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2009年7月 アーカイブ

2009年7月 5日

未開封カセットテープ

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いつかカセットテープが「終わる」日が来た時に使ってみようと思って取っておいてあるのだが、考えてみたらカセットテープが終わる日というのは、恐らくカセットデッキが動かなくなる日のことで、そのときに未開封のテープを持っていてもどうしようもないのである。デッキが使えているうちに開けてみるべきか。いや、まだその時ではない気がする。なんて思いあぐねているうちに本当に使えなくなる日が来るのであろうか。一つくらい開けてみるか・・・。だとしたら自分の中の一大イベントになることは間違いない。
SONYのJHF、発売開始は1979年だそうで。てことはWALKMANと同期か。JHFが出た時のインパクト(得に高域の再現性)は今でもよく覚えているのだが、あれからもう30年ですか。

2009年7月 9日

故・Michael Jackson氏のゲームコレクション

まず、偉大なスターに合掌。

話を変えます。

現在国立アニメ博物館の設立がどうの、と言う話が出ているが、当方としては国立ゲーム博物館の設立もお願いしたいところだ。任天堂ゲームウオッチから始まる日本製電子ゲームの興隆と浸透は大衆文化の一部として、人々の生活の中で、もうサブカルチャーとか言えないほどに大きな位置を占めている。これを国が大衆文化として大切に記録・保管しないでどうするか。セル画の保管も重要だとは思うが、機器の進歩が早いゲーム業界、古いものがすぐに使えなくなってしまう。本やボードゲームと違って機械とのリアルタイムなインタラクションにキモがあるゲームの場合、動態保存が出来ないと意味がないのだ。ほおって置いたらスミソニアン財団に全部持って行かれてしまうと、自分は思うな。

で、話がまた戻ってくるのだが、ゲーム好きで知られる故・Michael Jackson氏のコレクションがウエブサイト上で公開されていることを発見。いろいろと名作が置いてあり、好きな人にはたまらない場所になっている模様である。いや、そうじゃなくて、日本の役人の皆様も、こういうところを見て、ぜひぜひ勉強していただきたい。

コレクションのサイトはこちら

ITmediaの紹介記事

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SEGAと仲の良かったご本人、やはりSEGA系のゲーム多し。写真左のはSEGA STRIKE FIGHTER。ポリゴン処理で戦闘機に乗っている、ような気持ちになれる度高し。ACE COMBATみたいと言えばそうかも知れないが、ちゃんと操縦桿で遊べるというポイントが大きい。家庭用ゲームに対するアーケードゲームの利点は、まさに人とのインタフェースに専用品を使えることに他ならない。(ということで体感ゲームが好きな自分である)
その2つ右のは18 Wheelers。18輪トラックのゲーム。日本にもあったが、どうみてもアメリカ向けだろう・・・。日本で遊んでいる人を見たことなかった。

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ほれ、これも。たとえパラレルが出来なくても、できるような足取りで遊べる。

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向こうに見えるのはGalaxy Force II。これが氏に贈呈されたと聞いて「やっぱ有名人はいいよなー」と思ったものだが、あれから20年以上、こうやってちゃんと保管していてくれたのか。律儀な方だ(あるいはただのゲーム好き)。機械もきっと嬉しいだろう。日本のお役人も見習え、じゃなくてよろしくお願いします。

ちなみにアメリカに住んでいた頃も「こういうゲームはMichael Jackson氏みたいな人が動態保存して欲しい」と自分のブログにのっけてました、2年も前に(しかしこのブログの中で、マイケルマイケルばかり言っているな、オレ)。このコレクションがいつまでも後生に残りますように。

2009年7月12日

お台場ガンダムを見に行く

家族で見に行ってきた。

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プロポーション、ディテールともに良くできている。周りからも感嘆の声が。中には「立派だね〜(立派、か?)」「良く再現出来てるな〜(再現、なのか?)」みたいな声も聞こえてきて、面白い。

