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デザイン アーカイブ

2006年8月13日

Cadillac SRX

cien001.jpg
 02年にデビューしたコンセプトカー、CIEN。その後Cadillacはそのデザインコンセプトを各市販車に反映、シャープなラインを継承しつつ、コンセプトカーも新しくしながら、現在に至る。素晴らしいじゃありませんか。触ったら手が切れそうにシャープな、エッジの効いたかたち(超好み)、そのコンセプト。そしてそれでブランド統一。いや、素晴らしい。
 しかしこのデザインコンセプト、スポーツカーからSUVまで統一することは、どうなのよ?とちょっと疑問が。そこでちょっと比較。
写真上:Cadillac Cien (言うまでもなく、GT4から)
写真下:Cadillac SRX (バイクみたいな名前だな)
デザイン統一している、と自分で書いておいて後から比べてみるというのもどうかな、という気がするが、これを見る限り、かなり頑張っているように思える。
・Cピラーの形、後ろの窓のV字形状なんてそのまんまやん、と言ったらほめすぎ?
・写真は撮らなかったが、前ライトもよーく似ている。
・バックランプの形状もまたどうなのよ。
・ボディパネル側面に走る、斜めに駆け上がる折り目もいい感じだ。(その処理そのものは昨今よく見られるが)
・よく見ればホイールも7本スポーク。
・後ろナンバープレートのあたりも、何げに似ている。
・サイドウインドウのあたりは非常に普通に見えるが、そこから後ろの処理で劇的に似せているような気がする、この角度から見ると。

本当は、「この形はSUVなど車高の高い車には良くないのではないか?」ということを書くつもりだったのだが、本当は今でもそう思っているのだが、こうして比べてみるとこの車が意外に、といったら失礼か?良かったのでちょっと弱気になって前言、とりあえず保留。もうすこしネタを集めたいと思いますキャディラック様にたてついて、いやたてつこうだなんて考えただけでも大変申し訳ありませんでした。事情が許せば買って乗りたかったです(弱気を通り越して卑屈)。

2006年8月16日

洗濯機

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うちの洗濯機。借りている家に備え付けてあった。何十年前の機械よこれ?とはじめは思ったが、こちらではこんなのが普通だというのが分かってさらに驚いた。
・まず全体の形。それこそいつの時代の洗濯機よ?という感じだ。板金丸出しだし。
・乾燥機とセットになっているが、洗濯機は服を上から出し入れ、乾燥機は横から出し入れ、ってことは、濡れたものを上から出して横から入れる、ってなんか操作の基本の「き」からなってない感じだ。それが電気屋さんに行ってみても、まだこういう「新」製品がずらっと並んでいる状況はどうよ?
・写真下は洗濯機の操作ダイヤル。ダイヤル一つで操作を全て(でもないが)コントロール出来るところが便利なのか?でも水量はその横のダイヤルで4段に切り替え可能とか、ブザーの音の大きさをさらに横のダイヤルで3段階に切り替えるとか、モーターの強さをまた別のダイヤルで5段階に切り替える、とか、なんだかアナログシンセサイザーのVCFをいじっているような気分だ(そんな事無いか・・・)。要は服の量とかにあわせて洗い上がりを調整するコンピュータみたいなのが全く入って無いんだろうな、これ。

そんな機械だからダメダメだろうかと思っていたら、意外に使える。
・乾燥機、ドラムが巨大なのですごくふわっと仕上がる。そのせいかどうか分からないが何でも乾燥機。ハンガーに掛けて乾す習慣がない。
・洗濯も巨大なドラムでとにかく洗う。細かいことを気にしなければ、綺麗になるんだからいいじゃん、という感じだ。

そこで満足するから、形も機能も先に進まないのだろうか。進む必要がないのか。日本の洗濯機みたいなものがあったら、あっという間に市場を占拠できそうな気がするが、どうなんだろう。やはり単機能でも安い方にユーザー様は流れるのかな・・・。

