Plimoth Plantation
(Mayflower II and Plymouth Rock)
Plimoth Plantation が出来た1957年、Mayflower号のレプリカが作られ、
イギリスのPlymouth,すなわちかつての出港地から同じルートをたどってここ米国の
Plymouthに到着した。船の名はMayflower II、現在も乗り込むことが出来る。
全長27.5メートル、180トン。102人の乗客と25-30名の船員がいたとされる。
実際には牛とか羊とかもいたと思うので、船の中はかなり狭かったに違いない。
ぱっと見船はきれいだが、これはペンキが塗られているせいで、実際にはもう少し
汚かったのではないか、と想像される。
舳先付近。フラッシュ無しで撮ったのでぶれぶれ。みんな地べたに、というか床に
雑魚寝したと思われる。弱い人は酔いまくったと思う。
一応ベッドもあるにはある。大きさ的にはかなりぎりぎり。大きな人なら
膝が曲がったのでは?と思われるくらいだ。
その横には1620年に植民が「初めて踏んだ」とされる岩、
Plymouth Rockもある。本来海岸に突出している岩だが、写真左のような
天井が付いており、「ああここだ」とすぐ分かる。が、
「単なる岩が一つあるだけなので、アメリカ合衆国最大の「がっかり名所」という者もいる。」(Wikipedia)
今回はどの程度がっかりなのかをチェックしてみた。
はい、Plumouth Rock。人は触れないようになっている。時々見物客がコインを
投げ入れていく。海側の鉄格子から手を伸ばしてコインを拾う子供(まさにガキ)。
それを親にしかられ、「みんなもやればいいのに」とむくれている写真。
場所を移そうとして岩を引っ張ったが、思いの外地中深くめり込んでおり、
割れてしまった。よーくみるとブラックジャックの顔のように
縫い目見たいな模様が表面に走っている。歴史的な物にこんな事していいのか?
ということで、Thanksgivingの折りにここを訪れたのは非常に良かったと思う。
この寒々しい集落から(実際にはもう一カ所南に集落があったが)アメリカ合衆国が
できあがっていった、とすると、彼らが持っていたエネルギーというのは
すさまじかったのであろう、というのが感想だ。非常に勉強になった。
また折を見て訪問し、ここにいる人とあれこれ話をしてみたい、と思った。
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