発しないコーンが増えてもったいなく、かといって加熱しすぎるとコーンが焦げたりして苦くなる。レンジの横ではじける音と香りを確認しながら、はじけ具合が止まりだした「ここ!」という秒のオーダーで加熱を止めることが必要な、実は結構ピーキーなジャンクフードなのである。
 で、自分で言うのも何だが、当方はこのレンジ式ポップコーンの調理タイミングについては(たぶん)日本でもトップクラスの腕前(少なくとも作った数では日本有数と自負できる。ホームページ作れるぐらいは食べた)なのだが、今回ボタン一つ押すだけのこれ、自分が作るよりも焦げも少なければ発芽率、じゃなかった爆発率も高い、まさにほぼ完璧なタイミングでポップコーンを作ってくるのであった。恐るべし。パワーの調整とか細かくやっているのだろうが、なんだかマシンに負けたみたいで(というか完膚無きまでに敗北)かなり悔しい。残業ついでにあれだけ作り続けたのはいったい何だったんだと思わざるを得ない、ショッキングな体験であった。ま、さすがは北米向き製品というか、凍ったご飯を温めるのはてんでダメなのだが・・・。

2007年9月20日

Root Kill

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ある日家主が来て、これを渡して言った。
「寝る前にこれをトイレに流してほしい」
高さ25センチくらいのボトルの中は毒々しい青い結晶が。この付近の庭にはどこにも大きな木が生えているのだが、木の根は水を求めて伸びていき、下水道の継ぎ目等から中に入り込み、ついには管の中でどんどん伸びるのだそうだ。下水道が手遅れになる前に、管の中に入り込んだ根っこを「根こそぎ」やっつけるのがこいつなのだそうだ。
ここで当方としては、どのあたりに驚くべきだろうか。
・木の根っこの生命力の強さ
・風呂の水とか、トイレの水とか、地下で平気で漏れてるんだ・・・
・それを前提に、根っこをやっつける薬が売っている

2007年9月21日

神様を提訴

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時事ネタは取り上げないつもりでいたのだが、あまりに興味深かったので。
「ネブラスカ州議会議員が神を提訴」
全能なる神とその信者に対して、テロの脅威を止めるよう命じることを裁判所に求めている(リンク元WIRED VISION)。
・・・えー、どのあたりから突っ込んだらよいのだろうか。

・テロや疫病は神様(とその信者)のせいだとしている(疫病はともかく、テロってあんた)
・神様に裁判に出てきてくれと呼び出している(でもどうやって)
・(ネブラスカ州地方)裁判所で神様を裁こうとしている(神様より偉い裁判官。陪審員も大変だな)
・まずどこまでネタなのか(70%くらい?)

神様が本当に出てきて「あんたのせいや」と原告に言われたら、なんて言い返すのだろう。弁護士と相談なんてしないのだろうな・・。人様は弁論で神様には勝てないような気がするが。

2007年9月30日

射的の的

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 野外イベントなどがあると、移動遊園地とか、食べ物屋さんとか出店が並ぶのはどこでも同じなのだが、ここの射的の的、

・・やっぱし彼なのか。
 やる気のなさそうな飛行機の絵とか、的デザインとしては、大量印刷してお金を取るというレベルのものでは無いような気もするが。
 ここの銃、BB弾みたいなものが秒間十数発マシンガンのように出るので、一発撃って当てる、というよりは撃ちまくってさっぱりする系だと思うのだが、この顔に思いっきり撃ちまくって、帰りになごみ系のでっかい犬のぬいぐるみもらって帰るって、どういうビジネスモデルだこりゃ。

2007年10月 4日

エレベーターその3

4月に車のディーラーに点検に行った際、エレベーターに依然「Failed(試験不合格)」と書いてあったのだが、先日行ったら紙が入れ替わっていた。

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「Not Tested」って、試験してないのかよ!
こういう紙って合格したから交付するのじゃないだろうか?と思ってよく見たら、4月の時の紙は
「Temporary Certificate」(一時承認)
今回の紙にはCertificateと書いてないから、承認も何もしてないって事か。つまり動いていたとしても「わしゃ知らんよ」と言っている、そういう紙だと言うことか。あれからずっと点検とかしているのだろうか。いつか何かありそうな気がしてならないな、このエレベータ。

