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2009年6月 アーカイブ

2009年6月 7日

イスカンダル

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Mariage Freresのお茶の名前。アレクサンダー大王のアラビア語読みがこうなるのだそうな。当方としては隣の銀河にある惑星の名前だろうとてっきり思い込んでいたのだが、同名のお方がかつて地球におられたとは。で、それがフランスの紅茶の名前になろうとは。しかし「ガミラス」とか「デスラー」とか、そんな名前のお茶はきっと出ないだろうな・・・。22世紀くらいまで待てば分からんか。
ちなみにどれを飲んでもキャラが立ってておいしい同ブランドのお茶の中でも、これは「よくこんな味思いつくな!」と驚嘆するようなセンスとおいしさ。このセンス凄い。当方の常識から14万8000光年ほど離れている。いや驚いた。

2009年6月13日

聴覚機能の拡大

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めがねを使っている人は、初めてめがねをかけたときの驚きと喜び?を覚えておられるのではないかと思う。当方、学生時代、窓から見下ろす校庭の砂の一粒一粒が見えて、校庭が土色のべた塗りでなくて砂の集合物と気付いた時の、世界がこんなにディテールに満ちていることに気付いた事の感動を、今でも覚えている。で、最近、自分の耳についても同じ事が起こった。
音楽を聴いている時に、声のディテールが凄く良く聞こえる。それだけでなく、今までボーカルを中心に聞こえていた楽曲の、周りで鳴っているギターやベース等の楽器にフォーカスしてそのディテールを聴いたり、あるいは3歩くらい退いて音楽の全体像を俯瞰して聴いたりと、サウンドステージをあちこち移動したりできるようになった。音楽を聴く際に自分が認識できる解像度が凄く上がった感じだ。
アメリカにいたときの超安物アンプから、帰国後にそこそこアンプに切り替えた、ぐらいしか思いつく原因がないのだが、iPodを聴いている時にも同様に良く聞こえるようになったことを考えると、これはアンプがいいのではなくて、自分の耳の性能が上がったのだ。毎日いろんな曲を聴いてみたりして、なんだか得したような気分である。

2009年6月17日

2次元の世界に行く夢を見たことがありますか

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これを見ている、数少ない皆様に質問。2次元の世界に行ったことがありますか。
当方、漫画は好きだし、アニメだって嫌いじゃない、むしろ好きな方だと思うのだが、自分の記憶の許す限り、2次元の世界にいく夢を見たことがない。白昼の想像の話ではなくて、夜、夢を見るときに、さながら映画「トロン」(皆、知らんか・・・)みたいに自分の存在が漫画やアニメのような2次元の世界に転送されて、その場で行動するというような夢を見た記憶がない。沖田艦長やメーテルのような、人物の夢なら見たことがあるかも知れないが、その場合でも背景はあくまで実在の3次元の世界であって、自分のいる世界全体(ついでに言うと自分も)が2次元に再構成された、という記憶はないのだ。3Dの世界としてなら、遠い未来の風景とかカウンタックの操縦とか、何度も見たことがあるのだが。
当方が思うに、夢における世界の再現/構成を、2次元のような現実世界と大幅に違う状態に差し替えて行うのは、大脳の処理能力を超えているのではないか。しかし、ゲームの世界なら、リアルな背景画面のように夢と現実の境界があいまいなものもある。ここから先はあくまで当方の考えであるが、
・3次元空間を行き来できるゲームの世界 -きっと行ける
・アニメ、漫画、2Dのゲームのように頭の中で2D-3Dの座標変換が必要なメディアの世界 -きっと行けない

もしかしたら、この問題は当方の脳の処理能力が足りないだけで、もっと想像力の豊かな人、あるいは例えば現実世界に嫌気がさしていて、できるならば2次元の世界で永遠に暮らしたい、と思っているような人であれば、もしかしたら行けるのかも知れない。もし経験のある方がおられましたら、ぜひ教えてください。
・しかし自分が漫画の世界に行けたとしたら、自分の姿はいったいどのようにデフォルメされるのであろうか。かわぐちかいじみたいなのならともかく、しりあがり寿とか漫☆画太郎みたいなのだけはやめてほしい今日この頃。
・本画像の背景は、ハイジのサウンドトラックCDからちょっと拝借。音楽:渡辺岳夫。癒されますです。

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