Brimfield Antique and Flea Market
Bostonから車で1時間ほど西に行ったBrimfieldという小さな町。ここは年3回、
全米規模のアンティーク市が開かれることで有名である。
約5500の露店が軒を連ねるこの市に、妻に連れられて行ってみた。
(ただし運転したのは自分)
基本的にそれほど欲しいものはないが、
・古めの電卓
・こっちでしか手に入らなさそうなレコードの数々
・写真集(たとえばStarWarsネタとか)
なんかが見つかればラッキー、的な、あまり期待しない旅である。
ここでは自分的に気になったものだけ紹介していく。なにせ5500店舗である。
今回のレポートだけで市場の概要を紹介しようとは思わないし、出来るとも思わない。
たとえばこんな感じで店を開いているのである。
が、よーく見れば「それ、誰が買うの?」と(個人的には)思われるようなものが
ほとんど(99.9% )であり、その中から「これは良いかもしれない」というものを探していく。
宝探しというものは、ま、そういうことなのであろう。
しかし、こういう「子供の落書き」レベルの物に、例えば数十ドルの値札を付けて
売る神経、ちょっと理解しがたい物がある。いやそれとも見る人が見れば
「これは安い!」と思えるようなものなのか?自分の審美眼が問われていると言っても
過言ではない。いやもしかしたら過言かも知れない・・・。
一見ベビーカーみたいだが鳥かご。鳥を入れて散歩したのだろうか。そもそもそんな必要があるのか。
あるいは屋内でいろんな場所に持ち歩くためのものなのか。
置いてある鳥はイミテーションだ、当たり前だが。
これに入れられて外を練り歩きながら、猫や犬に怖い目で睨まれて、
生きた心地のしないインコの気分を想像してみる。
エンジン付きの自転車。芝生の上を往復してデモンストレーションしていたが、
見た感じ新しそうである。エンジンはそこそこ古い?
店の主人が趣味で作り上げたのだろう。
ところでこういうものを日本の業者が輸入すると、よく
「日本の公道ではご使用になれません」てなコメントがついていたりするが、
考えてみたら、こちらはそういうことに制限されない場所(例えばこことか)が
たくさんあるのであった。
これはモペット?しかしエンジンが前輪の真上にある。
おかげでペダル周りはすっきりしているが、バランス悪そう、
というか重心高そう。
見るとローラーか何かでタイヤを直接駆動する方式みたい。
効率悪いのでは?という気もするが、ローラーをタイヤから離してしまえば
自転車としては軽くこげそうな気もする。
これだけ小さければ、自分の自転車に付けてもまあ影響ないだろう。
それとは全く関係ないが、その横で新聞読んでいる男の像、これもまた
誰が買うのだろうね・・・・。出かける間に家の前にこいつを
置いておいたら、防犯効果があるか。いややっぱりないか・・・。