2006年8月17日

車の目

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ここのところ、といってもかなり経つが、ライトのカッティングが変わって非常に鋭い目つきの車が増えた。目つきが鋭いのはいいのだが、経年変化で白化したりすると、とたんに格好悪くなってしまう。これ、一般的な耐用年数ってどのくらいなんだろう、また、どのくらいを想定しているのだろう。
例:
上-うちのシビック(06年式)。なんとなくクリスタルな、限りなく透明に近い、凛々しい目つき
下-近くで撮影した何だろうこれ、シボレー・モンテカルロあたりか?スーパーのヒラメみたい。目つきが既に死んでいる
もちろん、平均的な耐用年数よりは持つように作ってあるんだろう。が、もともとライトは車の目であるだけに、今の目つきがきりっとしているだけに、そうでなくなってしまった時のショックといったら、ウレタンバンパーが粉吹いた以上の視覚的ダメージがあると思うのはryo907だけだろうか。例えば今のBMW、イカリングみたいな目玉ライトがかっこういいが、あそこが白濁したらどうよ。配光パターンなんかも変化して、場合によっては危険なんじゃないだろうか。(そうなったからと言って交換する人も多くないだろうし)ほとんど人ごとながら、ちょっと気になるこの頃であった。

2006年8月31日

ドアのハンドル

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一般的なドアのハンドル。こうなっている場合、縦の棒は引く、横の棒は押す事になっている。いままで逆だった事は一度もないから、絶対に間違わない。ドアの前に誰かが居る時も、どっちに開いてくるか想像できるし、自分が誰かのために開けてあげる時もスムーズにできる。これ、日本も昔はこういうルールがあったと誰かから聞いたが、どうなってしまったのだろう。久しぶりに日本に戻ってホテルやデパートでドアを開けようとした場合、近づいて「押」「引」の文字を確認しないとどっちに開くか分からなかった(実際あちこちで何度もごつごつ押引を繰り返した)。これ、アメリカにしては(と言ったら言い方悪いか?)ウルトラグッドデザインなのではないかと思うのだが・・・。誰がどう見たって間違えようのない形状(若干の経験が必要ではあるが・・・)。例えばエレベーターの開閉ボタンも、これくらい明快に見た目で区別できると素晴らしいと思うのは、ryo907だけであろうか。そう思いつつ、もうアメリカに戻ってきてしまいました。日本の梨、うまかったです。

2006年9月 9日

車の目('06TOYOTA CAMRY)

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オイル交換でディーラーに寄ったついでに、車のライト部分を観察してみたんですが、きらきらさせるため(?)、非常にいろいろやっている事を発見した。少年漫画系の瞳も、一日にしては成らずと、そういうことですか。
・多灯ライトのライトごとに、スジスジのピッチが違ったりする
・一つのライトでも、場所によってピッチを変えている
・一部サテン調にしてざらっとした印象に(光を拡散させている?)
これ、観察しているとけっこう職人技なんじゃないだろうかと気付いた。他の会社の車も調べてみるか。日本仕様と海外仕様でも違うかも(自分では調べようがないが、面白いかも知れない。アメリカ仕様はアメコミ系だったりして。どんなんや?)。しかし、自分が写り込まないように撮影することが非常に難しいな、これ。

2006年9月16日

Dodge Dakota

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けっこう新しい年式のものだと思うが、角張ったフェンダーが素敵。5ナンバー制限が何?みたいな、何にもじゃまされていないような、Born To Be Freeみたいな、ダイナミックな造形が素敵。アメリカの車は横方向の表現が伸びやかなものが多く、羨ましい。

2006年9月20日

車の目(05-06Honda Odyssey)

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リング部分の要所は黒にして、輪郭強調。瞳がまっすぐ見てますよ的な、目力強調タイプと言っていいだろうか。ライトの下のところは黒いプラスチックで、よけいなところに光が行かないようになっている?それでライト全体の下の横線、これは何だろう。水平にぼんやり光るとしたら、マスカラ感強調?

