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車 アーカイブ

2006年8月 6日

トラック

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ryo907の会社の従業員A「トラックに乗ってるよ。FORDのF150。大きい犬を後ろに乗せるし」
ryo907が間接的に関係した、オレゴン州のとある会社員「トラックに乗ってるよ。だって薪運んだりするのに、荷台が要るし」(本当か?)
 ということで用途は様々なれど、アメリカに置いてトラックが何故こんなにポピュラーで、かっこういいのが売っていて、カスタムパーツもあり、オーバルトラックでレースまでやったりするのか不思議に思っていた。
 が、オフロードを2台後ろに載せて走っていくトラックを見て、恐らくすごく当たり前のことにryo907はたった今、気が付いた。トラックは実用車でなく、RVだった。
 テント等のキャンプに使う荷物を満載する、バイクなど汚れるものを積載する、大きな犬も載せる、いろんなものをどかっと載せて走れるトラックは、そりゃあそもそもは業務用だったろうが、既に一部は完全なレジャー・ビークルだ。でなきゃ、こんなデザインの車、出来ないわ(写真はHonda Ridgeline)。もっともRVだからレースに使われたりカスタムパーツが出揃ったりするわけじゃ無いだろうが、すくなくとも非常に愛されていることは確かだろう(CUBEMAN曰く「日本でレースやるなら、GTカーより今や1BOXだね」)。
 でかいものを載っけて、ほいほい走っていけるでかい車、その車が走れる環境がなんとなく羨ましく思われるryo907でありました。

2006年8月 7日

空から見張っております

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 I-395で発見。速度違反を空から見張るなんて、はは、そんなお金の無駄遣い、するかね普通。
 でも本当に飛行機でしか見張らないとしたら、車としては実際走りたい放題だよな〜・・・。
 と思いながらいい気分で走っていたら、パトカー路肩に止まって見張っているじゃあーりませんか。で、ryo907が通り過ぎた後から追いかけてくるから、もうだめかと思いましたですよ、捕まるようなスピードじゃないと思っていても。結局どこかで曲がっていなくなってしまったが。紛らわしいっつーの!つーか、助かったー・・、のか。
 結局、この標識の意味するところは一体何だったのか。現時点でのryo907の結論:ただのフェイント。

2006年8月 8日

Chevrolet Lumina

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 もう15年以上も前か?記憶が確かではないが、はじめてこの車を見たのは日本、Nakamichiカーオーディオのデモカーに使われていた。その時の自分の気持ち、さんはい、
「うひょー、すげーかっちょええ〜!!」
あの時の狂おしいまでの気持ち、今思えば、あれは萌えだったのか(違うか)。ともかく、バン(1Box)をみてあんなにびっくりしたのは、現時点で今でもこれが最高なんじゃなかろうか。
 この何というか、デトロイトショーのコンセプトカーがそのまま実車になったような、整理されまくった感じ。特に窓。思えば縦配列のリアランプも時代の先を行っていた感じが(これ以前の車を調べた訳ではないが)。このリアランプ、ブラックアウトして窓と同一化するとさらに未来感+20%増し。さらにAピラー等も全部取っ払って前ガラス・フロントドアのガラスを全て一体化してしまえば(どうやって乗り込むよ?)、もうシド・ミードのスケッチまんまだな、きっと。
いやー、久しぶりにいいもの見たって感じだ。

2006年8月13日

Cadillac SRX

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 02年にデビューしたコンセプトカー、CIEN。その後Cadillacはそのデザインコンセプトを各市販車に反映、シャープなラインを継承しつつ、コンセプトカーも新しくしながら、現在に至る。素晴らしいじゃありませんか。触ったら手が切れそうにシャープな、エッジの効いたかたち(超好み)、そのコンセプト。そしてそれでブランド統一。いや、素晴らしい。
 しかしこのデザインコンセプト、スポーツカーからSUVまで統一することは、どうなのよ?とちょっと疑問が。そこでちょっと比較。
写真上:Cadillac Cien (言うまでもなく、GT4から)
写真下:Cadillac SRX (バイクみたいな名前だな)
デザイン統一している、と自分で書いておいて後から比べてみるというのもどうかな、という気がするが、これを見る限り、かなり頑張っているように思える。
・Cピラーの形、後ろの窓のV字形状なんてそのまんまやん、と言ったらほめすぎ?
・写真は撮らなかったが、前ライトもよーく似ている。
・バックランプの形状もまたどうなのよ。
・ボディパネル側面に走る、斜めに駆け上がる折り目もいい感じだ。(その処理そのものは昨今よく見られるが)
・よく見ればホイールも7本スポーク。
・後ろナンバープレートのあたりも、何げに似ている。
・サイドウインドウのあたりは非常に普通に見えるが、そこから後ろの処理で劇的に似せているような気がする、この角度から見ると。

本当は、「この形はSUVなど車高の高い車には良くないのではないか?」ということを書くつもりだったのだが、本当は今でもそう思っているのだが、こうして比べてみるとこの車が意外に、といったら失礼か?良かったのでちょっと弱気になって前言、とりあえず保留。もうすこしネタを集めたいと思いますキャディラック様にたてついて、いやたてつこうだなんて考えただけでも大変申し訳ありませんでした。事情が許せば買って乗りたかったです(弱気を通り越して卑屈)。

2006年8月15日

Nissan STANZA

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雨の中通勤中、ふと見るとなにやら直線的な車が。「日産?」「スタ、スタ、スタンザ!?」
隊長、絶滅危惧種を発見しました!まさかこんなところで発見するとは・・・。もう何十年も名前すら忘れていたような気がする。この形、いつ頃だろうか。1980年代初頭?思わず撮影し、ほくほくして家路についたが、雨粒のついたガラスにフォーカスが合って車はピンぼけ。ツチノコの写真を撮ったと大騒ぎしている小学生みたいな結果になってしまった。
GAZOO.comで検索、ありました!1986年発売。思ったより新しかった。姉妹車・オースター。懐かしすぎる・・・。

2006年8月17日

車の目

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ここのところ、といってもかなり経つが、ライトのカッティングが変わって非常に鋭い目つきの車が増えた。目つきが鋭いのはいいのだが、経年変化で白化したりすると、とたんに格好悪くなってしまう。これ、一般的な耐用年数ってどのくらいなんだろう、また、どのくらいを想定しているのだろう。
例:
上-うちのシビック(06年式)。なんとなくクリスタルな、限りなく透明に近い、凛々しい目つき
下-近くで撮影した何だろうこれ、シボレー・モンテカルロあたりか?スーパーのヒラメみたい。目つきが既に死んでいる
もちろん、平均的な耐用年数よりは持つように作ってあるんだろう。が、もともとライトは車の目であるだけに、今の目つきがきりっとしているだけに、そうでなくなってしまった時のショックといったら、ウレタンバンパーが粉吹いた以上の視覚的ダメージがあると思うのはryo907だけだろうか。例えば今のBMW、イカリングみたいな目玉ライトがかっこういいが、あそこが白濁したらどうよ。配光パターンなんかも変化して、場合によっては危険なんじゃないだろうか。(そうなったからと言って交換する人も多くないだろうし)ほとんど人ごとながら、ちょっと気になるこの頃であった。

