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2014年5月 アーカイブ

2014年5月 3日

can-am SPYDER RTに試乗

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BRP (Bombardier Recreational Products) はジェットスキー、スノーモービルその他の
ブランドを持つカナダの企業で、can-amはATV等陸上の乗り物を生産するBRPの
ブランドである。で、本日知って驚いたのだが、エンジンのブランドRotaxはBRPの
1ブランドであった。
で、SPYDER RT。見ての通り、立派な三輪車。Rotax製3気筒1330ccエンジンを搭載。
車両としては2輪(高速料金も2輪)だが自動車免許で運転でき、ヘルメットは不要。
これはかつてオート三輪があったころの法規に端を発しているとのこと。

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リアタイヤは225/50R15。車体を傾けてコーナリングするタイプではない。遠心力を
受けながら曲がるのは自動車と同じ。むしろ、スノーモービルと同じといった方がいいと
思う。イン側の膝でホールド、曲がる方向のハンドルを引いてスロットルを開けていくと
なかなかいい感じ。車体の制御についてはABS、TCSいろいろついている。
面白いと思ったのは、明らかなスリップ等についてはコントロールが介入していくが、
後輪が若干ドリフトしながら曲がっていくような局面では介入しない、とのこと。
このあたり、スノーモービル等でノウハウを持っていないとできない芸当、のはずだ。

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でっかい口の下にラジエーターあり。渋滞にはまるとけっこう盛大なファン音がする。
ウインドシールドは電動で上下可能。スピードが出るときの防風、風にあたりたい時など
調整できるのはありがたい。それ意外にも整流板があちこちにあり、
雨にも(走っていれば)ほとんど濡れないらしい。フロントサスペンションは
ダブルAアームで、レースマシンのようでもある。
なお横幅は1572mm(軽自動車より広い)なので、すり抜けはダメ絶対。
しかし幅が広くて重いこともあり(さらに舗装路)、スノーモービルよりはしっとり
安定している。

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交差点を曲がるときにもこのハンドルだけで曲がるので、ステアリングレシオがあると
したら1:1と言っていいのか?要はクイックなのだが、まっすぐ走っているときなどは
少し神経質かも知れない。ハンドル下のスイッチでサスペンションの固さを調整可能。
柔らかくしていると乗り心地は楽だが、コーナリングでタイヤが外に逃げる感じがする。
ハードにするとその逆。なおブレーキレバーはない(右足ブレーキのみ)。パニック
ブレーキの時にレバーがなくて、さらにパニックになるかもしれないので注意。
フットブレーキは思い切り踏んでも、バイクよりも安全に止まれる、はず。
シフトチェンジは左手の+ボタンで行う。なおバックギアもついているので車庫入れ、
駐車は超らくちん(多分、手では押せない)。

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メーターの真ん中に液晶パネル装備。ラジオの選曲、車両の各設定などを左ハンドルの
カーソルキーで行う。シートヒーターをドライバーシート、パッセンジャーシートに
独立して装備。これは冬には重宝しそう。さすがはカナダの会社だ(流石に冬には
走らないか・・・。)なおシートは超もっちりしてて快適だが、ちょっと幅が
広いかもしれない。

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あちこちに収納あり。合計すると155リッターにもなるので、遠くに行くには助かる
だろう。サイドケースには、ちょうど収まるバッグが付属。荷物を入れてそのまま
入れるとジャストフィット。フロントにはキャリーケースも収まる。
イタレリ尽くせり。

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「オプティマース!!」と叫んでも変形はしてくれなかった。が、目立つことこの上ない。
これで価格は200万弱から。高い?しかしホンダのゴールドウイングが240万、
BMWが350万だから、遠くに行くことを考えたら選択肢の一つにしても悪くはないのでは。

2014年5月 4日

奥多摩に出かけてみる

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交通規制があるとかで足が遠のいていたのだが、みんな手を振ってくれる。
いいところだ。新緑も鮮やかで、目の保養になった。

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