2006年9月24日

Volvo Coupe

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 車で走っていて発見。あれ、これボルボだよな?それにしては何だか軽快な感じの・・・と思って見ると、Cピラーのところにベルトーネのマーク発見。ベルトーネがデザインやったボルボがあったとは知らなかった。
 こうして写真で見る限りではよく分からないが、2ドアのせいかもしれないが、ぱっと見た感じ「俺ってちょっとしゃれてるぜ!」的なオーラ(のようなもの)を感じた事は確かだ。

2006年10月 8日

Chrysler Concorde

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 非常に個人的だが、ここ数年の車で非常にすごいなーと思っているのはこの車である。
 ・・・この形どうよ。このスラントノーズに寝まくった前ガラス。これが日本で言うとクラウン/セルシオ(ってそういえばもう無くなった?)クラスの価格の高級車だ。この車に至る前のクライスラーもこういう感じの車が多かったようだし、いわゆるコンサバな車としてリンカーンとかあって路線を変えようという事かも知れない。が、これはインフィニティQ45が初代セルシオと違う-どころの話ではないような気がする。それだけでなくてその下のクラスの300Mとか、グループ会社のDodge Intrepidなんかも同じテーマで統一してしまった。すごいなー。(ちなみにこのデザインテーマは2000年前後のもの、Concordeは2004年頃には生産中止しているようだ)
 アメリカの金持ちはこういう形の車を買う事に躊躇がないのだろうか。日本のクラウン/セルシオとか乗っている人は絶対手を出さないような気がするが・・。なんとなくユーザーとしては以下のような人がイメージできる(勝手な想像)。
リンカーン-保守層・既にお金持ちのまま退職した人
キャディラック-IT関連やデイトレードでお金持ちになった人
クライスラー-弁護士とかでお金持ちになった人
 ちなみにリンカーンやキャディラックのストレッチリムジンはあるが、この車種のストレッチリムジンはない。車格が下なのか、ドライバーズカーだからか。あるいはもしかしたら、こういう曲線構成の車はストレッチしても様にならないから、かも知れない。
 この写真はそうでもないが、ちょっと濃色系で窓など要所にクロームメッキのアクセントが入ったこれは、高級感があって当方はすごく好きだ。

2006年10月 9日

掃除機

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 家で使っている掃除機である。EUREKAという大変ありがたい(アルキメデスが風呂に入りながら「アルキメデスの定理」を発見した時にEureka!(分かった!)と叫んで裸で飛び出していったという)社名のこの製品、TARGETで55ドル。安い。はい、安かったので買いました(あとフィルターも要らないし)。
 安いのはいいのだが、本体円筒部の前方下に空気排出口がある(写真、ゴミタンクの下のルーバー)。掃除機を転がしてゴミを吸おうとすると、排出口から吹き出した空気にゴミが飛ばされ、あさっての方に飛んでいく。特にフローリングの上の綿ぼこり。どっちの方向に飛んでいくのか想像もつかない。掃除機の前で逃げるように飛び回るゴミども。これは困った。Eureka、あんた何も考えとらへんやろ。
 しかし、本体円筒部をなるべく横に寝かせ、空気が上方に排出されるようにして(本体を倒してもゴミを吸うところは常に水平)、ゴミを飛ばさずに吸える方法を発見。「Eureka!」とはさすがに日本人なので叫ばなかったが、心の中で小さいガッツポーズがうっかり出てしまったのであった。(もちろん裸で戸外に飛び出したりもしてない。寒いし)

2006年10月22日

Chevrolet Monte Carlo

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こういうのをパーソナルクーペというのか。しかし2+2クラスのこんな車でもやたらとでかい。でかすぎて緊張感がないんじゃないかと思えるくらいだ。あ、緊張感とか凝縮感なんてものはこっちの人には必要ないのか・・・。あちこちに点在するやりすぎ感有りのディテールが「俺はかっこいいぜ!」と言いながら別の方向に向かっていそうな、言うなればダサかっこいい、というと「ダサいけどかっこいい」となるので逆の意味でかっこダサイ、というとちょうどいい感じかも知れない。しかしこのなんというか、ちょっと田舎っぽいこのテイストが理解できるようになったら自分も立派なアメリカ人になれるかも、そういう意味では試金石的な価値のある車、と位置づけてもいいかも知れない。全然自信がないが。でかいシルビア、そう思ったらシルビアのオーナー様に失礼ですか。

