« 2010年4月 | メイン | 2010年6月 »

2010年5月 アーカイブ

2010年5月 2日

ファミリーキャンプに行ってみた

バイクでの貧乏キャンプは何度となく行ったが、今回は家族4人+犬で出かけてみた。このためにテントやシュラフはほぼ新規購入。安くて大きいコールマンのテントにして出かけてみたら、サイト中コールマンばっかりで驚いた。みんな、考えることは同じなのか。
camp10041.jpg
春の道志。柔らかい新芽の黄緑が非常にいい感じ。実に癒される。
椅子が全員分なくて段ボールに座ったり(体重でつぶれた)と相変わらずの貧乏キャンプではあったが、家族全員楽しめたみたいでよかった(正直すごくほっとした)。必要なものは買い、不必要なものは持たず、また機会を作って出かけよう。

2010年5月 3日

Tourist Trophy

PlayStation用ゲーム「GranTurismo」を開発しているSCEI(というかPolyphony Digitalか)だが、バイク用のゲーム「Tourist Trophy」も発売している。先日富士スピードウエイを走るにあたり、練習と思って同コースでプレイしてみたら、直線で300km/h出た。こりゃすごいやと当日の走行会は期待していたのだが、実際には260km/h強がせいぜいだった。ゲームだからそりゃ違うわな、という前にいろいろと考えてみようと思う。

ttfuji01.jpg
自分の乗っているバイクと同系機種でコースを走行
・加速力についてだが、感覚的には実車の250km/h以上の加速は、けっこうじりじりとした感じに思えた(ゲームだとすいすい車速が乗る)。ゲームだからそんなもんだ、かも知れないが、しっかり風を流すように伏せていたか、とかを次回は確認したい。
・で、次にはブレーキングを始める地点を奥に取ることで、その分直線が長くなって車速も延びる、のだが、ボタン押せば最大制動力が得られるゲームと実車は、そりゃ違うわな・・・。ゲームのように短い距離では止まれない。ま、腕と度胸の問題なのだろうが。ゲームの方もブレーキかけ過ぎてロックするようなシステムなら、また違ったゲーム性になっていただろう。

ttfuji02.jpg
絶対こんな風には走れてない
コーナリングでも、ゲームなら限界まで躊躇無く攻められる、が、実車はかなり違う(ここは特に精神的に)。自分ではいっぱいいっぱいだが、バイクの性能的にはまだまだ余裕だということは、今回走ってみてよく分かったので、次回からは少しずつがんばっていきたい。問題は、ゲームならコースアウトしてみれば限界が分かるが、実車は一回こけたら大変だ、ということ。そうはなりたくないので、気をつけながら少しずつレベルアップしていきたい。

2010年5月 5日

大井川鉄道#1 SL編

汽車は 闇を抜けて 光の海へ~(ささきいさお)
家族で大井川鉄道に乗ってきた。SLとアプト式鉄道(井川線)、内容盛りだくさんだが、とりあえずはSLの報告から。

c1002.jpg
大井川鉄道は観光路線でもあるが、古い列車を動態保存もしている。で、いろんな会社のいろんな車両が塗り直しもされずに使用されている(コストダウンもあるだろうが)。近鉄沿線に住んでいた自分としては、この2両編成の近鉄特急電車には思い入れがある。よく父親に連れられて、電車を見に線路脇に行っていたことを思い出した。


星の架け橋 渡ってゆこう~(ささきいさお)
新金谷駅に入ってきたC10。SL全盛期のD51やC62等に較べると小さいが、それでもなかなかの迫力。生き物感強し。運転席の前にこれだけの機械があって、車で言えば12気筒もびっくりの超ロングノーズ。その真後ろに垂直に切り立った計器類が。こりゃたまらん。しびれる操縦席だ。

c1003.jpg
人は誰でも 倖せさがす 旅人のようなもの~(ささきいさお)
メーテルは、乗っておらず。しかしこの木目がいい感じ。これと比較して、JR車両の印刷鋼板の味気なさよ。これをみたら鉄郎だって「機械の体はダメ」と思うに違いない(想像)。
・ただしこの垂直の座席、メーテルには狭いだろうな。
・この灰皿、むちゃくちゃ懐かしい。
・便所の下に「停車時は使用しないでください」と注釈が。便器にまたがると真下に線路が見えた時代の車両。

daitetsufan01.jpg
子供の頃からJNRロゴが好きだった。この鋭角的なところが地球防衛軍のロゴにも似て。銀河鉄道にもこのロゴはついていたのかな?

