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IBMノートPC

例えば、調子が悪いから捨てようと思った機械が急に調子良くなったように思うようなことはないだろうか。おまえ、生きているのかと思うような出来事。昔乗っていたDucatiはそんなバイクだったが。
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このPC、5年ほど前に購入した。今年5月に家のiMacが壊れ、MacBook Proに切り替える前まではほぼ毎日のように使っていた。が、1ヶ月半ぶりに出してきたら、うんともすんとも言わない。外部電源にも、ドッキングステーションにも全く反応せず、LED1つも点灯せず。まるで「自分の役割は終わった」と言わんばかりの潔さで(あるいはプロの道具のようなクールさで)、人間の道具として存在することをやめてしまったのであった。
ま、普通に考えたら、今まで使っていたものが使われなくなって、電源部のどこかがおかしくなったのであろう。あるいはゴミでも入ったか。と思って中を開けて掃除してみた(検死しているような後ろめたさを感じつつ)。状況は変わらず。修理して復活させたら、この機械は嬉しいだろうか。「もう十分だ」と言われそうな気がしなくもなく。機械の尊厳死を認めるかどうか、という話になってきているのであった。

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2010年8月 7日 15:24に投稿されたエントリーのページです。

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