2006年10月28日

Pontiac Sunfire

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おそらく2004モデル。しかし何だろう、この濃い顔立ちは。PS2のGT4にも収録されていた車だが、まさか実在するとは思っていなかった。
もともとこの会社、(時には痛いほどに)濃すぎる顔立ちが特徴なのだが、これはその中でも頑張っている方だ(頑張りすぎない方がいい気もするが)。ライトの上の黒線、ボンネットがずれているのだろうと思ってよく見たらわざと作ってあった。
Pontiacそのものも西海岸では余り見かけず、東海岸地区ではかなり見かけるのはなぜか。突き抜け方がコンサバだからなのだろうか・・・。
(ちなみに後ろは結構普通だが、若干垂れ下がっているというのもけっこう珍しい気がする。)

2006年11月 3日

二重まぶたの車

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 車のフロント部を人の顔として個性を作っていくのはBMWだけじゃないが、ライトが人の目に当たる以上、瞳の形のデザインに苦心するのは当然の事だろう。で、車の瞳を見るに、一重まぶたが多いなと。これだけ日本人が成形手術までして二重まぶたにしているのに車だけが一重まぶたでいいのかと、そう思って二重まぶたの車を探してみた。
 まあ全く無くはないようだ。例えばこれ、SUBARU FORRESTAR。あとBMWの現行7。あれはなんだかサンダーバードの運転手の顔みたいだが・・・とここまで書いて、もしかして自分が探していたのは二重まぶたじゃなくて、眉毛だったんじゃないか、という疑問に至る。やっぱり眉毛かね、この車も・・・。二重まぶた車探しの旅は続く。続くったら続く。

2006年11月 7日

消防車01

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日本の消防車よりもかっこうよく見えるのは、気のせいか。
どちらの消防署も、車は綺麗に磨いていることを前提に、アメリカの消防車は
・メッキパーツがやたらと多い。磨けば磨くほど、綺麗に見える?
・赤の色が違う。日本の車は、朱色、バーミリオンぽいが、こちらのはもっと濃い色、えんじ色に近い感じだ。だからメッキパーツとコントラストが出る。
・赤一色でなくて、白も要所に使用している。
・レタリングに気を遣っている。日本の消防車だと、ゴシックで「○×署」くらいしか書いてないが、こちらのは影が付いていたり、斜体がかかっていたり、エッジがメッキになっていたりとやたらと派手だったりする。
日本の消防車も、乗って自慢したくなるような格好にするために、グラフィックデザイナーあたりにコンペなんかやらせてみたら面白いんじゃないだろうか、と勝手な事を考えてみた。

2007年2月25日

Chevrolet HHR

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 2/20の週、マサチューセッツ州の小学校は軒並み一週間休み。ということで、フロリダ州オーランドに4日ほど行ってみた(4日では足りないのだが・・・)。そこで借りた車がこれ。
 なんつーか、PTクルーザーに負けじとニュー・レトロなテイストで攻めた、ような気がしなくもないが、メーカーチューンのチョップド・ルーフなホットロッド(何いってんだか自分で分からなくなってきたが)な感じが、南国で使用するレンタカーとしてばっちりはまってくれたのが嬉しかった(おまけに本体色ゴールド。レゲエとかソウルとか似合いそうだ)。
・しかし、さすがに窓が小さいと守られ感がある、というよりは明らかに視野が狭く、ちょっと運転しにくい事もあった。
・エンジンは2.2Lの直4なので、当然ながらドロドロした音は出ない。
・価格は15000ドルくらいだから、日本で言うところのbB位の車格か?
 ま、ともかく、ファンキーな車を貸してくれたHertzに感謝。こういう車に乗っているだけで楽しい気分になれるから不思議だ。

2007年3月18日

家の外壁

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自分が住んでいる家、外壁はサイディングなのだが、よく見たらプラスチックだ。白っぽいプラの板に木材っぽい表面加工を施してある。褪色しないのか?と思うが、ずっと日の光や風雪に露出されっぱなしでもいがいに綺麗なままだ。どんな材質なんだろう。これそのものは安っぽいが、まあ遠くから見れば問題ないんだろうし、塗り直す必要もない。

