バイク教習に参加した。日本のバイク免許を米国免許に移すことができないため、こちらで免許を独自に取得する必要があるのである。バイク仮免後のアクションとしては日本と同様2種類がある。すなわち、
1.RMV(Resistry of Motor Vehicle)で試験を受けて合格する
2.州認可の教習所で講習(2日)を受け、合格すればRMVの試験は免除で免許交付
RMVで試験を受けるためには自分のバイクが必要(それに乗ってRMVに向かう)のだが、合格するかどうかは分からない。2日かかるが(恐らく)確実に免許交付にこぎ着けられる教習所に行くことに決定(自分のバイクもないし)。
2日構成の内容は以下の通り。
1日目 朝7時半集合、午前中実技、午後講座。夕方6時半に筆記試験をして終了
2日目 朝7時半集合、午前中実技、実技試験をして12時半に終了
今回の講習生は12名、トラック運転手で50代くらいの人+自分以外は皆10代後半-20代前半。バイク乗るのも初めて、という感じの人たちだ。教習者はHondaのNighthawk(CB250T?)か、Honda Rebel(250ccのパラツインアメリカン)。軽くて取っつきやすい、教習車としてはもってこいだ。みんなだいたいお椀型メット、作業用の手袋、ワークブーツ等。その中で一人だけ肩肘パッド入りジャケット、レーシングブーツ、グローブはめてマジな格好で教習車に乗る、なんだか間抜けな男(自分)。皆ほとんど初心者ということもあり始めはぎくしゃくしていたが、だんだん慣れてくるに従い皆の目が輝いてくる(いやーバイクってホット楽しいですねby水野晴郎)。どんどんハイになって、ついには教習車のエンジンバウバウ空ぶかし、ホーン鳴らしまくり。おまえらヤンキーか(あ、ヤンキーか)。ついてけんわ。
講習はビデオ+テキストの問題ディスカッションなのだが、若い人も積極的に質問したり答えたりする。日本とは大違いだ。これがアメリカの学生か・・・。
で、実技試験よりも怖かった筆記試験もなんとか合格し、2日目の実技試験。試験内容は、
1.長方形の箱の中で8の字。これは半クラッチとか重心移動とかしないとけっこう難しい。
2.緊急回避。2速15mph(24Km/h)でひらひらと2つの障害物をかわすだけ。楽勝。
3.緊急停止。2速15mph(24Km/h)からの停止。これも楽勝。日本の試験では40Km/hからだ。
4.カーブ。3速18mph(30Km/hくらい)から若干減速し、15mphで15Rくらいのカーブを120度回ってその後停止。
楽勝か?といわれたら、実技そのものは間違いなく楽勝。今回は(自分含む)12名全員が合格、2週間後には免許交付だ。これですぐにハーレーに乗れてしまうところがすごいというか何というか。
免許がきたら、とりあえずはハーレーかHondaのGL1800でも借りて、子供を乗っけて走ってみるとするか。