FLOOR K-29
大公開! LANCIA Stratos Gr.5 製作過程の全貌
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(今回は上級編。オリジナルボディ製作の参考にしてください。)
メインページでも紹介されている各ワークス車両だが、ご存知のとおり本BCGPでは、ノーマルの車両はほとんど存在しない。では改造車両はどんなことして作ってんのよ、ってな訳で、今回そのノウハウの一端を大公開。デカールチューンだけでは得られなかったあの憧れの車両を、オリジナルで作ってみました。 ちなみにこの部屋は、今回の解説担当、私Freddieの作業現場です。 | |
Bit Char-Gを手にしたとき、誰でも思いつくのがボディのカスタマイズや換装でしょう。かく言う私もそうでした。でもフルスクラッチはちと辛い、なんかベース車がないかと思ってたら、昔買ったチョロQが使えそー。スーパーカスタマブルチョロQ、V2システムとな、ふむふむ、ORIGINALランドストライクス? でもおいらにゃどーしてもLANCIA
Stratosに見えました。 注:チョロQは、(株)タカラの登録商標です。 |
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ほーらね? カラーリングだって、あの高名なモンテ仕様にクリソツではないの。でもライトポッドが付いてラリー仕様風なのに、オバフェンとリアスポがなにやらGr.5風でもある、よく言えばイイとこ取りのこの個体。でもよくよくBit Char-Gのシャーシと較べてみると、タイヤサイズは合いそうだけど、ホイールベースもトレッドも足んないじゃん(汗)。 | |
シャシーから離すとこんな感じ。げッ、バランバランぢゃない、しかもその上ホイールベースとトレッドを増やせッてーの?やりがいあるねぇー。でも始めちゃったはいいけど、でけまへーんてなことになんないだろうね? | |
トレッドは全体にわたり1.2mmのプラ板で2mmほど広げ、ホイールベースは全体のバランスを見ながら伸ばすポイントを決める。実はこの伸ばすポイントが結構重要。それは、Bit Char-Gのシャーシに組み込んである基盤BOXが、うまく収納できるようなポイントを押さえておく必要があるからだ。で今回は、ボンネット上とリアのルーバー後部のパーツが別 れているところで延長した。ここいらの思い切りが、最後まで効いてくるので、慎重にあたりを付けようね。 この時点でライトポッドはカットしちゃいます。 | |
裏側はこんな感じ。延長部分の接着には、瞬間接着剤とプラモ用の接着剤を併用。強度が要るところにはエポキシも有効だよ。更に安全をみて、0.3mmのプラ板で裏打ちしてます。フロントウィンドはどうせ形が合わないんで、作り替え。もう少ししたらカットしちゃうんで、プラ板でつないでもいません。 もうこうなってしまっては、基準になる面や辺がなくなってしまうんで、あとのバランス取りは勘に頼るしかありませんね。 | |
表面の段差を無くすパテの荒盛りをした時点で、ご存知TAMIYA製1/24のキットと較べてみる。じつはこのキットをモチーフにしながらデフォルメしていったわけです。このように、造形の元が身近にあると、製作も安心ですね。 |