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しかしこれで身長18mというのがどんなものか、みんなの心に実態感とともに落ちていったのだろうと思う。つまり、カタパルトで発進するときに、どのくらい重そうなものが飛び上がっていくのか、とか、最近のガンダムは空を飛んでいるみたいだが、やっぱり無理ちゃうの、とか。当方としては、腹の中に脱出用?戦闘機を納める(コアファイターシステム)のは、やはりちょっと無理があるのではないかな、と、これを見て思ったのであった。

2009年7月21日

最も多く交通違反切符を切られている車はHummer

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Wired Visionの記事によると、Hummerのドライバーは一般的なドライバーの5倍の違反切符を切られているそうで。
・そういう性格のドライバーが乗っている、というのは「有り」な気がする。少なくとも、植物系でないことは確かだ、あ、草食系か。
・視界が悪くて事故の原因になっている、というのもきっと「有り」だ。
・自分が偉くなったような気がする、というのも、けっこう有りだ。2月に乗ったときも、周りがけっこうどいてくれるので、かなり自由に走ることが出来る。逆にHummerをあおってくる車は、一台もなかった。考えようによっては「そういうドライバーが乗っているので近づかないようにしよう」という気持ちをみんなが持っている、とも言える。自分だって急いでいてもHummerはあおらない、だろう。後ろに張り付いたってHummerのドライバーからは見えない、だろうし。
このニュースから読み取れないことは、Hummerのドライバーが切られている違反切符の種類がスピードなのか、駐車違反なのか、交通事故なのかが分からないことだ。それが分かれば、原因がドライバーの性格なのか、車両の特性なのかがけっこう分かると思うのだが。

2009年7月25日

エッジレス・ダンパーレスのスピーカーEvanui

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ViVLab社のスピーカー、Evanui μを聴きに行ってみた。
通常のスピーカーはコーンがエッジとダンパーで支持され、前後に動いて音を出している。が、この会社によるとこれらエッジとダンパーが音質に悪影響を及ぼすらしい。で、ここから先は聞いた話から想像していうのだが、ViVLabのスピーカーはコイルがあるところに磁性流体が使われており、さながらエンジンのシリンダーみたいに潤滑しながら動いている、で、そのかわりにダンパーとエッジがないという。磁性流体はマグネットに張り付いており、オイル切れ?のような状態もないのだそうだ。この発想、すごいな。
ものは試しに聴いてみたが、高域のつややかさと滑らかさは聴いたことがないレベル。スピーカーからマイナスイオンが出ていそうな爽やかさだ。まるで真空管のアンプを通したときのよう。真空管のアンプはある倍音を増幅して、それが独特のつややかさを感じさせると聞くが、このスピーカーのつややかさは、いわばそのような倍音を減衰させずにちゃんと再生するから得られる、という認識でいいのだろうか。
弱点は、スピーカーそのものが小さいため低域が出ず、人の声なんかも「あれ、この人こんな声?」と思えるほど変わってしまうこと。10分くらい聴いていたら慣れてきて、高域のすがすがしさに「ま、これはこれでありかも!」と思うが、CDを入れ替える度に「この人の声はこう変わるのか?」と驚くので、メインのシステムとして使うのはちょっと厳しいかも知れない。が、自分のPCの横に置いて聴いたらきっと素晴らしいだろうなと思うのであった。

ViVlabのホームページ

2009年7月29日

息子を連れてカートに行く

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テストの点が良かったのでごほうび。「むっちゃ楽しかった!」そりゃそうだろうな。自分だって楽しいもん。それもエンジン付きの乗り物を初めて運転した。エキサイティングでないはずがない。
しかし、車に乗る楽しみや喜び、これはイコール自分の能力が増大することの喜び、と考えて間違いないだろうか。
車やバイク -速力、移動力の増大
コンピュータやインターネット -情報収集力、処理能力の増大
巨大ロボット -力の増大
組織のボス -プロジェクト推進力、あるいは個人の影響力の増大
当方としては、情報収集の後の、意志決定に使うデータの分析力を増大できるようなツールがあればよいのにと思うのであった。・・・それにしても、初めてでもちゃんと運転できる、車の操縦インタフェースの完成度は凄いな。

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