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2009年4月 アーカイブ

2009年4月 8日

test

テストです。

日本でのブログを開始しました

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米国から帰国して5ヶ月、ようやくですが日本でのブログを開始しました。普段頭の片隅に現れては、気がつかないうちに意識の底に沈んでなくなっていく言葉やアイデア、ネタなんかを、忘れないように記録しておくために設置しました。いわば、自分の外部記憶装置みたいなものです。
ちなみにアメリカでのブログはここです
アメリカと日本の対比等、同じようなネタを両方で展開することも有るかも知れません。今後ともよろしくお願いします。

2009年4月10日

英語力が急速に落ちてきました

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アメリカから帰国して5ヶ月、急速に英語力が落ちてきた。
帰国前を100とすると、この数ヶ月は90-95あたりで推移していたように思う。が、ここにきて体感的に65-70くらいにまで悪化しているように感じる。まず単語が出ない。流ちょうにしゃべれない。
という事を感じながら思うことはこれである。
「昔取った杵柄ってのは、ありゃうそなのか?」
考えても見れば昔やったことがある事を、長いブランクの後でうまくできたことがあるか?自分の経験はたいていこうだ。
・久しぶりに何かをやってみると、(全く出来ないことはないにしても)あまりにも出来ないのでびっくり
・でも頭の中は「このくらいは出来るはず」という思いがある
・そのギャップにいらいらする
・いらいらしないところまで自分の能力が上がるまで待てず、再びやらなくなる
の繰り返しのような気がするのだが。
「杵柄」であれこれ調べてみると、どうもこの言葉は「体で覚えたリズムや方法は忘れない」というふうに取ることも出来そうだ。「杵柄」のことを言えるのは、比較的肉体労働のような作業の経験を指しているのかも知れない。ということで、
ryo907杵柄の仮説
・頭は体より覚えが悪い
・人間の能力は放っておけばある一定のところで下げ止まる
・(さらに自信はないが)体で覚えたことはどこかで下げ止まるが、頭で覚えたことはどこまでも下げ止まらない
当方の英語の能力で実験だ(やめておいた方がいいような気がするが)。

2009年4月11日

Jury Duty

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米国からJury Dutyの通知が来た。すなわち、裁判に陪審員として参加しなさい、という通知だ。
住民票とかがない米国では、郵便局や水道なんかの情報からこのような通知が来る。現在本当に住んでいるかはともかく、出しまくっている。ちなみに米国籍のない我々には陪審員の資格はない(送ってくるなよ)。ので、これが来る度に「私たち日本人ですから資格がありません」とはがきを返送しなければならない。面倒くさい。
ところで、米国の会社には休日の申請をする欄に「裁判で休み」の項目がある。すなわち、陪審員は国民の義務ですよということが会社としても、社会でも認められていると言うことである。日本はどうか。ちゃんと「義務なんだから絶対来いよ、来ないと罰則があるよ。日本の各会社も陪審員が来られるように休日のシステムを整備しなさい」位のことを言わないと「仕事が忙しいから裁判には行けません」ということになるし、裁判に参加するために会社をいちいち説得しないといけなくなる。日本政府はそこまできちんとやってくれる、んだろうね?

2009年4月15日

Hummer time

本件、弊ブログアメリカのかたちで公開するものですが、せっかく作ったのでこちらでも公開します。

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2月に犬を連れ戻しに米国に行った。その際に借りたのがHummer H3だった。今回はHummerに関するレポートをお送りしたい。

レポートはこちら

2009年4月16日

バイク買いました

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アメリカに行く前に乗っていたバイクをアメリカに送る、という事も考えたのだが、個人で送ると片道40万と言われた。往復で立派なバイク買えるがな・・・ということで売却、アメリカでは借り物で済ませた。で、これはアメリカに行く前と同じYamaha YZF-R1だ(ただし昔のものとは年式が違う)。必ずしもこれが、というこだわりはなかったが、タイミング良くタマが出てきたので購入することとした。3年半ぶりに乗るスポーツバイク(アメリカで乗ったのはクルーザー)はとても久しぶりで、体ががちがち。全くうまく乗れていないことに愕然とするのであった。ま、これからちょくちょく乗りつつ慣れていこうと思う。ともあれ、買わせてくれた家族に大感謝である。

2009年4月17日

コスモゼロ52型

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2008年1月?、久しぶりにアメリカから日本に寄ったとき、ヨドバシカメラで即買い。アメリカに持ち帰ったはいいものの作る時間が無く、結局日本に戻って作った。
(自分の腕はともかくとして)一言で言えばかっこういい。70年代のSFデザインのエッセンスと気合いがあちこちに漂う。バンダイのEXモデル、値段も高かったが形もよかった。アニメ本編よりかっこういいくらいだ。

2009年4月19日

それゆけ!女性自衛官

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こんなものを頂いてしまった。プリンとクッキーだそうで。じゃない、プリントクッキーだそうで。こういうものが自衛隊の売店で売っているらしい。
”わたしたちがニッポンの平和を守ります!”とのこと。周りがきな臭い昨今、頼もしいお言葉!よろしくお願いいたします!

