« 2009年7月 | メイン | 2009年9月 »

2009年8月 アーカイブ

2009年8月 4日

銀塩Vs.デジタル

stillcamera01.jpg
左:15年前に(たぶん)ニコンの一眼・リバーサルで撮影したものをダイレクトプリント
右:昨年ニコンのデジ1で撮影、家のプリンタで印刷
光の状態も時間も季節も(被写体も)違うので一概に言えないのだが、左の方がなんというか物語性があるというか、味のある写真になっている。解像度にしても右に負けていない。一方右の方は記録写真のようだ。この違いは一体どこから来るのか。
・周辺光量が少ない方が、写真の中央に視点がフォーカスする
・当方のプリンタは高級機種ではない
・デジタルの印画用紙も高級な物では無い
・そもそもデジタル写真は紙に印刷することがゴールではないのでは
とかいろいろ考えつくことはあるが、ここはやはり同じ被写体から違いを見いだすのがもっとも公平だろう。ということで、しばらくデジタル・銀塩2つを持ち歩いて撮り較べてみようと思う。銀塩カメラにCONTAXを持ってきた時点で、デジ1よりも数倍色合いの濃い写真になりそうな気がするが、さすがに一眼レフを2台も持ち運ぶ気にはなれず。
昔にもLP Vs. CDで試したりしたが、今回は画像でトライだ。さてどうなるやら。

2009年8月16日

地震の夢

Equake01.jpg
予知夢の話ではない。
先日の夢、中学時代の知人と数十年ぶりに再開する、というもので、ご本人とさあご対面、というところでぐらぐらっと地震が。あっと思って目が覚めたら、本当に地震が来ていた。ということで、一つの地震で二度驚いてしまったのであった。
・人間は、地震の体験がある程度有れば、眠っていても地震を認識することが出来る。
ということでよいだろうか。欧米の人で地震の体験が全くない人がいるが、そういう人がこういうシチュエーションでどう状況認識するのか、ちょっと興味有り。
・夢って、いい場面、本当に見たい場面というのはなかなか出してくれない。今回の夢が、
1.数十年も会っていない人を想像で出すのは無理があるので、地震が来たことをいいことに強制終了
2.本当は夢の中で知人と会えるはずだったか、地震が来てしまったので本当に中断
のどっちだったのか、についても興味有り。といっても確認しようがないが。

2009年8月18日

歯医者のBGM、オルゴール編

歯医者に通院中。こういうところで流れる音楽は、患者の緊張をできるだけほぐすような音楽が多いようだ。クラシック(室内楽メイン)も多いが、当方が通院するところはオルゴール曲(有線)だ。これも当たり障りのない選択で、曲はZARDとか岡村貴子等の優しいものが多いのだが、それらに混じって聞こえてきたのがこれ:
songoku01.jpg
ドリフの人形劇「飛べ!孫悟空」オープニング曲
「スーパーモンキー孫悟空」
作詞:阿久悠
作曲:都倉俊一(うーん黄金タッグ)
うた:ピンクレディー
・オルゴール曲としては渋すぎる選択だ、つーか誰だよこんなの打ち込んだ人は。
ryo907説:オルゴール曲チャンネルのために、世の中の曲を片っ端からデジタルデータに打ち込む仕事の40代男性が、作業に飽きて何曲かトンデモ曲を入れてみた。有線リクエストからあまり反応がない/あるいは結構あったので、トンデモ曲が徐々に増殖中。えーこれ打ち込んだ方へ。大変楽しく拝聴しました。次回もよろしくお願いします。
・次の曲がB'z「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない(長いタイトルですね)」だったこともあり、とくに選曲に脈絡はない模様。きっとかなり作業側の裁量にまかされているのであろう。ということはだ、これは「君、この曲知っているか?」という打ち込み者からの挑戦状と受け取ってもよい、ということだ。ピンクレディーのオルゴールが流れていたあの瞬間、この曲に気付いた人はあの歯医者で自分だけ、だったろうな・・・。
・それにしてもピンクレディーとB'zその他もろもろを一つのカラーで染め上げてしまうオルゴール曲というジャンル、侮れず。「はーそうですね」と思ったあなた。「きれいなオルゴール曲ですね」と思ってよく聴いてみたら「ニンニキニキニキ ニンニキニキニキ・・・」だったりする危険性を孕んでいる、ということですぞ。
・・・ということで次はどんな曲が流れるのか、次の予約が非常に楽しみな自分が居るのであった。

