スターバックスが日本に進出しはじめた頃だから1999-2000年頃か?ロサンゼルス郊外に出張のとある休日、スタバの土産を買うために近くのモールに歩いていく、という僥倖に恵まれた。そのころの米国店には、日本店にはないアイテムがいくつかあったのだ(最近は分からないが)。モールへの移動区間、まわりはイチゴ畑で何もない。歩道すらない場所もある。てくてく歩いているのは自分だけ。横を通りすぎる車から見ているドライバーが「おまえ何やってんの?」的な好奇+不審な視線をこちらに向けている。でスタバに着くまでの1時間弱、多数の方々に不審に思われながら歩き続けてしまった。
もし自分が瀬戸内海の小島に住んでいて隣の島に行く時、泳いで渡っていったとしたら相当珍妙に見えるだろうな?自分がやっている事は、そしてドライバー達が自分に向けている視線は、まさにそれなんじゃないか?いくら天気がいい昼間だからって、この何にもないところをてくてく歩いている自分は、瀬戸内海を泳いで渡っている人くらいアホに見られているんじゃないか?
車で移動が当たり前。それを痛切に感じながら歩いた一時間弱であった。
最後にスタバに一言。ビジネス区域だからって日曜閉めるのはあんまりなんじゃないか?おかげでまたアホに見られながら、しかも収穫無しでさらに1時間弱歩く羽目になったじゃあないか。