2007年10月22日

路肩の崖

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 このあたりを走っていると、切り通しの崖の部分、地面が露出するところはほぼ間違いなく岩石の崖になっている。それも掘ったらむちゃくちゃ堅そうな岩だ。いわゆる山土みたいな面が(この辺りどこへ行っても)全くない事から考えると、このあたり数百キロ四方は巨大な岩盤の上に乗っているのではないか、と想像される。ボストン付近は北アメリカプレートのほぼ中心に位置し、地震は全くない(もちろん火山もない)。険しい山もなく、恐らくは何億年もかけて小高い丘が少しずつ削り取られていくのだろう。どこの崖を見ても、堅そうな岩の上に、申し訳なさそうに若干土があって木が生えている。あのマンハッタンも一枚の岩盤の上に載っていると聞くし。
 日本と違い、山を走っていてもトンネルはほとんどないが、
 ・掘らなければならないような急峻な山がない事に加え、
 ・掘ったらむちゃくちゃ堅い
 というのも理由の一つだろうな、と想像された。

2007年11月 2日

Halloween

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ハロウィンの日は、全米がコスプレ王国へと化す。みんな子供と一緒に街に繰り出すので、午後6-8時くらいが一番見頃か?来客があったのだが、現地の従業員は「今日はハロウィンだから」とかいって、お客さんを日本人に任せて、さっさと帰ってしまうのであった。くそー。それでも何人かは見かけることが出来たが、自分が帰宅する10時半頃、街はゴーストタウンのように静まりかえっていた。とほほ。

2007年11月21日

オーブンProシリーズ

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 米国は木曜からThanksgivingで4連休。みな実家に集合したりして、家族でゆったり過ごすところは、日本の盆休みに似ている?
 そこで七面鳥が出てくるのだが、きっとこういうので焼かれているのであろう。これはデパートにある製品の中でも高級志向の「Pro Series」。ステンレス調でいかにもProっぽい。下のデジタル機器は、オーブンのスタート/停止タイマー等の操作に使われているのであろう。アナログ温度計も、メモリが細かいと高級感があるような気が。
 七面鳥は外食すると言ったところ「そういうもんは家で焼いて食べるんだ」とたしなめられてしまったryo907の家のオーブンは、現在皿と鍋の保管庫となっている。焼くのは結構面倒くさい。時々出して、スポイドで肉汁を吸い上げて上からかけたりなんかして。それも経験ってか。

2007年11月26日

Plimoth Plantation (KPL Extended)

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1627年、Massachusetts州PlymouthにMayflower号が到着し、植民が始まって7年が経過した年。当時の生活を今に伝える野外博物館がある。いわば、アメリカ合衆国のルーツともいえる展示である。

ryo907のレポートはここをクリック

Plimoth Plantation Homepage

2007年11月27日

病院ネタ再び

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 一歳の娘がブラインドで指を切った。そのとき自分は会社にいたが、家からの電話では出血が止まらないとのこと、救急車を呼び、搬送してもらった。半年前に車で事故にあったとき、やはり長女が運び込まれた病院だった(小児科の評判は良いらしい)。そこで分かったこと。
・救急車を呼んだら、パトカーと消防車が来たそうな。さぞかし大騒動に見えたことだろう。電話での頼み方を間違えたか?と思って現地の人に聞いてみたが、どうもセットで来るものらしい。ただし救急車は健康保険でカバーされないとの噂もあり、請求金額にはけっこうびびっている。ま、頼んだのは自分だし、頼まなかったらどうなるか想像もつかないので、腹をくくるだけの話なのだが。
・病院には子供のケアをする専門のスタッフがおり、我々には2人(も!)ついてくれた。8才の長男のケアをしたり、長女をあやすためにあれこれアイテムを持ってきたり。ジュースからぬいぐるみ、アイスバーまでもらった。泣いている長女にはシャボン玉から風車まで大奮発。日本ならば看護士(の裁量や気配り)に任せてしまうところが、こっちはシステムとして成り立っているようだ(ここの病院だけか、かなり普及しているのかは分からないが)。サービスを人任せにしないでシステムを作る、なんかこういう事は病院に限らず、日本の企業/役所のあちこちで思い当たる節がある、ような気が。
・ERの各部屋にもテレビあり。さすがはアメリカだ。ERの部屋から電話もかけ放題だった。国際電話がかかるかどうかは分からないが、会社や近所と話をするのは問題なし。
・ERは結構ごった返しており、自分の娘以上にのっぴきならない状況の人もいたようだ。世の中急病人、けが人であふれている。ERで働く人は大変だ、テレビドラマを見るまでもないか。
 結局指を合計8針。経過が良好なのが幸いだが、こういう経験は1回で、いや0回で十分という気持ちだ。

