三重県尾鷲市九鬼。三重県南部のリアス式の入り江の奥にある、小さな漁港の町である。
ここには親戚があって時々お邪魔するのだが、今回は九鬼を散歩してみたいと思う。
正月だから船には大漁旗。
Google Earthで見た九鬼。北側の岸に張り付くように町並みが出来ている。
Google Mapでみるとこの通り。海岸に面した通りは車が通れるのだが、
それ以外の裏の道は、ほぼ通れないほど狭いのだ。で、どうなっているかというと、
こんな感じである。並んで二人は歩けるが、三人は無理。
さらに歩くと道は階段に。階段の先にはさらに家が続いている。
この先にも家がある、これ以外に道はない、と言うことを考えると、家を建てるときの
建材は全て車以外の何かで運んでいることになる。階段を上がる、ということは全て人が
運んでいるのか?
この付近から後ろをふり返る。手前の階段は手すり無し。左のクリーム色の建物は
小学校だが、これも人が運んだのか・・・?まさかヘリコプターなんて
いちいち使わない、よな? 遠くに見える大きな屋根が水揚げ場。そこから車が入れないのである。
さらにずんずん歩く。古そうな石垣があるが、いつから有るのだろうか。
この土地の幅を見る限り、畑にするつもりで作ったように見える。
九鬼の歴史は1346年にさかのぼる、らしいが。
さらに古そうな階段。この先には見張小屋が。そのまま山道へと続いている。
狭い段々には、今は何も植えられていない。夏に行ったら何か植わっているかも知れない。
小屋のあたりから見る、入り江の入り口付近。狭い道には杉の葉が落ちており、
犬が歩きにくそうだったので(見るからに痛そう)、引き返すこととした。
また時間を作って、のんびりと歩いてみたい、そんな道であった。ちなみに
ここで頂くモイカ(アオリイカ)の刺身は絶品だと思う。それだけでご飯何杯でもいける。
コメント (2)
NHKの旅番組に出てきそうなところですね。
写真の中に入って、無性に歩いてみたくなります。
しかし、犬の散歩中にしっかり撮っていることにも感心しきりです。
こういう何げない写真が、あとあと涙が出るくらい大切な1枚になったりするんですよねぇ。
分かっちゃいますが、なかなか撮りません。
GR3買っちゃおうかな…。
投稿者: pen | 2011年1月25日 16:28
日時: 2011年1月25日 16:28
今年もよろしくお願いしますって、遅すぎますか。
ここは時々TVでも紹介されているようです。当方が訪れた時も
テレビカメラが入って、神社の(長寿の?)式典のようなものを
撮っていた模様です。
こういう風情のある場所もそうですが、自分の家の周りでも
どんどんと風景は変わっておりますので、いつでも取り出して
撮影できるカメラは重要だと思います(今回はD300で撮ったが、
さすがに重たい)。GR3、よろしいではないですか。
tc1といい、マニアックなカメラばかり集まっていきそうな予感。
投稿者: ryo907 | 2011年1月25日 23:53
日時: 2011年1月25日 23:53