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もの アーカイブ

2009年4月19日

それゆけ!女性自衛官

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こんなものを頂いてしまった。プリンとクッキーだそうで。じゃない、プリントクッキーだそうで。こういうものが自衛隊の売店で売っているらしい。
”わたしたちがニッポンの平和を守ります!”とのこと。周りがきな臭い昨今、頼もしいお言葉!よろしくお願いいたします!

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左:箱を開けてみたところ。カラフルでびっくりした。自衛隊の広報活動としては必要以上にお金がかかっているのでは。
右上:各キャラクターのプロフィール説明が。キャラクターが総員何人か分からないが、いちいち作っているのか・・・。
右下:要は顔がプリントしてあるのでプリントクッキー。味は陸海空で味が違うらしい。これは「Ver. 航空自衛隊:ハニー味」ということで蜂蜜味。若干甘めだが、まあ普通のクッキー。メイドカフェあたりで出てくる食べ物も、味そのものはきっと普通のものに違いない。(そこはお金かけるポイントじゃないしな・・・。)
さらに裏にはQコードだっけ?があり、ケータイ特設サイトにもジャンプ。すごいぞ。広報活動にしてはえらく力が入っている。ここまでやってどういう益があるのか?入隊希望者が増えるのか?日本の青少年はみな二次元指向になってしまったのか?もしかして日本各地にある自衛隊の勧誘事務所も、いつの間にか雰囲気が変わってしまっていたりして?・・・とここまで妄想が広がったところで、これがタカラトミーの商品であることに気づいた。ああなるほど。それなら話がかなり違うわ・・・。

2009年4月26日

CD Writer

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日本に戻ってきてから、CD Writerを買った。これでカセットテープやアナログディスクをCDに焼くことが出来る。PCを使うという手もあるが、ステレオとPCは離れているし、単体の製品が欲しかった。
カセットはすでに終わったメディアであるし、メカ部のゴムベルトが切れたりするとやっかいだ。早めに帰宅したときにテープを1-2本、CDに焼くことにしている(全て終わるのはいつのことか・・・)。
これ、ただ懐かしいという以上に面白い。単純な懐古趣味に陥るものかという気がなくはないが、
・カセットを使っていた20-30年前と比較すると、オーディオ機器の音質がかなり向上しているようだ。かつて聞こえてこなかった音が分かったりして、「ああ、そういうことだったの?」と驚くことあり。
・機械だけでなく、人間の「音楽を聴く」能力も、上がっているような気がする。
・音楽を聴くに当たり、様々な背景が分かるようになってきている。例えばThe Beatlesのあの唄はジョンが・・・と言ったのだがPaulが勝手に・・・などという蘊蓄があれば「ああそこの展開はそういうことなのね」と思えたり、「この唄はこれのパクリか!」「今まで気がつかなかったがこのギターは凄い」などなど、新しい発見がある。
・英語の歌詞に関しても、10歳の子供にはただの音でも、今なら(全てとは言わないにしても)けっこう聞ける。かなりしょうもない歌詞だったりもする。日本語の「対訳」歌詞カードもかなりいいかげんなものがあったりして。
・当たり前のことだが、音楽の好みも変わっている。違った視点で聴けば音楽の鳴り方も違う。
と言うことで総合すると、懐かしさ半分、新しい発見半分という感じだ。

2009年5月 2日

カセットテープのノイズ・リダクションについて

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FAXを知らない(らしい)新入社員の方々にはなんのこっちゃ分からんと思うが、とりあえず30年前の自分に会うことが出来るのであればこう言いたい。「ノイズリダクションは切」
・・・以下、読み手不在の備忘録を展開。
当時カセットテープはほぼ唯一の普及した音楽(2次)記録媒体であった。音楽を高音質に(低ノイズと広周波数帯域)録音するため、オーディオ機器メーカーはあの手この手の製品・システムを生み出し、ユーザーもエンコ職人よろしく、音楽をいかに高音質(自分の場合、どれだけ高音がきれいか)に録音するかに日々邁進していたのであった(自分だけ?いや、そんなことはないだろう)。
で、こうして20-30年経過したテープをあれこれ聴いてみて思うことが上記のことにつながっていくのだが、
・テープの種類について
 当時はテープは自分が知っているだけで4種類あったが、音の保存状態からすると、種類よりはグレード。値段の高いテープはより高音質で残っているように感じる。Type II(High Position)だから、Type IV(Metal)だからというより、Type IIの中でもより高級なテープほど良い音が残っているようだ。
・ノイズリダクションは切って置いた方が良いと思われる
 メーカーから多数出されたノイズ低減方式、当方のデッキにはDolby Type B/C, dbxがあったのだが、
 ・ダイナミックレンジを圧縮・伸張するdbxは、長時間保管で音のレベルが変わると音楽が音楽でなくなってしまう
 ・同様にしてDolby Cも若干のダイナミックレンジ圧縮を行っているようで、改めて聴くと変な音になっている気がする
 ・Dolby Bは高音を若干持ち上げて録音し、再生時に高音を落とす(ことでノイズも低減する)が、これが一番自然。Dolby Bで録音したものをノイズリダクション無しで再生すると高音が若干上がるが、20-30年前に録音したテープの高音/低音バランスなんて覚えていないのでよっぽど変な再生音でなければ、かえって高音質に「聞こえる」が、きっと何もせずに素直に録音した方が素直な音のはずだ。
でも、Try&Errorを繰り返して一喜一憂していた30年前の自分に「なるべく素直に録音しておけよ」と言ったところで、ハイそうですかと聞き入れることはないだろうな、と思う30年後の自分が今ここにいるのであった。

2009年6月 7日

イスカンダル

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Mariage Freresのお茶の名前。アレクサンダー大王のアラビア語読みがこうなるのだそうな。当方としては隣の銀河にある惑星の名前だろうとてっきり思い込んでいたのだが、同名のお方がかつて地球におられたとは。で、それがフランスの紅茶の名前になろうとは。しかし「ガミラス」とか「デスラー」とか、そんな名前のお茶はきっと出ないだろうな・・・。22世紀くらいまで待てば分からんか。
ちなみにどれを飲んでもキャラが立ってておいしい同ブランドのお茶の中でも、これは「よくこんな味思いつくな!」と驚嘆するようなセンスとおいしさ。このセンス凄い。当方の常識から14万8000光年ほど離れている。いや驚いた。

2009年7月 5日

未開封カセットテープ

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いつかカセットテープが「終わる」日が来た時に使ってみようと思って取っておいてあるのだが、考えてみたらカセットテープが終わる日というのは、恐らくカセットデッキが動かなくなる日のことで、そのときに未開封のテープを持っていてもどうしようもないのである。デッキが使えているうちに開けてみるべきか。いや、まだその時ではない気がする。なんて思いあぐねているうちに本当に使えなくなる日が来るのであろうか。一つくらい開けてみるか・・・。だとしたら自分の中の一大イベントになることは間違いない。
SONYのJHF、発売開始は1979年だそうで。てことはWALKMANと同期か。JHFが出た時のインパクト(得に高域の再現性)は今でもよく覚えているのだが、あれからもう30年ですか。

2009年7月12日

お台場ガンダムを見に行く

家族で見に行ってきた。

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プロポーション、ディテールともに良くできている。周りからも感嘆の声が。中には「立派だね〜(立派、か?)」「良く再現出来てるな〜(再現、なのか?)」みたいな声も聞こえてきて、面白い。

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しかしこれで身長18mというのがどんなものか、みんなの心に実態感とともに落ちていったのだろうと思う。つまり、カタパルトで発進するときに、どのくらい重そうなものが飛び上がっていくのか、とか、最近のガンダムは空を飛んでいるみたいだが、やっぱり無理ちゃうの、とか。当方としては、腹の中に脱出用?戦闘機を納める(コアファイターシステム)のは、やはりちょっと無理があるのではないかな、と、これを見て思ったのであった。

2009年7月25日

エッジレス・ダンパーレスのスピーカーEvanui

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ViVLab社のスピーカー、Evanui μを聴きに行ってみた。
通常のスピーカーはコーンがエッジとダンパーで支持され、前後に動いて音を出している。が、この会社によるとこれらエッジとダンパーが音質に悪影響を及ぼすらしい。で、ここから先は聞いた話から想像していうのだが、ViVLabのスピーカーはコイルがあるところに磁性流体が使われており、さながらエンジンのシリンダーみたいに潤滑しながら動いている、で、そのかわりにダンパーとエッジがないという。磁性流体はマグネットに張り付いており、オイル切れ?のような状態もないのだそうだ。この発想、すごいな。
ものは試しに聴いてみたが、高域のつややかさと滑らかさは聴いたことがないレベル。スピーカーからマイナスイオンが出ていそうな爽やかさだ。まるで真空管のアンプを通したときのよう。真空管のアンプはある倍音を増幅して、それが独特のつややかさを感じさせると聞くが、このスピーカーのつややかさは、いわばそのような倍音を減衰させずにちゃんと再生するから得られる、という認識でいいのだろうか。
弱点は、スピーカーそのものが小さいため低域が出ず、人の声なんかも「あれ、この人こんな声?」と思えるほど変わってしまうこと。10分くらい聴いていたら慣れてきて、高域のすがすがしさに「ま、これはこれでありかも!」と思うが、CDを入れ替える度に「この人の声はこう変わるのか?」と驚くので、メインのシステムとして使うのはちょっと厳しいかも知れない。が、自分のPCの横に置いて聴いたらきっと素晴らしいだろうなと思うのであった。

