Smithsonian Museums
The National Air and Space Museum
そしてやっと入り口の吹き抜け部分に戻ってきた。
空の三大美食、じゃなかった三巨頭が一同に会するこの場所、どうよ。
どうなのよ。
リンドバーグがパリに着いた時、押し寄せた群衆に飛行機の外装ははがされまくって
大変だったらしい。どういう経路で修復したのかは知らないが、
よくぞ今までこんな良好な状態で保存してあるな、と。
今からちょうど80年前、あの狭い中に本人(とハエ?)が乗っていた。
前方視界が悪そうだが、乗りながら横の方に
潜望鏡みたいなものを伸ばして前方を見る事が出来る。
吹き抜けの下では説明員の声に耳を傾ける群衆が。
X-1、遠すぎてよく見えない。エポックメイキングな航空機なのに
若干扱いがかわいそうな気が。チャック・イエーガーも悲しんでいるだろう。
そしてSpaceShipOneも、横から見るなら遠くから、近くで見るなら下から、というアングルに。
ここから見ると翼の特殊な構造が分かる。高度15000メートルまで上がれば、
人1-2名を高度100kmに運ぶには、このサイズでOKなんだ、というのが意外だった。
Lockheed F-104 Starfighter
これもまた格好いい。X-3等の実験機がもたらした翼形状が、これに生かされている。
ちなみにこれ、整備中に怪我をしないように、陸上では翼の前縁にカバーが
付けられていたという。この飛行機の翼はカミソリか?
(やっぱし飛行機の説明をするのに、こういうトリビア+ストーリー+スペックは
必要だな。なんて思うのは自分だけか)