2006年9月 8日

アメ車サイズ・全幅編

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やはりアメリカで車を運転するなら、まずは窓全開、左手は窓からぶらっと垂らして右手で運転、というのがなんというかアメリカっぽい(?)乗り方なのかなと、どうせ映画の影響なんだろうが、ともかくそういうもんだと思いこんでいた。で、夏になって窓を開けられる気温になったので早速実践。
結論:車の横幅が大きすぎた。現在乗っているトヨタのSIENNA(北米市場専用)は、全幅1965mm。これに乗って腕を横に投げ出すと、肘が窓から出ない。肘の骨の出っ張ったところがゴツっとドアの内張りに当たる。痛い。肘が出るように体を動かすと、不自然なほど(ヘッドレストから頭がはみ出るくらいか?)上半身をずらさないといけない。これは後ろから見える自分のシルエットを想像したら、かなり間抜けだ。
(たとえ自分の思いこみでも)アメリカでアメリカらしく運転しようと思ったら、体格もアメリカンサイズじゃないとダメなんだろうか。ま、これの車幅感覚に慣れればランボルギーニでも運転できるようになるということで、今日はこの辺で勘弁しといたろ(別の理由でランボルギーニは絶対無理)。
あ、話は全く違うが先週、ランボルギーニ・ジャルパ(JALPA)とすれ違った。シルエットじゃなくてジャルパ。生まれて初めて実車を見た。「おお!」とか声をあげちゃったりして。オレンジ色のワーゲンよりも絶対珍しい、はずだ。

2006年9月 9日

車の目('06TOYOTA CAMRY)

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オイル交換でディーラーに寄ったついでに、車のライト部分を観察してみたんですが、きらきらさせるため(?)、非常にいろいろやっている事を発見した。少年漫画系の瞳も、一日にしては成らずと、そういうことですか。
・多灯ライトのライトごとに、スジスジのピッチが違ったりする
・一つのライトでも、場所によってピッチを変えている
・一部サテン調にしてざらっとした印象に(光を拡散させている?)
これ、観察しているとけっこう職人技なんじゃないだろうかと気付いた。他の会社の車も調べてみるか。日本仕様と海外仕様でも違うかも(自分では調べようがないが、面白いかも知れない。アメリカ仕様はアメコミ系だったりして。どんなんや?)。しかし、自分が写り込まないように撮影することが非常に難しいな、これ。

2006年9月16日

Dodge Dakota

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けっこう新しい年式のものだと思うが、角張ったフェンダーが素敵。5ナンバー制限が何?みたいな、何にもじゃまされていないような、Born To Be Freeみたいな、ダイナミックな造形が素敵。アメリカの車は横方向の表現が伸びやかなものが多く、羨ましい。

2006年9月19日

Stop Sign

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マサチューセッツ州、すなわち今住んでいる州では、ときどきこういうサインが横断歩道上に出ている。曰く、道を横断する人がいたら、車は止まって道を譲らないと行けない。そのせいか、走っている車はこういうサインのあるなしに拘わらず、人に道を譲る。路肩で横断したそうな人を見かけたら、みんな止まって渡らせる。止まらないで通過したら罪悪感を感じるほどだ。横断者も手を振って親切に応えてくれる。それそのものは非常に気持ちいい。良い習慣だと思う。
問題があるとすれば、歩行者が強くなりすぎて、ときどき歩行者信号赤でも平気で横断したりする人がいることだ。そういう人は自分の横断で交通が止まっても気にしない人が多いようで、こればっかりは「もう少し周りを見てよ」と思う(そんなに頻繁ではないからいいが・・・・)。

2006年9月20日

車の目(05-06Honda Odyssey)

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リング部分の要所は黒にして、輪郭強調。瞳がまっすぐ見てますよ的な、目力強調タイプと言っていいだろうか。ライトの下のところは黒いプラスチックで、よけいなところに光が行かないようになっている?それでライト全体の下の横線、これは何だろう。水平にぼんやり光るとしたら、マスカラ感強調?

2006年9月24日

Volvo Coupe

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 車で走っていて発見。あれ、これボルボだよな?それにしては何だか軽快な感じの・・・と思って見ると、Cピラーのところにベルトーネのマーク発見。ベルトーネがデザインやったボルボがあったとは知らなかった。
 こうして写真で見る限りではよく分からないが、2ドアのせいかもしれないが、ぱっと見た感じ「俺ってちょっとしゃれてるぜ!」的なオーラ(のようなもの)を感じた事は確かだ。

2006年9月28日

FORD F350

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通勤途中で発見。後輪ダブルタイヤ。もうなんつーか、ポルシェターボなんて目じゃないぜ、的な出っ張り具合。後ろから見ても迫力満点だが、前から見ても思わず避けたくなるような、マッチョなトラックだ。何を乗っけて走るのだろう。乗っけるだけでなく、重たいトレーラーとか引っ張るのも大得意なんだろうな、多分。

2006年10月 1日

SUBARU BRAT

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という名前では、すでにないようだった。
車の後ろに回ってみたらBAJA(バハ:メキシコ西海岸地方の名前)と書いてある。
しかし3代目レガシーにこのタイプがあるとは知らなかった。てことは、現行レガシーにも存在するのだろうか・・。テレビでも雑誌でも見た事はないが・・。

2006年10月 8日

Chrysler Concorde

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 非常に個人的だが、ここ数年の車で非常にすごいなーと思っているのはこの車である。
 ・・・この形どうよ。このスラントノーズに寝まくった前ガラス。これが日本で言うとクラウン/セルシオ(ってそういえばもう無くなった?)クラスの価格の高級車だ。この車に至る前のクライスラーもこういう感じの車が多かったようだし、いわゆるコンサバな車としてリンカーンとかあって路線を変えようという事かも知れない。が、これはインフィニティQ45が初代セルシオと違う-どころの話ではないような気がする。それだけでなくてその下のクラスの300Mとか、グループ会社のDodge Intrepidなんかも同じテーマで統一してしまった。すごいなー。(ちなみにこのデザインテーマは2000年前後のもの、Concordeは2004年頃には生産中止しているようだ)
 アメリカの金持ちはこういう形の車を買う事に躊躇がないのだろうか。日本のクラウン/セルシオとか乗っている人は絶対手を出さないような気がするが・・。なんとなくユーザーとしては以下のような人がイメージできる(勝手な想像)。
リンカーン-保守層・既にお金持ちのまま退職した人
キャディラック-IT関連やデイトレードでお金持ちになった人
クライスラー-弁護士とかでお金持ちになった人
 ちなみにリンカーンやキャディラックのストレッチリムジンはあるが、この車種のストレッチリムジンはない。車格が下なのか、ドライバーズカーだからか。あるいはもしかしたら、こういう曲線構成の車はストレッチしても様にならないから、かも知れない。
 この写真はそうでもないが、ちょっと濃色系で窓など要所にクロームメッキのアクセントが入ったこれは、高級感があって当方はすごく好きだ。

