FLOOR L-31


Smithsonian Museums
The National Air and Space Museum

さて、いよいよスカイラブに入ってみよう。
自由落下状態なら空中殺法も華麗に決まったに違いない(だから違うって)。

スカイラブの床は三角構造の荒いメッシュで出来ており、様々な構造体を
ここに固定するようになっている。なるほど、強度高くて軽そうだ。

食事風景。脚をベルトで固定し、股で固定具を挟むことで
身体を固定した、ようだ。缶詰を糸で吊ってあるのが芸コマ。
ついでに言うと、ニコンのカメラが奥に見える。

こちらはトイレ。右側に見えるのが便器。宇宙だから縦横は関係なし。
左にある黒い筒は先が割れており、タオル等を突っ込んで固定できたようだ。
この横にはベッドもあったが、撮影するにはあまりにも難しいアングル+
別の見物客が押し寄せてきて撮影できず。

シャワー。筒の両側にあるハンドルを持って上に持ち上げ、天井にある蓋と
固定する事で外に水が漏れないようにしている。水が漏れたら
周りの電装品について大変だ。もしかしたら命がけのシャワーだったかも知れない。

シャワーの水はここで空気と分離させていたが、
要は遠心力を使っていたのか?

天井を見上げると、塔の上の部分が見えるが、例の床材に阻まれている。
なんだか動物園の檻に閉じこめられているみたいだ。

スカイラブのスイッチ群。ここだけなら誰でも使えそう。
(ここに来るまでが大変だっつーの)

Next Page

KPL Blog アメリカのかたちに戻る

KPL Blog2 Thoughts; sinking bubblesに戻る


Kodama Propulsion Laboratoryホームに戻る

Copyright 1996-2013 Ryo kodama
Updated at Wed, Apr 15, 2009