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生活 アーカイブ

2009年4月23日

日本への犬の輸入(ちょい長め)

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犬を日本に輸入しようとする人がこのブログを読んでいるとは到底考えられないが、一応書き留めておきたい。
犬の輸入はけっこう大変だ。
・日本政府は動植物を介して病原菌、犬ならば特に狂犬病が日本に運び込まれることに神経を尖らせている。で、「ここには狂犬病はない」と日本が判断した国は世界中に7つ(例えばニュージーランド)くらいしかなく、米国を含むそれ以外の国から犬を輸入する場合、以下の手続きが必要となる。
1.犬の体に個体を認識できるマイクロチップを埋め込む。マイクロチップはISO規格に準拠したもので、規格外のチップの場合は、それを認識できる検査機械も犬の輸入の歳に持ち込まなければならない。
2.マイクロチップ埋め込み後、狂犬病の注射を2回、少なくとも1ヶ月あけて行う。
3.その後、犬の血液を日本政府が指定する研究所に送付し、狂犬病の抗体がある一定単位以上有ることを証明してもらう。証明書はオリジナルが必要。米国の場合、研究所は全米に2カ所しかない。
4.検査後、犬は180日(!)その国で待機する。
5.輸入の40日前までに、日本の動物検疫所に輸入の届け出を行う。
6.輸入のできれば2日以内に獣医に行き、犬が狂犬病にかかっていないかを確認、証明書をもらう。
7.次に動植物の輸出入を管理する政府機関(米国の場合はUSDA、United States Department of Agriculture)に行き、これまでに取得した書類が正しいことの証明をもらう
8.いよいよ犬を輸入し、日本の空港で検査をする。以上の書類がまとまっていれば1時間程度で国内に入れるが、不備があったら最大180日、検疫所に繋留される(犬の面倒は飼い主の出費で。業者もある(4000円/泊くらいなのでネカフェより高い)。お役所仕事なので嘆願や「大目に見てもらう」はまず通用しないと思った方がいい)

ということでうちの犬の場合、まず埋め込んだチップがISOでなかったのでチップを埋め込み直した等あれこれあり、犬だけが我々人間の帰国に間に合わなかった。輸入が可能な時期まで米国の友人宅に預かってもらい、2月に当方が米国に渡って犬を連れ帰ってきた次第である。なお、
・犬を単独で輸送する場合、現在は直行便しか認められない。すなわちボストンのように直行便がない場合、誰かが犬をニューヨークやシカゴまで陸送して、そこから飛行機に乗せないといけない(という理由で当方がわざわざボストンまで飛んだ)
・航空会社で利用できるケージ(犬を入れる檻。ケンネルとも言う)の大きさ、通風環境、給水設備等の規定は航空会社によって違う。当方が持っていたケージは米国国内線の規格にあわず、その場でケージを一つ購入する羽目になった
・そもそも12時間を超えるフライトに犬を載せることは出来ない。動物愛護の観点か
・その他予期できない理由(例えば天候)により、犬の輸送を(その場で)断られる可能性がある

以上、
・犬を連れて国外に住む場合は、帰国の準備だけでゆうに8ヶ月くらいはかかるので、もう日本を離れる前に帰国の準備をして置いた方がいい
ということだけは言っておきたいと思う。米国の場合、犬を引き取りに行ったその場で書類の不備を見つけて東奔西走したり、別の役所に突如行くことになったりと、トラブルがまず間違いなく発生するので、そのあたりも用心しておいた方がよい。今回はむこうで3泊したが、けっこう忙しかった。

なお、日本を出てアメリカに移る際、我々が乗った成田-ニューヨーク便は乗機時間が12時間15分。犬を載せられないことに渡米3日前に気付いた。15分くらいなんとかならないかとお願いしたが聞き入れてもらえず、サンフランシスコ便を犬用に別途確保(貨物スペース)、人間とは別便でボストン入り。体重は5kg未満だが片道10万円。体重あたりの輸送費で比べるとファーストクラス並みに金がかかったのであった。ま、なんとか向こうでも生活でき、無事に連れ帰れたので結果オーライだが、面倒だったことは間違いない。

2009年6月13日

聴覚機能の拡大

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めがねを使っている人は、初めてめがねをかけたときの驚きと喜び?を覚えておられるのではないかと思う。当方、学生時代、窓から見下ろす校庭の砂の一粒一粒が見えて、校庭が土色のべた塗りでなくて砂の集合物と気付いた時の、世界がこんなにディテールに満ちていることに気付いた事の感動を、今でも覚えている。で、最近、自分の耳についても同じ事が起こった。
音楽を聴いている時に、声のディテールが凄く良く聞こえる。それだけでなく、今までボーカルを中心に聞こえていた楽曲の、周りで鳴っているギターやベース等の楽器にフォーカスしてそのディテールを聴いたり、あるいは3歩くらい退いて音楽の全体像を俯瞰して聴いたりと、サウンドステージをあちこち移動したりできるようになった。音楽を聴く際に自分が認識できる解像度が凄く上がった感じだ。
アメリカにいたときの超安物アンプから、帰国後にそこそこアンプに切り替えた、ぐらいしか思いつく原因がないのだが、iPodを聴いている時にも同様に良く聞こえるようになったことを考えると、これはアンプがいいのではなくて、自分の耳の性能が上がったのだ。毎日いろんな曲を聴いてみたりして、なんだか得したような気分である。

2009年7月29日

息子を連れてカートに行く

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テストの点が良かったのでごほうび。「むっちゃ楽しかった!」そりゃそうだろうな。自分だって楽しいもん。それもエンジン付きの乗り物を初めて運転した。エキサイティングでないはずがない。
しかし、車に乗る楽しみや喜び、これはイコール自分の能力が増大することの喜び、と考えて間違いないだろうか。
車やバイク -速力、移動力の増大
コンピュータやインターネット -情報収集力、処理能力の増大
巨大ロボット -力の増大
組織のボス -プロジェクト推進力、あるいは個人の影響力の増大
当方としては、情報収集の後の、意志決定に使うデータの分析力を増大できるようなツールがあればよいのにと思うのであった。・・・それにしても、初めてでもちゃんと運転できる、車の操縦インタフェースの完成度は凄いな。

2009年8月16日

地震の夢

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予知夢の話ではない。
先日の夢、中学時代の知人と数十年ぶりに再開する、というもので、ご本人とさあご対面、というところでぐらぐらっと地震が。あっと思って目が覚めたら、本当に地震が来ていた。ということで、一つの地震で二度驚いてしまったのであった。
・人間は、地震の体験がある程度有れば、眠っていても地震を認識することが出来る。
ということでよいだろうか。欧米の人で地震の体験が全くない人がいるが、そういう人がこういうシチュエーションでどう状況認識するのか、ちょっと興味有り。
・夢って、いい場面、本当に見たい場面というのはなかなか出してくれない。今回の夢が、
1.数十年も会っていない人を想像で出すのは無理があるので、地震が来たことをいいことに強制終了
2.本当は夢の中で知人と会えるはずだったか、地震が来てしまったので本当に中断
のどっちだったのか、についても興味有り。といっても確認しようがないが。