2006年10月13日

ストレッチリムジンのインテリア

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 前々から中はどういう風になっているんだろうと思っていたが、思いがけず使用する機会あり。写真を撮ったので公開する事とした。ご興味があれば以下を参照下さい。

Stretched Limousine -Lincoln Towncar Interior Report-

2006年10月22日

Chevrolet Monte Carlo

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こういうのをパーソナルクーペというのか。しかし2+2クラスのこんな車でもやたらとでかい。でかすぎて緊張感がないんじゃないかと思えるくらいだ。あ、緊張感とか凝縮感なんてものはこっちの人には必要ないのか・・・。あちこちに点在するやりすぎ感有りのディテールが「俺はかっこいいぜ!」と言いながら別の方向に向かっていそうな、言うなればダサかっこいい、というと「ダサいけどかっこいい」となるので逆の意味でかっこダサイ、というとちょうどいい感じかも知れない。しかしこのなんというか、ちょっと田舎っぽいこのテイストが理解できるようになったら自分も立派なアメリカ人になれるかも、そういう意味では試金石的な価値のある車、と位置づけてもいいかも知れない。全然自信がないが。でかいシルビア、そう思ったらシルビアのオーナー様に失礼ですか。

2006年10月28日

Pontiac Sunfire

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おそらく2004モデル。しかし何だろう、この濃い顔立ちは。PS2のGT4にも収録されていた車だが、まさか実在するとは思っていなかった。
もともとこの会社、(時には痛いほどに)濃すぎる顔立ちが特徴なのだが、これはその中でも頑張っている方だ(頑張りすぎない方がいい気もするが)。ライトの上の黒線、ボンネットがずれているのだろうと思ってよく見たらわざと作ってあった。
Pontiacそのものも西海岸では余り見かけず、東海岸地区ではかなり見かけるのはなぜか。突き抜け方がコンサバだからなのだろうか・・・。
(ちなみに後ろは結構普通だが、若干垂れ下がっているというのもけっこう珍しい気がする。)

2006年11月 3日

二重まぶたの車

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 車のフロント部を人の顔として個性を作っていくのはBMWだけじゃないが、ライトが人の目に当たる以上、瞳の形のデザインに苦心するのは当然の事だろう。で、車の瞳を見るに、一重まぶたが多いなと。これだけ日本人が成形手術までして二重まぶたにしているのに車だけが一重まぶたでいいのかと、そう思って二重まぶたの車を探してみた。
 まあ全く無くはないようだ。例えばこれ、SUBARU FORRESTAR。あとBMWの現行7。あれはなんだかサンダーバードの運転手の顔みたいだが・・・とここまで書いて、もしかして自分が探していたのは二重まぶたじゃなくて、眉毛だったんじゃないか、という疑問に至る。やっぱり眉毛かね、この車も・・・。二重まぶた車探しの旅は続く。続くったら続く。

2006年11月 7日

消防車01

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日本の消防車よりもかっこうよく見えるのは、気のせいか。
どちらの消防署も、車は綺麗に磨いていることを前提に、アメリカの消防車は
・メッキパーツがやたらと多い。磨けば磨くほど、綺麗に見える?
・赤の色が違う。日本の車は、朱色、バーミリオンぽいが、こちらのはもっと濃い色、えんじ色に近い感じだ。だからメッキパーツとコントラストが出る。
・赤一色でなくて、白も要所に使用している。
・レタリングに気を遣っている。日本の消防車だと、ゴシックで「○×署」くらいしか書いてないが、こちらのは影が付いていたり、斜体がかかっていたり、エッジがメッキになっていたりとやたらと派手だったりする。
日本の消防車も、乗って自慢したくなるような格好にするために、グラフィックデザイナーあたりにコンペなんかやらせてみたら面白いんじゃないだろうか、と勝手な事を考えてみた。

2006年12月28日

路側帯

dcsign01.jpg
 ワシントンDCに車で出かけてみた。そこで発見したのがこれ。時間によって路側帯も使っていいよと、そういうサインになっているようだ。
 なっているのは分かるのだが、路側帯ってそもそも緊急退避用だったりとか、警察・救急車両が走るためにわざわざ空けておくためのものだと思うのだが、時間によって埋めてしまって果たして良いものなのか。渋滞の時に路側帯も使いたい気持ちは分かるものの、そういうラッシュ時に事故が起こったらどうするのだろうかと若干気になってしまうのだった。
 ついでにいうと、他の道路から合流する時は、まず自然にこの路側帯に入るのだが(そりゃそうだわな)、しばらく走って自分の車線に×マークがついているのを発見し「ここ走行禁止かよ!?」と焦る事が数回有り。え〜、このシステム、どうなんでしょうか。
 あ、「SHOULDER」と書いてあるので、路側帯と言うよりは路肩だな。日本語も英語も似ているな(それとも日本側でSHOULDERを路肩と訳したか?)。

2007年2月25日

Chevrolet HHR

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 2/20の週、マサチューセッツ州の小学校は軒並み一週間休み。ということで、フロリダ州オーランドに4日ほど行ってみた(4日では足りないのだが・・・)。そこで借りた車がこれ。
 なんつーか、PTクルーザーに負けじとニュー・レトロなテイストで攻めた、ような気がしなくもないが、メーカーチューンのチョップド・ルーフなホットロッド(何いってんだか自分で分からなくなってきたが)な感じが、南国で使用するレンタカーとしてばっちりはまってくれたのが嬉しかった(おまけに本体色ゴールド。レゲエとかソウルとか似合いそうだ)。
・しかし、さすがに窓が小さいと守られ感がある、というよりは明らかに視野が狭く、ちょっと運転しにくい事もあった。
・エンジンは2.2Lの直4なので、当然ながらドロドロした音は出ない。
・価格は15000ドルくらいだから、日本で言うところのbB位の車格か?
 ま、ともかく、ファンキーな車を貸してくれたHertzに感謝。こういう車に乗っているだけで楽しい気分になれるから不思議だ。

2007年4月 8日

Toyota Tundra

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車の点検で店に行った時に撮影。が、店内が狭くて車の外観が一枚に収まらないので、デジカメのソフトを使って合成。ともかくでかい車だ。
・エンジンはV8の5.7L。1.9Lの車3台分だ。
・でどうよこのホイールベース。
・荷台はバイクも2台くらい乗りそうだが、人間も5人は入るだろう。
・車もでかいが、インテリア等作りもでかい。
 ・シフトレバー、牛乳瓶くらいある。まともに握ったら指が回らず。
 ・センターアームレスト、チャイルドシートくらいの幅あり。でかい人が両側からぶっとい腕2本をデンと置いても全く問題なし。
 ・その他レバー類も、主要部は指のぶっといマッチョメンが触っても問題ないくらいのでかさ。
 なんだか、車のあちこちから「貧相な奴は乗るな」と怒られているような車であった。これは、自分には、まず似合わないだろう・・・。最低体重90kgくらいは必要なんじゃないだろうか。あ、重さの話じゃないか。筋肉の話か。