2007年12月 2日

マサチューセッツ州のロータリー

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 今年の6月にロータリーで突っ込まれて全損になった件について、昔からマサチューセッツ州に住んでいる人間に話を聞いたのだが、本人曰く、この州では20数年前まで、ロータリーは「これから入る車優先」だったそうで、現在のように「入ってしまった車優先」に切り替わったとき、あちこちで大混乱だったとの事。
 上の図は事故の時に作成した図。Aは自分の車、Bは相手の車。Aはロータリーに入っていたのにBに突っ込れた。現在のこの州の法律ではBに過失があるが、昔の法律だとAに過失があることになる。
・今回の事故の相手はかなり高齢者だったらしい。もしかしたら昔の運転のくせで我々の車に突っ込んできてしまった、という可能性があるのかも知れない。だからどうだ、という話ではないのだが。
・聞いた話ではパリは今でも「これから入る車優先」だそうで、気の弱い人はいつになっても凱旋門から離れられない、と聞く。

2007年12月22日

お歳暮

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会社は雑居ビルにあるのだが、本日家主(ビル管理人)からお歳暮が届いた。ってポップコーンかよ。
直径は約40センチ、高さ50センチの缶にポップコーンがぎっしり。横に置いてある紙コップに300-350cc入ると思えば、缶がでかいことは分かると思う。中は厚紙で3つに分かれており、普通味、チーズ味、砂糖味(糖衣)となっている。
お歳暮は良いから、それよりもエレベーターを早く直して欲しいと思う今日この頃であった(階数表示が壊れており、ドアが開くまで何階にいるのか分からない)。


2007年12月31日

暖炉用薪

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米国の家には一戸建てならたいてい暖炉がある。暖かいところや集合住宅だとフェイクの暖炉(床の間みたいなもんですか)やガス式のものもあるが、うちは寒い場所の一戸建てと言うこともあり、ふつうの暖炉だ。薪も小さいものから大きいものまであれこれ売られている。雰囲気を出すために割れてぱちぱち音の出やすい種類もある。・・・で、これ。パッケージだけ見てつい購入(ジャケ買い)。燃やしてみたが、いつもの薪とは匂いが若干違う?くらいで、特に大きな違いはなかった。ま、薪の種類とあまり関係なく暖炉の火が心地よいのは、人間の長い歴史の記憶なのかもしれないが。先日もうちの息子は火の前でぐっすり寝込んでいた。(自分もそうしたかったが、一歳の娘が火に突進するので断念)
皆様よいお年をお迎えください。

2008年1月19日

浄水器不調

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浄水器から水が出なくなった。先日本体を取り替えたばかりなのに・・・。 しかたなく開けてみると、フィルターの底が本体に残って出てこない。(写真中青いのがフィルター、左のが壊れたもの、右は新品。本体の奥に残りの部分が入っている) ラジオペンチで引っ張り出して新しいフィルターをつけたら水が出た。うーん安物だ・・・・。交換して4ヶ月も経ってないわこりゃ。

2008年1月25日

日本に行ってました

出張で日本に行ってました。皆様お世話になりました。
で、何が一番新鮮だったかというと、風呂のいす。座って体を洗えるなんて、なんて画期的で楽ちんなんだ。あんなに素晴らしいものだとは思わなかった。一年ぶりにつかった湯船も、またいいもんですね・・・。

2008年1月27日

フィットネスマシン故障

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 雪が降って外で運動できない冬、フィットネスマシンは必要不可欠な存在だ。が、壊れた。電源が入らない。それ以外は問題ないので、電子部品の故障のようだ。たぶんコントローラーの接触不良あたりだろう。幸いなことに2年補償プランに入っていたので補償会社に電話。「分かった、今送るから待ってろ」というので待っていたら来たのは封筒一通。開けたら本体価格分の小切手が。本体全て買い直せってか?どう見ても本体部分は問題ないのだが。
 ・フィットネスマシンを作っている会社がつぶれている(ホームページはまだあるが)ので補償プログラムが小切手しか送れなかった
 ・低価格の代わりに、サービス部門が存在しない
どっちかは分からないが、おそらくは後者?しかし、もったいないなー・・・。アメリカのゴミ捨て場には、少しがんばれば直せるのに直さないで捨てられた物がいっぱい埋まっているに違いない。