2009年8月18日

歯医者のBGM、オルゴール編

歯医者に通院中。こういうところで流れる音楽は、患者の緊張をできるだけほぐすような音楽が多いようだ。クラシック(室内楽メイン)も多いが、当方が通院するところはオルゴール曲(有線)だ。これも当たり障りのない選択で、曲はZARDとか岡村貴子等の優しいものが多いのだが、それらに混じって聞こえてきたのがこれ:
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ドリフの人形劇「飛べ!孫悟空」オープニング曲
「スーパーモンキー孫悟空」
作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一(うーん黄金タッグ)
うた:ピンクレディー
・オルゴール曲としては渋すぎる選択だ、つーか誰だよこんなの打ち込んだ人は。
ryo907説:オルゴール曲チャンネルのために、世の中の曲を片っ端からデジタルデータに打ち込む仕事の40代男性が、作業に飽きて何曲かトンデモ曲を入れてみた。有線リクエストからあまり反応がない/あるいは結構あったので、トンデモ曲が徐々に増殖中。えーこれ打ち込んだ方へ。大変楽しく拝聴しました。次回もよろしくお願いします。
・次の曲がB'z「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない(長いタイトルですね)」だったこともあり、とくに選曲に脈絡はない模様。きっとかなり作業側の裁量にまかされているのであろう。ということはだ、これは「君、この曲知っているか?」という打ち込み者からの挑戦状と受け取ってもよい、ということだ。ピンクレディーのオルゴールが流れていたあの瞬間、この曲に気付いた人はあの歯医者で自分だけ、だったろうな・・・。
・それにしてもピンクレディーとB'zその他もろもろを一つのカラーで染め上げてしまうオルゴール曲というジャンル、侮れず。「はーそうですね」と思ったあなた。「きれいなオルゴール曲ですね」と思ってよく聴いてみたら「ニンニキニキニキ ニンニキニキニキ・・・」だったりする危険性を孕んでいる、ということですぞ。
・・・ということで次はどんな曲が流れるのか、次の予約が非常に楽しみな自分が居るのであった。

2009年9月23日

熊のぬいぐるみ

テレビで映画「おくりびと」を見つつ、ふと3歳の娘の遊んだ後を見たらこうなっていた。

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うーん、さすがはアカデミー賞作品、万人に強烈な印象を与えたってことか。

2009年10月17日

夜の散歩・メガネ無し

犬の散歩中、ふと思い立って裸眼で歩いてみた。裸眼で外を歩くの、どれだけぶりだろう。起きてから寝るまで、裸眼で居るのは風呂だけだし。視力は0.1ある?くらいだが、ともかく歩いてみた。

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で、家の前の道路がこんな感じになるわけだが(皆様は何に見えますか)。
・眼はフォーカスを合わせようとするが、うまくいかず。行くはずがない。20センチ以上遠くの物体にはフォーカスが合わないマクロ系レンズなのだ(これは仕様です)。目が疲れる。恐らく合焦させる筋肉(毛様体)が一生懸命がんばっているのだろう、無駄な努力で申し訳ないが。眼球まわりのひりひりした感じと周りを認識できないことが、自分を少し苛立たせる。
・星は一つ二つしか存在が分からず。それ以外は空の闇に溶け込んでしまっている。
・暗い場所で立ち止まると、目に映る画像はもはや道路の体をなしていない。自分の視覚認識機能が「そこは歩く場所じゃない」と言っている。が、今まで歩いてきた記憶から「ここはまだ道路だ」と思い直して入り込んでいく。初めての場所なら、歩き出すのは相当勇気が要りそうだ。初めてでなくても、犬のうんこには気付かないだろう。
・暗闇からゆらゆらと一本の白っぽい棒が現れる。棒の動き具合で「人間」と分かる。人間の下半分を黒い影が隠す。もう少し近づくと犬だと分かる。
そんな訳で、自分が認識に困るような異世界は、意外と近くに存在したのであった、なんて余裕こいていられるのも、現代人に生まれてのこと。クロマニヨン人でなくて、ほんと良かったよ・・・・。

2009年10月31日

日本に戻ってきて1年経ちました

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早いものでちょうど一年経過。アメリカでの生活は、急速に過去に飛び去りつつある。
・やはり食べ慣れたものが食べられるというのは素晴らしい。
・温かい風呂に入れるというのも素晴らしい。
・ようやくバイクで峠に出かけられるようになった。
・しかし、道といい家といい狭くてちまちましている。日本の国土が小さいから仕方ないのだが。
・住んでいた場所にもよるが、アメリカの方がゆったりとした気分で生活できたような気がする。無駄遣いも多かったはずなので、必ずしも良いとは言えないかも知れないが。
・追い越し車線、交差点での進入は未だに迷うことあり。
ちなみに写真は10月、精進湖から見える富士山。山頂から伸びる一本線は、恐らく太陽が上にあるため。山から謎のエネルギーが発せられているとか、UFOの基地が近くにある、とかじゃあない、たぶん。

2009年11月 3日

テープダビング中

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テープの録音者は自分だけでなく、妻、父親その他もろもろだ。昔よく聴いたテープもあれば、この30年くらい一度も聴かなかったのでは、と思われるものもある。存在は知っていても興味が無くて聴かなかったものもあるが、とにかく全部ダビングということで、強制的に1度は聴きながら録音している。その中から思いがけなく「これは!」と驚くような(自分的にだが)傑作が出てくる事がある。曲の良さもさることながら、演奏・唄が実に生き生きしていたりすると、非常に得した気分になる。
昔も今も、世は歌にあふれている。名作も駄作も、みな時代の波に流され、ほとんどは消えていく。誰もが忘れてしまっているかも知れないが、一曲の歌それぞれに作曲者・作詞家がいて、歌う人がいて、演奏する人たちがいて、レコードに録音する人がいて。それをFMでかけろとリクエストする人、番組の編成に組み込む人、放送する人、またテープに録音する人がいて、こうして自分の耳に届いている。40年以上前に(自分的な)傑作を作ってくれた人に言いたい、「今聴いているぞ」と。で、これがテープとして残るまでの間に介在した皆さんには「ありがとうござました」と礼を言いたい気分である。

2009年11月20日

さらにダビング中

CDにして230枚を通過。最近は弟の分もダビングしている。120分テープを両面2回録ると、それだけで4時間かかる。けっこうな手間だ。

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ネタその1
自分が子供時代の声が録音されたテープが出てきた。4-5歳の頃に歌っていたのをオヤジに隠し録りされ、10歳くらいの時に「どうよ」と聞かされ。当時あまりの恥ずかしさに大激怒したやつが、よりによって出てきた。カラオケ嫌いの原因の一つは間違いなくこれだな・・・ダビングはしたが、とりあえず封印しておこう。

ネタその2
30年くらい前に亡くなった婆さんの声が入ったテープが、思いがけなく出てきた。聞いてすぐ婆さんと判別。けっこう覚えているもんだなと感心。天国のオヤジにも聞かせてやりたい、って天国で会っているからいいのか。後ろで声変わり前の自分が沢田研二「勝手にしやがれ」を歌っていた。
「悪いことばかりじゃないと 思い出かき集め」
うん、確かにこれは悪くない。

2009年12月20日

Wendy'sに行きました

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日本法人撤退との知らせを受け、当分行けないだろうと言うことで、結局行ってしまった。オレに営業権譲れや!!(存続無理です、すみません)
帰国してから最初で最後になってしまったが、久しぶりに食べた感想としては、「小さい」。写真に写っているチリスープはMサイズだが、これで現地のSの半分くらい。Lにしようかと思ったが、それだけで300円というのもどうかと思い断念。(ちなみに息子の好みはベーコンたっぷりのBaconator(ベー国のみ)。名前も強そうだが、見てくれもどうよ。これだけで会社の弁当2つ分のカロリーだ)
でも、チリスープは自分が昔から知っている、自分の大好きな味だった。ああうまい。割って入れるためのクラッカーが付いていたら、さらに良かったんだけどな。
ということで、日本で食べられるハンバーガーチェーンで一番好きでした。しばらくさようなら。とほほ。
(そう言えば去年、ハーレーに乗って食べに行きました)

2009年12月23日

星空

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ここのところ天気がよい。帰り道は星空の晩が続く。サンタのそりが飛んでいたら見えそうな空だ。アメリカの空の方が深かったが、だからといって今の空が良くないわけでも無し。空だけを見ていると、自分が宇宙空間に浮いているような気がしてくる。いいじゃないすか。