ViVlabのホームページ

2009年8月 4日

銀塩Vs.デジタル

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左:15年前に(たぶん)ニコンの一眼・リバーサルで撮影したものをダイレクトプリント
右:昨年ニコンのデジ1で撮影、家のプリンタで印刷
光の状態も時間も季節も(被写体も)違うので一概に言えないのだが、左の方がなんというか物語性があるというか、味のある写真になっている。解像度にしても右に負けていない。一方右の方は記録写真のようだ。この違いは一体どこから来るのか。
・周辺光量が少ない方が、写真の中央に視点がフォーカスする
・当方のプリンタは高級機種ではない
・デジタルの印画用紙も高級な物では無い
・そもそもデジタル写真は紙に印刷することがゴールではないのでは
とかいろいろ考えつくことはあるが、ここはやはり同じ被写体から違いを見いだすのがもっとも公平だろう。ということで、しばらくデジタル・銀塩2つを持ち歩いて撮り較べてみようと思う。銀塩カメラにCONTAXを持ってきた時点で、デジ1よりも数倍色合いの濃い写真になりそうな気がするが、さすがに一眼レフを2台も持ち運ぶ気にはなれず。
昔にもLP Vs. CDで試したりしたが、今回は画像でトライだ。さてどうなるやら。

2009年8月27日

白黒決着まんじゅう

弟からこんなネタをもらってしまった。まんじゅうの賞味期限は9/20だが、ネタ的にはあと4日くらいしか持たないので急遽紹介。

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うわー。米国でもブッシュ大統領ネタのお土産はけっこうあったが、これもなんだかすごいな・・・ちなみに太郎のベルトは菊の紋章、由紀夫のベルトには愛と書いてある。

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ディテールの一部
左上:客観的に見てもロケットです。私とは違うんです。
右上:You&Iってあんた・・・・片手に持っているトランシーバーみたいなものも、なんだか意味深だ。
下:各方面に了承・確認は取って、ないよね・・・・イキマースじゃないだろう・・・

・・ということで9月からの日本は一体どうなるのか。こんなお土産でおちゃらけていられたのが懐かしい、なんて時代にはならないよう、自分も考えたいあと3日であった。

2009年8月28日

銀塩Vs.デジタルその2

先日出したスライドフィルムが上がってきた。以下、
Contax TVSに入れたコダクロームで撮った写真をビックカメラで現像、そのままDVDにやいたもの
Nikon D300でほぼ同じ時間に撮ったもの
の比較である。ソフトはPhotoshop CS4。
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・NikonはRAWで撮影。そのままだと色がかなり違うので、できるだけContaxに似せるように現像段階で修正。ちょっと色、付けすぎた?
・しかし現像段階であれこれいじって思うのは、スライドフィルムだと撮ってしまえばあとは何も出来ないが、デジカメだと撮った後からが、むしろあれこれ出来る段階のような気がする。ということで、色合い等についてあれこれ比較するのは実に意味がないことのように思えてくるのであった。
・ただContax、明るいところは若干より明るめに出してくるような気がする、よく言えばダイナミックに、悪く言えば白飛び。特に雲の部分。
・左下は鳥居の拡大。左のContaxより右のNikonの方が細かく出ているが、ビックカメラでのデジタイズサービスは大きな画像でも6.3百万画素、一方D300は12.1百万画素ということで一概には比較できず。ただ、水面の船の反射を見るとContaxの方が明らかにたくさん反射している。双方ともに偏光レンズは付けていないが、なぜだろう。

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・もう一枚。こっちもContaxは明るいところが飛び気味。これがフィルムのせいなのか、レンズのせいなのか、デジタイズのせいなのかが分かりにくい。現像されたスライドを見るとここまで明るすぎてはいないように見えるので、これはデジタイズの特性なのかも知れない(あかんやん)。
・一方Nikonは海面がのっぺりしている。しかしこの日は台風が接近している日で太陽が出るような気配はなかったので、自分の印象としてはNikonの方が記憶に近い。
・ちなみにここでもNikonの画像で、Contaxの色合いに近づけるよう、若干修正した。

・・・ということで、銀塩とデジタルの違いを較べようとしたら、撮影が終わった後のデジタイズの段階で光量が中央部と周辺部で違うような気がする、というのが一番気になる、という予想外の結論に到達してしまった。それがアナログと言えばそうなのだろうが、どうしたもんかな、これ。ま、デジタルのディスプレイ上で較べていること自体、デジタル向きの判定になるのは致し方ないが。しかし、アナログ(銀塩)って、思った以上に自分がコントロールできない要素が多いような気がする。今までそれを普通としてきたのだろうが、デジタルで撮って、PCに移してモニタに出す、という作業であれば全て自分のコントロールで出力できるもんな。

2009年8月29日

銀塩Vs.デジタルその3

銀塩とデジカメを撮り較べるに当たり、変数をなるべく少なくするため、できれば同じレンズ、は無理にしても出来るだけ同じようなカメラ、ということで昔から持っていたNikonの一眼レフを持ち出すことを思い出した。
アメリカにいた頃は日本の倉庫に入れていたのだが、新品の電池を入れ、全て問題なく動くことを確認。もらったり安く買ったりしたものばかりなのだが、凄く嬉しい。

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・同じレンズを使うこともできるのだが、FフォーマットとDXフォーマットでは画角が違うので、ちゃんとした比較にならず。ちょっと悩ましい。
・常用していたFE2、メカニカルシャッターが「電池ないと」動かないことが判明。あかんやん。FEもEMも電池無しで動いたぞ。おかしいな。
・しかしフルサイズのファインダー、広くて気持ちいい。本当は当方もフルサイズのデジ1が欲しかったが、あの値段と重さでは手が出ず。しかしF1.4の明るさといったら。うーん素晴らしい。
・ひさしぶりにシャッターを切ってみると、「カシィィィン!」と非常にメカメカしい音が。最後の「シィィン!」という澄んだ金属音は不要という人もいるかも知れないが、比較すると最近のデジ1のダンプの効いた「キャパ」という音がプラスチックぽく感じられる。メカ感、いいじゃないすか。・・・と言う観点で音を較べると、いちばんメカっぽいのはNikomat FT2だ。

ということで富士フイルムのVelviaを新たに購入。さあどうなるか。

2009年8月30日

LPを買いました

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オーディオ屋に行ってみたら一枚500円で売っていたのでつい手が出てしまった。日本に戻ってきてから、あ、初めてか。
ASIAのジャケットの中に日本語解説(ライナーノート)が入っていたが、その表に見たことのないようなロゴが。本家のASIAのロゴよりもこっちの方がアジアっぽかったりして。三角形に納めるのは、やはり無理だったのだろうか。ちなみにASIA、漢字では詠時感。すごい当て字だ。「エイジア」と読むには最後の一文字にどうしても無理があるような気がするが、中国語なら大丈夫だったりするのだろうか(それもないな、たぶん)。
しかしジャケットが大きいと「ジャケ買い」の効果も確かにある。それで被った被害もそれなりにあるが・・・。

2009年8月31日

Ortofonのカタログ

オーディオ屋さんでOrtofonのカタログをもらってきたのだが、ちょっとびっくりした、あるいはショッキングなことあり。「レコード盤とは」「カートリッジについて」という説明がわざわざ書いてあるのであった。
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以下カタログから;
「レコードには1分間に78回転のSP盤(Standard Playing)と33 1/3回転のLP盤(Long Playing)があり・・・溝の左右の壁に音が刻み込まれています」(45回転が書いてないが、まあいいか?)
「カートリッジには1本の針(Stylus)」があり、・・・音を拾い上げます」
かつてSPレコードや蓄音機の収集家を知って、なんてオヤジくさい趣味なんだろうと思ったものだが、カタログに原理をわざわざ書かないと分からないような太古の機械(レコード、銀塩写真、カセットテープなど)で遊んでいる自分、これは思いっきり、かつて自分が「うわー」と思っていたオヤジ像そのものではないか。

・・・それがどうした。

自分が面白いと思うことを楽しくやって、何が悪い。
ということで、今後も自分が面白いと思ったことを(事の新旧に関わらず)楽しんでいくこととした。結果として他人からオヤジくさく見えようが、そこは気にしない。何か大事なものを失ったような気がしないでもないが、そこも気にしない。・・・と開き直っているところがオヤジくさいと言われたら、それも気にしない。年齢的にはすでに立派なオヤジじゃんと言われても、気にしない気にしない。望みは高く果てしなく(一休さんかっつーの)。

