FLOOR L-43


National Museum of the United States Air Force

1965年だからもう40年も前? 戦闘機ですら追いつけない速度マッハ3で飛行し、
素早く爆弾を落として戻ってくるコンセプト。
この飛行機以外にマッハ3を出す航空機がなかったので、実際にマッハ3が出たにもかかわらず、
それを見た人がいない、らしい。

どうよこの鋭い空気取り入れ口は。
もう気絶しそうなかっこよさだ。

プラモデルとはあちこちかなり違うな・・・。前脚をしまう際には、一度後ろ側の大きな蓋が開き、
前脚を抱え込んでからまた閉まる構造になっている。
コンコルドも同様だったが、その方が空気抵抗も少なく、きれいに閉まるのだろうか。

エンジンは6機を直列配置。後ろが壁になっており、回り込んでみられず。
こういう大きい飛行機は野外展示にして遠くからでも眺めたいのだが、
よく見ると錆で塗装面が盛大に浮かび上がっており、このまま野外放置すると
あっという間に風化しそうな感じであった。


フラップ部分はバラバラに動いたのであろうか。

どうなのよ、このアングルは。ちなみにここのハンガー、必要に応じて飛行機を外に出せるように
作ってあるのだろうが、一言言わせてもらえるなら、XB-70の様な大型機は、
もう少し上からも眺められるようになっていたい。それにここはXB-70にはあまりに窮屈で、
全体像が見られないのが非常に残念。

翼端を折りたたんで飛行するための軸。XB-70はソニックブームを羽根の下で発生させ、
翼端を折りたたんでそれで抱え込み揚力を得る、と職場の研究者が言っていたが本当か?
工学博士が言っているのだから多分本当なんだろう。
これで間違ってたら自分の英語力欠如以外に理由が見あたらない。

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Updated at Wed, Apr 15, 2009