2009年12月27日

09 Last Ride

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年末は様々な行事があるので、これで走り納めと思って出かけたのだが、しっかり雨に降られた。そもそも雨男の自分が30%という高確率時に出ることが間違いなのだが、天気予報じゃもっと後で降る予定だったはず。実に雨男らしい、しょぼい走り納めになってしまった。浅田真央選手の滑りを見とけば良かった。
青年協力隊かなんかで砂漠に行ったら、井戸を掘るよりも大量の水をゲットできそうな気がする。でも「もう青年じゃないからダメ」とか言われて、さらに落ち込むんだろうな。

2009年12月28日

日本の夕焼け2009

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年末と言うことで実家に帰省中。夕焼けの空の色、山の色、日本にはあってアメリカには無い色になっていることに改めて気がつく。こういう色に囲まれながら、日本人の感覚が身についていくのだな、と。

2010年1月 1日

自分のテープを発掘

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生前オヤジにテープ/レコード類を捨てられて大激怒したのだが、どういう訳か実家の物置からそいつらが発掘された。もう絶対に出てこないだろうと思ってあきらめていたので、なんつーかもうむちゃくちゃ嬉しい。テープを一本手にとってラベルの曲名を見ているだけでも、小学生-高校生くらいまで?の様々な思いがわき上がってくる。うーん実に素晴らしい(ちなみに内容は当時のJ-POPもとい歌謡曲、子供の頃の自分の声、テレビ番組録音、音楽教室の教材レコードその他だったりするので、内容そのものが素晴らしいかどうかは別問題)。なんというか、記憶の列車を最後尾から数両切り離してしまったはずが、ロープで引っ張っていたことに気付いたような。
で、結局あの大激怒は何だったのか?という気もするが、こっちとしては電話で「捨てたから」と言われただけだし(結局捨てられて無かったわけだが)。後で墓の方向に向かって手を合わせておこう。
とにかく、超ハッピーだ。

2010年1月 6日

懐古趣味について考えた

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ここのところブログの画像がテープばっかりだ。実際そういう事をしているのだから仕方ないのだが、古いものを聴いていると、もしかして懐古趣味に陥ってしまったのではないかと心配になる。ということで自己を再確認してみた。
・古いものを聴いたり知ったりする事そのものは、懐古趣味ではない。演歌であろうと、グレゴリオ聖歌であろうと、複雑なオーケストレーションだとか声の運びとか、新しい発見がある(温故知新とはそういうことですか?)。それを求める限り、古典を知ることは懐古趣味ではない。
・一方、新しい何かを求めることをやめた時、過去体験した感動の再体験ループに嵌り込んでしまったとき、懐古趣味が始まる。
 ・新しい曲でも「ああいいねえ」で終わらせてしまうような聴き方
 ・新しいジャンル、新しい人を開拓しないで既存のものだけで完結させる
と言う風に考えると、自分がやっていることは決して懐古趣味ではないな。以上! ・・・子供の時おじさんを見て「古くさいことやってんな」と思ったことが何度もありますが、何も分かってませんでした。すみませんでした。と、過去の自分に成り代わって世間にこっそり謝っておく。その替わり、自分を懐古趣味の漏斗から(気持ち的に)脱出させることに成功。よし。

2010年3月 5日

バブル世代

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週刊SPA!の3/2号、電車の中吊りにこう書いてあった「大迷惑![バブル世代上司]よ会社を去れ!」
うーん、ついにSPA!でも突き上げられる方に回ってしまったのか。自分がすごく年を取ったような気がする。
が、当方はバブル世代でも下っ端で上司じゃあないので、一応まだ読者層、ということにしておこう(それはそれでどうなのよ、という気もするが)。

2010年3月11日

想像力、もとい妄想力

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11歳の息子がレゴで作ったもの。手前味噌だろうが、なかなかいい感じだ。乗組員が密集して乗っている辺り、見ていてもわくわくする。作っている本人も楽しかったに違いない。で、ひるがえって自分、こうして想像力、もとい妄想力を自由に羽ばたかせて何かをしたことが最近あるか?と問うてみたら、何にもしてないような気がする。これはいかん。落書きもポンチ絵も(やっていることは同じ)最近描いてないし。こういう力も使わなければ錆びていくはず。うーん、このままではいかん。つまらない大人になってしまいそうで心配だ。

2010年3月20日

カセットからのダビング完了

家にあるカセットテープからCDへの移行作業、本日完了した。

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終わってみたら、弟のテープ分も入れて、どのくらいだ?だいたい500枚くらい録った模様。一枚60分として500時間。始めたのが昨年3月だから、まるまる一年かかった。25年もののカセットデッキも途中で壊れたらどうしようかと思ったが、よくがんばった。カセットデッキはとりあえずはこれでお役目終了?かも知れないが、音質にこだわった未開封のテープもまだあることだし、久しぶりに新しいテープに「吹き込んで」みるのもいいかも。
しかしカセットの音、使い勝手やノイズではデジタルには絶対勝てないものの、圧縮率を高めたデジタル音源の死んだような生気のない音と違って、とても伸びやかで生き生きしているように聞こえる。我々、実はけっこう大事なものをなくしてしまったんじゃないか、なんて思ってみたりして。

2010年4月30日

運動服(ユニフォームについて)

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日本の運動会に出ていつも思うのだが、運動服が画一的すぎて自分の子供が分からない。上も下も決まってて、おまけに赤帽とかかぶったらもう誰が誰だか。背格好とか髪型で区別するには時間がかかりすぎるので、靴下の色や靴を目立つようにするのだが、他の児童に隠れて全く見えなかったり。競技が始まって子供が運動場全体に散らばって、「うちの子はどこだ?」と探しているうちに競技が終わってしまったり。どんな格好でも良いじゃんか、と思うのは自分だけだろうか。アメリカでは何の問題もなかったぞ。グループ分けが必要なら帽子とかで区別するとか、何かやりようがある気がするのだが。

2010年5月 2日

ファミリーキャンプに行ってみた

バイクでの貧乏キャンプは何度となく行ったが、今回は家族4人+犬で出かけてみた。このためにテントやシュラフはほぼ新規購入。安くて大きいコールマンのテントにして出かけてみたら、サイト中コールマンばっかりで驚いた。みんな、考えることは同じなのか。
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春の道志。柔らかい新芽の黄緑が非常にいい感じ。実に癒される。
椅子が全員分なくて段ボールに座ったり(体重でつぶれた)と相変わらずの貧乏キャンプではあったが、家族全員楽しめたみたいでよかった(正直すごくほっとした)。必要なものは買い、不必要なものは持たず、また機会を作って出かけよう。

2010年5月27日

So long, G5

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まずは家族に。「ありがとうございます」
2004年に購入して使ってきたiMac G5だが、画像が表示されなくなった。修理には5万円かかるとのことで、買い換えとなった。この機種は電源とビデオボードに持病があるようで、アメリカにいた3年間にも電源周りのトラブルで2度修理(おそらくはメインボード総取っ替え)している。とはいいつつも、歴代Macの中ではもっとも長く使ってきた。
今度のMacはMacBookだ。iMacがFireWire経由でつながったので、データを移すことが出来た。G5に言いたいことは、「お疲れ様」ということである。

2010年6月 5日

温泉に行きました

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浅間山を遠くに望む露天風呂に入った。アメリカから帰ってきて、5年ぶりの温泉、5年ぶりの露天風呂。うーん、実に素晴らしい。火山国日本の素晴らしい文化だ。日本人でよかったな、というのはちょっと違うかも知れないが、夕暮れの露天風呂につかって、非常にリラックスできた事は間違いない。

2010年6月 6日

ムササビ発見

中軽井沢、野鳥の森に家族で出かけた。「熊も生息しているので注意」との看板あり、歌いながらの探索となった。野鳥もけっこういて面白かったのだが、ここにはムササビ用の巣箱も設置しているのであった。(内部にはカメラも設置、寝ているムササビが映っていた)

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本来ムササビは夜行性なのだが、ふと巣箱を見たら眠そうな顔をしてこっちを見ているヤツを発見。家族で双眼鏡を取り合いしているうちに引っ込んでしまったが、ピンク色の柔らかそうな鼻の周りと寝ぼけ眼がラブリーであった。