2009年9月13日

CDプレイヤーのベルト交換

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当方のCDプレイヤーは1991年製。ゴムベルトがゆるんでトレイの開閉が滑ったり、ディスクの固定が出来なくなったりしてきたので、ベルトを交換した。秋葉原でもかなり取り扱いが減っているようだが(ラジオデパート、電波会館等では取り扱い無し)、千石電商で発見。良かった。で、本日無事に交換完了(カセットデッキみたいな複雑な機構であれば、素人には難しかったろう)。
・ふと思ったのだがカメラ。当方の古いカメラ(Nikomat FT2)の製造年度は1976年、FEも78年、それ以外も80年代だが、何もしていないにもかかわらず全て完動品と言うことは、考えたら凄いことだ。そもそも20年以上持つことを念頭に設計されたのか、ベルトのような部品が必要なかったのか。きっと設計思想からしてかなり違うのだろう、な。
・しかし記憶媒体、媒体そのものが100年持っても、機械がそのくらい使えなかったら意味ないな。SCSI接続のMOドライブとか、あと10年もしたらどうしようもなくなっているのだろうな。そういう意味では、大学時代に撮影した8mmフィルム、一刻も早くDVDか何かに落としておかねば。今はビックカメラあたりでもサービスがあるらしいが、サービスもなくなったらお終いだし。

2009年9月16日

Casio関数電卓fx-10

最近古いものばかり紹介している(なーにそろそろネタが切れます)。
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1974年製の関数電卓。キー接点を時々磨いてやれば、現在でも問題なく使える。
・ただし電池を食う。アルカリ4本で十数時間しか持たず(消費電力0.45W)。ACアダプターを使っていた。
・蛍光管の0が小さいのは、表示エレメントを少なくして消費電力を下げるため。
・キーの1つ1つが板バネとなっており、非常に柔らかい押し心地。開けてみると作りが贅沢でびっくりする。
・Sin30は0.5にならず、0.49999となる。
・計算速度は遅い。ムービーをご覧あれ。かわいいと言っていい、か?

2009年9月27日

高圧洗浄機を買ってみた

玄関から道路に至る階段がかなり汚い感じに見えたので、高圧洗浄機を買ってみた。デッキブラシでごしごしこするという手もあったかも知れないが。
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これ、すげー。
なんとなく汚いかもと思っていたところ、水でカンナをかけるようにガリガリ汚れ、すなわち泥とコケを落としていく。終わった後には竣工時とまではいかないものの、白く輝くコンクリ面が。もともとはこんなに明るかったのか。
問題があるとすれば、水しぶきとともに汚れをあたりにまき散らすこと(水を当てる角度にもよるが)。気がついたら腕から足からカスだらけ。あとでシャワーを浴びることに。
シャワーを浴びつつ、水流のあまりの優しさに「こんな低圧じゃ汚れなんて落ちないだろう」と思っている自分がいた(注:シャワーは水圧で汚れを落とすものにあらず)。

2009年10月12日

CD Player比較(Transportとして)

先日ゴムを交換して無事復活したCDプレーヤーだが、ふと思い立ってデジタル出力同士で音を比較してみた。下図のように、2つのCDプレーヤーからのデジタル出力を一つのDAコンバーターにつなぎ、音を比較する。
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そもそもデジタルで出てくる音が違っていてはいけないはずなのだが、これがまたちょっと聴いて「あ、全然違うわ」と思うくらい違うのであった。古いけれども若干お金のかかっている方(今回直した方)が、新品だけど安い方よりも音がよかった。いや、いろんな意味で良かった〜。
しかしCDプレーヤー、DAコンバーターに届く時点で音が違うってのは、デジタル信号の時点ですでに正確な再生が出来ていない、ってことだよな。市場にはCDプレーヤー(この場合はCDトランスポート)が出回っているが、結局CDの信号を100%正確に出している製品はないということか?しかしCDがデータ用にも使われていることを考えると、正確な再生が出来ていないという考えにもなかなか至らず(CD-Rから読み出したWORD文書の内容がとんちんかんだったこと、あるか?)。難しいものである。

2009年10月23日

カセットテープダビング中

カセットテープのCDへのダビング、牛歩作戦のようにゆっくりと進行中。帰宅してから寝るまでに録ったりとか、週末家から出られないときにまとめて録ったりとか。

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とりあえずCD-Rに160枚まで録った。のべ約160時間くらいか。これでカセットとしては、半分くらいまではきた?LPを含めたら、いやそれはまだ考えないことにしよう。テープによって録音レベルやアジマス(テープの走行方向に対するヘッドの角度)が違うので、調整がけっこう面倒。録り終わったらテープは捨てるので、あまりぞんざいにも出来ず。LPを録音したテープの場合、A面が終わったらすぐにテープをひっくり返す(そうしないと空白部分が出来る)ので、装置の近くに張り付いていないといけないし。ま、懐かしい曲ばかりなので、聴いていることそのものは楽しいが。
忘れてて「あーこれこれ!」と思った曲:「それが大事(大事MANブラザーズバンド)」
思い出が美化されすぎてて、久しぶりに聴いたら若干すっぽ抜け感のあった唄;「DESIRE(中森明菜)」
うなったこと;カシオペアはやっぱりうまかった・・いや、うまいってレベルじゃねーぞ・・・
一番悲しかったこと;母のカラオケテープを発見。しばらく聴いていたら、自分のお気に入りバンドの録音の上に重ねたものだと判明。ぐおー。よりによってこれに重ねたか・・・メタルテープだからおかしいと思ったよ・・・
・・・ということでダビングは続くったら続く。

2009年11月30日

アナログレコードダビング開始

自分以外の家族全員、インフルにかかった。なんとか皆持ち直してきたが、今週はけっこう大変だった。
さて、テープからCDへのダビングは、一応全て完了した。弟にあげるものも含めて300枚強。ちびちび続ければいつかは終わるもんだ。ちなみに自分のテープはあまり含まれていない。実家に置いといたら生前のオヤジに大半処分されてしまった。あの曲、あのアルバム、あの声が(まず間違いなく)一生聴けないと思うと、非常に残念である。自分が小学生の時に録った友達の声とか。くそー。ハードは究極的にはなんとでもなるが、ソフトはなくなったらどうしようもない。ソフトは大事だ。ということで手持ちのテープ全て、とりあえずはこれで次の世代につなげていける準備まではできた。で、これからはレコードの記録である。

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自分的にはレコードはテープよりも緊急性が低い(ハード的には何とかなる気がする)ということで、こちらはレコードをiPod等で聴けるようにするためのダビングである。急いではいないが、常に横にいなければならないのが面倒だ。針が飛ぶかも知れないし。ま、こっちもぼちぼちやっていくことにしよう。

2009年12月16日

Apollo 11 Owner's Workshop Manual

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Haynesは車等のメンテナンスマニュアルを発行する英国の企業だが、最近は発行部数が減ってきたのか、別分野にも手を出してきた模様。で、まあ普通は乗れないだろう系のマニュアル。ランボルギーニのマニュアルなんかも見てみたい気はするが、とにかくこれ。Apollo 11号マニュアル。うん、こりゃ乗れない。絶対無理だ。
一部のニュースサイトでは「整備マニュアル」という紹介がなされているようだが、タイトルからすると「ご愛用者講習マニュアル」。内容はApollo宇宙船開発の歴史とメカニズムについての説明で、整備のことは書いてない。整備マニュアルと思って買うとがっかりする。
実際550万以上の部品から構成されるサターンロケットの整備マニュアルが一冊で済むはずがないのである。ま、こっちも「日常のお手入れ方法」なんて期待してはいなかったが、できれば、基本的な操縦方法あたりは載っていると嬉しかったかな。内部のスイッチや操縦桿など、一読すれば月まで往復できる(あるいは出来そうな気がしてくる)くらいの情報量があれば、地球から最も遠くまで離れた偉人たちに思いを重ねることも出来るだろうに。ま、図解を見ているだけでも非常に楽しいのであるが。コマンドモジュール(大気圏再突入する部分)の椅子、天井から吊り下げられており、椅子の裏、耐熱隔壁との間に人が入り込めるスペースがあるんだ!!とか(興味ない人には本当にどうでもいい話だな)
最後に一言。Wendy's撤退。BurgerKingといい、Arby'sといい、どうしてうまいもんばかり撤退していくんだ。もうウルトラがっかりである。

2009年12月23日

AVIREXジャケット

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ふと思いつき、以前弟からもらったAVIREXのジャケットにKennedy Space Centerで買ったNASAのパッチ・スペース・シャトルのパッチを縫い付け。手で縫い付けたのでちょっと時間がかかったが、いい感じになった。よし。明日着ていこう。

2009年12月30日

鳩山まんじゅう

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弟からまた新しいまんじゅうが届けられた。8月時点では総選挙まんじゅうだったが、今回はシンプルな図案だ(お母さんのことは書いてないですね)。世界平和で(特に隣国)よろしくお願いしますよ、首相!
・ちなみに中身はまんま博多銘菓「ひよこ」で鳩サブレではない(一回り小さめ)のだが、コスト削減のためか目もくちばしもない、ひよこっぽい形をしたまんじゅう、というところで終わっている。仏作って魂入れず、みたいなところがネタで終わらなければよいのだが。
・裏面には「ノーベル平和賞おめでとう」とみなさんが喜ぶ姿が。みんな、反米路線じゃなかったっけ?それとこれとは別なのか?

