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Men's Adventure Magazine

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本屋で見つけて即購入。戦後、1950年後半から60年前半に多く出版された男性誌の表紙の特集。ジョージ・クルーニー(あるいはブレンダン・フレイザー)似の男たちがライオンやゴリラ、ゾウやヒヒ、タコからカメ、東洋人やドイツ人たちと戦う姿がこれでもかと掲載されている。よくこんなシチュエーション思いつくなと感心するばかりだが、
・相手はとにかく誰でもいい(大きいところではサイ、小さいところではアリ)
・人間の場合、中国人、日本人、ドイツ人(大戦中)その他未開の原住民が敵として描かれていることが多いようだ。朝鮮戦争の直後だが、彼らの露出は(少なくとも)この本には収められていない
・でもさすがに宇宙人とは戦っていない
・必然性無く出てくる女性の服が、これも意味なくあらわ(男性誌ですから)
どうも朝鮮戦争後(Post War)、米国男性の興味はどうしても(ヒロイックな)冒険や戦いに向いてしまっていたようで、2次大戦頃の表紙と比較すると、趣が非常に違うことが分かる。ともあれこの本の楽しみ方としては、「どんなシチュエーションやねん」と突っ込むのが正しいように思える。
・左上、表示。ウミヘビの大群に襲われる男(海の中でもリーゼント)
・右上、白人女性を襲う日本兵。(日本人の顔じゃないだろう・・・)
・右下、吸血コウモリに襲われる男たち(・・と思ってよく見たらモモンガだった。モモンガ・・)
・左下、鳥に襲われる美女たちその他もろもろ
・・・という表紙群が350ページ分。男の汗臭さと相まって、ボリューム感は抜群だ。

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コメント (4)

pen:

 あ、こういうの好きです。リアルな描写にありえねー状況設定。
 しかし、右上の拳銃持った男が日本兵とは気がつきませんでした。よく見ればちゃんと書いてありますね。しかし、ということは、腕章についてるのは日章旗ということなのですね。リアルな描写なのに、詰め甘し。
 ちなみに、モモンガの大群に襲われたら、けっこう怖いと思います…。痛そう…。

モモンガバージョンは見ようによっては襲われているのではなくて戯れているようにも見えますね。
ムツゴロウさんだったらニコニコのシチュエーションですよ。

penさん、
日章旗というよりは旭日旗とでも言うべきか、それにしても丸い旗なんて初めて見ました。顔つきを見たって、日本人には見えないです、これは。

toharaさん、
血だらけで戯れるのもけっこう体力が要りそうです。後ろの人も、見方によっては踊っているようにも見えますか。
それにしてもムツゴロウですよ。顔が分からないくらい泥にまみれちゃったりして、ってどんなシチュエーションやねん!
こういうコメントはいつでも大歓迎であります。

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2008年9月27日 21:25に投稿されたエントリーのページです。

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