2007年4月 8日

Toyota Tundra

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車の点検で店に行った時に撮影。が、店内が狭くて車の外観が一枚に収まらないので、デジカメのソフトを使って合成。ともかくでかい車だ。
・エンジンはV8の5.7L。1.9Lの車3台分だ。
・でどうよこのホイールベース。
・荷台はバイクも2台くらい乗りそうだが、人間も5人は入るだろう。
・車もでかいが、インテリア等作りもでかい。
 ・シフトレバー、牛乳瓶くらいある。まともに握ったら指が回らず。
 ・センターアームレスト、チャイルドシートくらいの幅あり。でかい人が両側からぶっとい腕2本をデンと置いても全く問題なし。
 ・その他レバー類も、主要部は指のぶっといマッチョメンが触っても問題ないくらいのでかさ。
 なんだか、車のあちこちから「貧相な奴は乗るな」と怒られているような車であった。これは、自分には、まず似合わないだろう・・・。最低体重90kgくらいは必要なんじゃないだろうか。あ、重さの話じゃないか。筋肉の話か。

2007年4月25日

Pontiac Aztek

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BMWといい、スバルといい、猛禽類の目玉系ヘッドライトがあちこちに見られるが、当方の知る限りルーツはこれだ、と思う。2000年発売。
しかし、なんつーかこれ、格好良く見えない。顔はともかく、このお尻。平らなガラスを貼り合わせたような形状(実際はそうでもないのだが・・・)。生々しいというか、やっちゃった感あふれるというか、あるはずのない5ナンバー枠が見えるような。同じような名前でも、ジウジアーロのあの車とは違う。余りにも違う。
BMWの現行5シリーズもはじめは「うわ!」と思ったが、最近見慣れてきて、もしかしたら格好いいかも(特にM5)と思うようになった。が、これは7年経って見慣れたにも関わらず、格好良くは見えてこない。何でだろう(なんとなく想像はつくが)。

2007年6月 7日

葬儀屋

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 なんだこの派手な建物、と思って看板を見たら「Funeral hall」って葬儀屋じゃん!教会と一つになっているような所はもう少し落ち着いた色遣いみたいだが、ここのは白い壁に赤のシェード。一体どういうセンスだ。ま、何から何までシルバー一辺倒の日本の葬儀屋だと非常に厳かでもの悲しい感じがするが、たとえば自分の死を「神様に呼ばれたんだから!」と前向きにとらえて明るくさわやかな葬式を望む人が仮にいるとしたら(いるかどうか知らないし遺族がどう思うかも分からないが)、こういう葬儀屋も「もしかしてあり」なのかも知れない。
 米国で誰かの葬式に呼ばれたことは未だない(あまり呼ばれたくもないが)。このホールで何をやっているかは分からないが、ともかく皆こういう場所に集まった後、霊柩車を先頭に車がぞろぞろつながって墓地に向かう。墓地に向かう車は全て「Funeral」の旗をつけることになっており、この旗をつけた車列には誰も割り込んではいけないことが運転マニュアルにも書いてある。葬儀の車列は信号で止まらなくても良い。時々パトカーが前後に付くこともある。ということで、葬儀の車列を見ると、なんとなく死者は大事にされているのではないか、という気がする。

2007年6月29日

iPhoneゲット

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ニュースでは大行列だというので、近日中の購入は無理かと思っていた。とりあえず行列でもからかってみるかと近くのApple Storeに行ったら、在庫あるというので即買い、あっけなく入手できてしまった。思ったほど重くはない。表面はきれいだが、きれいすぎて持つところ無し。ポケットから滑り落ちそう。ストラップの穴もないから、iPodみたいにホルダーとかソフトケースとかが売れるだろう。
・・ということで、ともかくしばらくは楽しめそうだ。

