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懐古趣味について考えた

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ここのところブログの画像がテープばっかりだ。実際そういう事をしているのだから仕方ないのだが、古いものを聴いていると、もしかして懐古趣味に陥ってしまったのではないかと心配になる。ということで自己を再確認してみた。
・古いものを聴いたり知ったりする事そのものは、懐古趣味ではない。演歌であろうと、グレゴリオ聖歌であろうと、複雑なオーケストレーションだとか声の運びとか、新しい発見がある(温故知新とはそういうことですか?)。それを求める限り、古典を知ることは懐古趣味ではない。
・一方、新しい何かを求めることをやめた時、過去体験した感動の再体験ループに嵌り込んでしまったとき、懐古趣味が始まる。
 ・新しい曲でも「ああいいねえ」で終わらせてしまうような聴き方
 ・新しいジャンル、新しい人を開拓しないで既存のものだけで完結させる
と言う風に考えると、自分がやっていることは決して懐古趣味ではないな。以上! ・・・子供の時おじさんを見て「古くさいことやってんな」と思ったことが何度もありますが、何も分かってませんでした。すみませんでした。と、過去の自分に成り代わって世間にこっそり謝っておく。その替わり、自分を懐古趣味の漏斗から(気持ち的に)脱出させることに成功。よし。

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2010年1月 6日 01:46に投稿されたエントリーのページです。

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