2007年4月25日

Pontiac Aztek

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BMWといい、スバルといい、猛禽類の目玉系ヘッドライトがあちこちに見られるが、当方の知る限りルーツはこれだ、と思う。2000年発売。
しかし、なんつーかこれ、格好良く見えない。顔はともかく、このお尻。平らなガラスを貼り合わせたような形状(実際はそうでもないのだが・・・)。生々しいというか、やっちゃった感あふれるというか、あるはずのない5ナンバー枠が見えるような。同じような名前でも、ジウジアーロのあの車とは違う。余りにも違う。
BMWの現行5シリーズもはじめは「うわ!」と思ったが、最近見慣れてきて、もしかしたら格好いいかも(特にM5)と思うようになった。が、これは7年経って見慣れたにも関わらず、格好良くは見えてこない。何でだろう(なんとなく想像はつくが)。

2007年6月 3日

Vinyl roof

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 アメリカに来ると、セダンの屋根に布みたいなものが張ってあったりする。コンバーチブルという訳ではなく、ハードトップの屋根の上にカバーをかぶせている。何のためにこんなことをするのか、ぱっと考えたことは、
・これはフェイクのコンバーチブル。
・たとえば天皇陛下の専用車とか、非常にフォーマルな車はコンバーチブルと言うことになっていて、雰囲気だけそれに似せるために、わざと布を張っている。
 という仮説を証明するためにWebを探してみたりしたのだが、こういうのはVinyl topあるいはVinyl roofと言って、いわゆるフェイクのコンバーチブルとしての、車の形式の一つらしい。自分なりに整理してみると、

・1750年代から、馬車の幌の形式で、ランドー型(Laudau、前後に向き合う座席上にそれぞれ折りたたみ式の幌のついた四輪の客馬車、リーダーズ英和辞典から)の馬車が流行。
・1920年代ころ、米国において車の屋根の後ろ半分を布、あるいは革で覆った形式の車が、フェイクのコンバーチブル「ランドー型」として流行した。
・同様の車は戦後の米国でも流行。車のCピラー部分が大きく窓なし/小さい窓で布カバー(コスモL?)、場合によっては側面にランドーバー(波の形状をした細い棒。たぶん馬車で幌の一部を支える働きをしたのではないか?と想像される。霊柩車の側面についているあの細い棒がランドーバー)がついていた。また布、革ではなくビニール系の素材で天井を覆った車がVinyl roofと言われた。

・・・ということで、高級感、やんごとなき感の演出のためのフェイクのコンバーチブル、という意味ではだいたいあっているみたいだ。ちなみに、
・当方の知る限り、Vinyl roofは自動車メーカーはオプションで作っていない。専門の業者がある。
・布の固定(側面)はリベット等で行っている。Vinyl roofをはずした車を見たことがあるが、ピラーのあちこちに穴が開いたままになっていた。
・自分の理解が正しいとすると、屋根の後半だけが布で覆われたものが正式のランドー型。セダンの屋根全体が幌になっていても、「これどうやって開けるのよ?」と思ってしまうが・・・。
・退色は、驚くほどない。白濁したVinyl roofは、ほとんど見たことがない。

以下参照したページ
Wikipedia
Vinyl top
Landau Car
霊柩車。日本のBuddhist-style霊柩車の写真も

Vinyl roof等の会社

2007年6月 8日

トラック牽引

truck0301.jpg
牽引と言うよりは、積載とでも言うのか。とりあえず3台まとめて運んでいた。追い抜きざまに撮影したので、固定方法は不明。

2007年6月 9日

自動車事故&保険01

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自分の乗っている車が他の車と衝突した。あらかじめ言っておくと、問題となりそうな怪我はない。今後は事故の処理、保険の処理について報告していこうと思う。ま-さ-に体当たり企画だ(ちょっと痛かったが)。

2007年6月11日

自動車事故&保険02

事故の状況
大前提:ロータリーへの進入は、先に入った車に優先権がある。ロータリーに入ろうとする際、既に車がいたときは、その車が通りすぎるまで待ち、安全を確認してからロータリーに進入する。
自分の乗っていた車(以下A),相手の車(以下B)にて以下説明
collision02.jpg
1.Aがロータリーを回って先にある道にはいるため、ロータリーに先に進入
2.Aがロータリーを通行中、Bがロータリーに進入、既にロータリー通過中のAの右側面に衝突
3.Bはその場で停止、Aは衝撃で車の向きが変わり(恐らくエンジンのある重いフロント部を軸にして右回転)、歩道を乗り越え、フェンスを突き破り、民家の家の庭に落下、家の階段に衝突して停止
巻き込まれた歩行者は無し(いや、よかった〜)

2007年6月12日

自動車事故&保険03

警察/救急その他の対応
・今回車A(自車)に乗っていた人間
 運転席:ryo907妻
 助手席(衝突した場所):ryo907本人
 後席右(衝突した場所):ryo907長女(10ヶ月)

collision05.jpg
・車が停止してからは夫婦でまず長女の安否確認。ryo907の席からは外に出られないことが分かったので運転席から脱出。長女は気絶等ではなく大泣きだったので、最悪の状態ではないことは分かった。
・外の出てみるといろんな人が「大丈夫か?」と声をかけてくれたが、「大丈夫」と答えつつも「おまえが運転手か」と逆に訪ねる。気が立ってました。申し訳ありません。
・事故から恐らく2-3分後、警察車両の到着に気が付く。非常に早い。たまたまだったかも知れない。警官に車の車検証・運転者の免許証を提示、状況の説明をしている間に救急車、消防車(なぜかはしご車)、写真を見ると(当時は気が付かなかったが)レッカー車まで到着、その間10分以内、だと思う。(ちなみに写真の赤い車が相手車)
・警察の対応は、毎日やっているんだろうなと思わせるような、非常にてきぱきしている印象(さすがプロ)。警察署は事故現場から来るまで5分の場所だが、当方が気づいた頃には交通整理やっており、双方の情報交換、飛散物の処理(写真には冷却液/オイルを吸収する砂?を撒いてあるのが見える)等も含めだいたい15分程度?で終了。警官が来て当事者双方の運転者、自動車、保険の加入等の情報が入ったフォームを渡し、
警官「これが相手の情報だから、これで保険屋と話をして。車はレッカー屋が運ぶから(とレッカー屋の名刺を渡す)。じゃ、終わり」
ryo907「車は片づけなくていいのか?現場の処理は?相手は?飛び込んだ家の住民は?」
警官「車はレッカー屋が運ぶので何もしなくていい。現場の処理はすんだ。相手は病院にいったから。家の人には保険屋が話すると思うから」
ryo907「今回我々が悪いとは思えないんだけど」
警官「あんたの車の側面にぶつかっている状況を考えて、あんたらに非はないよ」(本当は保険屋が決める話)
・消防車は、なぜかはしご車が来たものの、今回火災にはならなかったため出番無し(良かった)。
・救急車は(恐らく)2台到着。相手の車は運転者一名のみ。アメリカにはホームドクターというものがあり、そこでカルテを保管、基本的にはそこで医者にかかることになっている。おそらくはそのホームドクターに搬送されたものと思われる。一方こちら側は10ヶ月の乳児がいること、ホームドクターの場所までは若干時間がかかることから、良い小児科がいる付近の病院を薦められたので、そちらに救急車で移動することにした。
・・・ということで、総合的には当事者なのに何もしなくていいの?と思えるような、こういうのをホスピタリティとは言わないのだろうが、ともかくてきぱきとしまくった処理だった。ま、素人が何かやろうとしても混乱するだけだし、怪我等でそれどころじゃない事態が多いだろうから、当たり前なのだろう。