2009年8月19日

8月19日はバイクの日

R1summer01.jpg
ということで、休日出勤した分を若干取り返し。平日の山はがらがら、まさに峠を独り占め。朝のうちちょっとガスってはいたものの、非常に快適なツーリングだった(なんてったって朝の箱根の気温、18度)。一度海岸までおりたが、暑いのでまた上に上がってしまった。しかし考えてみれば、4月にバイクを買ってから日帰りツーリングに出たのはこれが初めて。行かせてくれた家族に感謝。

2009年8月27日

白黒決着まんじゅう

弟からこんなネタをもらってしまった。まんじゅうの賞味期限は9/20だが、ネタ的にはあと4日くらいしか持たないので急遽紹介。

sennkyo091.jpg
うわー。米国でもブッシュ大統領ネタのお土産はけっこうあったが、これもなんだかすごいな・・・ちなみに太郎のベルトは菊の紋章、由紀夫のベルトには愛と書いてある。

sennkyo02.jpg
ディテールの一部
左上:客観的に見てもロケットです。私とは違うんです。
右上:You&Iってあんた・・・・片手に持っているトランシーバーみたいなものも、なんだか意味深だ。
下:各方面に了承・確認は取って、ないよね・・・・イキマースじゃないだろう・・・

・・ということで9月からの日本は一体どうなるのか。こんなお土産でおちゃらけていられたのが懐かしい、なんて時代にはならないよう、自分も考えたいあと3日であった。

2009年8月28日

銀塩Vs.デジタルその2

先日出したスライドフィルムが上がってきた。以下、
Contax TVSに入れたコダクロームで撮った写真をビックカメラで現像、そのままDVDにやいたもの
Nikon D300でほぼ同じ時間に撮ったもの
の比較である。ソフトはPhotoshop CS4。
photoslide01.jpg
・NikonはRAWで撮影。そのままだと色がかなり違うので、できるだけContaxに似せるように現像段階で修正。ちょっと色、付けすぎた?
・しかし現像段階であれこれいじって思うのは、スライドフィルムだと撮ってしまえばあとは何も出来ないが、デジカメだと撮った後からが、むしろあれこれ出来る段階のような気がする。ということで、色合い等についてあれこれ比較するのは実に意味がないことのように思えてくるのであった。
・ただContax、明るいところは若干より明るめに出してくるような気がする、よく言えばダイナミックに、悪く言えば白飛び。特に雲の部分。
・左下は鳥居の拡大。左のContaxより右のNikonの方が細かく出ているが、ビックカメラでのデジタイズサービスは大きな画像でも6.3百万画素、一方D300は12.1百万画素ということで一概には比較できず。ただ、水面の船の反射を見るとContaxの方が明らかにたくさん反射している。双方ともに偏光レンズは付けていないが、なぜだろう。

photoslide02.jpg
・もう一枚。こっちもContaxは明るいところが飛び気味。これがフィルムのせいなのか、レンズのせいなのか、デジタイズのせいなのかが分かりにくい。現像されたスライドを見るとここまで明るすぎてはいないように見えるので、これはデジタイズの特性なのかも知れない(あかんやん)。
・一方Nikonは海面がのっぺりしている。しかしこの日は台風が接近している日で太陽が出るような気配はなかったので、自分の印象としてはNikonの方が記憶に近い。
・ちなみにここでもNikonの画像で、Contaxの色合いに近づけるよう、若干修正した。

・・・ということで、銀塩とデジタルの違いを較べようとしたら、撮影が終わった後のデジタイズの段階で光量が中央部と周辺部で違うような気がする、というのが一番気になる、という予想外の結論に到達してしまった。それがアナログと言えばそうなのだろうが、どうしたもんかな、これ。ま、デジタルのディスプレイ上で較べていること自体、デジタル向きの判定になるのは致し方ないが。しかし、アナログ(銀塩)って、思った以上に自分がコントロールできない要素が多いような気がする。今までそれを普通としてきたのだろうが、デジタルで撮って、PCに移してモニタに出す、という作業であれば全て自分のコントロールで出力できるもんな。

