FLOOR K-133

Finding Pachimon Vol.3
偽物総動員

今回ryo907が台湾に派遣されたのは、もちろんこれが目的ではないのだが、
少なくともryo907の頭の中には、この考えしかなかった。
「なんでもいいからパチモンゲットせねば」
しかし予想に反してパチモンはアメリカ編でお見せしたものと同様のものしか
見つからないのであった、これ以外を除いては。
ま、前置きはいいだろ。さっさと紹介。


いつものパチモン専用ケースに納まった、これは、トイラジコンではあるが、
果たしてビットチャージーのパチモンなのか?
ついでにいうと、メイドインチャイナである。なぜに台湾に中国製があるのか?と
少々疑問に思うが、そういうものなんだそうである。

重要:これだけ見ればお分かりの通 り、本品はグランプリとはなんの関連もない、
ことは書かなくても分かりますね(じゃあ書くなってか)。


しかしここまで変わって来ると、恐らくは中国のある一部でモノリスでも発見されて
急になにかのレベルが上がってしまったんじゃないかと思えてくる。
裏ぶたはいかにも燃えてます、って感じの(まんまやん)紙が貼り付けてある。
この写真だけではモノリスらしさはみじんも感じられないが。


その紙をとると、おお、このキー配列は!!?
何かを感じさせてくれるぞ!表面に縦の縞模様が
入っているが、これは黄土色の表面に白を吹きつけて
砂漠迷彩風に仕上げてある。うーん、抜かりなし!!


そしてこの形。これは、詳しくないが、どうみてもタイガーか
パンサーあたりの、二次大戦頃のドイツ製戦車とみて
間違いない!迷彩塗装も見事なり!


後ろからの眺め。排気管、砲口には黒で汚しを入れてある。
ゴムの履帯も柔らかく、いかにも進みそうな雰囲気だ
(進んでもらわないと困る)


もうすこし尻上がりでもかっこう良かったような気がする・・・が、
まあいいだろう。問題は、この機種がいったいなんなのか、だ。


ここでCUBEMAN所有のあの海洋堂の名作、WORLD TANK MUSEUMから
二両が出撃。中央はティーガー1(ディズニーのキャラクターにあらず)、
右はヤークト・ティーガーとのこと。ここから想像するに、このパチモンは
ヤークト・ティーガーの車体にティーガー1の砲塔をくっつけたものと、
考えてよさそうだ。どうせならどっちかにしておけばよかったのにと
思うのはryo907だけであろうか。それともしたくなかった理由があるのか、
あるいは何も考えていないのか・・・?
ディテールの気合いの入り方に関しては、較べるべくもない。


電池フタを開けるとおもむろに出てくる説明書。登場の仕方としては、
かなりびっくり箱感強し。
「説明書が無いぞ」「しょうがない、返品するか」なんて人は
中国あるいは台湾にはいないのであろう、きっと。でもパッケージには
「説明書は電池ブタの中」とは書いてなかったはずである。


説明書は、もちろん漢字のみ。


手書き感がたまらん。


じゃ、いよいよ分解である。本体後部のねじを、まずははずしてみる。

そしてNEXT


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Updated at July 28, 2003