2010年6月11日

ブログの製本

アメリカ時代に作ったブログKPL Blog - アメリカのかたち -を本にしてみた。ブログ製本サービスMyBooks.jp を利用した。

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260ほどのエントリー(記事)、280ページで7500円くらい。高いか?と言えば高いかも知れないが、自分の書いたものが本として手元に残るのは悪い気分じゃない。iPadと違って、電気が無くても読める。本の自炊(スキャンして電子化)がはやっている昨今、時代に逆行している気がしなくもないが、これはこれでいいのだ、ということにしておこう。

2010年7月13日

長男の音楽状況

長男11歳に子供部屋を与える際にミニコンポを付けてあげたのだが、本人曰く「リビングルームにあるステレオの方が音がいい」とのこと。リビングルームのステレオは、自分がちびちびグレードアップしながら(といっても20年スパンでの話だが)使ってきたもので、普段からなるべく鳴らすようにしてきたものだが、ちゃんと評価してもらって非常に嬉しい。今まで鳴らしてきた甲斐があった。次はどの辺りが良く聞こえるのか、本人に聞いてみよう。

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ちなみに長男の音楽はアメリカに住んでいた頃からの音楽環境、父親(すなわち自分)の影響を受けていることは間違いないのだが、本人が先日行った美容院での会話で;
美容師「長男くんは音楽、何聴いてるの?」
長男「ボンジョビです(あとNickelback)」
美容師「日本の歌だったら?」
長男「銀河鉄道999とかです」
美容師「ああ、エグザイルのね」
長男「いや、ゴダイゴです」
年齢以上にアダルトな感じになってしまっているが、面白いのでしばらく放置して観察することにしよう。

2010年8月15日

USJに行きました

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真夏の大阪、USJに昼過ぎ到着。
3歳の長女が見られるようなもの、ということでシュレック3Dに入ったものの異常に怖がられ、シュレックより怖くないものってなんだ?ということでスヌーピーへ。しかしここでも1時間以上待ち。暑くて皆の体調も良くなかったので終了。これは、行った回数にカウントして良いのだろうか。だめか。

2010年9月20日

2泊3日のキャンプ

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家族行事としては初めて2泊3日のキャンプに行ってみた。独身時代にはバイクで一度同様の事があったのだが。あれは雨が降って出て行く気にならなかったのでテントで一日寝てただけ、というしょうもない理由だった。あ、学生時代には土曜午後に郵便局からお金が下ろせなくなり、食べるものが無くて月曜までじっとしていた、という連泊もあったな。いずれにせよ設営・撤収の必要がない中日は非常にゆったり使えることを発見。いつもできることではないが、またやってみよう。

2010年10月23日

ヘルメット

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4歳の娘が「バイクに乗りたい」と言う。よし。こういう芽は大事に育てよう。ヘルメットをかぶりたいというので息子のお下がりを出してやったら、喜んでかぶっていた。足の長さが、ステップで踏ん張れるちょうどぎりぎりなので、もう少し様子を見つつ乗せてみようと思う。

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調子に乗ってハイウエイ・スター登場

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勢いはとどまることを知らず、三輪車でも。言うまでもなくメットの中は汗だくだく。

ちなみに現在、このヘルメットはクマさんやゾウさんのおうちになっていることを付け加えておきたい。

2010年12月20日

AFNでかかるカントリー

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時々AFN(American Forces Network)を聞くことがある。しかしこの局、流している音楽はカントリー系の割合が大きすぎるように思う。アメリカに来ている軍人さん、若い人の方が圧倒的に多いはず。ヒップホップ等ならともかく、カントリー系はありなのか?それともAFNは偉い軍人さん用の局なのか?と思って職場の米人に聞いたら、
「アメリカでもヒップホップやラップを聴くような若年層は大都市に住んでいる一部(とはいっても人数的には大きいが)で、それ以外の場所、日曜日にみんなで教会に行くような家人たちは、たとえ若くてもカントリー系を聴くのは一般的」なのだそうで。当方が昔住んでた三重の田舎でも、演歌なんかは聴いてなかったぞ(聖子ちゃんとか。ま、当時はJ-POPなんて言わずに、歌謡曲と言っていたわけだが)。いずれにせよ日本とはかなり違うようだ。やっぱしアメリカは大きいようである。昔住んでいたBOSTONは、そういう意味ではかなり特殊な地域だったようだ。

2011年1月 2日

30年前の友達宅をさがしてみる

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車にナビを付けていない自分であるが、実家にいるついでに、犬を連れて小学生の時の友人宅を「記憶だけを頼りに」行ってみる旅に出た。30年ぶりに歩く道。けっこう覚えているものではあるが、あったはずの家が空き地になっていたり、全然知らない通りが出来ていたり。覚えていたはずの家が通りの反対側だったり、家が立派になっていて気付かなかったり。40年も生きていたら記憶と遊べることが分かった。懐かしいような、ちょっと寂しいような、でも楽しいイベントであった。

2011年1月20日

九鬼を散歩(長文)

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三重県尾鷲市九鬼。三重県南部のリアス式の入り江の奥にある、小さな漁港の町である。
ここには親戚があって時々お邪魔するのだが、今回は九鬼を散歩してみたいと思う。
正月だから船には大漁旗。

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Google Earthで見た九鬼。北側の岸に張り付くように町並みが出来ている。

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Google Mapでみるとこの通り。海岸に面した通りは車が通れるのだが、
それ以外の裏の道は、ほぼ通れないほど狭いのだ。で、どうなっているかというと、

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こんな感じである。並んで二人は歩けるが、三人は無理。

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さらに歩くと道は階段に。階段の先にはさらに家が続いている。

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この先にも家がある、これ以外に道はない、と言うことを考えると、家を建てるときの
建材は全て車以外の何かで運んでいることになる。階段を上がる、ということは全て人が
運んでいるのか?

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この付近から後ろをふり返る。手前の階段は手すり無し。左のクリーム色の建物は
小学校だが、これも人が運んだのか・・・?まさかヘリコプターなんて
いちいち使わない、よな? 遠くに見える大きな屋根が水揚げ場。そこから車が入れないのである。

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さらにずんずん歩く。古そうな石垣があるが、いつから有るのだろうか。
この土地の幅を見る限り、畑にするつもりで作ったように見える。
九鬼の歴史は1346年にさかのぼる、らしいが。

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さらに古そうな階段。この先には見張小屋が。そのまま山道へと続いている。
狭い段々には、今は何も植えられていない。夏に行ったら何か植わっているかも知れない。

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小屋のあたりから見る、入り江の入り口付近。狭い道には杉の葉が落ちており、
犬が歩きにくそうだったので(見るからに痛そう)、引き返すこととした。
また時間を作って、のんびりと歩いてみたい、そんな道であった。ちなみに
ここで頂くモイカ(アオリイカ)の刺身は絶品だと思う。それだけでご飯何杯でもいける。

2011年1月29日

仕事の夢

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新年早々、忙しい。忙しいと睡眠時間も減って、見る夢も少なくなって、で時々見る夢も
仕事の夢しか見なかったりして。そうなると、寝ることそのものがちっとも楽しくないわけで。
しかしここまで仕事の夢しか見ないとすれば、例えば寝ている時間を使って仕事が
できないものかな、と考えたりして。どうせ仕事の夢しか見れないのであれば、
寝ている間に本当の仕事をしてもらう。で、昼間の自分はもう少しゆっくりする。
どうかな。夢の中の自分は無駄に焦ったり、逃げ惑ったりして全然生産的でないので、
もうちょっとあの時間を有効に使えないものかな、と思ったりする今日この頃であった。

