« Vinyl roof | メイン | トラック牽引 »

葬儀屋

funeral01.jpg
 なんだこの派手な建物、と思って看板を見たら「Funeral hall」って葬儀屋じゃん!教会と一つになっているような所はもう少し落ち着いた色遣いみたいだが、ここのは白い壁に赤のシェード。一体どういうセンスだ。ま、何から何までシルバー一辺倒の日本の葬儀屋だと非常に厳かでもの悲しい感じがするが、たとえば自分の死を「神様に呼ばれたんだから!」と前向きにとらえて明るくさわやかな葬式を望む人が仮にいるとしたら(いるかどうか知らないし遺族がどう思うかも分からないが)、こういう葬儀屋も「もしかしてあり」なのかも知れない。
 米国で誰かの葬式に呼ばれたことは未だない(あまり呼ばれたくもないが)。このホールで何をやっているかは分からないが、ともかく皆こういう場所に集まった後、霊柩車を先頭に車がぞろぞろつながって墓地に向かう。墓地に向かう車は全て「Funeral」の旗をつけることになっており、この旗をつけた車列には誰も割り込んではいけないことが運転マニュアルにも書いてある。葬儀の車列は信号で止まらなくても良い。時々パトカーが前後に付くこともある。ということで、葬儀の車列を見ると、なんとなく死者は大事にされているのではないか、という気がする。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kpl.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/285

コメント (2)

チャオ:

私の個人的な印象ですが、白がキーカラーなんではないかと思います。
友人の家に向かう途中にもFuneral Hallがあります。そこは白い建物で、アクセントカラーがグリーンです。教会に隣接しています。
以前、私たちの滞在中に、親類に不幸があり、彼らが出かけていったのですが、そのときの服装は黒っぽいものでした。服装としては黒がキーカラーなんですよね(映画なんかでも見ますよね)。確かにギャップ有ります。

なるほど、白がキーカラーというのは気が付きませんでした。そうかも知れません。他の所もチェックしてみようかと思います。

About

2007年6月 7日 22:40に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「Vinyl roof」です。

次の投稿は「トラック牽引」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type