2007年8月27日

Hyundai Azera

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 レンタカーでプレミアムカーを選択したら、これがきた。Buickあたりのでかい車を期待していたので少しがっかりだったが、これがまたむちゃくちゃに静か。車体も十分にでかく、3.7LのV6はパワーもあり、革シート、電動リアカーテンからシートヒーター、衛星ラジオ等装備もてんこ盛り。細かいところで「こうだったらなあ」という所は無理矢理探せばあるが、普通に走る分には特に気にならず。自動車評論家でもないし。後で調べたらToyota Camryより安い。アコードの値段でレジェンドに乗れるとしたら?アリオンの値段でマークXに乗れるとしたら?
 今までのHyundai車は「どう見てもあれのコピー」「あれとこれを足して2で割った感じ」の車が多かったが、最近はそうでもない。で、この価格。日本車びいきでなければ絶対こっちを取る、ような気がする。ま、信頼性とかディーラーのサービスとか乗っただけでは分からないこともあるのだろうが、いやそれにしても怖い会社になってきたな、というのが今の正直な気分だ。いい経験だった。

2007年9月 3日

浄水器

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PUR社製の浄水器、蛇口取り付けタイプで39ドルと、それほど高価な物ではない。が、ねじ込み式になっているフィルターのふたに指かかりがなく(つるつる)、堅く締まったふたをはずすのに途方もない握力が必要となる(女性ではきっと無理、おまけに蛇口にもすごい負担がかかる)。さらにねじ込む部分のプラが薄いらしく、約半年使用、フィルター3つめを入れたところでひびが入って漏水、水芸のような状況に。フィルター3つ入りセットが別売で売っているのだが、それを使い切る前に本体がダメになるって、どっちが消耗品なんだかわかりゃしない。

2007年9月 9日

Classic Carその1

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近くの高速道路Mass Pikeにて発見。コルベットとか、カマロくらいなら大体いつ頃の車か分かるのだが、これなんだ?ナンバーから察するに、かなり昔に登録した車をそのまま使っているようにも見えるが。しかし65マイル/時走行中(だいたい時速110kmくらい?)前輪は取れそうな感じでへこへこ回っていた・・・。これ、大丈夫か・・・?ブレーキも驚くほど効かないのだろうな・・・。

2007年9月18日

Pontiac Trans Am

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不必要なまでに濃いめ系のデザインが魅力のポンティアック。本モデルは2002年頃まで販売されていたハイパフォーマンスモデル。上級モデルは5.7LのV8だから、かなり速かった?にしても、デザインはやはり濃いめだ。テールランプは六角形の穴が無数に開いており、さながら昆虫の複眼。見ているだけでおなかいっぱいである。トランザムといえばナイトライダーかもしれないが、これは、やはり、悪役顔だよ、な。存在感と言い、形といい、三菱のGTOに相通ずるように思えるのは気のせいか。(ちなみにPontiacにもGTOというモデルはある。4ドアクーペだが)

2007年9月26日

ギター購入

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 ギターが弾きたくなり購入。
 ギター屋で店員も客も腕全面tattooみたいな人ばかりの中、若干ビビリながら購入。あれこれ見て思ったのだが、エレキギターの形状は1960年代あたりから新しい物があまり生まれていない(あるいは新しい物が出来ても定着しない?)ような感触を受けた(スタインバーガーくらい?)。ギターの形状は60年代でほぼ完成されてしまったのだろうか。
 今回買ったのはSG。本家Gibsonではなく、子会社のEpiphoneである(どうせ初心者だし)。角を斜めに削った(C面)形状にしびれて決定。いわゆるレスポールとかストラト等のスタンダードなギターの中では一番モダンに見え、かつメタル少年御用達みたいな、やんちゃな雰囲気もないし。「試しに弾いてみる?」と言われたが、弾けないのに音を出してもしょうがないと思ったので結局試さず。ギターも形式で音が違うらしい。そのうち分かるだろう。
 ともかくこれで子供からも「いかしたパパ」と認識されるような、
・かっちょよくギターも弾けて(まだ弾けないが)
・かっちょいいバイクにも乗って(日本で売っちゃったので今は持ってないが)
・ポンチ絵も描ける(金にはならないが、つーか、かっちょいいか?)
下地が整った、(だけのような)ような気がする(正直、先はまだまだ長い感じだ)。
家族の皆様、ありがとうございます。がんばって練習します。

2007年9月29日

Toyota FJ Cruiser

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 トヨタから出ているRV。全長4.6m、重さ1.8トン。4リッターのV6を積むが、シートスペースはほぼ2+2。パーソナルRV(パーソナルと言うにはあまりにもでかいが・・・)価格は、カローラ以上、カムリ以下。そう考えたらすごく安い気がする、大きさの割には。
 かっこうはいいと思う。RVなんだけど泥臭くなくてモダンな感じで。色の組み合わせも銀+青とか、紫+クリーム(ラムレーズン?)ポップなものからシックなものまで。
 敢えて文句をつけるとするとなんだろう、この形でこの大きさはどうなのよ、というところか?もう少し小さかったらこの形、ばっちり決まると思うのだが、なんだか無駄に大きい気がする。三等身のかわいい子供だが身長150cmみたいな?そこまでは変じゃないか・・・・。日本人だからよけいにそう見えるのか?