c1004.jpg
・大井川の広い河原を走る。しかしSL、茶畑の人や近所の人が手を振ってくる。で、こっちも手を振る。それだけでなく、河原でキャンプしている人、たまたま見かけた人、車を止めてみている人、みんなが自発的に手を振り合っているというのはどういうことか。なんでSLを見ると手を振りたくなるのか。いずれにせよ非常に良い気分。今後は自分がSLに手を振ってみようと思う。
・汽笛の音、いい感じに響く。電子音と違って心に響くものあり。なぜ心に訴える音が出るのか。ふと気がついたが、汽笛は機能的には警笛かも知れないが、構造的には楽器に近いのではないかと。とすると、石炭を燃やして蒸気を作って、それで汽笛を鳴らすこの機械は、言い換えれば自走する金管楽器と言ってもいい、そういうことなのか。

ということで、旅程の1.5時間はあっという間に過ぎたことを報告したい。

2010年5月 6日

大井川鉄道#2 南アルプスあぷとライン編

大井川鉄道井川線(南アルプスあぷとライン)は、SLの終着駅である千頭と井川を結ぶミニ鉄道。国内では唯一のアプト式電気機関車を利用する区間がある。

dd2061.jpg
全線このディーゼル機関車が牽引するが、勾配の急な区間のみアプト式機関車が入る。しかしユーモラスなお姿。どこぞの軽自動車みたいに狙ってかわいさを演出していないところが潔い。座席は2列+1列と小型旅客機のような狭さ。網棚も無い車両がある。GWのような繁忙期は早めに乗り込まないと、席がなくなるので注意。

dd2066.jpg
入り口横にハンドルがあるが、これはブレーキらしい。子供がぐるぐる回していたら駅員さんが「ダメダメダメダメぇ〜〜〜!!」と駆け込んできた。よい子の皆さんは機械に絶対触らないよう、ご注意ください。・・・ま、しかし、入ってすぐにこんなものがあったら(おまけに鎖でガードしてもおらず)、回したい欲望がわき上がってきても不思議ではないが。

dd2065.jpg
新緑の中をゆっくりと上がっていく。カーブは急で、時速は30km/hと遅い。トンネルの中ではレールと車輪がこすれて非常に耳障りな音を出すので、窓を開けていると乗っているだけでかなり疲れる(音で)。

dd2063.jpg
アプト区間では専用の電気機関車が接続され、後ろから押す(つまりこの区間だけ架線有り)。この日はGWで車両も長いので、アプト式機関車も重連。なんだか得した気分(どこが)。背もたれにかかる自分の体重を感じる。アプト区間は確かにかなり勾配がきつい(90パーミル)。なお、アプト式機関車は下りの時にもブレーキ役として使用される。ということは、ブレーキだけでは止まらない程の勾配、ということだ。

dd2062.jpg
柔らかい新緑の緑に、柔らかい大井川の水面。実に癒される。

dd2064.jpg
が、窓が開いていると言うことは虫も入ってくると言うことで。この日はカメムシ様が降臨。「カメムシだ〜〜!!」「逃げろ!」と家族で盛り上がり。沿線には「熊出没注意」と看板が。今回は見かけなかったが、息子は狐を見たそうな。

井川線そのものは眺めも良くて気持ちよいのだが、SLと一緒に見ようとすると現地で遊ぶ時間がまったく無くなってしまう(10時発のSLを使って井川往復するだけで、帰着が18時近くになる)ので、ダイヤを確認の上で計画を立てることをお勧めしたい。

2010年5月27日

So long, G5

macbook01.jpg
まずは家族に。「ありがとうございます」
2004年に購入して使ってきたiMac G5だが、画像が表示されなくなった。修理には5万円かかるとのことで、買い換えとなった。この機種は電源とビデオボードに持病があるようで、アメリカにいた3年間にも電源周りのトラブルで2度修理(おそらくはメインボード総取っ替え)している。とはいいつつも、歴代Macの中ではもっとも長く使ってきた。
今度のMacはMacBookだ。iMacがFireWire経由でつながったので、データを移すことが出来た。G5に言いたいことは、「お疲れ様」ということである。

2010年5月29日

Fisher Space Pen

spacepen01.jpg
当方が米国にいた時と同時期に赴任していた方が帰任。おみやげにくれたのがこれ。
この会社の創始者・Paul Fisherは、ボールペンのインク部分をガスで加圧、無重力や水中等の状態でも筆記可能なペンを60年代後半に実用化した。で、このペン、
・思いの外、書き心地がよい。日本のペンのような繊細な感じはないものの、インクが伸びやかだが柔らかい。
・お尻のボタンを押すと、「シャコッ」じゃなくて「ジャコッ」という。この金属が擦れ合うような感触が、ハーレーのフロントサスと同じ。
ハーレー試乗の報告はここ
ああ、アメリカの製品なんだな、と感じた。いい、悪いではなく。
ともあれ、書き味最低(自分的には)のアメリカのボールペン群のなかでは、非常に素晴らしい部類の筆記具、と言える。

About 2010年5月

2010年5月にブログ「Thoughts; sinking bubbles」に投稿されたすべてのエントリーです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年4月です。

次のアーカイブは2010年6月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type