FLOOR J-13
千浩観察室(4歳-)
自転車買う。
16インチで、身長100センチから乗れるとのこと。しかしぎりぎりの身長で乗せてみると、
けっこう乗りにくそう。補助輪取るなんてとんでもない。
下り坂ではブレーキをかけるということを教えたが、握力がないのかとてもやりにくそうだった。
ハンドルの角度を変えて握りやすいあたりに調節した。
携帯電話のカメラも、バカにならないな。水たまりを喜んで走る。
当然、ドロドロに。
フィールドアスレチック
ちょっと大きめの公園に行くと、長?い滑り台、大きなジャングルジムなどの
大きな遊具があるが、男の子だからか、とても大好きだ。
朝露が光るローラー式滑り台に連れて行かれ、尻がずぶぬれになるまで付き合わされた。
最も好きなのはぶら下がりローラー、というかターザンみたいなやつ、というか。
二つ並んでいるところでは、隣の知らない男の子と「競争しよう!」と大興奮。
さらに、ぶらぶらする垂直登り棒などバランスが必要とされる遊具も、
しばらく遊んでいるうちに出来るようになる。
運動能力開拓の早さには驚かされる。
見てるだけで楽しそうである。
男の子
保育園に迎えに行くと、「またなー」「おう」「またあしたー」などとしゃべっており、
中性的な幼児から男の子へいつの間にか脱皮している感じがあった。
女の子に口でかなわず、思わずぶってしまったりもしたらしいが・・・(あまり口達者じゃあ無い)。
プーさん好きだと女の子に言うと、「キモい〜〜」と言われるらしい。
周りの友達がそうなのか知らないが、最近やたらと「闘い」づいている。
何かと「よーし、闘おう」たまの休日に闘うのは、結構疲れる。
ウルトラセブン
ウルトラセブン・ウルトラマンの昔のテープを実家から借りてきて千浩と見る。
怖い怪獣の時は台所から隠れて見ている。だれに教わったのか知らないが。
ウルトラホーク一号は子供目に見てもかっこういいらしい。
周りがみんなコスモスとか見ているときに、クラシックなところを見せてどうなのか、
という気もするが、当時の作品のトビ具合なんかを鑑賞して驚いたりと、
いろいろと発見も多く、ま、はっきし言って自分が楽しんでいるのであった。
ガンダム
どういう訳かガンダムの本、それもオモチャ大全という、むちゃくちゃデンジャラスな
ムックを妻から買ってもらい、急にロボットファンに。
ビデオが見たいと言うことになり、千浩自ら選んで借りてきたのが「巡り逢い・宇宙」。
またクラシックなものを借りてきたしまった、というか初めてにしては見る目があるか。
それからはガンダムのフィギュアを買ったり、電話で祖母におねだりしたりと興奮状態が続く。
やはり人間が乗って操縦する乗り物としてのロボットは、車と同じで男の子の願望対象に
なっているのだろうか。
プラモデル
安いので懐に響かず、壊れても惜しくなく、さくっと作れて手軽な1/144の航空機プラモ。
200-500円くらいでいろいろ出ている。それを作っていたら「僕も作りたい」と。
ニッパーと接着剤を使わせ、説明書を見せながら(自分では読めないことの方が多いが)作らせると、
けっこう出来る。ま、中国製のパーツの合いが悪いものは苦労するが(自分でも)、
日本製のものはけっこう出来る。色塗りはラッカー系しかないのでやらせてないが、
これもいい意味でのエリート教育、といっていいのかどうか知らないが、
そういうことにしておこう。
作っているのはアリイのXL-16。出来もさることながらネタの渋さも申し分なし。
擬音
鉄砲は「バキューン」というのは、昭和時代の漫画が始まりか。その辺柔軟な子供は、
擬音の作り方もしがらみ、なし。で、光線銃が「プヒーン」。
かっこういいのかどうか分からないが、ともかく部屋に千浩の声がひびく。
「プヒーン」。
補助輪除去作戦
友人から「補助輪とれた」とメール有り。これはうかうかしてはおれない。
男親たるもの、子供の補助輪を取るのはもっとも重要な任務の一つだ。
で、千浩の走りを見ていると、まだまだけっこう補助輪に頼っている感じがする。
が、曲がるときは体を内側に入れないと曲がりきれない(ハングオン?)。ニーズはある。
練習すれば出来るかと思いとりあえずはずしてみた、が失敗。怖がってだめだった。
ということで補助輪の角度を少しずつ変えていく作戦に変更。補助輪を後ろに振って、
補助輪使用時はかなり車体が傾くようにセッティング。しばらく様子を見る。
まっすぐ走るときに補助輪を使わず2輪で走行している時間がかなり長くなってきた、
というタイミングで補助輪除去、成功!!!
子供もうれしそうだが、成功させた親父はもっとうれしい。
これを人に話すと、だいたい例外なくうらやましがる。ああ気持ちよい。
最初はふらふらしていたが、いまじゃ後輪ロックでも平気。大したものである。
レゴ
保育園では、ブロック遊びが好きそうだ。一人で黙々と飛行機やらロボットを作っているらしい。
で、家のレゴで作った作品を見て驚いた。ちゃんと飛行機の格好をしているじゃあないか。
おまけに完璧に左右対称じゃあないか。もしかして才能あるんとちがうんか、
と期待してしまう父親であった。
ビーズのコースター
剣山みたいな針山に色とりどりのビーズを刺して、上からアイロンで溶かしてくっつける、と、
平べったいコースターみたいなものが。で、これが千浩の作った「パパ」。
こ、これはちゃんと人間らしい形となっているではないか、若干宇宙人らしき印象も
ぬぐい去れないが。
宇宙人なのかアフロなのかは分からんが、とりあえず父親のココロをわしづかみにする何かはあった。
水泳教室
妻が体験教室に連れて行ってみた。おもしろかったらしく、次の週から通うことに。
長続きするといいが。今はまだ水遊び状態である。
ここのところ会社が忙しい。先月は休みが7日つぶれた。とほほ。
休みに家にいると千浩に「今日は会社、早く終わったね」と言われる。
テレビでハムナプトラやっていた。見終わってから
「骨さんとは仲良くできると思う。かわいいし」
息子よ、あんたは何を見ていた?
5歳-
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Updated at October 16, 2003