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左:箱を開けてみたところ。カラフルでびっくりした。自衛隊の広報活動としては必要以上にお金がかかっているのでは。
右上:各キャラクターのプロフィール説明が。キャラクターが総員何人か分からないが、いちいち作っているのか・・・。
右下:要は顔がプリントしてあるのでプリントクッキー。味は陸海空で味が違うらしい。これは「Ver. 航空自衛隊:ハニー味」ということで蜂蜜味。若干甘めだが、まあ普通のクッキー。メイドカフェあたりで出てくる食べ物も、味そのものはきっと普通のものに違いない。(そこはお金かけるポイントじゃないしな・・・。)
さらに裏にはQコードだっけ?があり、ケータイ特設サイトにもジャンプ。すごいぞ。広報活動にしてはえらく力が入っている。ここまでやってどういう益があるのか?入隊希望者が増えるのか?日本の青少年はみな二次元指向になってしまったのか?もしかして日本各地にある自衛隊の勧誘事務所も、いつの間にか雰囲気が変わってしまっていたりして?・・・とここまで妄想が広がったところで、これがタカラトミーの商品であることに気づいた。ああなるほど。それなら話がかなり違うわ・・・。

2009年4月23日

日本への犬の輸入(ちょい長め)

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犬を日本に輸入しようとする人がこのブログを読んでいるとは到底考えられないが、一応書き留めておきたい。
犬の輸入はけっこう大変だ。
・日本政府は動植物を介して病原菌、犬ならば特に狂犬病が日本に運び込まれることに神経を尖らせている。で、「ここには狂犬病はない」と日本が判断した国は世界中に7つ(例えばニュージーランド)くらいしかなく、米国を含むそれ以外の国から犬を輸入する場合、以下の手続きが必要となる。
1.犬の体に個体を認識できるマイクロチップを埋め込む。マイクロチップはISO規格に準拠したもので、規格外のチップの場合は、それを認識できる検査機械も犬の輸入の歳に持ち込まなければならない。
2.マイクロチップ埋め込み後、狂犬病の注射を2回、少なくとも1ヶ月あけて行う。
3.その後、犬の血液を日本政府が指定する研究所に送付し、狂犬病の抗体がある一定単位以上有ることを証明してもらう。証明書はオリジナルが必要。米国の場合、研究所は全米に2カ所しかない。
4.検査後、犬は180日(!)その国で待機する。
5.輸入の40日前までに、日本の動物検疫所に輸入の届け出を行う。
6.輸入のできれば2日以内に獣医に行き、犬が狂犬病にかかっていないかを確認、証明書をもらう。
7.次に動植物の輸出入を管理する政府機関(米国の場合はUSDA、United States Department of Agriculture)に行き、これまでに取得した書類が正しいことの証明をもらう
8.いよいよ犬を輸入し、日本の空港で検査をする。以上の書類がまとまっていれば1時間程度で国内に入れるが、不備があったら最大180日、検疫所に繋留される(犬の面倒は飼い主の出費で。業者もある(4000円/泊くらいなのでネカフェより高い)。お役所仕事なので嘆願や「大目に見てもらう」はまず通用しないと思った方がいい)

ということでうちの犬の場合、まず埋め込んだチップがISOでなかったのでチップを埋め込み直した等あれこれあり、犬だけが我々人間の帰国に間に合わなかった。輸入が可能な時期まで米国の友人宅に預かってもらい、2月に当方が米国に渡って犬を連れ帰ってきた次第である。なお、
・犬を単独で輸送する場合、現在は直行便しか認められない。すなわちボストンのように直行便がない場合、誰かが犬をニューヨークやシカゴまで陸送して、そこから飛行機に乗せないといけない(という理由で当方がわざわざボストンまで飛んだ)
・航空会社で利用できるケージ(犬を入れる檻。ケンネルとも言う)の大きさ、通風環境、給水設備等の規定は航空会社によって違う。当方が持っていたケージは米国国内線の規格にあわず、その場でケージを一つ購入する羽目になった
・そもそも12時間を超えるフライトに犬を載せることは出来ない。動物愛護の観点か
・その他予期できない理由(例えば天候)により、犬の輸送を(その場で)断られる可能性がある

