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2007年10月 アーカイブ

2007年10月 4日

エレベーターその3

4月に車のディーラーに点検に行った際、エレベーターに依然「Failed(試験不合格)」と書いてあったのだが、先日行ったら紙が入れ替わっていた。

elevator03.jpg

「Not Tested」って、試験してないのかよ!
こういう紙って合格したから交付するのじゃないだろうか?と思ってよく見たら、4月の時の紙は
「Temporary Certificate」(一時承認)
今回の紙にはCertificateと書いてないから、承認も何もしてないって事か。つまり動いていたとしても「わしゃ知らんよ」と言っている、そういう紙だと言うことか。あれからずっと点検とかしているのだろうか。いつか何かありそうな気がしてならないな、このエレベータ。

2007年10月 8日

Boston DuckTourバス

duckbus01.jpg
 BontonDuckTourは、ボストン市内を観光しながら最後はチャールズ川に飛び込み、水面からも街を眺められる人気のアトラクションであるが、これに使用されている水陸両用バスは1942年頃開発されたDUKW(一般的にはDuckと発音)が利用されている。それでDuckTourだったのか。
 DUKWは当時GMによって開発されたが、その謳い文句は「水中のトラックよりも良く、陸の上のボートもやっつける!」だったそうで、これだけ聞くとガリ勉君よりもスポーツが得意で、のび太より勉強できるみたいな、お互いの短所より強くてどうすんだ的な、微妙な感じがするのは自分だけだろうか。当時の性能では陸上で最大80km/h、水中では最大10km/h。やっぱり微妙だ・・。水っぽい場所を全行程一台でカバーするならベストなのかも知れないが。
 ちなみにツアー用のDUKW、さすがにエンジンは換装してあるようだが、防水構造のおかげか?屋根がないにも関わらずエンジン音は普通のバスよりも静か。ただし水に入ると水の冷たさが床から伝わってくる感じだった。パネル展示の隣には当時のポスターがあって、「これでヒトラーをやっつけろ!」的なスローガンの下に数百台のDUKWがならぶ写真が。やはりいろんな意味で微妙だ。が、もう60年も経っているのに未だに現役というのは、これは凄いとしか言いようがない。

2007年10月10日

空港の駐車場

 ボストンのローガン国際空港に駐車してみて驚いた。入り口(エレベーター)に一番近いところはハンディキャップの人向け、それはいいとして、その隣はハイブリッド車・代替燃料専用駐車場になっていた。
parking01.jpg
それそのものは良いことのような気もするのだが、
・5000cc+電気モーターのLexus(両方から最大出力が出たら、620馬力、83kg.m!)が駐車できて、1500ccのFitが駐められないというのは、やはりおかしいと思う。ハイブリッド等は係数を作って(例えば排気量*0.5とか)2L以下の車は駐めていいとかにした方が良いような気が。ハイブリッド等に変えていくという考えそのものはいいのだが、「ばかでかいハイブリッド」ってどうなのよ、と思う次第。
・入り口付近、かなり多量のスペースをハイブリッド(+代替燃料車)スペースにしてしまった。結果、入り口付近はだーれも駐められなくてがらがら、普通車のスペースは駐める場所が無くて車が通路にあふれている。ドライバーは車の中にキーを残し、係員が通路の車を動かしたりしながら奥に入った車を出したり入れたりしている(貴重品なんかはもちろん残せない)。これって、地球に優しいのか?
 ハイブリッドスペースを徐々に増やすとか、もう少しうまいやり方があるような気がするのだが。違反車はレッカー+罰金ってのも凄いな。今後は「ハイブリッド」ステッカーチューンが流行するかも知れない。「ロビイストの活躍の成果」と言う意見もうなずけそうな感じだ。

2007年10月16日

ベイダー卿バケツ

vadorbucket01.jpg
 ハロウィンの季節。子供が仮装して近所でお菓子をもらって帰ってくる、そのお菓子を入れるバケツでベイダー卿バージョンを発見、購入。ヘルメットをそのまま横にすぱっと切った、潔いデザインが魅力だ。ヘルメットを取ると入れる場所があるとか、そういう風にしたほうが良いような気もするのだが、それじゃ子供がさっとお菓子を入れられないか。
 うちの息子に買ってやろうと薦めて嫌がられているところを妻に見られ「自分が欲しいんでしょう」と見破られ、それでもなおかつ購入。俺は子供か。なになに「0-3才の子供には与えないで下さい」だって? よっしゃ俺セーフ。ちなみに4ドル。

2007年10月22日

路肩の崖

rockwall01.jpg
 このあたりを走っていると、切り通しの崖の部分、地面が露出するところはほぼ間違いなく岩石の崖になっている。それも掘ったらむちゃくちゃ堅そうな岩だ。いわゆる山土みたいな面が(この辺りどこへ行っても)全くない事から考えると、このあたり数百キロ四方は巨大な岩盤の上に乗っているのではないか、と想像される。ボストン付近は北アメリカプレートのほぼ中心に位置し、地震は全くない(もちろん火山もない)。険しい山もなく、恐らくは何億年もかけて小高い丘が少しずつ削り取られていくのだろう。どこの崖を見ても、堅そうな岩の上に、申し訳なさそうに若干土があって木が生えている。あのマンハッタンも一枚の岩盤の上に載っていると聞くし。
 日本と違い、山を走っていてもトンネルはほとんどないが、
 ・掘らなければならないような急峻な山がない事に加え、
 ・掘ったらむちゃくちゃ堅い
 というのも理由の一つだろうな、と想像された。

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