Smithsonian Museums
The National Air and Space Museum
2階には、コンピュータと宇宙開発の関わり合いが。例えば形状の研究とか、
姿勢制御方法とかそういったものが展示されている。
でこれ、Highly Maneuverable Aircraft Technology (HiMAT)。
その後の戦闘機等の高性能化に大いに役立ったそうな。
長さ5-6メートルくらい?実験に使った実機(無人)で、着陸時に使った
そりの部分など生々しくこすり跡がついている。
反対側見たらX-29が〜!かっちょええ〜!
機動性を高めるために非常に不安定に作ってあり、人間のみでは操縦できない。
その補助のためにコンピュータを使用。3台のコンピュータがリアルタイムで演算し、
リアルタイムで多数決によりコントロールを決定しながら機体を飛ばせていた
(例えば操縦桿から入力がなければまっすぐ飛ぶように、とか)そうな。
そしてかつてのスパコン、クレイ1が。写真でしか見た事はなかったが、
今目の前に。今のパソコンと比べたら、どっちが速いのだろうか・・・。
塔の部分には無数のボードが差し込めるようになっている。
これって、ブレードサーバーみたいなものか?
座るところ(じゃないんだろうが、座り心地良さそう)には
フロンによる冷却装置が。水冷と聞いていたが、フロンなのか。
ちなみに英語ではFreon。フロンと書くと急に冷蔵庫感が高まってくるが、
フレオン冷却システムと書くと急にSFになる、ような気がする。
内側には配線がやたらめったら。計算速度を上げるため、各ケーブルの長さは
全て2フィート以内に収まっている、との事。しかし、それでもケーブルの
総合長は60マイル以上(って100km?)あるのだそうだ。
計算能力、早いのか?
なぜかアメリカ史の宝が、航空宇宙博物館の一部を借り切って展示。
レイ・チャールズのド派手なジャケット等が展示されていた。
が、そこにロッキー・バルボアのガウンが展示。え〜、
これはNational Tresureと言い切ってしまって良いのか?
ま、アメリカンドリームの象徴といえなくもないか・・・。
その横にあるのは2005年の台風Katrinaが。これも、宝?
よく分からん・・・。下の白いパネルの場所、ロッキーの顔があるところ、
台風のところには台風そのものの衛星写真がどんと表示されている。ロッキーの顔と台風。
すごい組み合わせだ。あえて共通点を探すとなると、なんだろう、
目が映っている、くらいか?