2008年3月 1日

デパートにて

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ま、特にアメリカのかたちってわけでも無いのだが・・・・、デパートにて撮影。マネキンを見てぎょっとした。・・夢に出てきそうで怖いな、これ。

2008年4月25日

映画撮影

ショッピングモールに行ったら、クリスマスの装飾がされていた。なぜに?と思ったら映画の撮影らしい。今年のクリスマスコメディ映画の撮影を、実際のモールを使って閉店後に行っているそうな。閉店近くだったので、モールの横で撮影スタッフが暇そうにしていた。冬の格好して夜出かけたら、エキストラとして入れてくれるだろうか。Columbia Pictures。

2008年4月26日

DIY店

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DIY屋に、芝生に生える雑草を駆除する除草剤を買いに行った。で、ついでに部屋に時々出るクモ等の虫を駆除する薬を見ている最中、ねずみ取りの展示の裏で生きているネズミの生息を確認。なにゆえねずみ取りコーナーにネズミが?ネズミの好きそうな匂いがねずみ取りについており、それに誘われてくるということだろうか?売りものの状態でこれだけネズミを引きつけているのであれば、設置したらさっそく採れまくるのだろうな、とここはポジティブシンキング。

2008年4月30日

ゴミ収集車

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こちらのゴミ清掃車。住宅地を回ってくる車は、作業員が手でゴミを投げ込んでいく、日本と似たタイプだ。しかし店舗の裏にあるような大きめ(あるいは産業用?)のゴミ箱の場合は、車が自力で投げこむような仕組みとなっている。ゴミ箱の形式も決まっているようで、これは横幅2mちょっと?の鉄箱の横に2本のフォークを突っ込んで、運転席の前から持ち上げて上から落とす、けっこう大がかりな物だ。しかしこれなら運転者がゴミ収集所に乗り付けて、前からフォークをゴミ箱に突っ込んで作業できるから、他の作業員が要らない。ドライバーだけで収集できる。力の要る事は極力機械にやらせて、人は楽をする。非常にアメリカ的、な気がするのであった。
ムービーを見る際はこちらをクリック。もれなく妻の驚きの声つき。車の上でがっこんがっこん揺らせて、ゴミをふるい落としている。

2008年5月 5日

誕生日

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バカボンパパと同じ歳になりました。バカボンパパのように達観して生きていくのはまだまだ先になりそうです。

2008年5月10日

除草剤

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今年も順調に芝生が、そしてそれを上回るスピードで雑草が生えてきた。ということで除草剤。遺伝子工学か何か知らないが、芝生だけを選別して、それ以外のタンポポとかその他雑草を根こそぎやっつけるハイテクなやつだ。昨年までは手でシュポシュポやるタイプのものだったが、今年はモーター付きのものを購入。グリップを握るだけで薬剤がシューッと出てくる。これは便利。水鉄砲くらいの水圧にはならないものの、草にかける程度なら十分。手が疲れなくて済む。・・と言うことで息子にやらせていたら、3分後に報告あり。「液が出ない」見たらモーターは勢いよく回るものの。薬剤が全然吸えていない。ということで3分後に用なしに。仕方なく昨年の容器にすべて移し替え、また手でシュポシュポやっている。なんなのだろう、このダメさ加減は。

2008年5月15日

除草剤2

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 除草剤を撒いた2日後くらいに芝生を見たら、やったところが見事に黄色くなっている。ちゃんと効いてるじゃん!とうれしくなって、さらに除草剤をまく次の週末を楽しみにしていたのだが、たまたま来た家主が芝生を見て一言「この黄色くなって死んでるの、雑草じゃなくて芝生だから。早く掘り返して芝の種、植えといて」って、何?
おい、芝生だけを選別して雑草だけを殺すっていう謳い文句は、いったい何だったんだ!?
電動モーターの故障といい、散布先の芝生の全滅といい、今回の除草剤にはやられっぱなしである。

