FLOOR L-39


National Museum of the United States Air Force

ということで11時からのバスツアー席を確保したところで、改めて展示場に戻る。
奥の新しい航空機群から見ていくことに。まずはNorthrop Grumman B-2A(1988)。
これは開発中に試験モデルとして作ったもので、飛んだわけではないらしい。
が、非常に平べったくて大きく、悪者感をあたりに漂わせていた。

Boeing X-45A Shrike (2002)
UAV(無人航空機)。無人戦闘機の実験用に開発されたのだそうな。B2等にもつながる、
かくかくした形が特徴的だ。しかし試験機とはいえ無人戦闘機って、
知らない間にUAVの技術はすごく進歩しているようだ。
が、ターミネーターじゃあるまいし、無人戦闘機は無人機どうしで
勝手に戦って欲しい気がする。無人機に撃墜されるのって、
なんとなくいやだな。(まあ今のミサイルも無人機みたいなものだろうが)

Lockheed F-117 Nighthawk (1989)。湾岸戦争時には大活躍したようだ。
しかしこうして本物を見ても、強いのかどうかよく分からない形だ。

しかしこの尾翼の折れ曲がり方(というか回転部分)、どうなのよ・・・

まあでもこの角度からのすらっとした背中を見たら、これはこれでありなのではないか、
という気がしてくる。

空気取り入れ口。熱源を感知されるものか、という気合いが伝わって来るような徹底した作りだ。

General Dynamics F-111 Raven (1967)
可変翼を持つ電子戦機。尾翼の上についたアンテナで敵のレーダーを攪乱したりする。
やっぱり戦場で強力な電波を発射する航空機パイロットの子供は、女の子ばっかりだったりするのだろうか。
(え、よけいなお世話ですか)

その隣にはF-111 Aardvarkが。同型機種だが、こちらは攻撃機。ちなみに、本博物館のサイトに
「きれいに撮影したければ三脚を持ってくるべし」と書いてあったので持ってきて見たが大正解。
この写真もフラッシュ無しだと1秒露出になってしまうが、見ての通り。
持ってきて良かった、ちょっと重かったが。いいカメラ、いいレンズよりもまずは三脚だ。


誘導ミサイルの弾頭部分が垂れ下がっているが、ジャイロか何か?あるいは誘導装置?

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Updated at Thu, Aug 2, 2007