2011年3月17日

計画停電開始

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走り去るバスの周りには住宅が建ち並んでいるのだが、停電中は真っ暗。月がぼんやり出ていたのだが、非常にありがたかった。上空からこの町を見たら、真っ暗に見えるのだろうか。月がなければ空一面の星が見えたりするのだろうか。これからはしばらくこういう生活が続きそうだ。ま、のんびり行こう。どっかのオヤジじゃないが、ちょっと我欲落とし目で。

2011年3月22日

例によって悪夢連続

計画停電もさることながら、節電を実施中。夜帰ってからの節電と言えば、
早く寝るに限るのであるが、そんなわけで睡眠時間そのものは地震前よりも増加中。
しかし、例によって、あまり良い夢は見ないのであった。

3日前- 仕事が終わらねーー!!と焦りまくる夢
一昨日- 仕事で徹夜。日の出までもう1時間切ったじゃん!!と怒っている夢
昨夜- 試験会場に遅刻する夢-試験官がこつこつと歩いてきて、自分の前で静止、
 「分かってるよな」的な言葉を言われたところで目が覚める

夢くらい自分の好きに見させて欲しい。

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例えばこーんなところを散歩するとか。

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あるいはこーーんなところをちんたら車で流すとか。それも軽自動車とかじゃ
なくて、シボレーのでっかいピックアップあたりで。グロロロロとか音の出るヤツ。
夢のせいで寝ることがちっとも楽しく無いじゃないか。どうしてくれる。
今日こそは頼む、いい夢を見させてくれ。

2011年3月26日

ようやく給油

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ここにきてようやくガソリンスタンドが空いてきた。備蓄量を減らした効果が現れてきたようだ。
久しぶりに満タン給油完了。ありがたや、ありがたや。

2011年4月24日

息子の自転車購入

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ということで、息子の自転車が本日納車。自転車の世界では特に高級ではないが、
ベーシックで長く乗れる、はず。バイクも車もない少年にとって、
自転車はただの足、というよりは翼に近い存在。末永く乗って欲しい。
ともかく、本日の息子は超いきいきしていた。よし。

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しかしエントリークラスの自転車でこのフレーム。ちょっと乗らさせてもらったが、
剛性感があって昔乗っていたクロモリのフレームとは大違い。
20年間の進歩というのは、本当に凄いと思った。

2011年5月 6日

バイクで出かけた

久しぶりにバイクで出かけた。家族に感謝。
が、早朝の箱根は摂氏8度で寒く、いつもの峠はご覧の通りの霧。

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これじゃ楽しく走れないな、ということで、メットを脱いでウグイスのさえずりに耳を
しばし傾けることに決定。目を閉じて心を静めると、自分の周りにウグイスの居場所が
プロットされていく。良く響く場所で鳴いているもの、そうでもないもの。
霧で何も見えないが羽ばたきの音が左から右に移動していく。うーん、春だ。

気を取り直して伊豆半島一周してみた。特に西側、ダイナミックな海岸線が
いい感じだ。下の写真は石廊崎。天気も持ち直してきた。
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今回はずっと走ってみて、バイクとさらに仲良くなれたような気がする。
なんつーか、曲がっている瞬間が楽しくて仕方ないような。
非常に充実した一日であった。

別府に行ってみた

連休に家族旅行で別府に行ってみたのだが、なかなか雰囲気のある街だった。

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竹瓦温泉
1938年の建物だそうで。実にいい感じの建物。砂湯といって、温泉で暖まった
砂を浴衣の上からかけてくれるのだそう。普通の風呂なら100円というのも安い。

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別府タワー
東京タワーの上半分だけ切ったような形だなと思ったら、設計は内藤多仲、
この別府タワーの他、東京タワー、通天閣、名古屋テレビ塔なども手がけている。
高さは90メートル、展望台は17F(エレベーターでの表示)とあったが、
実際の高さは60メートルくらい?なんだか中途半端な高さからの長めが余計に怖い感じ。

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地獄巡りの英訳が「JIGOKU TOUR」ってのは正しいのか、正しくないのか。
Hell Tourじゃないのね。いずれにせよ、あまり行きたくないツアーである。

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駅前の通りは格子状になっているが、ちょっと奥に入ると小さな通りがあちこちに。
これがまたいい感じにひなびている。

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洋服の病院だそうで。重傷でも直して貰えそうな感じだ。洋裁店というよりは
むしろお医者さん。

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趣味のはきもの。比較的和風のものが多かったように思う。

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料金はとなりのたばこ屋へってか。ゆるい。このゆるさが魅力だ。

2011年5月14日

サドルの高さ

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息子の自転車に乗ってみた。息子よりは自分の方が身長が8センチくらい高いのだが、
座ってみたら特にサドルが低いわけじゃないし、って、まさかそう言うことか?
ハンドルが遠いって言われて、そうか?と思っていたが、そういうことか!!ケッ!!
ま、息子が自分より胴長、よりはいいか。てことにしておこう。

2011年5月29日

体重計稼働中

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漫然と毎日体重計に乗ったいるだけではいかんなと思い、もう少し高機能な体重計に
切り替えた。最近の体重計のトレンドとしては、
 ・乗っただけで誰かを判断する
 ・PCや携帯と連携して長期的にデータを管理できる
のだが、Macには対応してないし、連携する携帯もDoCoMoだけなので、
ちょっと古いが単体で完結する機種を買った。使い始めて一週間だが、


・昨日から上がった/下がっただけでない、このような長期的なデータ観察は、
 励みになる。
・この機種の最小計測単位は50gだが、これも100gよりは良い。細かすぎるかも
 思ったが、毎日違いが分かるというのはいいものだ。
というわけで、もう少し様子を見ながら使おう。いい感じだ。
しかし梅雨入りしてこの週末はどこへも行かず。おまけにカレー大食い。
月曜から頑張ろう(いいのかそれで)。

2011年6月26日

また雨でした

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雨が降ってバイク乗れず。もう4週間くらい乗ってない。ということで、日曜の夜に出撃。
ヘッドライトが点灯した瞬間に霧雨が降っていることに気がついたが、そのまましまうのも
癪なのでちょっと一回りしてきた。

2011年8月 7日

娘がトランスフォーマー好き

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5歳の娘の最近の流行はトランスフォーマーなのだが、紙に「オプティマスプライムすき」
「バンブルビーすき」とか書いて、それをテレビの画面に見せながら見ている。
・そういうジャニーズファンのようなやりかたを、どこで覚えたのだろうか。
・で、ジャニーズならまだしも、メカ好きなのか。これは腐女子の始まりなのか。
 うーん、ちょっと気になる。

2011年8月16日

赤倉の森キャンプ場

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諏訪湖から和田峠を抜けて少しくだった長和町にあるキャンプ場。都心が35度とか
熱帯夜とか言っているこの時期に、朝の気温が20度というのはどうよ。

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サイトは山の斜面に作られており、他のサイトが見えにくいので独立感は高い。
さすがにお盆の時期だと人と子供でいっぱいなのは仕方ないが。

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今回泊まったのは白樺の生えているエリアだが、杉の木のエリアもあり。
これはこれで悪くない感じだ。

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ハープを持ち込んでみた。朝は小鳥の声だったのだが、ちょっと日が昇ると
蝉の声ばかりになってしまう。ミニー・リパートンみたいな感じを狙うなら
時間もまた大事だ。次は鈴虫の頃に行ってみたい感じである。

2011年9月17日

カート大会を主催

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たまには思いっきり走ってみたい。が、公道で無茶するのはあまりにも
リスクがありすぎる。ということでカートだ。
02年頃から、ちょくちょくカート大会を開いている。ここのところ
忙しくて開けなかったが、先日ようやく開催できた。
場所はF.Dream 平塚さんだ。

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ここはタイムトライアルでなく、レースごっこをさせてくれるのがいい。
ま、今回は総勢23名で2時間貸し切りにしたのだが。
まずはじめに全員で練習走行/予選、その後ラップタイムの速い順に3グループに分け、
本戦を2ヒート。ハンドルが重ステ(当たり前)な上に横Gがぐいぐいかかるので、
次の日には筋肉痛になっていること必至だ。その後の懇親会で
ジョッキを持つ手がプルプル震えてしまう。メットの中も汗だく。

