FLOOR L-53


National Museum of the United States Air Force

で、ここからは二次大戦以前の飛行機群。もうかなりはしょっているが、
全部なんてとても報告できず。目に付いたのは比較的大きな複葉機。
Caproni Ca.36 Bomber。1912年と言うから、
ライト兄弟が飛んでから10年も経っていないのが驚きだ。

展示してあるマネキン達が「もうどうよ」てな感じで来訪者を見渡している。
V型12気筒エンジンを2機搭載。

機種には機関砲が。パイロットも嬉しそうだが、その背中にあるもの、もしかして、
燃料タンク?いいのか?背もたれ代わりに使って?

Martin MB-2
色と良い形と良い、飛行機というよりはパットン戦車隊みたいな雰囲気だ。

どうすかこの形。1920年に1.3トンの爆弾が積めたと言うから、これもまたけっこう驚きだ。
つまり、今の車を一台積んで飛べる、ということだ。

Halberstadt CL IV (1918)
この流麗な、というか溶けたアイスクリームみたいな形がキュート。

機銃座が後ろに。リング状に作られた木の二重レールの内側に機銃が搭載され、
自由に回して撃てたみたいだ。

ここにもロータリーエンジン、というかエンジンがプロペラと共に回転する機構のエンジン
(ま、ロータリーエンジンか・・・。)評判は良かったのか?説明を読むと、
馬力はあったようだが、慣性のために右旋回と左旋回の特性が違いすぎたこと、
回転するシリンダーからオイルが霧状に噴き出して、後ろパイロットがしばしば苦しんだ、との事。
ということは、スミソニアン博物館で見た、パイロットの後ろにエンジンを搭載した飛行機は、
かなり「行けた」のかも知れない。

ふと展示室の横のドアに「ストームドア」。竜巻が来たらここに避難しろと書いてある。って、
竜巻来るの、ここ?来たらここに置いてある銀河系の財産はどうなるの?

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Updated at Wed, Apr 15, 2009