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2011年4月 アーカイブ

2011年4月 3日

ロードレーサーに乗ってみた

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息子の自転車をどうするか、やはり本人に乗らせてみないと分からないだろうと、
試乗車を置いている場所を見つけて乗りに行った。
息子は写真奥のRALEIGH、自分は店員に進められるままにKOGAのカーボン
フレームのに乗ってみたのだが、20年ぶりに乗ってみたロード、すごいな!
・カタログスペックで車重7.7kgの軽さもさることながら、なんなんだこの
フレームの剛性感は。乗り出す前に地面に置いた瞬間に、でまたがってみた
瞬間に、いちいちただものでない感触が伝わってくる。
・これなら正に、こいただけ前に出るぞ!と思って立ちこぎしてみると、
こいだだけ前に出、、ない。脚力がフレームに完全に負けている感じだ。
・しばらく走ったら膝ががくがくしてきた。こんな試し乗り程度で、
俺ったらダメダメじゃないか。ものすごくがっかり。
これ20年前、すなわち現役チャリダー時代に乗ることが出来たら、
さらに大感動したのだろうな。昔自分が乗っていた自転車はいったい
なんなんだったのだ、と思えるような違いであった。ああびっくりした。

2011年4月16日

カセットUCX-Sを開封する(長文)

カセットが「終わった」時に、手持ちの未開封カセットを開けて使ってみようかと
思っていたのだが、カセットデッキが「終わって」しまっては使いようがないので、
使えているうちに一本開けてみることにした。つまり未開封のカセットテープを
開けて、録音してみようという試み。なんて書きながらレコード聴いてたら、
地震が来てレコードの針が飛んでしまった。ええい地震め。

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とはいうものの、どれを開けてみようか。今まで捨てずに持っていたものを
開けてしまうのは勿体ない気がする、が、工業製品は使ってナンボ。
このまま使わずに捨ててしまうのが一番勿体ないので、これでいいのだ、と
自分を鼓舞してみる。ヴィンテージワインを開ける人というのは、
いつもこういう気持ちなのか。(値段が違いすぎるとは思うが)

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Sony UCX-S 1981年発売
録音メディアとしての磁気テープを、各社が切磋琢磨していたころの製品。
これどこまで伸びるのか!?と驚くような、きらめく高音再生能力が魅力。
本日はこれに決めた。ああ、勿体ない。いや、勿体なくない。なくないんだ。

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録音する前にヘッドとローラーのクリーニングも必要だ。
で、オーディオテクニカのキットが登場。大容量100cc。これ絶対使い切れないって。
うっかりして綿棒がボトルに落下。引き出したら、緑色の液体でひたひたに
なった棒が出てきた。

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それでは、若干遠慮がちに開けさせていただきます。
もったいなくない、もったいなくない。もったいなくないぞ!

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我が生涯に一片の悔い無し!!(うそ)
昭和の空気と共にテープが出てきた。
昭和の匂いは、残念ながら判別できず。

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カセットのシールに付いているマークを集めて送ると、かっこういいインデックスとか
インレタセットなんかと交換できたこともあった(まだワープロとかプリンターとか
無い時代)。ちなみにTDKのテープにはベルマークが付いていた。

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そしてデッキに収まる。どうよ。どうなのよ。音質を高めることに命をかけていた
時代の、カセットデッキとテープ。デザインもいかしてるぜ。かっちょういい。

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じゃ、本日の録音ソースはこのあたりで行ってみますか。

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録音開始。このデッキで録音してみるのも、もしかして20年ぐらいぶりなんじゃ
ないだろうか。動いててくれて、本当にありがとう。待たせたな。
昔の経験に基づき、ノイズリダクションは「切」だ。

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で、再生開始。実に濃密な音が出てくる。小音量時はノイズもあるものの、音楽が始まって
しまえば全く気にならず。若干ざわつく箇所もあったものの、実に活き活きした音だ。
ああいいなあ。
一番嬉しかったのは、きらめく高音が、自分の記憶と全く同じに再現されたこと。
エッジを鋭く残したまま面を磨き抜いた水晶のような高音。30年も寝かしておいたのに
期待通りの音を聴かせてくれるとは。嬉しいと言うよりも、涙が出そうになった。
工業製品バンザイ。俺に開けてもらうのを、30年待っていたんだなこいつも。
待たせたな。やっぱり、開けて良かった。

2011年4月17日

バイクで夜走り

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すごく久しぶりにバイクで夜でかけた。家族に感謝。
月の見えない夜の水平線は闇に溶けて、海岸線を走っているのに
崖っぷちを走っているようだ。いつもの場所を走っているのに、
全く違う場所に来たみたいで得した気分。それはそれでいいとして。

久しぶりに出してきた革パンツ、うっすらとカビが生えていた。
これはいかん。日曜の夜なのでとりあえずごしごし表面だけこすって
落としたが、次の週末はじっくり手入れしないといかんな。とほほ。

2011年4月24日

息子の自転車購入

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ということで、息子の自転車が本日納車。自転車の世界では特に高級ではないが、
ベーシックで長く乗れる、はず。バイクも車もない少年にとって、
自転車はただの足、というよりは翼に近い存在。末永く乗って欲しい。
ともかく、本日の息子は超いきいきしていた。よし。

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しかしエントリークラスの自転車でこのフレーム。ちょっと乗らさせてもらったが、
剛性感があって昔乗っていたクロモリのフレームとは大違い。
20年間の進歩というのは、本当に凄いと思った。

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