消防署
ボストン付近にある、とある消防署。壁にかかれた絵がいかにも「おれたちは頑張っているぜ!」的な、自分らの仕事に誇りを持っている感じだ。これを見て思うのは、
・自分の仕事に誇りを持てるってのは、素晴らしい事だ。
・日本の消防署のみなさん、どのくらい自分の仕事に誇りを持っているのか、少し気になった。命をかけて火を消したり人を助けたりしているんだから、もう少しそのプライドがアピールされていてもいいのでは。建物に絵を描くのも面白そうだが、
・「こういうところで働きたい」と思うような、いかにも鉄筋プレハブぽい建物でなくて、地球防衛軍支部みたいなかっちょいいひみつ基地、じゃなくて消防署(お前はひみつ基地で働きたいんかいと自分に突っ込み)。
・ランプが明滅するコンピューターから穴のあいた長い紙がはき出されてくる。それを読む隊員。「6丁目に火災発生!」「よし、古橋、天城は俺に続け。アンヌは連絡係だ。基地で待機。出動!」(まだ引っ張るか)
・子供が「あれ乗りたい!」と思うような、かっちょいい消防車(ガスタービンエンジンで最高速度は時速600Km/h、車輪を収納して空を飛び現場に急行、とホームページには書いておく)。
・どんな仕事でも、子供が将来なりたい!と思えるような、ただ給料がいいだけじゃない何かをアピールできていくとするならば、たくさんの子供にとっての将来は、今以上それ以上ワインレッド、じゃないバラ色に見えたりしないだろうか。
・・・と何の責任も根拠もない夢想が一巡した後で対象が自分に戻り、自分が今やっている仕事、壁に描いたらどんな絵になるのだろうか?と考えてみる。消防車みたいな誰にでも分かるアイテムがあるわけでもなく、ただポロシャツとかリラックスした服を着た男達が笑っているだけの、一言で言うと何ともしまりのない絵になりそうな予感がするのであった。