自動車事故&保険04

医療状況
・10ヶ月の乳児が衝撃を受けた場所に乗っていたことから、近くの小児科に搬送することになった。ちなみに救急車に乗るのは、ryo907は生まれて初めて。車も置きっぱなしで何もしなくてもいいのかなと思いつつ、警官がいいと言っているのだからいいやと思い救急車に乗った。
・小児科が診るまではあまり動かさない方がいいだろうとの判断から、ryo907長女はベビーシートに乗せたままストレッチャーに固定して運ぶこととなった(写真)。
collision04.jpg
・腹痛だったかで救急車で運ばれた人が5000ドル(60万円)請求されたらしいという話を聞いており、はじめ少し躊躇したが、「ま、こっちは悪くいないんだし、向こうの保険会社に請求すればいいや」という心づもりがあった。どっちにしろ足もないし。アメリカでは貧乏人は救急車に乗れない、と聞く。本当かどうかは知らないが、5000ドルの話が本当なら、保険に入ってなければまず無理だろう・・・。
・救急車はドライバーと看護士(?)の2名。
・ryo907長女は大泣きしているものの、意識を失ったり吐いたりしているわけではないので、車内もま、落ち着いた雰囲気。夫婦とも骨が折れたりしているわけでもなく問題なさそう。「この看護士はいつももっとテンパっている人を運んでいるんだよな・・それに比べりゃこりゃ楽勝だわ」と思う。
・サイレンを鳴らしながら走行。赤信号で止まらなくていいと、車は非常に早く移動できることを発見。車内は防音が効いており、サイレン音はほとんど気にならず。ただし治療用品に囲まれた車内は窓が少なく、眺めは良くない(観光バスじゃないっつーの。医療現場を見せながら走ってどーすんの)

医者の診断の結果
ryo907長女:頭にこぶがあるものの、問題はないと思われる。X線を使うこともできるが、発育に影響が出るおそれがある。今回のこぶもひどくはなく、X線の必要は無いと思う(ということでX線は使用せず)。ただ頭部で出血する場合、だんだん血がたまってくることがあるので、しばらく要注意
ryo907本人:右腕の内側が内出血(若干外にも出血)。恐らく頭を守ろうとして腕を上げ、内側が接触したものと思われる。現在青く(それでいて皮は黄色っぽく)なっているが、それ以外は問題なし
ryo907妻:若干腰が痛い。後からひどくなったりすることもあるので、要注意。現状はそれほど問題なし
保険屋と連絡する係が病院内におり、診断状況はその人を通じて保険会社に送られる。その処理をし、医師と話をして病院は終了、とりあえずタクシーにて帰宅。大きな問題にはならなさそうで良かった(とりあえず、だが)

2007年6月13日

自動車事故&保険05

collision03.jpg
事故当日の感想
(1.)ロータリー内を通行中、視線はどうしてもカーブの先、すなわちロータリーの内側を向く。この状態で真横から30-40km/hで入ってくる車に対応するのは、まず無理。ちなみに助手席にいたryo907には、この車の鼻先が若干見えた程度。止まるんだろうなと心の片隅で思ったが、そのまま突っ込んできたので驚いた、というか驚く間がなかった。
(2)衝突後、車は横を向いてしまったわけだが、衝撃とともに全く予測できない光景の中に投げ出されてしまった場合、状況を瞬時に判断して対応するのはまず無理。

その他
・保険屋には病院等から情報が行くはずだが、とりあえず自分からも電話で一報しておいた。

2007年6月14日

自動車事故&保険06

車両破損状況1
・事故の次の日、救急車で搬送された際に車内に置き忘れた物を取りに車の保管場所(Tow Yard)に行く。事故処理をした警察署の裏にあった。連絡早いわけだ(というかひょっとして癒着?まあいいや。対応早かったし)。自分の車をはじめ様々な事故車とご対面。あらためて車のダメージを確認。まずは外観。
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・側面部はかなり派手に凹んでいる。こうしてみると、Bピラー部分が強度確保に役立っているのは間違いないような気がする。Bピラーが無かったらもっと派手に食い込んでいたに違いない。
・前ドア、塗装がはげている部分、もしかして裏側にインパクトバーあり?
・フロント部の緑色の線はフェンスを引っかけた跡。フェンスを破ったと言うよりは網の部分を押し上げて潜り込んだ感じらしく、網の傷はボンネット、天井にも残っている。
・フロントフェンダー左部が大きく上に跳ね上がっているが、これは庭に落ちたときの衝撃と思われる。フェンダーには削り取った芝生が付着している。
・後ろのバンパーも欠損あり。庭に落ちるときに石垣でこすった模様。
・Cピラー部にゆがみあり。Cピラー部は車体そのものなので、ここがやられると良くない、と聞くが本当か。
・車輪も一部アライメントが狂っているような気がする。
レッカー屋の親父「前、横、後ろ、ボンネット、全部だめじゃん。こりゃ全損だろう」
ガビーン。

自動車事故&保険07

車両破損状況2
・室内も見てみた。サイドエアバッグが開いていたことは救急車に乗る頃気が付いていたが、シートからもエアバッグが出ていたことは知らなかった。
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・ひだひだのような模様が見える。はじめは細長いチューブ上の空気袋があるのかと思ったが、これは天井のなかでエアバッグが扇のように畳まれている痕と思われる。
・面白い形の線が入っているが、これは表裏を縫い込んだテープ。空気を送り込んで膨らませる順番、スピード、ふくらみの形状を決めていると思われるが、いや、良く考えてあるなと感心する。
・それでいて各部に穴があって、膨らんだ痕は速やかに空気を抜く工夫もしてある。
・シート等生存空間はしっかり残っている。ドアがあれだけ凹んでいて大した物だと思ったが、シートレールがシートごと内側に数センチずれている。うーん、これはやはり全損なのか・・・。
・いずれにせよ、ryo907本人と後ろの乳児が非常に軽傷で済んだのには、このサイドエアバッグが大いに貢献したことは間違いない。これだけ窓全体を覆えば、割れたガラスや飛来物が入ってくるのを防ぐのにも十分役立つはずだ。すばらしい。

