FLOOR K-76


SUBARU LEONE 1.8 RX/II

監督兼ドライバー:ryo907

今から15年ほども前、家で乗っていたのがGr.Aカーのこいつである。最高出力135PSと大したことは
なかったがフルタイム4駆に前進10速・後進2速(デュアルレンジ)、センターデフロック機能付き。
しかしオーディオ無し、後席暖房無し、リモコンドアミラーなし、パワーウインドウなし
(一つ前の世代は換えろと言わんばかりの塩ビシート付き)。
スパルタン、というよりはあまりにもストイックな車であった。
まれに街で同じ車と出会うと、相手がこっちにうれしそうに手を振ってくる。
戦国自衛隊じゃあるまいし、レガシー以前のスバルってのは、おそらくそんなブランドだったのだろう。
雑誌での評価は「出力は大したことない」「ドアンダーで何やっても曲がらない」と散々。
グラベルを走る車ってのはそれでいいらしいと最近J's Tipoで読んだが、それまでずっと悔しい思いでいた。
ターボチャージャーを付けてもスペアタイヤがエンジンルームに収まるフラット4、夏の乗り降りには
超便利なサッシュレスドアなど、優れた点も多い。名機レガシーの礎となった小さな兄か、
それともただの駄っ作機か。当方としては前者であることを信じつつ、あの頃の想い出を胸に
こいつを復活させてみた。
 (ベース:グロリア)

BCGPホームに戻る


Kodama Propulsion Laboratoryホームに戻る


Copyright 1996-2013 Ryo kodama
Updated at October 21, 2002