2009年8月29日

銀塩Vs.デジタルその3

銀塩とデジカメを撮り較べるに当たり、変数をなるべく少なくするため、できれば同じレンズ、は無理にしても出来るだけ同じようなカメラ、ということで昔から持っていたNikonの一眼レフを持ち出すことを思い出した。
アメリカにいた頃は日本の倉庫に入れていたのだが、新品の電池を入れ、全て問題なく動くことを確認。もらったり安く買ったりしたものばかりなのだが、凄く嬉しい。

nikoncamera01.jpg
・同じレンズを使うこともできるのだが、FフォーマットとDXフォーマットでは画角が違うので、ちゃんとした比較にならず。ちょっと悩ましい。
・常用していたFE2、メカニカルシャッターが「電池ないと」動かないことが判明。あかんやん。FEもEMも電池無しで動いたぞ。おかしいな。
・しかしフルサイズのファインダー、広くて気持ちいい。本当は当方もフルサイズのデジ1が欲しかったが、あの値段と重さでは手が出ず。しかしF1.4の明るさといったら。うーん素晴らしい。
・ひさしぶりにシャッターを切ってみると、「カシィィィン!」と非常にメカメカしい音が。最後の「シィィン!」という澄んだ金属音は不要という人もいるかも知れないが、比較すると最近のデジ1のダンプの効いた「キャパ」という音がプラスチックぽく感じられる。メカ感、いいじゃないすか。・・・と言う観点で音を較べると、いちばんメカっぽいのはNikomat FT2だ。

ということで富士フイルムのVelviaを新たに購入。さあどうなるか。

2009年8月30日

LPを買いました

asia01.jpg
オーディオ屋に行ってみたら一枚500円で売っていたのでつい手が出てしまった。日本に戻ってきてから、あ、初めてか。
ASIAのジャケットの中に日本語解説(ライナーノート)が入っていたが、その表に見たことのないようなロゴが。本家のASIAのロゴよりもこっちの方がアジアっぽかったりして。三角形に納めるのは、やはり無理だったのだろうか。ちなみにASIA、漢字では詠時感。すごい当て字だ。「エイジア」と読むには最後の一文字にどうしても無理があるような気がするが、中国語なら大丈夫だったりするのだろうか(それもないな、たぶん)。
しかしジャケットが大きいと「ジャケ買い」の効果も確かにある。それで被った被害もそれなりにあるが・・・。

2009年8月31日

Ortofonのカタログ

オーディオ屋さんでOrtofonのカタログをもらってきたのだが、ちょっとびっくりした、あるいはショッキングなことあり。「レコード盤とは」「カートリッジについて」という説明がわざわざ書いてあるのであった。
Ortofon01a.jpg
以下カタログから;
「レコードには1分間に78回転のSP盤(Standard Playing)と33 1/3回転のLP盤(Long Playing)があり・・・溝の左右の壁に音が刻み込まれています」(45回転が書いてないが、まあいいか?)
「カートリッジには1本の針(Stylus)」があり、・・・音を拾い上げます」
かつてSPレコードや蓄音機の収集家を知って、なんてオヤジくさい趣味なんだろうと思ったものだが、カタログに原理をわざわざ書かないと分からないような太古の機械(レコード、銀塩写真、カセットテープなど)で遊んでいる自分、これは思いっきり、かつて自分が「うわー」と思っていたオヤジ像そのものではないか。

・・・それがどうした。

自分が面白いと思うことを楽しくやって、何が悪い。
ということで、今後も自分が面白いと思ったことを(事の新旧に関わらず)楽しんでいくこととした。結果として他人からオヤジくさく見えようが、そこは気にしない。何か大事なものを失ったような気がしないでもないが、そこも気にしない。・・・と開き直っているところがオヤジくさいと言われたら、それも気にしない。年齢的にはすでに立派なオヤジじゃんと言われても、気にしない気にしない。望みは高く果てしなく(一休さんかっつーの)。

About 2009年8月

2009年8月にブログ「Thoughts; sinking bubbles」に投稿されたすべてのエントリーです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2009年7月です。

次のアーカイブは2009年9月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type