その他
・飛び込んだ家の人には連絡したのか気になっていたが、「自分が悪いのであればともかく、変に挨拶に行ったり、うっかり謝ったりすると非常にやっかいなので、こういうのは保険屋に任せた方がいい」という助言に従いノーアクション。保険屋が家に連絡とったかは現在不明。家の住人、帰ってきたらフェンスと階段が壊れていて驚くかも知れない。すまん。
・相手が日本人だと分かると、弁護士を雇って言いがかりをつけてくる人間がいるかも知れないので、そちらも弁護士を考えておいた方がいいかもしれない、と助言あり。とりあえずそうなってから考えることにする。

自動車事故&保険08

レンタカー利用
・保険会社がアレンジしてくれた。朝一で近くのHertzに行く。ショッピングモール近くの小さな営業所だ。
・行ってみたら、渋滞でまだ車が届いていないとのこと。仕方ないので30分くらい待つと、女性が車に乗って到着。鍵をそのまま手渡してくれた。
店の人「今回一つ上のクラスにアップグレードだけどいいかな?」
いいかなって、車これしか届いてないじゃん。いやだって言ったらどうするつもりなんだ。まあ「これでいい」と言ったが。
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で、スバル・フォレスター。Forester? = 森の人? = オランウータン?
見た感じ普通のグレードのようだが、なんだか当たり障りのない、無難な形だなこれ・・・。
とりあえず車の件が片付くまでは借りていていいらしい。

2007年6月15日

自動車事故&保険09

車両破損状況3
・車の破損状況を見に行った保険屋から連絡あり、Total Loss(全損)とのこと。で、このまま置いておくとTow Yardでの保管費用が余分にかかるため、Tow Yardにて廃棄OKのサインをしてきて欲しいとのこと(ついでに廃車証明を取るためにナンバープレートもはずして持ち帰らないといけない)。ということで、さっそくTow Yardに直行。
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・行ってみたら、さらに厳しい状況の車たちに囲まれていた。この角度から見ると「全然OKじゃん!」と思うが、修理費用見積もりが同程度の車の購入費用を上回ったか、あるいは修理不可と判断されたのであろう。りりしい目つきが「まだ走れるから、おいてかないで!」と言っているようにも見える。
・ガラスに「検査済み」のシールが貼られていた。このシールを無断ではがしたり、内部の物を持ち去ったり付け替えたりすることは禁止されている。
・横から当てられたこともあり、エンジンそのものは無傷。実際にエンジンはかかるし、盗難防止のLEDも点滅している。事故現場で家の階段に当たって止まったときも、エンジンは休まず動き続けていた。が、車体を直せない以上どうしようもないんだよな。・・・・すまん、ゆるせ!

貴殿は模範的な乗用車として使用者に善く仕え、最後の瞬間まで身を挺して乳児を含む乗員3名全員の安全を守った。
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06 Honda Civicに敬礼!

2007年6月18日

自動車事故&保険10

廃車証明
・廃車証明を取りに、Registry of Motor Vehicle (RMV、要は陸運局みたいなもの。名称はDMVなど、州によって違う)に行く。ここでナンバーと車検証を返納して、代わりに廃車証明を2枚もらう。1枚は市に提出して、固定資産税(Excesize Tax)の払い戻しに、もう1枚は保険会社に出す。
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・とうとう車がこんな紙切れになってしまった。とほほ。
・RMVの帰りに、いろんな車をぺしゃんこの箱状につぶした鉄塊を乗せたトラックと遭遇。わちゃー。自分の車をつぶしたものだと分かったら、正視できないかも知れない。

・この時点で、ようやくブログ更新がリアルタイムに追いつきました。ここから先は、情報上がり次第のアップデートとなります。

2007年6月27日

自動車事故&保険11

新しい車の発注作業を始めた。
今回事故を起こした車はリース車なので、全損の場合は、
・保険会社が事故による補償費用を算出する
・事故車のリース解約、保険会社からもらったお金で精算を行う。(ある程度お金が戻ってくることを期待)
・新たにリース契約を結ぶ(若干頭金を払)
 ということで、事故車のリース解約早めにすませて、もらったお金で新しい車のリース契約を進めたい。が、保険会社の折衝が終わってから新しいリース車の手配をしていたら2ヶ月近くかかること、現在使っているレンタカーの期限は最大30日であること、を考えて、とりあえず早めに新しい車のリースを進めることとした。で、問題は車選びだ。
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・今回もリース車なので、リース終了時に価値があまり下がっていない車が望ましい。となると、自然とホンダ・トヨタあたりに絞られてくる。
・主となる使用者は妻なので、大きな車は必要ない。よってシビック、Fit、カローラ、Yaris(Vitz)あたりが対象となってくる。ちょっと背の高いMatrixなんかも候補に入れてもいいだろう。
・ガソリンが非常に高い現在、燃費のいい小型日本車は非常に人気。Fitなんかは1ヶ月以上待ち、ということもあるそうな。
・まずYarisとFitは、今回候補から落とした。価格は安いのだが、オートマ、サイドエアバッグ、ABSなどがオプションで、これを足していくとけっこう高くなってしまう。米国で安い車は、ABSがオプションなのである。そうなるとカローラクラスとの価格差があまりなくなってくる。
・それに加え、今回事故を起こしてみて生存空間、というか、クラッシャブルゾーンが確保されている、というのは非常に大事だな、と思えた。今回は相手が2Lクラス(Ford Focus)だったから良かったが、これが5.7LのV8トラックだったらどうだったか?相手がでかいのだから自分もでかくなろう、というのはどうかと思うが、若干値が張っても安全な方を取っておくに越したことはないだろう。
・次にMatrixだが、それなりに値が張るようなので候補から落とした。
・で、カローラ対シビック。シビックの方が若干値が張るが、設計は新しい。再度カーテンエアバッグ、ABSその他安全装備が標準で付いている。カローラでこれら機能をつけていったら、それはそれで値が張りそうだったので(またあえてカローラを選ぶ理由もなかった)、次の車もシビック狙いで探してもらうことにした。そういえば同じような検討を1年以上前にもやったのだった。ま、在庫状況等でどうなるか分からないのだが・・・。

2007年6月28日

Panoz Roadster

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会社の駐車場で発見。お、格好いいじゃん。でもどこの車?と思ってエンブレム見たら、Panozかよ!現在のラインナップにはないがこの車、1991年から10年くらい?販売。このサイズで4.6LのV8搭載。さぞかし痛快な車に違いない。いっぺん運転してみたい。

