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名盤について考える#1

名盤とはいったい何だろう。
・名曲が(たくさん)入っていること?捨て曲がないこと?
・みんなが聴くこと?今でも売っていること?
・(演奏/録音)技術が凄いこと?
・コンセプトが画期的?
実はここのところ長男にいろいろと聴かせているのだが、80年代あたりの音楽への食いつきが悪い気がする。
そこでふと、そいつらは古すぎて聞く気にならないのではないか?という疑問が出てくる。
例えばだ。
自分:1967年生まれ。長男:1999年生まれ。
長男にとってのボンジョビ「Slippery When Wet」(1986)は自分にとって1954年(岡本敦郎「高原列車は行く」)。
長男にとってのビートルズ「Beatles for Sale」(1964)は自分にとって1932年(藤本二三吉「満洲行進曲」)。
・・・・ダメだ。ダメな気がする。自分ならこれはダメな気がする。自分たちにはそうでなくても、
長男にとってのビートルズは古くさすぎて聴く気にもならないような音楽なんじゃないか?

godmusic01.jpg

しかし逆に、巷で「名盤」と言われているものをあれこれ聴かせてみて、長男の反応を見ていくことを
思いついた。自分で持っているものをまず聴かせ、なければ適宜レンタル。できるだけ偏らないよう
気をつける。これを繰り返すことで、何かが見えてくるんじゃないか、という気がする。
面白そうな気がしないだろうか?自分の経験からの仮説としては以下2つ;
1.古い音楽ほど食いつき悪い、はず。とか言いながら、本当の名盤ならば時代の壁をぶち破って、
幅広い人の心をわしづかみに出来る、普遍的な力があるのでは、とも期待する。
2.お父さんが好きなジャンルは長男も好きなはず。車に乗ってCDとか流しつつ「やっぱ○×はいいよね〜」
なんてのを聞きながら育ってきたのだから、何らかのバイアスがかかっていると思う。
これで明確な結果が得られなかったとしても、親子でいろいろと聴けるわけだし。
長男にしてみたらこんな英才教育ないな絶対(押しつけがましい)。
後になって「パパに産んでもらってありがとう」って絶対言うね(産んでないが)。
ということで、何を聴かせるか考えたら超楽しみになってくるのであった。
そのうちの#2に続く。

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2012年1月14日 00:54に投稿されたエントリーのページです。

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