2008年5月24日

高級住宅地

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当方の住んでいる家の西の方に、高級住宅地がある。世帯の平均価格、1億円以上だ。で、こういうところは街の価値そのものが下がらないように、貧乏な人は住めないようになっている。住宅地の最小面積=1エーカー。4046平方メートル。63メートル四方の土地だ。それ以下の土地には家を建ててはいけない。さらに「町の景観を守るため、土地の境界から15メートル以内の所に建物を建ててはいけない」住宅密集地には特例として「6メートルまでならOK」という条例もあるそうだが、それすらうちの家(日本)に当てはめたら、何一つ建たないことになってしまうのだが・・・。建て床面積200平米以下では恥ずかしくて友人を呼べないそうだが、私はいったいどうしたら・・・・。ま、そのような所に住むわけではないので、悩む心配もないわけだが。

2008年6月16日

信号の形

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アメリカ合衆国ではない。カナダのPrince Edward Islandだ。ここの信号、見るとランプの形が色によって違うのであった。青=丸、赤=四角、黄色=菱形。なんでかな〜と考えてふと気が付いたのだが、色覚障害の人でもこれなら分かるよな。すごく遠くから見たら形は分からないが、それなりに近づけば運転に支障のないくらいには判別できる。これはユニバーサルデザインの良い例かも知れない。

2008年6月22日

射撃体験調査

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アメリカでしかできないものといったら、これははずせないであろう。


レポートを読む

2008年6月23日

Prince Edward Island

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Prince Edward Islandはカナダのセントローレンス河の河口近くになる、小さな島である。シーズン前と言うことで人も少なく、オープンカーの幌をおろして走ったら非常に気持ちよさそうな場所であった。
アメリカの形とはあまり関係ないが、とりあえず写真を貼っておこうと思う。

以下、写真を見る


2008年7月 6日

ブッシュ大統領とIQ勝負

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Yahoo! USAの画面。彼のIQは125。君はブッシュより賢いか!?って、相変わらずネタにされまくりのブッシュ大統領ではあるが、WikipediaによるとIQ125というのは100人中10人くらいの上位に位置する数字であり(平均は100)、たいていの人は大統領に負けてしまいそうだ。ブッシュ大統領、かしこいのか。もっともIQは年齢とも関係するそうだし、ブッシュ大統領の125という数字がいつ採られたのかも分からないので、今自分が125だからといってあの人とどうの、という比較はできないような気がするが。などとむきになっている自分に気がついてみたりして。

2008年8月18日

Monument Valley

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なんだか風呂屋の壁に書いたような写真だ。前回書いたエントリー「 Chevrolet Suburban」で走ったオフロードの一つがここだ。Monument Valleyはアリゾナ州の北の方にあり、ナバホ族の居留地となっている。こんな場所に住んでいた人々というのもすごい。写真の下の方にも見えるが、この山(「ビュート」という)のふもとの方まで車で入っていける。ただし制限速度は10マイルなので、ゆっくり走らないと行けない。この写真は展望台から撮影したが、その横にはキャンプ場もあり、このビュートが夕暮れの空に沈んでいくのを見ながら過ごすことも可能だ。

2008年8月26日

Seligman at Route 66, Arizona

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Route 66はかつてシカゴから西海岸まで抜けていた、伝説の道路である。今回アリゾナ州Seligmanにてほんの少しだけRoute 66を走ることが出来た。今回の報告はRoute 66上、Seligmanの報告である。

以下、レポートを見る

2008年9月27日

Men's Adventure Magazine

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本屋で見つけて即購入。戦後、1950年後半から60年前半に多く出版された男性誌の表紙の特集。ジョージ・クルーニー(あるいはブレンダン・フレイザー)似の男たちがライオンやゴリラ、ゾウやヒヒ、タコからカメ、東洋人やドイツ人たちと戦う姿がこれでもかと掲載されている。よくこんなシチュエーション思いつくなと感心するばかりだが、
・相手はとにかく誰でもいい(大きいところではサイ、小さいところではアリ)
・人間の場合、中国人、日本人、ドイツ人(大戦中)その他未開の原住民が敵として描かれていることが多いようだ。朝鮮戦争の直後だが、彼らの露出は(少なくとも)この本には収められていない
・でもさすがに宇宙人とは戦っていない
・必然性無く出てくる女性の服が、これも意味なくあらわ(男性誌ですから)
どうも朝鮮戦争後(Post War)、米国男性の興味はどうしても(ヒロイックな)冒険や戦いに向いてしまっていたようで、2次大戦頃の表紙と比較すると、趣が非常に違うことが分かる。ともあれこの本の楽しみ方としては、「どんなシチュエーションやねん」と突っ込むのが正しいように思える。
・左上、表示。ウミヘビの大群に襲われる男(海の中でもリーゼント)
・右上、白人女性を襲う日本兵。(日本人の顔じゃないだろう・・・)
・右下、吸血コウモリに襲われる男たち(・・と思ってよく見たらモモンガだった。モモンガ・・)
・左下、鳥に襲われる美女たちその他もろもろ
・・・という表紙群が350ページ分。男の汗臭さと相まって、ボリューム感は抜群だ。