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今回はカート乗るのが初めての人が10名いたのだが、皆いい感じに楽しんで
くれていたようで、主催した方としてもみなの充実した顔を見られて
本当に良かった。いつもホイホイとできるような企画ではないが、
そのうちまたやってみよう。

2011年10月17日

スターウオーズ改変について一言

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ジェームズ・キャメロン監督がスターウオーズの改変に苦言を呈しているとの報道。便乗するわけではないが当方からも一言。
アメリカに居るときにSTAR WARS TRILOGY(CD6枚組のサウンドトラック)を買ったのだが、昔聴いたサウンドトラックとなんか違う。具体的に小さいところまでは指摘できないが、あのシーンであのメロディが無かったりとか(EP6イウォークの踊りとは別に)。
自分の意見としては、動物のCG追加とか戦闘機の数増やしたりとか、音楽も含めてそういう改変はやめて、できるだけオリジナルのままでおいてほしいと。CD聴いても当時の感動が蘇ってこない。マット絵バレバレだって、戦闘機が遅くたっていいじゃないか。昔の映画なんだから(by みつお)。イウォークについては、当時からどうなのよ?と思っていたが、それでもEP6お祭りの音楽は換えたらダメだろう。
写真はEP4のLP(1977)。あとEP5,6のカセットがどこかにあるはず。引っ張り出して聴いてみよう。

2011年11月 3日

2011楽器フェア(パシフィコ横浜)

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これは楽しい。楽しすぎてたまらん。
老若男女が思い思いに楽器を鳴らしている。ラッパ、弦楽器、ドラム、ピアノ。7歳くらいの子供がドラムを叩いているかと思えば、別の場所ではおじさんが民族楽器を吹いている。そしてみんなが楽しそう。音楽って本来楽しいものだと、音楽が好きで本当に良かったと再認識できる。
個人的に楽しかったのはサイレントチェロ。思ったよりも簡単に音が出たが、微妙な弓の動きをピックアップが拾う(まあ、最初からうまく鳴らせるわけでもないのだが)。これはいい。もう一つ、最近のシンセ。音の作り込みがすごくてびっくりする。インスピレーションがどんどん湧いてくる。これだけあれば何でもこなせるんじゃないか、てなことを考えてしまったりして。
ということで一日いても、それ以上いても飽きないだろう、ここは。本当に楽しい。
あ、写真はドラムコーナー。みんなが思い思いに叩きまくっている。ああ楽しそう。

2011年11月20日

四十肩

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四十肩になった、と言われた。朝起きたら突然肩が痛くて動かせない。歩くのも車に乗るのも辛く、這々の体でついた整形外科で四十肩と診断。筋肉に注射してもらったが痛みは治まらず、三角巾で腕を吊るはめに。直るのは半年~1年と言われたが、次の日からは急速に回復。1週間たった現在、肩の張りが多少あるものの腕の動きは全く問題なし。本当に四十肩だったのか?は現在分からないが、本件で一番の問題は、こういう突然どこかが悪くなったりすることは今後も起こりうるだろう、ということ。うーん、歳を取るとこうなっていくのか。

2011年12月25日

リカちゃんパパ・ボーイフレンドご光臨

人形遊びが好きなうちの長女に、サンタさんがリカちゃんパパと
ボーイフレンドのレン君を遣わしてくださった。

レン君に関しては、以前から「チャラい」イメージがあって、
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左「おしゃれなレン君」右「王子様レン君」(リカちゃんのサイトから)
こんなやつに「お嬢さんをください」なんて言われてもお父さんは絶対
許さないつもりでいたのだが、お越しになったレン君はちょっと違った;

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さわやかじゃん! お父さんもだけど。これなら清く正しいおつきあいを
認めてあげられそうだ。と思ってよく見たら、レン君ピアスしてました・・・。

ちなみに箱の裏を見て気がついたのだが、
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リカちゃん6人姉妹。ちょっと多すぎじゃないだろうか。
夕方のテレビで特集番組できるレベルだろうこれは。

夕方の空の色

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冬の、夕方の空の色が好きだ。絵筆を持たなくなってかなり経つが、
あの雲の色を、自分ならどんな風に塗るのだろう、青い空から黄色・朱い空に
変わっていくところのグラデーション、ちょうど中間点はどんな色か、とか。
(緑の所があるのか?とか) そんな事を考えながら犬の散歩をしたりする。

2012年1月14日

名盤について考える#1

名盤とはいったい何だろう。
・名曲が(たくさん)入っていること?捨て曲がないこと?
・みんなが聴くこと?今でも売っていること?
・(演奏/録音)技術が凄いこと?
・コンセプトが画期的?
実はここのところ長男にいろいろと聴かせているのだが、80年代あたりの音楽への食いつきが悪い気がする。
そこでふと、そいつらは古すぎて聞く気にならないのではないか?という疑問が出てくる。
例えばだ。
自分:1967年生まれ。長男:1999年生まれ。
長男にとってのボンジョビ「Slippery When Wet」(1986)は自分にとって1954年(岡本敦郎「高原列車は行く」)。
長男にとってのビートルズ「Beatles for Sale」(1964)は自分にとって1932年(藤本二三吉「満洲行進曲」)。
・・・・ダメだ。ダメな気がする。自分ならこれはダメな気がする。自分たちにはそうでなくても、
長男にとってのビートルズは古くさすぎて聴く気にもならないような音楽なんじゃないか?

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しかし逆に、巷で「名盤」と言われているものをあれこれ聴かせてみて、長男の反応を見ていくことを
思いついた。自分で持っているものをまず聴かせ、なければ適宜レンタル。できるだけ偏らないよう
気をつける。これを繰り返すことで、何かが見えてくるんじゃないか、という気がする。
面白そうな気がしないだろうか?自分の経験からの仮説としては以下2つ;
1.古い音楽ほど食いつき悪い、はず。とか言いながら、本当の名盤ならば時代の壁をぶち破って、
幅広い人の心をわしづかみに出来る、普遍的な力があるのでは、とも期待する。
2.お父さんが好きなジャンルは長男も好きなはず。車に乗ってCDとか流しつつ「やっぱ○×はいいよね〜」
なんてのを聞きながら育ってきたのだから、何らかのバイアスがかかっていると思う。
これで明確な結果が得られなかったとしても、親子でいろいろと聴けるわけだし。
長男にしてみたらこんな英才教育ないな絶対(押しつけがましい)。
後になって「パパに産んでもらってありがとう」って絶対言うね(産んでないが)。
ということで、何を聴かせるか考えたら超楽しみになってくるのであった。
そのうちの#2に続く。

名盤について考える#2

ここで、被験者である我が長男のスペックについて、確認しておこうと思う。
1999年生まれ、男。2005(小1)〜2008(小4)はアメリカ在住。現地校に通っていたので、
英語の歌はだいたい分かる、そうな。アーティストの発音等によって理解度は
変わってくるらしいが、6割〜9割は分かるとのこと。理解に関する障害は
ボキャブラリー(小4でほぼ止まっているので)。なお、Lady GagaとGuns 'n Rosesは
最も聞き取りやすい(!?)そうだ。

goodmusic02.jpg

次に、長男が好きなアーティストを、好きな順に並べさせてみたら以下の通り;
Jack's Mannequin
Bon Jovi
Nickelback
Guns 'n Roses
Coldplay
Paddle of Mudd
Oasis
Jet
・・・・80年代、OKなんじゃ・・・。ま、このあたりは自分の家にある影響が
大きいと思うので、これからどうなるかはお楽しみ、ということで。
・それと今回のトライ、「名盤とはなんぞや?」で始まったので
アルバムを聴かせてみることにしてみるが、シングルカットした曲についても
できるだけ印象を聞いてみることにしよう、と思う。
ということで、これからちょくちょく進めていこう。

