National Museum of the United States Air Force
Northrop X-4 (1948)。無尾翼実験機。尾翼が付いてそうな形なのに付いてない、
見た感じ非常に中途半端な飛行機である。
Northropの変な形の飛行機はこれに始まったことではないな・・。
後ろから見るとこんな感じ。これで、自分の持っているデジカメが逆光にあまりにも
弱いことが分かった。自分の腕だってか。
でもキャノピーはかわいい。ウルトラ警備隊みたいだ。
Bell X-5 (1951)。可変翼実験機。この馬ヅラしたこれが、F-14 Tomcatに結びついていくのかと思うと、
どう見てもそうは見えないのだが、感慨深いものがあるな・・・。
Ryan X-13 VertiJet (1955)
ジェット機なのに垂直離陸。それもまっすぐ上に。着陸は車輪を使わず、
この壁にまた垂直に降り立つ。作る前から、「ちょっと無理じゃない?」と誰か思わなかったのか。
空中で停止しながら、どうやって平行移動したのだろうか。あ、でもこういうトライ、大好きです。
車輪無し。本体をひもで引っかけて着陸(というのか・・?)する構造が見える。
やっぱり無理だろ、こりゃ・・・。
それでもパイロットの脳天に血が行きすぎないように、シートが若干前のめりに
傾くようになっているようだ。ダメダメな中でも考えている。
逆か。考えたけどダメダメだった。こっちの方が正しいか?
Republic XF-84H Thunderstreak(1955)
着陸時は燃料消費の少ないプロペラを、高速飛行時はジェット利用って、
無駄に大きいなと思ったらそういうことか。これもまたどうなのよ。
でプロペラの部分、大幅にピッチが可変するようになっているみたいだが、
それでもジェット利用時はじゃまだったのだろうな、このプロペラ・・・。
完全に畳めるのならともかくとして・・・。
Bell X-1B (1954)。音速を初めて突破したX-1の後継機も、あまりに無造作に置かれている。
Vought/LTV VC-142A (1964)
X-13といい、短距離離陸・垂直離陸の欲求って昔からすごかったのだな。
チルトウイング機といって、翼そのものが垂直になり、そのまま垂直上昇。
それが今のX-35に結びついていると。
Lockheed Martin RQ-3A Dark Star (1996) 高々度無人偵察実験機。偵察機らしく存在感も希薄。
気がついたら壁にぶら下がっていた。さすがである。
しかしDark Starって、名前も悪役忍者ぽい。
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