2008年10月 5日

スケボー用施設

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こんなものが近くの公立高校にある。休日に行ったら近くの子供が遊んでいた。ちなみに同様の施設は町立の公園にもある。つまり税金でサポートしていると言うことである。ちなみに日本、以前住んでいた市では皆、歩道の階段やベンチなんかでやるもんだから危ない。スペースがないのか、お金がないのか、それとも不良の遊びってことになっているからか。

2008年10月11日

ネガティブキャンペーン

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大統領選挙のTVコマーシャルでネガティブキャンペーンが流行だ。30秒の枠組みの中で20秒くらい使って「オバマ氏はこういいました」「オバマ氏はこのように約束しました」と続くのでオバマ氏の広告か?と思いきや次のの6秒で「でもこれは嘘です」「彼は皆さんを不幸にします」最後の4秒で「私マケインはこのメッセージを承認します」大統領になるために夢を語らず公約をせず、ただ相手を陥れるだけの宣伝合戦。見ていて気分が悪くなるのであるが、新聞広告でも同様のものを見つけてしまった。この写真、新聞の裏、全面広告。ぱっと見キャンベルのスープの宣伝みたいだが、「キャンベルのスープにはMSG(グルタミン酸ナトリウム、すなわち味の素)が使われています」と書いてある。MSGは米国では中華料理症候群を引き起こすという噂がたち敬遠する人がいるが、FDA(米国食品薬品局)その他の調査により、MSGの毒性は食塩並みであることが証明されている。にも関わらず(害がないことを知っている)食品会社がわざわざこれを言うということは、要はMSGを使ってますということでキャンベルのスープの風評を落とそうとしている、ということである。この宣伝主はProgressoという会社で、下の方に「Progressoの「おいしい」スープにはMSGが入っていません」と小さく書いてある。こういう形の広告は、見ていて非常に気分が悪いので、すぐにやめて欲しいと思う今日この頃である。

補足:大統領選挙
現在オバマを擁する民主党が優勢で、こりゃ勝ち目がなくなってきたと思ったマケイン共和党陣営は、ネガティブキャンペーンを始めることにした。米国の人に言わせるとこのネガティブキャンペーン、共和党は過去これで大成功を収めている。民主党ケリーが台頭してきたとき、共和党は「ケリーがかつて別な無時代に警備艇で上げた戦果はうそだ」と言ったことで評判を落としたケリーは大きく後退し、ブッシュ大統領の再任につながった、とされる。その後「戦果は嘘だ」という発言そのものが嘘だったことが分かるのであるが、それで大統領の座がひっくりかえる訳でもなく、要は、嘘であろうがなんであろうが相手を陥れてしまえば勝ち、という泥沼の戦いがかつて展開されており、それに味を占めた共和党が、今回もかなりやばいぞということで(また)泥沼戦を展開しようとしている、ということらしい。米国人の従業員は「うーんかなり醜くなってきたな」と言っていた。どうなるのであろうか。

2008年10月19日

Major League放映の機器故障

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American League Championship Series 第6戦。Tampa bay Raysに2勝3敗で王手をかけられているBoston Redsoxの運命は、そしてRaysはリーグ制覇するのか、と思って期待しつつテレビをつけた全米の野球ファンがスクリーンに見たものは、バックグラウンドに流れる笑い声もわざとらしいコメディであった。試合は延期?と思ってテレビを消した人もいたようだが、実際はTBSの中継機器の故障。TBSはコメディを30分流し続け、機器の補修完了後、中継に切り替えたのだが、その時にはRaysが1点を先制していた。スタジアムにいた人以外の全米がこの期間、試合を見られなかった。
この件については、少なくともBostonのネットニュース、掲示板等では大きく取り上げられている。当方としても、機器故障はともかく、このタイミングでなぜコメディを流したのか、大いに理解に苦しむところだ。今までのプレーオフの特集番組とか、珍プレー集とか、野球に関するネタならいくらでもあるだろうに。あの「ワハハハハ」というわざとらしくて無遠慮な笑い声が、番組を見れなくていらいらしている視聴者の怒りの火に油を注いでいたのは間違いない。TBSはかつてNFL(アメフト)でも同じポカをやっているらしく「もうプレーオフにTBSを使うな」との声もある。
結局なんだったのか、という問いに対しては、
「すごく焦っていたのだろう」くらいしか理由が見あたらない。
Boston.comのコラムニストはこう書いていた。
「どうやら誰一人として笑っていなかったようだ」