2007年10月 8日

Boston DuckTourバス

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 BontonDuckTourは、ボストン市内を観光しながら最後はチャールズ川に飛び込み、水面からも街を眺められる人気のアトラクションであるが、これに使用されている水陸両用バスは1942年頃開発されたDUKW(一般的にはDuckと発音)が利用されている。それでDuckTourだったのか。
 DUKWは当時GMによって開発されたが、その謳い文句は「水中のトラックよりも良く、陸の上のボートもやっつける!」だったそうで、これだけ聞くとガリ勉君よりもスポーツが得意で、のび太より勉強できるみたいな、お互いの短所より強くてどうすんだ的な、微妙な感じがするのは自分だけだろうか。当時の性能では陸上で最大80km/h、水中では最大10km/h。やっぱり微妙だ・・。水っぽい場所を全行程一台でカバーするならベストなのかも知れないが。
 ちなみにツアー用のDUKW、さすがにエンジンは換装してあるようだが、防水構造のおかげか?屋根がないにも関わらずエンジン音は普通のバスよりも静か。ただし水に入ると水の冷たさが床から伝わってくる感じだった。パネル展示の隣には当時のポスターがあって、「これでヒトラーをやっつけろ!」的なスローガンの下に数百台のDUKWがならぶ写真が。やはりいろんな意味で微妙だ。が、もう60年も経っているのに未だに現役というのは、これは凄いとしか言いようがない。

2007年10月16日

ベイダー卿バケツ

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 ハロウィンの季節。子供が仮装して近所でお菓子をもらって帰ってくる、そのお菓子を入れるバケツでベイダー卿バージョンを発見、購入。ヘルメットをそのまま横にすぱっと切った、潔いデザインが魅力だ。ヘルメットを取ると入れる場所があるとか、そういう風にしたほうが良いような気もするのだが、それじゃ子供がさっとお菓子を入れられないか。
 うちの息子に買ってやろうと薦めて嫌がられているところを妻に見られ「自分が欲しいんでしょう」と見破られ、それでもなおかつ購入。俺は子供か。なになに「0-3才の子供には与えないで下さい」だって? よっしゃ俺セーフ。ちなみに4ドル。

2007年11月11日

エレベーターのボタン

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デパートSEARSのエレベーター(乗り場)のボタン。ボタンも、タダのランプも形が同じ。押してみて、ひっこむやつがボタン、引っ込まないやつがランプ。なんつーか、紛らわしい。よくこういうので苦情が来ないな。間違うのも当たり前と思っていたら苦情なんか出ないのか、あるいはアメリカの人はみな間違えない人なのか。「乗る前に行きたい階数を指示できるなんて、いいじゃん!」と「2」をいきなり押そうとした自分が負け組なのか。

2007年11月18日

どーもくん

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 レコード屋の店頭。この売り場面積のでかさはどーも、いやどーよ。売り場の大きさだけならビートルズにも負けちゃいないぜ!日本にいたときにはどーもくん携帯ストラップを使っていた事もあり、この大々的な取り上げ方は非常に興味深い。ま、レコード屋で大きく取り上げているにもかかわらず町中では一度も見たことがない、のが若干気になるところではあるが・・。
 そんな矢先、ふと立ち寄った日本雑貨屋でトトロぬいぐるみの近くでどーもくんストラップを再び発見。思わず購入してしまったのであった。