2010年1月 1日

自分のテープを発掘

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生前オヤジにテープ/レコード類を捨てられて大激怒したのだが、どういう訳か実家の物置からそいつらが発掘された。もう絶対に出てこないだろうと思ってあきらめていたので、なんつーかもうむちゃくちゃ嬉しい。テープを一本手にとってラベルの曲名を見ているだけでも、小学生-高校生くらいまで?の様々な思いがわき上がってくる。うーん実に素晴らしい(ちなみに内容は当時のJ-POPもとい歌謡曲、子供の頃の自分の声、テレビ番組録音、音楽教室の教材レコードその他だったりするので、内容そのものが素晴らしいかどうかは別問題)。なんというか、記憶の列車を最後尾から数両切り離してしまったはずが、ロープで引っ張っていたことに気付いたような。
で、結局あの大激怒は何だったのか?という気もするが、こっちとしては電話で「捨てたから」と言われただけだし(結局捨てられて無かったわけだが)。後で墓の方向に向かって手を合わせておこう。
とにかく、超ハッピーだ。

2010年1月 6日

懐古趣味について考えた

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ここのところブログの画像がテープばっかりだ。実際そういう事をしているのだから仕方ないのだが、古いものを聴いていると、もしかして懐古趣味に陥ってしまったのではないかと心配になる。ということで自己を再確認してみた。
・古いものを聴いたり知ったりする事そのものは、懐古趣味ではない。演歌であろうと、グレゴリオ聖歌であろうと、複雑なオーケストレーションだとか声の運びとか、新しい発見がある(温故知新とはそういうことですか?)。それを求める限り、古典を知ることは懐古趣味ではない。
・一方、新しい何かを求めることをやめた時、過去体験した感動の再体験ループに嵌り込んでしまったとき、懐古趣味が始まる。
 ・新しい曲でも「ああいいねえ」で終わらせてしまうような聴き方
 ・新しいジャンル、新しい人を開拓しないで既存のものだけで完結させる
と言う風に考えると、自分がやっていることは決して懐古趣味ではないな。以上! ・・・子供の時おじさんを見て「古くさいことやってんな」と思ったことが何度もありますが、何も分かってませんでした。すみませんでした。と、過去の自分に成り代わって世間にこっそり謝っておく。その替わり、自分を懐古趣味の漏斗から(気持ち的に)脱出させることに成功。よし。

2010年1月 9日

ムーミンのDVD

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最近家に来たDVDなのだが。
タイトルは「楽しいムーミン一家」
収録されている2話のサブタイトルは
「寂しそうなパパ」「旅に出たママ」
・・・全然楽しそうじゃない。内容を見てみたら、自分の知っているムーミンのお話で安心したのだが、やはりこれ、ネタかな。

2010年1月31日

SHOEI X-Twelve

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12月のボーナスで家族に買ってもらった。ありがとうございます。なぜ今頃かというと、本製品の発売が1月末だったため、待っていたのである。
シールドを閉めると、シールドそのものがバネの力で本体に押しつけられ、密閉性を高める新機構を持つ。そのため閉めると静粛性が非常に高い。快適だ。反面シールドを開けるのはまだちょっと固い。閉めようとすると指を挟まれたりする。さらにシールド部分は二重構造になっており、密閉性は高いが曇りにくい。これは便利。ただ、赤信号の時、シールドは曇らないがメガネが曇る。これは仕方ないか。メット上部に取り付けられたエアダクトは、冬は全閉でOK。ちょっと開けると頭が凍りそうなくらい風が入ってくる。
難を言うとすると、先進的なエアロパーツのせいか、普通のメットよりちょっと大きく見えること。ま、もともと小顔じゃないからいいんだけどね・・・・気にしてないさそんなこと。

2010年2月14日

ポチっとな

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女子高生のみなさーん、ファンレターお待ちしてまーす!
初めて、ハッピーセットに大人が(つーか自分が)欲しいアイテムが来たね。
ニューヨークバーガーを食べに行ったのだが、むしろこっち。
3歳の娘に「これにしろ! 2番!」と無理矢理言わせる自分。店員苦笑い。

やーっておしまい! アーラホーラサッサー!を聞いてみる

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「ポチっとな」を英訳すると「Now, Come on!」になるのか。全然違うような、
でもあの声で言われたら、それはそれで有りのような。明日娘から借りて、会社持っていこ。
2/19からは「おしおきダベ~」も加わり、来週も行くしかないのか!?って感じだ。

2010年2月21日

おしおきダベー

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ハッピーセットのおまけ欲しさに、また行ってしまった。
以前友人に録画してもらったヤッターマンがあり、子供も含めてヘビーローテーション。3歳の娘も「アーラホーラサッサー!」と叫んでいる。ヤッターマン、昔見ていたときよりも今の方が面白い気がするのは気のせいか。

「おしおきだべー」を聞く
声にエコーがかかっていて、いい感じである。

2010年3月22日

Open Cassette

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ダビング中に出てきたこれ、TEACが提案したOPEN CASSETTE。オープンリールのようにテープの片側を取り外して、別のものと入れ替えることが出来る。
メリット
・テープのリール分しか容積が必要ないので、非常に省スペース。
・オープンリールのような操作感(というか、作法とでも言うか)を楽しめる。

デメリット
・いちいちセットするのが面倒くさい。慣れないと1分くらいかかる。カセットのメリットが・・・。
・リールを交換するときは、完全に巻き戻さないと交換できない。
・リールの大きさの関係で、往復50分くらいのテープしか収納できない(のではないだろうか)。
・天面にある消去防止用ツメは、付いてはいるものの使えず(折ったら録音できなくなってしまう)。
・オープンリールのように音質がいい、訳ではない。

ということで、ダメだろう、これは・・・。なんというか、良い時代だったな〜と思える製品であった。

2010年5月27日

So long, G5

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まずは家族に。「ありがとうございます」
2004年に購入して使ってきたiMac G5だが、画像が表示されなくなった。修理には5万円かかるとのことで、買い換えとなった。この機種は電源とビデオボードに持病があるようで、アメリカにいた3年間にも電源周りのトラブルで2度修理(おそらくはメインボード総取っ替え)している。とはいいつつも、歴代Macの中ではもっとも長く使ってきた。
今度のMacはMacBookだ。iMacがFireWire経由でつながったので、データを移すことが出来た。G5に言いたいことは、「お疲れ様」ということである。

2010年5月29日

Fisher Space Pen

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当方が米国にいた時と同時期に赴任していた方が帰任。おみやげにくれたのがこれ。
この会社の創始者・Paul Fisherは、ボールペンのインク部分をガスで加圧、無重力や水中等の状態でも筆記可能なペンを60年代後半に実用化した。で、このペン、
・思いの外、書き心地がよい。日本のペンのような繊細な感じはないものの、インクが伸びやかだが柔らかい。
・お尻のボタンを押すと、「シャコッ」じゃなくて「ジャコッ」という。この金属が擦れ合うような感触が、ハーレーのフロントサスと同じ。
ハーレー試乗の報告はここ
ああ、アメリカの製品なんだな、と感じた。いい、悪いではなく。
ともあれ、書き味最低(自分的には)のアメリカのボールペン群のなかでは、非常に素晴らしい部類の筆記具、と言える。

2010年6月11日

ブログの製本

アメリカ時代に作ったブログKPL Blog - アメリカのかたち -を本にしてみた。ブログ製本サービスMyBooks.jp を利用した。

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260ほどのエントリー(記事)、280ページで7500円くらい。高いか?と言えば高いかも知れないが、自分の書いたものが本として手元に残るのは悪い気分じゃない。iPadと違って、電気が無くても読める。本の自炊(スキャンして電子化)がはやっている昨今、時代に逆行している気がしなくもないが、これはこれでいいのだ、ということにしておこう。

2010年7月19日

コンプレッサー

画像だけ下書きとして上げておいて、あとからいじろうと思っていたら、いつの間にか公開されていました。失礼しました。
で、コンプレッサー。
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コンプレッサーは音の大きさを調整して、小さい音はクリアーに、大きい音が歪まないように音のレベルを調整する機械だ。自分のCDプレイヤーにはレベルメーターが付いているので、どのくらいの大きさの音が入っているのか見えるのだが、まったく大音量で鳴ってないような、例えばイントロでピアノのみがジャーンと鳴っただけの音がほとんどメーター振り切る寸前のレベルで録音されていたりする。で、バンドが全部の音が出しているクライマックスの時も、やはり同じくらいの音量で録音されている。この技術、すごい。が、だまされているような気もする(実際だまされている)。CDのようにダイナミックレンジが広くてノイズの心配もないようなメディアは、ノイズに関して言えばコンプレッサーの必要はないはずだ。原理上は音が大きい方が音質も良いではあるが、だからといってここまですべきものなのか。なんかこう釈然としないものを感じるのであった。

