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洗濯機

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うちの洗濯機。借りている家に備え付けてあった。何十年前の機械よこれ?とはじめは思ったが、こちらではこんなのが普通だというのが分かってさらに驚いた。
・まず全体の形。それこそいつの時代の洗濯機よ?という感じだ。板金丸出しだし。
・乾燥機とセットになっているが、洗濯機は服を上から出し入れ、乾燥機は横から出し入れ、ってことは、濡れたものを上から出して横から入れる、ってなんか操作の基本の「き」からなってない感じだ。それが電気屋さんに行ってみても、まだこういう「新」製品がずらっと並んでいる状況はどうよ?
・写真下は洗濯機の操作ダイヤル。ダイヤル一つで操作を全て(でもないが)コントロール出来るところが便利なのか?でも水量はその横のダイヤルで4段に切り替え可能とか、ブザーの音の大きさをさらに横のダイヤルで3段階に切り替えるとか、モーターの強さをまた別のダイヤルで5段階に切り替える、とか、なんだかアナログシンセサイザーのVCFをいじっているような気分だ(そんな事無いか・・・)。要は服の量とかにあわせて洗い上がりを調整するコンピュータみたいなのが全く入って無いんだろうな、これ。

そんな機械だからダメダメだろうかと思っていたら、意外に使える。
・乾燥機、ドラムが巨大なのですごくふわっと仕上がる。そのせいかどうか分からないが何でも乾燥機。ハンガーに掛けて乾す習慣がない。
・洗濯も巨大なドラムでとにかく洗う。細かいことを気にしなければ、綺麗になるんだからいいじゃん、という感じだ。

そこで満足するから、形も機能も先に進まないのだろうか。進む必要がないのか。日本の洗濯機みたいなものがあったら、あっという間に市場を占拠できそうな気がするが、どうなんだろう。やはり単機能でも安い方にユーザー様は流れるのかな・・・。

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コメント (5)

三井:

 スペース馬鹿食いですね。で、そっけない本体に比べ、ダイヤルは2材成型じゃないですか(グレーの部分はエラストマーですか?)。なんだかアメリカンデザインになってる気もするし。
 家庭用洗濯機なんて、旅行で行ってもなかなか気が付かない部分ですね。

どうもです。今、見てきました。
・グレーの部分はエラストマーです。まさに二材成形。でもその周りのダイヤルの部分はポリカの板が置いてあるだけでした(その下のダイヤルとの部分にほこりが溜まる)。こんなダイヤルにエラストマーかよ、と思って考えたら、この洗濯機は通常は地下室に置いてあり、それ以外の時は全く目にしない事に気が付きました。それじゃ意匠コストもかけたくないわな。それでも機能とか使い勝手はもう少し、というか大幅に何とか出来るはずだ、と思いました。

追加レスです。

・旅行に行って分かる事、住んでみて分かる事にかなりギャップがある事が分かってきました。そういうことは、そのうちまたご紹介できるのではないか、と思っております。
・スペースはバカ食いですが、地下室にあるのでじゃまにはなっておりません。

ヨーロッパでは洗濯機はほとんど横型ドラムで、なんで日本は縦なんだろうと思っていましたが、アメリカンなデザインなんですかね。
ちなみにイタリアで使っていた洗濯機(ドイツ製)は『そんな仕事いつまでしとるんじゃい!』と言いたくなるほど洗うのに時間がかかっていました。

tohara様、コメントありがとうございました。こっちの乾燥機も全然乾かないと思っていたら、フィルターを毎回掃除する事になってました。家主に注意されて、はじめて気が付きました。もう空気が全く通らないくらい糸くずがたまっておりました・・・。

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2006年8月16日 21:26に投稿されたエントリーのページです。

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