2007年11月21日

オーブンProシリーズ

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 米国は木曜からThanksgivingで4連休。みな実家に集合したりして、家族でゆったり過ごすところは、日本の盆休みに似ている?
 そこで七面鳥が出てくるのだが、きっとこういうので焼かれているのであろう。これはデパートにある製品の中でも高級志向の「Pro Series」。ステンレス調でいかにもProっぽい。下のデジタル機器は、オーブンのスタート/停止タイマー等の操作に使われているのであろう。アナログ温度計も、メモリが細かいと高級感があるような気が。
 七面鳥は外食すると言ったところ「そういうもんは家で焼いて食べるんだ」とたしなめられてしまったryo907の家のオーブンは、現在皿と鍋の保管庫となっている。焼くのは結構面倒くさい。時々出して、スポイドで肉汁を吸い上げて上からかけたりなんかして。それも経験ってか。

2007年12月11日

New England Autoshow 2007報告

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ボストン周辺の6州を対象としたモーターショー、New England Autoshowが開催されたので、家族連れで見てきた。
レポートは、こちらをクリック
オフィシャルサイトはこちらをどうぞ


2008年1月 6日

Gillette Fusion

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時々使用するカミソリの刃が在庫されなくなったようなので、新しいものを購入。モーターで刃が微妙に振動して、スムーズに剃れるとのこと。試してみたが、自分がカミソリを動かす速度にうまく同調してスムーズに剃れるところと、そうでないところがあることを発見。ともあれ2-3年?前の自分のモデルよりもかなりうまく剃れるような気がする。たかが、されどカミソリ、技術革新は絶え間なく進んでいるようである。Gilletteのサイトで検索したら、日本でも売っていた。
ちなみに通常はブラウンの電動のものを使用しているが、洗浄液の減り方は日本よりもかなり速いような気がする。空気が乾燥しているからだろうか。(自分のひげが濃くなっているとも思えず)


2008年1月14日

エットーレ・ソットサス死去

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アメリカの話と全く何の関係もないが、イタリアンデザインの大家エットーレ・ソットサス氏が死去されたとのこと。自分が持っているソットサスデザイン事務所デザインの腕時計(SEIKO)を久しぶりに出してみたら止まっていた(トホホ)。ので本日時計屋にて電池交換。数字等を印刷した超薄ガラスを3-4枚貼り合わせており、文字や目盛りが立体的に空中に浮かんで見える(気泡が入ったりして歩留まりは抜群に悪かったろう)。うーん格好いい。しばらくこれで生活してみるか・・・。

2008年8月 4日

iPhone 3G入手

iphone022.jpg
米国でも品薄が続いたが、ここにきて在庫が元に戻りつつあり、ようやく入手。ぱっと見は対して変わらないかなと思ったが、並べて比べてみるとけっこう違う。特にバックケースの形状。本他の幅が1.5mm、厚みが1mm大きくなったにも関わらず、丸みのある形状のおかげで大きくなったことを感じにくい。幅方向の胴囲は、旧機種135mm、3Gが137mmで若干大きくはなっているのだが。バックにチェッカーパターンを配してみたので、形がわかりやすいはず、とほとんど誰も気にしないようなことを比べてみたりして。

2008年8月27日

Chumbyを買ってみた

chumby01.jpg
Chumbyは液晶タッチ画面付きの時計+インターネットラジオ、とでも定義したらよいのか。筐体はぬいぐるみのようなもこもこの合成皮革に覆われている。無線LANを介したインターネット接続を基本としており、Flash Liteで走る様々なコンテンツを自動で再生する。コンテンツは現在700種類以上あり、時計、YouTubeからFlickr、ニュースの垂れ流し、天気予報、占い、野球のスコア、ウエブカム等、いろんなコンテンツを好きな組み合わせで自動的に順番に再生する(ゲームなどは画面タッチで操作できる)。PCの横に置いていろんな情報を流したり、ベッドの横で目覚まし代わりにする、台所など使い方は様々だ。ポイントは、こっちから操作しなければずっと情報を流し続けることだ。このつかず離れずのユーザーとの距離の取り方が面白い。日本でも秋には発売されるみたいだが、いかにも熱のこもりそうなぬいぐるみ筐体、安全規格を通るのかが若干心配である。すでに個人輸入をしている人もおり、日本語対応もできるようだ。公式サイトはここです

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