2010年8月 4日

アメリカでもらった人形

左に写っているのは2008年にアメリカから帰任する際に、長女が現地の人からもらった人形だ。ご覧の通りかなりリアリスティック。アジア人がコンプレックスを持っていそうな辺りも含めて、いろんな意味でリアルだ。で、もらった当時、長女はあまり気に入ってなかった。
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やはり日本人の感性には合わないのか。ずっと置きっぱなしになっていて、捨ててしまおうかと思う日もあったが、最近になってこれで遊んでいるらしい。
世に生まれてくるおもちゃは、全て遊ばれて、愛されるように生まれてくるもので、家にあるおもちゃも全てそうであって欲しいと思う。で、特にこういう目が付いているもの、特に子供の顔をしたものにはついつい情が移ってしまう。遊ばれず、それでも微笑みながら部屋の片隅に置かれているこの人形は、見ているのも気の毒な状況であったが、こうして遊んでもらえて本当に良かった。捨てないで置いといて、いやー実によかった。
などという思いを胸にうっかりトイ・ストーリー3なんかを見に行ってしまうと、またまたものが捨てられなくなるのであろうな。

2010年8月 7日

IBMノートPC

例えば、調子が悪いから捨てようと思った機械が急に調子良くなったように思うようなことはないだろうか。おまえ、生きているのかと思うような出来事。昔乗っていたDucatiはそんなバイクだったが。
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このPC、5年ほど前に購入した。今年5月に家のiMacが壊れ、MacBook Proに切り替える前まではほぼ毎日のように使っていた。が、1ヶ月半ぶりに出してきたら、うんともすんとも言わない。外部電源にも、ドッキングステーションにも全く反応せず、LED1つも点灯せず。まるで「自分の役割は終わった」と言わんばかりの潔さで(あるいはプロの道具のようなクールさで)、人間の道具として存在することをやめてしまったのであった。
ま、普通に考えたら、今まで使っていたものが使われなくなって、電源部のどこかがおかしくなったのであろう。あるいはゴミでも入ったか。と思って中を開けて掃除してみた(検死しているような後ろめたさを感じつつ)。状況は変わらず。修理して復活させたら、この機械は嬉しいだろうか。「もう十分だ」と言われそうな気がしなくもなく。機械の尊厳死を認めるかどうか、という話になってきているのであった。

2010年10月11日

CDプレイヤーまた不調

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またCDのトレイが出てこなくなったので、開けて調べてみた。前回開けたときにはゴムベルトがゆるんでいて交換したのだが、今回あちこち調べてみて分かったのは、
・ベルトはそれほどでもないが、モーターの出力も弱くなっているような気が。
・トレイをスライドさせる部分など、ひずみが出ているように思える箇所もある
・・というような症状があちこちに出ているようで、例えばベルトを強めに張ってもモーターに負荷がかかってしまうとか、ある箇所のバネを弱めにセットしたら別の動作に支障が出る、など非常にややこしい状態になっていた。
なんだか自分の体みたい。非常におっさんくさい状況だ。というようなことが実感できるほど、自分もおっさんになったということか。

2010年12月31日

グランドハープのグリッサンド

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ハープのコンサートに行った。そこで演奏者から聞いたのだが、
・グランドハープには白鍵の弦(すなわちドレミファソラシド)しかない。
・しかし、足下のペダルで、キーごとに半音/全音上げることで、黒鍵の音を出す。
ということはですよ、通常ピアノ等でグリッサンドするとドレミファソラシドの音しか
出ないのであるが、このハープでグリッサンドすると、たとえばマイナー調、Dmとか
Amでボロっと音が出るわけで。果たしてどんな音がするのでありましょうか。
うーん、触らせて欲しかった。

2011年1月 4日

スーパーカー消しゴム

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うちの弟が中野ブロードウエイで買ってきたのだそうだ。久しぶりに見るカーケシは、自分の思い出よりかなりしょぼかったのであった。弟「このランチャー(発射器)の形が実に味わい深く・・」とか語り出すのだが、それは置いといて車のみいくつか紹介。

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エキゾチックなスーパーカー関連。手前左から、ストラトス、カウンタック、パンテーラ、コルベット。奥左からポルシェ935(95と書いてあるので)、ポルシェ934(34と書いてあるので)フェラーリ365BB(36と書いてあるので)。適当に彫り込んだ文字が車種を表しているような、居ないような。ストラトスとフェラーリは横から見ると相当ぺったんこだが、スーパーカーなのでOKとしよう。

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けっこう新しい車もあってびっくりなシリーズ。左から、コスモロータリーターボ(デザインはベルトーネだとか)、ルノー5(これって80年代の車じゃ・・・?)、フォードRS200(これも明らかにスーパーカー世代の車ではない)、ピアッツァ(これは格好良し)、おそらくサバンナRX-7。こんな新しい車まで作っていたとは驚き。

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ちょっとイタタなシリーズ。左から、セリカリフトバック(リフトバックに見えず。 BMW M-Coupeみたい)、プレリュード(こんな車、あったっけ?)、スカイラインGT-X(ケンメリなのはわかるが、このプロポーションと反り返り具合があまりにも悲惨)、ホンダシティ(いろいろくっついて原形を留めず)、日産サファリ(同様)

我々がかっこういいと思っていたのは何だったのか、ポルコ・ロッソにでも聞いてみたい気分である。それとも子供の情報補完能力(妄想力)には限界がないのか。むしろそっちか。

2011年1月10日

CDプレーヤー再び修理

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10月から不調で動かなかったCDプレイヤー、やっと修理した。ゴム・プーリーなど駆動力の必要なところはベンジンで脱脂して、滑るべき所は掃除してからグリスアップして。必要なゴムベルトは交換して、ちゃんと動くようになった。で、鳴らしてみたら、第一声からいきなり音が良い。いろいろ聴いてみたくなる。今回も直ってくれてありがとう。ああ嬉しい。

2011年4月16日

カセットUCX-Sを開封する(長文)

カセットが「終わった」時に、手持ちの未開封カセットを開けて使ってみようかと
思っていたのだが、カセットデッキが「終わって」しまっては使いようがないので、
使えているうちに一本開けてみることにした。つまり未開封のカセットテープを
開けて、録音してみようという試み。なんて書きながらレコード聴いてたら、
地震が来てレコードの針が飛んでしまった。ええい地震め。

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とはいうものの、どれを開けてみようか。今まで捨てずに持っていたものを
開けてしまうのは勿体ない気がする、が、工業製品は使ってナンボ。
このまま使わずに捨ててしまうのが一番勿体ないので、これでいいのだ、と
自分を鼓舞してみる。ヴィンテージワインを開ける人というのは、
いつもこういう気持ちなのか。(値段が違いすぎるとは思うが)

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Sony UCX-S 1981年発売
録音メディアとしての磁気テープを、各社が切磋琢磨していたころの製品。
これどこまで伸びるのか!?と驚くような、きらめく高音再生能力が魅力。
本日はこれに決めた。ああ、勿体ない。いや、勿体なくない。なくないんだ。

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録音する前にヘッドとローラーのクリーニングも必要だ。
で、オーディオテクニカのキットが登場。大容量100cc。これ絶対使い切れないって。
うっかりして綿棒がボトルに落下。引き出したら、緑色の液体でひたひたに
なった棒が出てきた。

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それでは、若干遠慮がちに開けさせていただきます。
もったいなくない、もったいなくない。もったいなくないぞ!

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我が生涯に一片の悔い無し!!(うそ)
昭和の空気と共にテープが出てきた。
昭和の匂いは、残念ながら判別できず。

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カセットのシールに付いているマークを集めて送ると、かっこういいインデックスとか
インレタセットなんかと交換できたこともあった(まだワープロとかプリンターとか
無い時代)。ちなみにTDKのテープにはベルマークが付いていた。

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そしてデッキに収まる。どうよ。どうなのよ。音質を高めることに命をかけていた
時代の、カセットデッキとテープ。デザインもいかしてるぜ。かっちょういい。

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じゃ、本日の録音ソースはこのあたりで行ってみますか。

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録音開始。このデッキで録音してみるのも、もしかして20年ぐらいぶりなんじゃ
ないだろうか。動いててくれて、本当にありがとう。待たせたな。
昔の経験に基づき、ノイズリダクションは「切」だ。

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で、再生開始。実に濃密な音が出てくる。小音量時はノイズもあるものの、音楽が始まって
しまえば全く気にならず。若干ざわつく箇所もあったものの、実に活き活きした音だ。
ああいいなあ。
一番嬉しかったのは、きらめく高音が、自分の記憶と全く同じに再現されたこと。
エッジを鋭く残したまま面を磨き抜いた水晶のような高音。30年も寝かしておいたのに
期待通りの音を聴かせてくれるとは。嬉しいと言うよりも、涙が出そうになった。
工業製品バンザイ。俺に開けてもらうのを、30年待っていたんだなこいつも。
待たせたな。やっぱり、開けて良かった。

2011年4月17日

バイクで夜走り

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すごく久しぶりにバイクで夜でかけた。家族に感謝。
月の見えない夜の水平線は闇に溶けて、海岸線を走っているのに
崖っぷちを走っているようだ。いつもの場所を走っているのに、
全く違う場所に来たみたいで得した気分。それはそれでいいとして。

久しぶりに出してきた革パンツ、うっすらとカビが生えていた。
これはいかん。日曜の夜なのでとりあえずごしごし表面だけこすって
落としたが、次の週末はじっくり手入れしないといかんな。とほほ。

