Harley-Davidson ride in New England
関係ないが、Wendy’sのハンバーガーが好きだ。フレンチフライをチリスープにして食べるのもいとおかし。
ベーコン入りの高カロリーバーガーの名称はベーコネーター。強そうだ。日本にはあまりないのが残念。
しかし本当に話のネタと関係がないな。
今回やってきたのはHarley-Davidson(以下長いのでHDと略)のBoston近郊の正規店。ここでレンタルをやっている。
だいたい24時間借りて135ドル、保険などもかけると170ドルくらいになる。高いと言えば高いが、
日本でDucatiなんかを借りると1日3万円くらいするので、まあこんなもんだ、と言うことにしておこう。
ちなみに米国で外車を借りる場合、BMWならHDなみ、HondaのGoldWingを借りるとこれよりも若干安く、
HondaのIntercepter(VF750)なら半額くらい、で借りることが出来る。
光の加減から分かるが、店を撮影したのは夕方。隣が工業地帯で、レンタル中に置いておいた車が
煤で真っ黒けだったのには驚いた。
今回借りたのはLow Rider。HDの車体にはいろいろなタイプがあるが、これはDyna系と言って、
普通のリアサスペンションが付いており、乱暴に言って最も一般的なもの、と考えて良いだろう。
Dyna以外にはリヤサスペンションがリジッド(バネ無し)に見えるソフテイル、よりホットロッドっぽいVRSC(V-ROD)、
軽快なスポーツスター、豪華装備のツーリングなどがある。自分的にはV-RODが好みだったのだが、
こいつは新しい水冷エンジンを搭載しており、いわゆる伝統的な、普通のHDを体験してみたかった自分としてはしかたなく却下。
ちなみに映画に出てくるHDとしては、キャプテンアメリカ号よりはマルボロマンの方が好きだ。
LowRiderを借りようとしたら「小さいけどいいか?」と聞かれた。HDの世界ではエンジンの大きさより、
車体の大きさ、装備の多さがバイクの大きさとして表現されるようである。
まあSportstarをのぞき、エンジンの大きさはほぼ同じなのであるが。
ちなみにLowRiderのエンジンは1584cc、重量は約310kgである(十分でかいつーの)
キーをオンに。右手側のRUN/OFFボタンをRUNにすると、燃料ポンプの音が「ミー」と3秒くらい続く
(驚いたことにインジェクションだった)。音が止まったらスターターボタンを押すと
「ズバン!!」と大きな音がしてエンジンが目覚める。始動性は非常によい。インジェクションだから
チョークなんかも存在しない。意外と新しくて驚いた。ウインカーは左右独立。もう一度押すとオフ。
両方同時に押すとハザードになる。交差点では曲がった後で自動的にウインカーがオフになる機能を搭載。
タイミング的には「曲がったけど、あれ、引っ込まないぞ?」と思っているといつの間にか消えている、微妙な機構だ。