2007年7月10日

自動車事故&保険12

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新しい車が納車された。
またCivicである。古い車の処理がまだ終わっていないのだが、
・先週保険会社がカバーするレンタカー契約期間が終わってしまった
・古い車のリース契約は解除してある
ということで、とりあえず納車してもらった。若干マイナーチェンジしてあるようだが、ま、ほとんど変わりはない、と思う。あとは、古い車の事故に対する、保険の支払い等がどうなるか、だけである。ちなみに今までに分かったこととしては、
・救急車の会社から請求書が来た(そんな大きな金額ではない)。救急車って、民間の会社が運営しているのね・・・。
・運転者の過失割合が50%を切った場合、来年度以降の保険料支払額に変更はない。例えば、当方は今回の事故では「全く悪くない」と思っているのだが、保険会社が「あなたの過失は49%」と言えば、もう来年度の保険額の上昇は気にしなくて良くなる。それでは10対90とかの数字がどうして必要になるかというと、保険会社間での負担分を決めるために割合を出すことが必要になるとのことであった。
・こちら側の車が飛び込んで壊したフェンスおよび家の階段、こっそり行ってみたら壊れたままになっていた。人、住んでいないのか?それとも夏休みで旅行中?保険の処理が全て終わった後で気が付いたら、どうなるのだろう・・・。当事者はびっくりするに違いない。

2007年8月11日

自動車事故&保険13

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事後処理もほぼ終わったか?と思われたある日、封筒が届いた。救急車の会社から、請求書700ドル。「おたくの保険会社に連絡しましたが、コンタクトとれません。つきましては700ドル・・・」次の日速攻で保険会社に電話&FAXした。とりあえず自分が払う必要はない、ってこと、のはずだ。現場から親子3人、救急車で15分くらい運ばれて700ドル。高いと言えば高いが、救急スタッフ、救命装置なんかも付いているからそんなものか。日本は救急車がただ、というのはある意手厚いな、と思った。

2007年8月27日

Hyundai Azera

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 レンタカーでプレミアムカーを選択したら、これがきた。Buickあたりのでかい車を期待していたので少しがっかりだったが、これがまたむちゃくちゃに静か。車体も十分にでかく、3.7LのV6はパワーもあり、革シート、電動リアカーテンからシートヒーター、衛星ラジオ等装備もてんこ盛り。細かいところで「こうだったらなあ」という所は無理矢理探せばあるが、普通に走る分には特に気にならず。自動車評論家でもないし。後で調べたらToyota Camryより安い。アコードの値段でレジェンドに乗れるとしたら?アリオンの値段でマークXに乗れるとしたら?
 今までのHyundai車は「どう見てもあれのコピー」「あれとこれを足して2で割った感じ」の車が多かったが、最近はそうでもない。で、この価格。日本車びいきでなければ絶対こっちを取る、ような気がする。ま、信頼性とかディーラーのサービスとか乗っただけでは分からないこともあるのだろうが、いやそれにしても怖い会社になってきたな、というのが今の正直な気分だ。いい経験だった。

2007年9月 9日

Classic Carその1

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近くの高速道路Mass Pikeにて発見。コルベットとか、カマロくらいなら大体いつ頃の車か分かるのだが、これなんだ?ナンバーから察するに、かなり昔に登録した車をそのまま使っているようにも見えるが。しかし65マイル/時走行中(だいたい時速110kmくらい?)前輪は取れそうな感じでへこへこ回っていた・・・。これ、大丈夫か・・・?ブレーキも驚くほど効かないのだろうな・・・。

2007年9月18日

Pontiac Trans Am

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不必要なまでに濃いめ系のデザインが魅力のポンティアック。本モデルは2002年頃まで販売されていたハイパフォーマンスモデル。上級モデルは5.7LのV8だから、かなり速かった?にしても、デザインはやはり濃いめだ。テールランプは六角形の穴が無数に開いており、さながら昆虫の複眼。見ているだけでおなかいっぱいである。トランザムといえばナイトライダーかもしれないが、これは、やはり、悪役顔だよ、な。存在感と言い、形といい、三菱のGTOに相通ずるように思えるのは気のせいか。(ちなみにPontiacにもGTOというモデルはある。4ドアクーペだが)

2007年9月29日

Toyota FJ Cruiser

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 トヨタから出ているRV。全長4.6m、重さ1.8トン。4リッターのV6を積むが、シートスペースはほぼ2+2。パーソナルRV(パーソナルと言うにはあまりにもでかいが・・・)価格は、カローラ以上、カムリ以下。そう考えたらすごく安い気がする、大きさの割には。
 かっこうはいいと思う。RVなんだけど泥臭くなくてモダンな感じで。色の組み合わせも銀+青とか、紫+クリーム(ラムレーズン?)ポップなものからシックなものまで。
 敢えて文句をつけるとするとなんだろう、この形でこの大きさはどうなのよ、というところか?もう少し小さかったらこの形、ばっちり決まると思うのだが、なんだか無駄に大きい気がする。三等身のかわいい子供だが身長150cmみたいな?そこまでは変じゃないか・・・・。日本人だからよけいにそう見えるのか?

2007年10月 8日

Boston DuckTourバス

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 BontonDuckTourは、ボストン市内を観光しながら最後はチャールズ川に飛び込み、水面からも街を眺められる人気のアトラクションであるが、これに使用されている水陸両用バスは1942年頃開発されたDUKW(一般的にはDuckと発音)が利用されている。それでDuckTourだったのか。
 DUKWは当時GMによって開発されたが、その謳い文句は「水中のトラックよりも良く、陸の上のボートもやっつける!」だったそうで、これだけ聞くとガリ勉君よりもスポーツが得意で、のび太より勉強できるみたいな、お互いの短所より強くてどうすんだ的な、微妙な感じがするのは自分だけだろうか。当時の性能では陸上で最大80km/h、水中では最大10km/h。やっぱり微妙だ・・。水っぽい場所を全行程一台でカバーするならベストなのかも知れないが。
 ちなみにツアー用のDUKW、さすがにエンジンは換装してあるようだが、防水構造のおかげか?屋根がないにも関わらずエンジン音は普通のバスよりも静か。ただし水に入ると水の冷たさが床から伝わってくる感じだった。パネル展示の隣には当時のポスターがあって、「これでヒトラーをやっつけろ!」的なスローガンの下に数百台のDUKWがならぶ写真が。やはりいろんな意味で微妙だ。が、もう60年も経っているのに未だに現役というのは、これは凄いとしか言いようがない。

2007年10月10日

空港の駐車場

 ボストンのローガン国際空港に駐車してみて驚いた。入り口(エレベーター)に一番近いところはハンディキャップの人向け、それはいいとして、その隣はハイブリッド車・代替燃料専用駐車場になっていた。
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それそのものは良いことのような気もするのだが、
・5000cc+電気モーターのLexus(両方から最大出力が出たら、620馬力、83kg.m!)が駐車できて、1500ccのFitが駐められないというのは、やはりおかしいと思う。ハイブリッド等は係数を作って(例えば排気量*0.5とか)2L以下の車は駐めていいとかにした方が良いような気が。ハイブリッド等に変えていくという考えそのものはいいのだが、「ばかでかいハイブリッド」ってどうなのよ、と思う次第。
・入り口付近、かなり多量のスペースをハイブリッド(+代替燃料車)スペースにしてしまった。結果、入り口付近はだーれも駐められなくてがらがら、普通車のスペースは駐める場所が無くて車が通路にあふれている。ドライバーは車の中にキーを残し、係員が通路の車を動かしたりしながら奥に入った車を出したり入れたりしている(貴重品なんかはもちろん残せない)。これって、地球に優しいのか?
 ハイブリッドスペースを徐々に増やすとか、もう少しうまいやり方があるような気がするのだが。違反車はレッカー+罰金ってのも凄いな。今後は「ハイブリッド」ステッカーチューンが流行するかも知れない。「ロビイストの活躍の成果」と言う意見もうなずけそうな感じだ。