2011年5月15日

電卓を購入

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誕生日に電卓を買ってもらった。家族に感謝。
一見普通の電卓だが、事務用としての基本機能が充実している。
・キーの文字が二重成形で、すり減って消えない
・前のキーから指を離さなくても、次の入力を受け付ける
 (スピーディーに入力できる)
・打鍵が静か
 当たり前ながら、普段使う際には今まで使っていた電卓より圧倒的に良い。
 がんがん使おうと思って会社の机上に置いてあるのだが、自分が思うよりは
 使う機会がやってこなかったりするのであった。

2011年6月19日

法螺貝を吹いてみた

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楽器屋さんに行ったらあったので、吹かせてもらった。口の所はドーム型に凹んでおり、
すなわち金管楽器のマウスピースと同じ。吹いてみたらけっこう大きな音で「ボエ~」と
音がする。なるほどこれなら遠くまで音が聞こえるわ。しかし、練習しないと
合戦の鬨の声のような「ボゥオオ~」みたいな音階は作れないのであった。
ちなみにそもそものホラガイがあまり多くないらしく、けっこうなお値段が
付いていた。会社でネタにするにはあまりにも高いので、買うのはあきらめたのであった。

2011年7月16日

ハープでグリッサンド

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妻がハープを買った。ギネスビールの缶にも使われる、あれだ。
音域は3オクターブ。柔らかくていい音がする。実に癒される。
音の穴は自分に向いており、すなわち人に聴かせる楽器ではなく、自分が演奏して
自分が聴く、パーソナルな楽器。そういうのもあっていいじゃないか。


赤い弦がド、青い弦がファ。それぞれに金具が付いていて、レバーを上げると半音上がる。
従って、Cメジャー、Aマイナーなんかの調は演奏前に合わせておくのが一般的。演奏中に
半音上げ下げすることはできなくはないが、難しい。グランドハープみたいな大きな
ものであれば、足のレバーで上げ下げ出来たりするが、大がかりになりすぎるし。

ちなみに、ミとラとシはレバーを上げて半音上がった状態で音を合わせる。
すなわちミのレバーを下げると、ミ♭になる。ミとシは半音上げてもファとドになる
わけだし、ラと合わせて半音下げられるようにチューニングした方が、様々な
調に合わせやすい、ということなのだろう。なるほど。

で、前からやってみたかったのがグリッサンド。通常のキーボードだと
ドレミファソラシド、すなわちCメジャーの音が鳴るのだが、このようなハープだと
マイナーの階調でもグリッサンドできるのだ。以下、QuickTimeMovieにてトライ。
別ウインドウには飛ばないと思いますので、ブラウザの戻るボタンで戻ってください。

Cメジャーでグリッサンド

続いてCマイナーでグリッサンド。キーボードではできない不幸のメロディーが聞こえるか?
Cマイナーでグリッサンド

結論から言うと、昔聴いたことが有るような感じであった。ハープならばそういう演奏は
簡単だもんね・・・・。そりゃ自分がやる前に誰かが必ずやるわな・・・・。
ついでにもう一つ、素人がやると綺麗につま弾けない、というか響かない。
ちゃんと鳴らす姿勢とか、弾き方とかあるそうで。そりゃあるか。
素人でも癒される音がでることには変わりないが。

2011年7月23日

長男がメガネに

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見えにくいというのでメガネ屋に連れて行って測ったら、0.2しかなかったので即購入。
で、長男がメガネをかけてまず一言「何これ最高」
自分がメガネを使い出したのは小学校3年からだが、メガネを新調する度によく見えるように
なって、校庭の砂の粒まではっきりと見えて、世の中って細かくできているのだなと
感心していたことを思い出したのであった。
ともかく家族4名中3名までがメガネに。目が悪くならないように気をつけてはいたが、
これはやはり遺伝なのか。

2011年8月 7日

32mmのレンチ購入

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このバイクの後輪のナットは32mm。チェーンの張りを調整するのに車載工具を
使っていたが、固くて回らなくなったのでレンチ購入。8500円。高い。が、
これがないと整備も出来ないわけで、仕方なし。そんな大事なことを
車載工具で間に合わせるなって? ごもっともです。

ちなみにWikipediaによると、スパナとはレンチの一種で、特に一方が
解放されているものを言う、のだそうだ(メガネレンチとはいうが、
メガネスパナとはいわない)。

2011年8月27日

iPhone不調

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といっても、アメリカ時代に買って日本に持ち帰り、iPodとしか使用できないもので
あるのだが。昨日のゲリラ豪雨の後でバックライトが点灯しないことを発見。
別に濡れるような場所には入れてなかったのだが・・・。
どのキャリア(ソフトバンクやAT&T)にもヒモ付けされてないような端末、
直すのはやっかいだろうなあ(おまけに8ギガ)。新しく買った方が安いってか。
写真左は2007年に買ったiPhone無印。息子にやってしまったし。
ああ凹む。

2011年10月27日

iPhone(au)のメールについて

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auでiPhoneの取り扱いが始まったので買い換えた。電池の持ちが悪い以外は便利に使っているのだが、メールについて一点。au標準のezweb.ne.jpがプッシュ(サーバーからメールを配信する)に対応しておらず、端末から最短15分間隔でフェッチ(サーバーに未読メールを確認しに行く)することしかできない。これでは急ぎのメールを受け取ることが出来ず、とても不便だ。
で、手持ちのアカウントを調べたところ、米国yahoo!のアカウントがプッシュに対応していることを発見、これを携帯メールのデフォルトとした。わざわざ米国のサーバーとやりとりするのもどうかと思うが、漢字も使えるし今のところ問題は無い。しかしau、もう少し頑張って欲しいと思う次第だ。

2011年11月 3日

2011楽器フェア(パシフィコ横浜)

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これは楽しい。楽しすぎてたまらん。
老若男女が思い思いに楽器を鳴らしている。ラッパ、弦楽器、ドラム、ピアノ。7歳くらいの子供がドラムを叩いているかと思えば、別の場所ではおじさんが民族楽器を吹いている。そしてみんなが楽しそう。音楽って本来楽しいものだと、音楽が好きで本当に良かったと再認識できる。
個人的に楽しかったのはサイレントチェロ。思ったよりも簡単に音が出たが、微妙な弓の動きをピックアップが拾う(まあ、最初からうまく鳴らせるわけでもないのだが)。これはいい。もう一つ、最近のシンセ。音の作り込みがすごくてびっくりする。インスピレーションがどんどん湧いてくる。これだけあれば何でもこなせるんじゃないか、てなことを考えてしまったりして。
ということで一日いても、それ以上いても飽きないだろう、ここは。本当に楽しい。
あ、写真はドラムコーナー。みんなが思い思いに叩きまくっている。ああ楽しそう。

2011年12月25日

長男がヘッドホン購入

長男がヘッドホンを買うことに。自分のことをふり返っても、中学生の時に
なけなしの小遣いでAudio Technicaのヘッドホンを買ったのだった。
で、うちの愚息は電気屋に通い詰めていろいろ聴きまくったあげく、
自然な音の出るオープンエア型のヘッドホンを買ったのであった。

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このこと自体は「ああ、自分と同じような音が好きなのかな」と思ったのだが、
これを買う前に長男が「これかな」と選んだものがこれ:

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ズンドコ系じゃん。ぜんぜん音が違うじゃん!
しかし長男曰く「音の立体感というところでは似ている」とのこと。
自分の思う「立体感」と、言葉の意味、感じるところがかなり違うようだ。
「それはそういう意味じゃない」と言いただす前に、どういう意味なのかを
じっくり聞いて、認識の違いを考えてみようと思った。もしかしたら
あるポイントでは全く同じ事を考えている、のかもしれないし。

リカちゃんパパ・ボーイフレンドご光臨

人形遊びが好きなうちの長女に、サンタさんがリカちゃんパパと
ボーイフレンドのレン君を遣わしてくださった。

レン君に関しては、以前から「チャラい」イメージがあって、
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左「おしゃれなレン君」右「王子様レン君」(リカちゃんのサイトから)
こんなやつに「お嬢さんをください」なんて言われてもお父さんは絶対
許さないつもりでいたのだが、お越しになったレン君はちょっと違った;

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さわやかじゃん! お父さんもだけど。これなら清く正しいおつきあいを
認めてあげられそうだ。と思ってよく見たら、レン君ピアスしてました・・・。

ちなみに箱の裏を見て気がついたのだが、
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リカちゃん6人姉妹。ちょっと多すぎじゃないだろうか。
夕方のテレビで特集番組できるレベルだろうこれは。

2012年1月14日

名盤について考える#2

ここで、被験者である我が長男のスペックについて、確認しておこうと思う。
1999年生まれ、男。2005(小1)〜2008(小4)はアメリカ在住。現地校に通っていたので、
英語の歌はだいたい分かる、そうな。アーティストの発音等によって理解度は
変わってくるらしいが、6割〜9割は分かるとのこと。理解に関する障害は
ボキャブラリー(小4でほぼ止まっているので)。なお、Lady GagaとGuns 'n Rosesは
最も聞き取りやすい(!?)そうだ。