2012年1月22日

名盤について考える#3

息子に名盤を聴かせるにあたり、世間的な名盤とは何か?を調べてみた。自分が名盤と
思っているものばかり聴かせても、自分の好みの押しつけにしかならない可能性が
高いからだ。情報源はWebで調べがつく以下の4つ;
・Rolling Stones誌の2003年調査 -同誌編集者やミュージシャンの投票で決定
・VH1での2001年調査 -音楽評論家、ミュージシャン等により決定
・100枚の超名盤  -日本のサイトだが、米国ラジオ協会の調査がベース
・洋楽名盤1000 -サイトへのアクセス数によりランキング決定

BestAlbumList.pdf
これを見て思うことは;
・音楽の世界は広いなあと。自分が聴いたことないアルバムがいっぱいだ。これから自分が知らなかった
音楽をどんどん聴いていくというのは、非常に楽しみである。
・一方で、専門家が決めた名盤、あるいはみんなが決めた名盤というものは、自分が決めた
名盤とはあまりにもかけ離れていることが分かる。自分の好きな音楽が全然入ってないし、
自分が「こりゃダメ」と思った音楽がランクインしていたりして。しかし名盤と言われるからには
何らかの理由があるはず。それを感じていけるともっと楽しくなるだろうな、と思う。
それにしても、
・Rolling Stones、60年代までで5割、70年代までで8割越えているってどうよ。ロックの黎明期の名盤が
たくさん納められているのだろうが、選んだ人は蘊蓄のあるおじさんなのかなと。
・それにしてもRolling Stones、ベスト100にビートルズ8枚というのも凄いが、Bob Dylan6枚というのは、
欧米の人はBob Dylan好きだな。日本のサイトだと3枚だ。
・洋楽名盤1000、各アルバムのアクセス数でランキングが決まっているが、それにしても
Scatman Johnが25位ってのはどうなのよ。後でじっくり聞いて検証してみるか。

以下はExcelファイル。いろいろ並べ替えてみると面白いかも。
BestAlbumList.xls

2012年2月 2日

名盤について考える#4

さて長男にアルバムを聴かせるにあたり、アンケート用紙を作成した。
これをそれぞれに記入してもらう。長男と同様に自分も記入する。
これの結果を表計算ソフトに入れる等して、何らかの相関関係が
ないかを考えてみる。が、まずはデータ集めだ。
bestalbumform.pdf

なるべくバイアスをかけないように、アルバムの説明はしても
いい悪いはなるべく言わないようにしようと思う。
全然ヒットしないならそれはそれで良し、好きになるならさらに良し。
自分も一緒に楽しんでみようかと思う。

2012年10月15日

ツーリングに行きました

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久しぶりにバイクで遠出。相模湖-圏央道-関越道-安中-下仁田-南牧村-R299-小鹿野-雁坂峠-
塩山-都留-秋山村-宮ヶ瀬-厚木と497キロ。朝の4時半に出て夕方5時前に帰着。
革つなぎが替わったこともあり、前よりもいい感じで走れている、と思う。
気のせいかも知れないが。まあしかし、走っていてひやっとするようなことは、
大抵楽しく走ってて、気が緩みそうなときに限ってやってくる。だから、
要は常に緊張感を絶やさないようにすることが大事だ、と思う。
いや、充分楽しかったのだが。

2012年11月24日

ヤビツ峠に行ってみた

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先日ライディングスクールで教わった様々なことを試しに、あるいは思い出すために
出かけてみた。

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ヤビツ峠なんて行ってみたら紅葉もきれいかも、なんて思ってみたのだが、午前中は
雨っぽい天気だったことはすっかり忘れていた。

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で、言ってみたら裏の方はすっかりウエット、濡れ落ち葉が積み重なって路面を覆って
おり、こりゃ危ない。

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景色そのものはいい感じなのだが、ライディングスクールで覚えたこととかは
あまり試せず、気を付けて走るはめになった。


ま、紅葉がきれいだったから良し、ということにしておこう。

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しかしエンジンの熱が恋しい季節に突入。いよいよ冬って感じだ。

2012年12月15日

うちの犬

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車の点検ついでに犬の散歩。かなり強風で、丘の上の散歩道には風が吹き荒れている。
そんな中でうちの犬は背が低くて安定性が超よさそう。4WDだし。
・・・と思ってよく見たら、地面で荒れ狂う落ち葉と砂を、まともに浴びていた。
あとで、しっぽにまとわりついた落ち葉やら小枝をしっかり落としてやった。ふう。

2013年1月15日

献血した話

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献血した。バイクに乗っていると、いつか輸血が必要な事態に陥るかも知れない。
自分の血を保存できるわけでも、万が一の時に優先的に輸血してくれるわけでもないが、
いつか自分がお世話になるかも知れないものに対し、少しでも入れとこうかなと言うことで
できるだけ行くようにしている。で、本日分かったこと、感じたこと;
・献血した血は、事故や病気で輸血が必要な病院に行くのかと思っていたが、そのような
 目的で使われる血液は全体の3%。一番多いのはがんの治療に使う血液製剤で、全体の
 35%に達するのだそうで。だとすると、年末の街頭なんかで「A型が足りません!」
 なんて言っているのは、あれはなんなんだろうか。てっきり、病院に搬送してすぐに
 輸血するための血が足りないのかと思っていたが、製薬会社に送付するノルマが
 達成できません!と言っているのか?いや、それでも献血はしますけどね。
・Wikipediaによると、献血だけでは日本で作られる血液製剤の需要を満たすことは
 できず、全体の生産量の約半分は海外における非献血を原料とする血液製剤、なのだ
 そうだ。かつて売血が行われていた時代に、様々なウイルスを持った血液が流通し、
 より提供者のモラルが期待できる「献血」に切り替わったとのこと(Wikipedia:売血)だが、それにしても
 我々はもう少しがんばって献血してみてもいいのかな、と思った。
・献血中、看護師の人に、「献血に来る人はどういう人が多いのか?」と聞いてみた。
 どういう性格の人が多い、とかは分からないそうだが(そりゃ分からんわな)、回数を
 稼ぎたい人は2週間に一度(成分献血ならそのペースでOK)必ず来られるのだそうで。
 成分献血は90分とかかかることもあり、そんなところに2週に一度こられるような人は
 リタイアした年配の皆様だったりすることが多いようなのだが、我々の血液やガン治療は
 実はそういう人たちによって成り立っている、のかもしれないと思った。
 (特に若年層の献血離れが激しいのだそうで。2008年度は16 - 19歳の献血者が
 1985年の5分の1、これもWikipedia調べ)
・少なくとも、本日0.4kgの減量に成功した。よし。体重が気になる皆さん、これですよ。

2013年2月 1日

電車での光景#1

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しょうもない話なので本屋の袋の裏にでも。
週末、仕事で疲れ切って電車のボックス席の窓際に座ったら、通路側に酔っぱらい二人組が
向かい合って座ってしゃべり出した。うるさい酔っぱらいは早く寝てくれ、と祈りつつ、
音楽を聴いて目を閉じていたのだが、電車を降りようとしたら目の前のお二人、お互いに
寄りかかりながら気を失って、完全に一つの塊として固着していた。
あまりに固くてなかなか抜け出せず、降り損ねるかと思った。

2013年3月10日

自分が見ている景色の向こうから、自分を見てみる、という癖

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戸外で視界に入った山の上、ビルの屋上なんかに対し、あそこからこっちを見たら
どんな景色なんだろうな、なんてついつい想像してしまうのは自分だけだろうか。
朝が明るくなってくると、電車に乗ってても外の景色が見えるようになる。
そうなると沿線の住宅街、その住宅街の坂のてっぺん、梢に止まっているカラス、
様々な場所に視線が飛んで、一瞬だがそこにいる人、生活している人に
(想像の中だけではあるが)なれるのだが・・・・。
やっぱ自分だけか、そういうのは。