2007年12月 2日

マサチューセッツ州のロータリー

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 今年の6月にロータリーで突っ込まれて全損になった件について、昔からマサチューセッツ州に住んでいる人間に話を聞いたのだが、本人曰く、この州では20数年前まで、ロータリーは「これから入る車優先」だったそうで、現在のように「入ってしまった車優先」に切り替わったとき、あちこちで大混乱だったとの事。
 上の図は事故の時に作成した図。Aは自分の車、Bは相手の車。Aはロータリーに入っていたのにBに突っ込れた。現在のこの州の法律ではBに過失があるが、昔の法律だとAに過失があることになる。
・今回の事故の相手はかなり高齢者だったらしい。もしかしたら昔の運転のくせで我々の車に突っ込んできてしまった、という可能性があるのかも知れない。だからどうだ、という話ではないのだが。
・聞いた話ではパリは今でも「これから入る車優先」だそうで、気の弱い人はいつになっても凱旋門から離れられない、と聞く。

2007年12月 8日

リムジン故障

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 夜、フリーウェイ上で2台のストレッチリムジンが路肩に止まっているのを発見。手前の車はタイヤがはずれており、奥の車はボンネットが開いていた。ここからどのようなストーリーが想像出来るであろうか。
例:要人を乗せたリムジンがエンジン故障でエンコ、それを助けに来たリムジンがパンク
(偉い人が乗っていたら、カンカンだろうな)
 ちなみにレッカーに引っ張られていくスクールバスは目撃したことがある。今度はリムジン。次は消防車かパトカーのような気がしてならない。

2007年12月11日

New England Autoshow 2007報告

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ボストン周辺の6州を対象としたモーターショー、New England Autoshowが開催されたので、家族連れで見てきた。
レポートは、こちらをクリック
オフィシャルサイトはこちらをどうぞ


2008年2月 5日

Wood Panel

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うちの娘である。が、それは今回のネタとは関係なくて、このおもちゃの車の側面、ウッドパネル張りなのであった(もちろんフェイクだが)。こんな遊具にまで木目を貼り付けてしまうというのは、やはりアメリカ人は木目が好きなのか。あるいは木目にしなければならない理由があるのか。この写真を見て言えることは、「これは車です」と表現するために車輪をつけるのとほぼ同じくらいの重要度で木目がついている、そういう理解でいいだろうか(ホントか?)。そこまでは言い過ぎとしても、ライト類と同じくらいの重要度である、とは言える、よな?

2008年2月 6日

パトカーレッカー

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以前、車の故障を見かけるのがあまりにも多いので、「どうせそのうちパトカーが壊れているのも見かけるだろう」と思っていたが、その瞬間は意外と早く来た。対向車線ですれ違っただけなのだが。たとえば日本の車にしたら壊れなくていいんじゃないかと思ったが、こういうがんがんぶつけても平気そうな車は、日本車にはないような気がする。安くてでかくて速くて頑丈な車、となると、やはりこのあたり(Ford Police Intercepter)に落ち着くのだろうか。この車、同じ理由でタクシーにもよく使われている。大半はパトカーのお下がりだとは思うが。燃費は悪いのだろうな・・・。

2008年4月30日

ゴミ収集車

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こちらのゴミ清掃車。住宅地を回ってくる車は、作業員が手でゴミを投げ込んでいく、日本と似たタイプだ。しかし店舗の裏にあるような大きめ(あるいは産業用?)のゴミ箱の場合は、車が自力で投げこむような仕組みとなっている。ゴミ箱の形式も決まっているようで、これは横幅2mちょっと?の鉄箱の横に2本のフォークを突っ込んで、運転席の前から持ち上げて上から落とす、けっこう大がかりな物だ。しかしこれなら運転者がゴミ収集所に乗り付けて、前からフォークをゴミ箱に突っ込んで作業できるから、他の作業員が要らない。ドライバーだけで収集できる。力の要る事は極力機械にやらせて、人は楽をする。非常にアメリカ的、な気がするのであった。
ムービーを見る際はこちらをクリック。もれなく妻の驚きの声つき。車の上でがっこんがっこん揺らせて、ゴミをふるい落としている。

2008年7月25日

Smart

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Smartの輸入が始まったようだが、ここのところ増え方がハンパじゃない。ものすごい勢いで街に増殖している。Boston付近は道が狭いので、この車は都合がいいのだろうが、やはり燃費。こちらではガロン4ドル。数年前は1ドル後半だったことを考えれば、そうなるのも無理はない(藤沢-東京間が片道800円から2400円になった衝撃をご想像ください)。そろそろ日本の軽自動車技術を米国に自信を持って輸出し、米国市場をさらに席巻するチャンスが来たのではないか、などと無責任なことを考えてみる。しかしSmartUSAのサイトに行ってみたら、安いのは11000ドルからだ。FitやVitzよりも安く出している。うーん日本の値付けとかなり違うな。コスト的にもけっこう強敵かも知れない。

2008年8月13日

Chevrolet Suburban

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レンタカーとして利用してみた。キャビンが長い(全長は5.5m以上有ると思われる)タイプで、8人乗った後ろにスーツケースが5-6個余裕で収まる。エンジンは5.78LのV8。ガソリンがリッター1000円になる日のことを考えたら、こんな車に乗れるのも今のうちだろう。今回7人で乗ったのだが、さすがにトルクには余裕有り。逆にあまりぶん回しても力が盛り上がる感じはない。アクセル開度と燃料の流れ具合を見ながら、その瞬間の燃費を表示できるのだが、踏み込んだら3MPGと表示された、って、リッター1キロ以下かよ!?(普通に踏んでいるときは10-14MPGくらいだが) 一番戸惑ったのはブレーキがきかないこと。とにかく車体が重い。力があるから加速はいいが、ブレーキには気をつけないとなかなか止まらない。室内はもっちりした本革シートがいい感じで長距離も疲れないが、4WDのSUVのせいか、床が高め。ミニバンに比べたら足下は若干窮屈かも知れない。横方向には非常にでかい(ミラーも入れたら2.5m)、肘掛けが遠すぎる。超メタボのオヤジじゃないと完璧にフィットしない気が。それでも大排気量V8で本革シート、非常に静粛に走るため自分のミニバン(TOYOTA SIENNA)よりは圧倒的に楽だった、と言っていいだろう。どこまでも走って行けそうな気がする、ガソリン代がもつ限り。

2009年4月15日

Hummer time

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2月に犬を連れ戻しに米国に行った。その際に借りたのがHummer H3だった。今回はHummerに関するレポートをお送りしたい。

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