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次に、長男が好きなアーティストを、好きな順に並べさせてみたら以下の通り;
Jack's Mannequin
Bon Jovi
Nickelback
Guns 'n Roses
Coldplay
Paddle of Mudd
Oasis
Jet
・・・・80年代、OKなんじゃ・・・。ま、このあたりは自分の家にある影響が
大きいと思うので、これからどうなるかはお楽しみ、ということで。
・それと今回のトライ、「名盤とはなんぞや?」で始まったので
アルバムを聴かせてみることにしてみるが、シングルカットした曲についても
できるだけ印象を聞いてみることにしよう、と思う。
ということで、これからちょくちょく進めていこう。

2012年3月26日

革つなぎ検討中

今まで何の不満もなく使ってきた現在のレザースーツだが、もしかして下半身の動きを制限しすぎているのではないか?と思いついた。で、用品店に行ってあれこれ試着してみたのだが、バイクにまたがった時のフィット感、下半身の動きの自由さが(自分のものに較べて)あまりにも素晴らしいことに驚愕。これ、むちゃくちゃいい。で、試着の後で自分のものに着替えて走ってみたら、やはりものすごく動きが制限されている。これはいかんだろう。今まで守られていると思っていたのだが、そうでも無かったことを発見。もう少し早く気付いても良かったなと思う今日この頃である。

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2012年4月14日

革つなぎのオーダーについて

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先日のサーキット走行会で革つなぎをレンタルしてみて、今まで自分が持っていたものは
あまり体に合っていないことが分かった(車の上でいい具合に動けない)。
じゃあ新調するのか?ということでバイク用品屋であれこれ試着しているのだが、
安いものは着心地が悪いし、体にあったサイズがない。・・と見ていくと、中級くらいの
ものになってしまうのだが、そこから少しプラスすれば有名メーカーの「つるし」でなく、
個人でやっている業者さんに、自分の体型にぴったり合わせて、かつ自分の好きな
デザイン・色でオーダー出来ることを発見。
だとするとですよ、
例えばMotoGPみたいなレーシーでカラフルなデザインにすることも出来るが、もっと
サイバーな、例えばディズニーのSF映画(ブラックホールではない)みたいな服も作れるわけで。
どうよ。どうなのよ、これ。

冷静に考えれば、ここはお金かけるべきじゃないところで、体にフィットする安価なものが
あれば迷わずそっちを選択すべきなのだろう。が、やってみたい。そしたらヘルメットも
塗装してみたりして。なんて妄想が広がって止まらない状態になってしまった。いかんいかん。

2012年4月15日

革つなぎ検討中#2

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革つなぎをオーダーするか「つるし」にするかの決定に向け、いろいろ検討中。
先日描いたようなシンプルなラインのデザインだが、
・色についてはある程度決まった色があり、派手な色はあるが微妙な色は無かったりする
・細い線の方がかっこう良いかもしれないが、縫い付ける以上は線の太さの制限がある
  (細すぎるものは出来ない)
・線の入れ方によっては工事現場のおじさんに見えてしまう可能性有り
・細い線にすると、背中とか間が持たなくなって、かえって寂しい感じになるかも
 とかとかあり、そもそもオーダーしたときに成り立つのか?を、画用紙を切って
貼り付けたりして検討中。どうなることやら。見通しはまだついていない。

2012年4月22日

革つなぎ検討中#3

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相変わらず自分の体で遊び中。革つなぎにどんな感じにラインを入れるべきか、実際に自分撮りして(妻に撮ってもらって)クレヨンでああでもない、こうでもないと試行錯誤中。一番楽しい時期かも。

2012年5月 4日

革つなぎ屋さんに行ってみた

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埼玉の革つなぎ屋さんに行って、話をした。安い物ではないのでいろいろ迷ったが、体にフィットしたものを着ることによるスキルと安全性の向上を考え、お願いすることにした。またデザインに対する配慮もいろいろしてくれそうである。課題は色で、微妙な色は選べない。端切れをもらってきて、どんな感じになるか検討中。

2012年5月13日

チェストプロテクター買った

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バイク用品屋さんでチェストプロテクター買ってきた。先日買った背中用と同じように、
今度は胸の前に入れる。ここまでは買わなくてもいいかなと考えていたが、
革つなぎ屋さんに勧められた。
「膝や肘を強打しても死ぬ事はないが、背中や胸はそうじゃない」確かに・・・。
しかし革つなぎのオーダーを頼んでからも、線の色はまだ悩み中。ありきたりな色で
ラインを入れると、中学生のジャージみたいになってしまいそうで怖い。
シルバーとか別色にするとか、アクセントで別色を入れるとか、
あるいは雰囲気はそのままでラインじゃないデザインにするとか。
悩みはつきず。むーん。

2012年5月30日

ブロアーを購入

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ブロアーを買った。目的は庭の落ち葉等の掃除。アメリカの公園清掃おじさんが使っているゴーストバスターズクラスのものよりかなり小さいので使えるかどうか心配だったが、結論から言うと全く問題なし。パワーをかけると土や石も飛んでいくレベル。出力が無段階調整できるのも便利だ。きれいに集めるにはテクが必要だが、少なくとも箒で掃くよりは圧倒的に楽。こんなに便利なら、アメリカに住んでいるうちに買っておくべきだった。あっちは落ち葉の清掃なんかで80リットルの袋×80-100袋/1シーズン(だったかな)くらい落ち葉が出る。半日かけて熊手でやってたのがバカみたいだ。

2012年6月 9日

【宇宙戦艦ヤマト】巡洋艦

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YAMATO2199には出て来ないが、地球防衛軍の巡洋艦をちびちび作った。
ヤマト系プラモ、恐らくは今後どんどん増えてくる可能性大、下手っぴは
早いうちに出しておく、に限る。

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円筒形のデザインが素敵。もう30年も前のプラモだが、出来もいいと思う。
600円のプラモで何ヶ月も遊べるのだから、コストパフォーマンスも高い。
(塗料とか工具は除く)

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艦首にはロケットアンカーを装備。船なんだから、やっぱ錨はいるよな・・・
宇宙で錨は錆びるのか? ・・とりあえず錆びることにしておこう・・。
それと巡洋艦なら偵察機能は必須。ということで艦底の箱は航空機の格納庫、
ということにしてカタパルトを追加(上下逆だが)。プラ板で3次元レーダー付き
コスモタイガーを作ったが、指の器用さ的にも根気的にも、このあたりが
小ささの限界か?

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巡洋艦は速力が命、ということで補助エンジンを足してみたが、この艦の形には
若干蛇足感があるので、固定はしないことにした。

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微妙な出来具合の連合艦隊が出来てきた。ヤマト系のプラモはまだある。
またちびちび作るとするか。

2012年6月14日

革つなぎのデザインを決定

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革つなぎのデザインを決めた。
まず色は黒地に水色に決定。最近のMotoGPのビデオなんかを見つつ、いけると判断。
線については体育ジャージにならないよう、線の太さを意図的に変化させる。
サイバー感とは、すなわち神経節感、とみた。
さらに差し色も若干加える事とした。映画なら1色のみでもいけるかもしれないが、
実際にそうだとかなり貧弱感が漂ってしまいそうだし。
さて、どうなるか。

革つなぎ・原寸にて検討

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デザインを決めても、原寸であたってみることは必要だ。現在持っている革の上下に
ビニールテープで線を貼り付けて、線の幅を決めた。
立体で線はどこに繋がるのかを検証するために紙粘土で人形も作ったが、
焼死体みたいだと家族から大不評。しかたなく別の用途に転用できないか
検討してみたりして。

2012年6月17日

革つなぎ・シーチングにて寸法調整

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革つなぎ屋さんで、先日に採寸したデータから作成したシーチングにて寸法を確認した。
これに体を入れてみて張るところ、余るところがないかを確認する。脊髄パッドと
チェストパッドを入れると胸回りが若干窮屈、少し足す、等の調整をした。
またデザインについても打ち合わせ。ここから先は、職人さんがパターンを起こして、
革を裁断して作り上げていく。細かいところはお任せになる。どうなるかな。
わくわくもしつつ、心配でもあり。

2012年7月22日

HotWheelsを塗ってみる

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会社の先輩からこんなものを頂いてしまった。ライダーの格好が先日作成の検討用モデルに
似ていた、ということでわざわざ買って頂きました。ありがとうございました。対象年齢、
3歳以上。精神的にも、肉体的にもセーフ。よし。

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腰をぐっと後ろに引いたかっこうが、いかにも加速してるぜ!てな気合いを感じさせる。
ライト周りはKTMっぽい新しさ。2輪だがリアタイヤがすごく太い。そのせいか4輪の
ミニカーと違って車輪がすごく重い。それで慣性がついて、思いの外よく転がる。
これ、なかなかいいです。

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で、筆で描くと線がよれよれになりそうな気がしたので、例のビニールテープを細切りして
貼り付ける事にした。ブレーキローターなんかは銀色で塗って、とりあえずこんな感じに
してみたのだが、カッティングマットのマス目を見てると何かが頭に浮かび上がってくる。

streetspeed04s.jpg

・・・ということで、Macの画面に格子を描いて載っけてみた。
MacBookなので、そのまま倒すだけ。

streetspeed05s.jpg

だが、画面の角度によっては色がきれいに出ないので、画面の格子や背景はなるべく
明るめに、カメラはなるべく高いところから撮影してみる。
・・・でこの画面を見て、ヘルメットに何もしなかった事に気がついた、が、
時既に遅し。覆水盆に返らず。

streetspeed06s.jpg

スクリーンセーバーの上に置いてみると、それはそれでロマン飛行な感じ。
なんか今晩は良い夢見れそうな気がする。飛び回れこのマイハート。
重ね重ね、ありがとうございました。

