日本に戻ってきてから、CD Writerを買った。これでカセットテープやアナログディスクをCDに焼くことが出来る。PCを使うという手もあるが、ステレオとPCは離れているし、単体の製品が欲しかった。
カセットはすでに終わったメディアであるし、メカ部のゴムベルトが切れたりするとやっかいだ。早めに帰宅したときにテープを1-2本、CDに焼くことにしている(全て終わるのはいつのことか・・・)。
これ、ただ懐かしいという以上に面白い。単純な懐古趣味に陥るものかという気がなくはないが、
・カセットを使っていた20-30年前と比較すると、オーディオ機器の音質がかなり向上しているようだ。かつて聞こえてこなかった音が分かったりして、「ああ、そういうことだったの?」と驚くことあり。
・機械だけでなく、人間の「音楽を聴く」能力も、上がっているような気がする。
・音楽を聴くに当たり、様々な背景が分かるようになってきている。例えばThe Beatlesのあの唄はジョンが・・・と言ったのだがPaulが勝手に・・・などという蘊蓄があれば「ああそこの展開はそういうことなのね」と思えたり、「この唄はこれのパクリか!」「今まで気がつかなかったがこのギターは凄い」などなど、新しい発見がある。
・英語の歌詞に関しても、10歳の子供にはただの音でも、今なら(全てとは言わないにしても)けっこう聞ける。かなりしょうもない歌詞だったりもする。日本語の「対訳」歌詞カードもかなりいいかげんなものがあったりして。
・当たり前のことだが、音楽の好みも変わっている。違った視点で聴けば音楽の鳴り方も違う。
と言うことで総合すると、懐かしさ半分、新しい発見半分という感じだ。
コメント (2)
相も変わらず、マニアな方ですなぁ。。
投稿者: pon | 2009年4月27日 02:30
日時: 2009年4月27日 02:30
うーん、そんなにマニアックなつもりでは無いのです。基本は「おもしろがっている」ということで、それほど突き詰めてやっているわけではなく、広く浅くです。言い換えれば「浅薄」であります。
投稿者: ryo907 | 2009年4月28日 01:17
日時: 2009年4月28日 01:17