FLOOR L-18


Smithsonian Museums
The National Air and Space Museum's Steven F. Udvar-Hazy Center

いよいよ宇宙編。もうなんだか足が疲れており、おまけに
デジカメのバッテリーが怪しくなっては来ているのだが、
だましだまし、バッテリーを暖めたり、それも本体からバッテリーを抜いて
人肌で暖めたりとか、およそ効きそうにない事まで
試しながら撮影している。

まずはロケット。よく見たら半分はミサイルかよ。
巡航ミサイルとかICBMとか置いてあるし。

やはり目玉と言えば、これか。Enterprise (OV-101)。
これを見て思うのは、でかい、ということだ。アポロ計画のロケットの方が
でかくてすごいと思ったが、スペースシャトルはこれだけのものがまとめて
空に上がるわけで、実はこっちの方が技術的には大変なんじゃないか、という気がしてきた。

しかしなんだかタイルが綺麗すぎてフェイクっぽいなと思ったら、
Enterpriseは滑空・着陸試験用で、ジャンボの背中に乗って滑空したりしたものの
宇宙には行っていない機体だった。どうりで綺麗なわけだ。焦げた形跡とかないし。
ついでにいうと姿勢制御用のバーニアロケットもないし。
この胴体の下は歩けるのだが、歩いている瞬間に脚がつぶれて
シャトルが落ちてきたら、このタイル部分で確実にぺしゃんこになるな、
と思いながら足早に通過したのであった。

タイルはケガキみたいな感じだが、脱出装置等はちゃんと作ってあるようだ。

もちろん脚部もちゃんとしている。
タイルの厚さは、これを見る限り、20センチくらい、か?
つまりこれは、信楽焼などで厚さ20センチの壺なんかを作って、中に人が入れば、
大気圏再突入性能を有すると、そういう理解でいいだろうか。
下半身を真っ赤に輝かせて天空を焦がしながら横断していく、
茶色のタヌキを想像してみた。
ちなみにこれ、機体の割にはタイヤが細い気がする。

大戦末期頃?に作られた、2段式の地対空ミサイルの試作。
翼の後退っぷりがかっこういい。が、羽根は木製。
しかもきれいにニスを塗ってあるところがなんというか・・・。
(前の羽根が妙にかわいいし)

なぜかこんなところに「未知との遭遇」で使われた模型が展示。
夜になるとあちこち光る、のだろうか。これは光ってなかったが。

火星に行ったあいつの兄弟がここにも。

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Updated at Wed, Apr 15, 2009