2008年11月11日

帰国しました

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10月末に帰国しました。インターネット・電話が昨日ようやく開通し、こうしてBlogに書き込むことが出来るようになりました。とりあえずここからは持ちネタも放出しつつ、まとめに入っていきたいと思いますが、3年ぶりに生活してみた日本の印象としては、
・みな顔が暗いが大丈夫か。もっと笑え、と言いたい。
・街頭のポケットティッシュ配布は便利だ。
・風呂はもっといい。湯船もいいが、座って体を洗えるのがいい。
・みんな日本語をしゃべっている。はじめ凄く違和感があった(あっという間に慣れたが)。
・そして皆同じ顔、同じ髪の毛の色だ。当たり前だが。
・道が狭い。人が歩いているのに、車がどんどん入り込んでくる。結構怖い。
・樹木が少ない。自分が住んでいた所との比較だが。

・・・てな感じで、もう少し続きます。

2009年4月10日

英語力が落ちてきた

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本書き込みは当方の日本でのブログThoughts; sinking bubblesに書いたものですが、英語に関することなのでこっちにも書いておきます。

アメリカから帰国して5ヶ月、急速に英語力が落ちてきた。
帰国前を100とすると、この数ヶ月は90-95あたりで推移していたように思う。が、ここにきて体感的に65-70くらいにまで悪化しているように感じる。まず単語が出ない。流ちょうにしゃべれない。
という事を感じながら思うことはこれである。
「昔取った杵柄ってのは、ありゃうそなのか?」
考えても見れば昔やったことがある事を、長いブランクの後でうまくできたことがあるか?自分の経験上、
・久しぶりに何かをやってみると、(全く出来ないことはないにしても)あまりにも出来ないのでびっくり
・でも頭の中は「このくらいは出来るはず」という思いがある
・そのギャップにいらいらする
・いらいらしないところまで自分の能力が上がるまで待てず、ふたたびやらなくなる
の繰り返しのような気がするのだが。
「杵柄」であれこれ調べてみると、どうもこの言葉は「体で覚えたリズムや方法は忘れない」というふうに取ることも出来そうだ。「杵柄」のことを言えるのは、比較的肉体労働のような作業の経験を指しているのかも知れない。ということで、
ryo907杵柄の仮説
・頭は体より覚えが悪い
・人間の能力は放っておけばある一定のところで下げ止まる
当方の英語の能力で実験だ(やめておいた方がいいような気がするが)。

2009年4月11日

jury Duty

本件、日本でのブログThoughts; sinking bubblesにあげましたが、アメリカに関するネタですのでこちらにもあげます。

jury01.jpg
米国からJury Dutyの通知が来た。すなわち、裁判に陪審員として参加しなさい、という通知だ。
住民票とかがない米国では、郵便局や水道なんかの情報からこのような通知が来る。現在本当に住んでいるかはともかく、出しまくっている。ちなみに米国籍のない我々には陪審員の資格はない(送ってくるなよ)。ので、これが来る度に「私たち日本人ですから資格がありません」とはがきを返送しなければならない。面倒くさい。
ところで、米国の会社には休日の申請をする欄に「裁判で休み」の項目がある。すなわち、陪審員は国民の義務ですよということが会社としても、社会でも認められていると言うことである。日本はどうか。ちゃんと「義務なんだから絶対来いよ、来ないと罰則があるよ。日本の各会社も陪審員が来られるように休日のシステムを整備しなさい」位のことを言わないと「仕事が忙しいから裁判には行けません」ということになるし、裁判に参加するために会社をいちいち説得しないといけなくなる。そこまできちんとやってくれる、んだろうね?

2010年6月10日

ブログを製本してみた

blogbook01.jpg

このブログを製本してみた。ブログ製本サービス、MyBooks.jpだ。260エントリー、280ページで7500円くらい。紙として残るのは悪くない、ということにしておこう。いつでも手にとって見れるし。

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