2013年4月30日

墓参り兼ツーリング

新緑の季節だ。緑を見ながら走っていると、木々の葉の細かいところにフォーカスが
合うようになってくる。すなわち、一時的に近視が回復してくる。
写真は国道299号。川沿いの気持ちいい道だ。
送り出してくれた妻に感謝。

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2013年5月11日

YAMATO交差点

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三重県津市(旧久居市)、榊原温泉近くにある交差点。なんたってヤマトですよ、ヤマト。
・・・と思って倭の字を調べてみたら、中国の方から見た日本人を指す言葉だそうで。
「小さくて背の曲がった人」の意味もあり。なんでこの場所にこの名前がついているのかな?
しかしなんつってもYamatoですよ、Yamato。それが何だと言われたらどうしよう。
んじゃ、その白山町。フランス語だとモンブラン。イタリア語だとモンテビアンコ。
白山町の西にある青山高原、英語だとブルマンだ。それが何だ?
んじゃここ、倭小学校というのもあるのだそうで。校長先生が「ヤマトの諸君」とか
言ったりするのだろうか。それが何だ?
んが〜。

2013年5月15日

超常なる力で宙に浮くことを考える

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まずは先日見た夢の話から。呪われた場所みたいなところに入り込んだ途端に体が
動かなくなったと思ったら、いきなり体が宙に浮かび上がったのだ。
どこかへ連れてかれる?と思って悲鳴をあげたところで夢は終わった。
まあ怖い夢ではあったが、変だなと思ったのは、宙に浮かんでいる時、自分の体は
何かが下から支えているように感じられた事だ、あたかも座っている椅子ごと空に
浮かぶように。
まあ夢だから自分の脳がそれ以上の状況を想像できなかったのだろうが、
それはおいといて、例えばヨーダでもアキラでもバビル二世でも恐怖新聞でもいいのだが、
そういう力が存在するとして、その力が自分を宙に浮かす時、自分はそれをどう
感じるのだろうか。
吊り下げられる感じ?持ち上げられる感じ、あるいは重力が中和された、自由落下状態か
(なんだかこれが一番怖そう)。
なんて、存在するかどうかも怪しいものを想像したって分かるはずがないのだが、
いろんな映画や漫画で飛ばされている奴らが何を感じているかなんて想像を始めると、
ただいたずらに時間が過ぎて行くのであった。

2013年8月11日

名盤について考える#5(長文)

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一年ほど前に、長男に「巷で名盤と言われているロックの名盤を聴かせて、反応を見る」という企画を立ち上げて、あれこれ聴かせてみた。現在、どうなっているかというと、止まってしまっている。というのは、名盤と言われるものに対する長男の反応が総合的にあまりにも悪く、やめてしまったのである。現状あえて言うなら、
・親と子どもの好みに関する関係は、ある程度はありそう。少なくとも父が聴いて「これはどうかな・・・?」と思ったものは、ほぼ長男にもヒットしない。
・長男にのみヒットするものは、NirvanaとかMetallicaとか、比較的新しいもの
・Bob Dylanとか、Bruce Springsteenとか、父的にヒットしない古いものには見向きもしない
・で、巷で言われる名盤というのはそういう60-70年代の古いアルバムばかりで、長男ヒット率があまりにも低く、いやになってしまった。
・その割には、ついでに借りたり買ったりしている、名盤と紹介されているわけではないアルバムには食いつき良い(この前のAlicia Keys良かったよ!あとNoel Gallagharも!)
・調査用アンケートも、そういうことでやらされ感が大きく、やめている。新しい音楽を聴いてみることの妨げになったらあかん。そうでなくても(ほとんど)ヒットしない曲を延々聴かせているわけで。
考えるに、
・長男は長男の、自分は自分の時代を生きている。その時代に自分や長男が音楽を聴いて、それが集まって流行になる。流行になった音楽の中で、時代に流されなかったものだけが名盤になって残る。「個人が聴く-流行」というのはプロモーションとかもあるので必ずしも一方向ではないが、少なくとも個人個人から支持されない音楽は流行にならないし、ましてや名盤にはなり得ない。「名盤だ」という理由だけで個人にヒットする、という逆の流れは考えにくい
・ましてや名盤だからと違う時代の人間に聴かせることは、(その時代の支持されない音楽よりはマシとはいえ)相当本人にヒットする何かがないとダメなんだろうな
・なんてつらつら考えるに、名盤だからと検証もしないで長男に聴かせている自分はどうなのか、という気がしてくる。少なくとも「これいいぞ」くらい言うのが親の努めじゃないのか。
・結局名盤100なんて、自分の知らないどっかのおじさんが「これ、初めてテープ逆回転させた!」「史上初のコンセプトアルバム!」なんて理由で選んだりしているのもあるわけで。それは歴史上のマイルストーンかもしれないし、それを聴いて知識を広げることには意味があるだろうが、自分の好きなアルバムを探そうという時には、このアプローチでは決してないのだろう。
ということで今まではランダムに選んだりしつつ(なかば強制的に)聴かせていたが、今後はもう少し自然に聴かせていこうかな、なんて思ったりしている。また名盤でなく、名曲というくくりにしたら何か出てくるかもしれない。

2013年10月16日

スライドフィルムのスキャン中

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露出アンダー・オーバーだったりしたスライドをスキャンして、トーンカーブを
あれこれいじったりすると、今まで気付かなかったディテールが見えてきたりして、
けっこう面白い。失敗写真だと思っていたものがそうでなかったりして。
これは楽しいぞ。

2014年1月 2日

ネガフィルムのスキャン開始

14photo01.jpg
ポジフィルムのスキャンが完了、ネガフィルムのスキャンに入ったが、苦戦中。
人物の判定が難しく、メモがなければいつ、どういういきさつで撮ったのか等、
なかなか思い出せず。一枚一分くらいかかるので、フィルムの交換も入れたら
一本のスキャンに小一時間かかる。これは長くなりそうだ。

2014年3月16日

教科書の歌について思う

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皆さんの音楽の教科書、もっとも新しい曲はなんでしたか。前から気になっているネタで
ある。82年頃卒業した自分の中学校の音楽の教科書の場合、たしか「翼をください(71)」
「太陽がくれた季節(72)」あたりだったと思う。まあ10年くらいはタイムラグが
あるのか(その年記憶しているのは贈る言葉)。
ということで、今年中学を卒業した長男の教科書を見せてもらったのだが、最も新しい
曲は「翼をください(71)」「太陽がくれた季節(72)」だった。おんなじやん。
つまりだいたい45年前の曲が最新てことになっている。
あ、「いろいろな映画音楽」の紹介はロッキー(76)ジョーズ(75)E.T.(82)とちょっと
新しい、いや、既に新しいとは言えない。どうしてこうなる。
・70年代のフォークはティーンエイジャーにエバーグリーンな魅力を提供出来るので
 これでいいんだ。
・音楽の教科書の検定は実は大変なんだ(長男の教科書は05年検定)。
・音楽の教科書に載せるような名曲が名曲として認知されるには、20年以上かかる
 ことが分かった(自分の教科書にフォークが載るには10年だったけど)。
・新しい曲を取り入れてみたけど、逆に父兄から評判悪かった。
・なんか勘違いしてないか。歌いたくなるような曲なんて関係ないだろう。
 音楽史上重要な曲を覚えればいいんや。
・教科書作る人がフォーク世代で、わしの目の黒いうちはアンジェラ・アキとか認めん。
・あまり想像したくないが、音楽の教科書作る人、やる気無し。
別に教科書に載っている曲が感動に値しない、とは言っていない。花の街(47)とか
朧月夜(14、てことは100前の歌か!)とか好きだし。しかし、フォークからの45年、
教科書に載せてもいい歌が、ティーンエイジャーが歌いたくなるような歌が、
生涯の友になり得るような歌が本当にたった一つも生まれなかったのか?
ということについては、自分でも考え直してみたいと思う。

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