2012年7月30日

GarageBand使ってみた

garagebandYA01s.jpg
Logic Pro、なんだかとても面白そうだ。昔なら何十万払ったも買えないであろう機能が、
今やこんな価格で。信じられない。が、そもそも自分はそんなに使うのか?
GarageBandで十分なんじゃないか?ということで、これで一曲作ってみる事にした、
といっても耳コピなんだが。元ネタは劇場版宇宙戦艦ヤマトのLPから。
気付いた事、たくさんあり。
・内蔵音源、生楽器系が充実していない。管楽器で1音色、弦楽器で1音色は厳しい。
 つまり例えばトランペット・トロンボーン、ホルンまとめて1音色。
 さらにティンパニ無いのは致命的。これだけでLogic Pro欲しい理由になりそう。
・音に厚みが出ないのはなぜだろう?例えばトロンボーンを3人で吹いているとすれば、
 GarageBand上でも3トラック分入力するのが当たり前なのか?だとすると、
 オーケストラの場合、編成人数の分だけトラックが必要という事?だとすると、
 ベロシティがしっかり入る、ちょっといいキーボードが欲しいな。
 一度鍵盤で入力した後、ベロシティをいちいちいじるのがすごく面倒。
・作曲家・宮川泰大先生の神髄を勉強できるかと思ったが、自分の耳は以外と
 「聴けてない」ことが判明。あの部分のあの音の厚み、どう出しているのか?
 そういうことを勉強しようと思ったら、耳コピよりもスコアを買ってきて
 入れてみる方が手っ取り早いような気がする。
・ということで現在、どうにも手の付けようがなくなった焼き物のような作品が
 出来上がってしまっている。こういうのを自分で作ってみた後で打ち込み系の
 音楽を聴いてみると、みんなびっくりするほど上手くて感心する(プロなんだから
 当たり前か)。さすがだ。オーケストラ系ではどうしようもなさそうなので、
 ジャンルを変えてもう少しいじくってみる事にする。

2012年8月 5日

レゴランド

swlego1208.jpg

妻の友人が米国から日本を訪問ということで、いっしょにレゴランドに行ってきた、
のだそうだ。で、こんなお土産をもらったのだが、この組み合わせ、どうなのよ。
特にジャージャービンクス、おまえやおまえ。あ、ちなみにマグネットである。

2012年8月26日

革つなぎ完成

leatersuit120802.jpg
革つなぎ、完成した。
・フィット感はヤバイくらいにフィットする一方で、突っぱったりするところは無し。
 250km/hとか出すと、革でも余ればバタバタするのだそうで。以前冨士を走った時、
 どうだったかな?これを着て走れば、もっと快適に違いない。
・デザインについてはうまくいきそうな所、そうでもないがなかなかいい解決法が
 思いつかなかったところなど、けっこう正直に現れたような気が。シワの出る場所など
 作ってみて「ああなるほど」と思うところもあり、作る方もさることながら
 頼む方もノウハウ要りそうだな、と感じた。ま、そうそう作れないだろうが。
ということで、これで走りに行くのが楽しみで仕方ない。

2012年9月16日

高槻市の看板

takatsukidog01.jpg
いろいろ書いてあったようだが、黒だけが残ってなんとも言えない看板に。
いや、言いたいことは分かるのだが。

2012年10月 7日

Canonのデジカメが壊れた

sd750_1.jpg
といっても5年前に買ったものだから、充分役目は果たしたと言えるのだが。
レンズがちゃんと動かない。ダメ元で開けてみたが、部品がぎっしり詰まって
いることに驚く。で、バラしてみると、以外に部品が少ない。これ、
作った人すごく偉いな・・・。
結局レンズはユニットをさらに開けていかないと不具合が分からない、
これ以上開けていくことは断念。今までありがとうございました。
あ、やっぱりもう少し開けてみるか・・・。

2013年1月 1日

iPod(長男の)とイヤホンを買いに行った話

ipod130101.jpg
長男が親戚からもらったお年玉なんかを貯めて音楽プレイヤーを買うというので、正月早々
買い物につきあった。で、iPodはいいとしてイヤホン、長男は自分が現在使っているのと
同機種を買ったのであった。この数ヶ月、ヘッドホンを買うことを楽しみにしつつ、長男は
しょっちゅう電気屋に通い、おそらく試聴できる全ての機種を聴いているはずで、
その中から自分が使っている機種と全く同じものを選んできたということについて、
なぜか?を考えてみるのは面白いなと思った次第だ。
「自分のはこれ」と聴かせて、気に入っている点を説明したことはあるが、それだけだし。
・聴く音楽が似ている?
・遺伝子的に、音楽を聴くポイントが似ていたりする
・自分が聴かせたイヤホンが、大きな影響を与えた
・このイヤホンは性能がいい
 などなど。なぜこれを選んだか、あとで本人に聞いてみよう。

2013年3月 9日

dCS Vivaldiを聴いてみた

dcsvivaldi130301.jpg
音像のシャープさが凄い。ステージに立てた日本刀を、刃の方向から見ているような。
ちょっとびっくりした。CDトランスポートだけで450万近くする価格もたいしたものだが。
世の中には凝り性では片付けられない人がいて、狂気に近い情熱を持って音に取り組んだ
結果、こういうものに結実したのかな、という感じだ。高価だが金持ち相手の製品では
なく、あくまで同じような狂気に近い情熱を持った人に向けた製品。
CDを取り替えてどんどん聴きたくなって止まらない。実にいいもの聴いた。

2013年9月29日

Seiko Sottsass Collection

sottsass01sa.jpg
友人が20年前のカタログくれた。このうちの1機種は現在も実働中。
今は長男が気に入って使っている。あげたわけでは、ない。

Sottsass02s.jpg
文字や目盛りを印刷した3枚の薄いガラスを接着、文字が浮かんでいるように見える。
なんというか、実にいい。

2013年10月12日

スライドフィルムのスキャン開始

scan1310s.jpg
家中のCD、テープ、デジカメをサーバに一元化した次のアクションとしては、
かつて撮影した銀塩フィルムのデジタル化だ。ということでスキャナーを購入、
スキャンを始めた。のだが、かつてのフィルムはゴミやカビでいっぱい。
おまけにスキャナーのガラス面上のゴミもそうとうなもので、こまめに掃除していかないと
きれいな画像をスキャンできないことが判明。これでスリーブ状態ならば
掃除も楽なのだが、マウントしてあるスライドフィルムはそれだけで大変。
ということで、意外と時間がかかりそうな予感である。

2013年10月14日

ZZR-400 ('90)

zzr400_01s.jpg
昔取った写真から。ZZR-400はカワサキのツーリングバイク。兄貴分はZZR-1100で
公道300km/h時代の幕開けとなったメガスポーツの先駆。弟分の600/400は、
車体は今までのZX-4等スポーツ車から、さらに一歩ツーリング向けに振って、
車体も大型化している。自分としては中型免許を取って初のバイクだったが、
もともと遠くに行くためのバイクと考えていたので目的を達するにはちょうど良かった。
さらにツーリングバイクとして自分がこだわっていたこととしては、
・フルカウルを装着:例えば宇宙船のようなスリークさが欲しい。エンジンの力感、
 みたいなものはここでは必要ない
・ウインカーはビルトイン:レーサーレプリカであればウインカーは出ていても
 構わないが、はじめから商品としてカウルをデザインするのであれば、
 ウインカーは、できればミラーもビルトインしているべきである
・マフラーは二本出し:サイドバッグも装着する中で、左右対称であることは大事
当時はレーサーレプリカが過激さを増す中、CB-1、Bandidというネイキッド勢に
加えてZephyrといった脱・パワー/速さをコンセプトとするバイクが台頭する中、
ツーリングに注目したバイクはこれくらいしかなかったのだ。
結局、これ以降に買ったどのバイクよりも疲れず、壊れず、遠くまで行くことを
サポートしてくれるバイクであった。たまーに見かけると、無性に乗りたくなる。

2013年10月16日

スライドフィルムのスキャン中

1990sky01s.jpg
露出アンダー・オーバーだったりしたスライドをスキャンして、トーンカーブを
あれこれいじったりすると、今まで気付かなかったディテールが見えてきたりして、
けっこう面白い。失敗写真だと思っていたものがそうでなかったりして。
これは楽しいぞ。

2014年1月 2日

ネガフィルムのスキャン開始

14photo01.jpg
ポジフィルムのスキャンが完了、ネガフィルムのスキャンに入ったが、苦戦中。
人物の判定が難しく、メモがなければいつ、どういういきさつで撮ったのか等、
なかなか思い出せず。一枚一分くらいかかるので、フィルムの交換も入れたら
一本のスキャンに小一時間かかる。これは長くなりそうだ。

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