以上、
・犬を連れて国外に住む場合は、帰国の準備だけでゆうに8ヶ月くらいはかかるので、もう日本を離れる前に帰国の準備をして置いた方がいい
ということだけは言っておきたいと思う。米国の場合、犬を引き取りに行ったその場で書類の不備を見つけて東奔西走したり、別の役所に突如行くことになったりと、トラブルがまず間違いなく発生するので、そのあたりも用心しておいた方がよい。今回はむこうで3泊したが、けっこう忙しかった。

なお、日本を出てアメリカに移る際、我々が乗った成田-ニューヨーク便は乗機時間が12時間15分。犬を載せられないことに渡米3日前に気付いた。15分くらいなんとかならないかとお願いしたが聞き入れてもらえず、サンフランシスコ便を犬用に別途確保(貨物スペース)、人間とは別便でボストン入り。体重は5kg未満だが片道10万円。体重あたりの輸送費で比べるとファーストクラス並みに金がかかったのであった。ま、なんとか向こうでも生活でき、無事に連れ帰れたので結果オーライだが、面倒だったことは間違いない。

2009年4月24日

アメリカの子供の文字

学校生活の中でみんなが書く文字に個性がある事に気付き、もしかしてアメリカでも同様の事が起こっているのではないか、90年代の変体少女文字みたいに女子の書く文字はどこでも丸くて装飾的だったりするのだろうか、なんて考えた人はいないだろうか。普通はいないか・・・まあいいや。つかみがうまくいかなくても強引に本題へ。下の写真は息子が日本に帰るとき、クラスメートからもらった文集の一部分だ。

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女子の書いた文字:A,C,D,F,G
男子の書いた文字:B,E
どうですか。あきらかに違いますか。そうですか。
・一般的に、女子の方がテキストの量が多い。さすがというか、当たり前というか。
・女子のテキストの方がきれいで読みやすい。男子は、なんつーか雑だ。誤字(スペルミス)も多かったりして。間違えた上から消しゴムで全部消してあったりするのが、きれいに消えてなくて文字が二重になっていたり。
・さらに装飾的な処理が女子のテキストには散見される。
 A:たとえばiの点を丸で表現したり、fの処理なんかもきれいだ。
 F:yの下に伸びる部分がくるっと巻いていたりってのもいい感じだが、一般的な斜体とは反対側に逆スラントさせているところがむしろスタイリッシュだったりして。
ともかく、文字に対する神経の使いかたからして他人とは大違いだ。
自分の場合、人が運転する車やバイクには、清掃状況から運転マナーまで持ち主の個性そのものが表現されると考えており、それゆえ車をドレスアップしたりワックスかけたりすると思うのだが、同様の関係が女子-文字に当てはまらないだろうか。すなわち「女子は文字を自分の表現手段として重要視しており、文章の内容のみならず、字体にも個性が強く現れると考えている」とは言えないか。
「文字を」に関しては、現状は仮説でしか言えない気がするが、少し概念を大きくして「言葉を」としたら、これは経験上、間違いない事のように思える。すなわち、
「女子は言葉を自分の表現手段として重要視している」
え、自分ももっときれいな字を書けって??はい、前向きに善処します・・。自分が取った議事録、自分で読めないことがよくある・・・。

2009年4月26日

CD Writer

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日本に戻ってきてから、CD Writerを買った。これでカセットテープやアナログディスクをCDに焼くことが出来る。PCを使うという手もあるが、ステレオとPCは離れているし、単体の製品が欲しかった。
カセットはすでに終わったメディアであるし、メカ部のゴムベルトが切れたりするとやっかいだ。早めに帰宅したときにテープを1-2本、CDに焼くことにしている(全て終わるのはいつのことか・・・)。
これ、ただ懐かしいという以上に面白い。単純な懐古趣味に陥るものかという気がなくはないが、
・カセットを使っていた20-30年前と比較すると、オーディオ機器の音質がかなり向上しているようだ。かつて聞こえてこなかった音が分かったりして、「ああ、そういうことだったの?」と驚くことあり。
・機械だけでなく、人間の「音楽を聴く」能力も、上がっているような気がする。
・音楽を聴くに当たり、様々な背景が分かるようになってきている。例えばThe Beatlesのあの唄はジョンが・・・と言ったのだがPaulが勝手に・・・などという蘊蓄があれば「ああそこの展開はそういうことなのね」と思えたり、「この唄はこれのパクリか!」「今まで気がつかなかったがこのギターは凄い」などなど、新しい発見がある。
・英語の歌詞に関しても、10歳の子供にはただの音でも、今なら(全てとは言わないにしても)けっこう聞ける。かなりしょうもない歌詞だったりもする。日本語の「対訳」歌詞カードもかなりいいかげんなものがあったりして。
・当たり前のことだが、音楽の好みも変わっている。違った視点で聴けば音楽の鳴り方も違う。
と言うことで総合すると、懐かしさ半分、新しい発見半分という感じだ。

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