FLOOR K-104


Powered by TOMY

 

 

 

 

 

本当にラリーカーが集うのかどうか激しく疑問ではある。ピット作ってこいといわれて
トヨタセンチュリー作ってきた男とか、レースだっつってんのにショーカー作ってきた男とか、
どんなに口を酸っぱくして言ってもその通りにしてこない、ちょっと楽しいがちょっと困る奴が
クラスに一人や二人はいるだろう。ちょっと困ったことに職場にもそういう人はいるし、
もちろんBCGPメンバーにもいる、ま、誰とは言わないが。
しかしここで誤解の無いよう言っておくが、こういった異端児達が世界を活発化させ、
境界を押し広げ、限界を超えていくってのもまた、生物界を見れば自明であり、
どうやらBCGPにもそれは当てはまるようなのである。
そもそもラリーカー縛りというのは、「それをサーキットで走らせてどーすんのよ・ ・・」
というラリーカーがいくつか作られてきたので、そいつらのみで1ジャンルを作ってみようと、
そういう試みである、はい。例によって例のごとく、本報告は日テレ系のWRC番組並みの
寒いギャグをを飛ばしたらごめんあそばせのryo907である。
扉絵でレオーネがステージに載っているが、あれは今回の勝者とはなーんの関係もないので、念のため。
Many people makes rallyu cars, but there was no opportunity to drive them. BCGP16 is special issue for rally cars.
You saw LEONE RX-II on the winning stage at top page, but it is not about BCGP16 winner. This report was made by ryo907.


メンバーがいつもの飲み屋に集まり、コースを設営しているうちに
今回の運営ルールについて説明しておこう。
・まず本大会は時間計測(第一レグから第三レグまでの3区間のトータルタイム)にて順位 を決定する。
一つのレグごとに一台ずつ車を走らせ、そのたびごとに順位・次レグの走行順を決定。
ただし第3レグのみ2台で争うスーパーSS形式とする。
・コースアウトすることを考え、ドライバーの立ち位置を固定。コースアウトの際は、
ドライバー自らが車を元のコースに復帰させる。元の立ち位置に戻るまで操作はできない。
・ドライバー一人で一台のみ出走可能。一人のドライバーが複数台所有していることも考えられるので、
レグごとのボディ・シャーシ・モーター等の交換および充電は可能。レグ中の交換は不可。
モーターは、BCGP初の制限なし。すなわち、自由。
This is the ragulation.
Order will be made by total lap time from LEG1 to LEG3. Only one car will be driven at a time except LEG3 (Super special stage).
Each LEG has 2 laps. Driver position is decided. If car drop from the track, driver must recover it by theirselves.
This time will be included as a time-loss.
Driver can change the motor, body shell and etc. during the waiting time. They can not change the cars while running.


それではコースをみていこう。コースは前回BCGP15のコースを一部取り入れた周回コース。
スチレンボードを一回で捨ててはもったいないので。左回りを1レグ、逆送 して2レグ、
特設市街コースを走行して2台で競うのが3レグである。なお各レグともにコースを2周する。
This is the truck. LEG1 will be left-rotation, LEG2 will be reverse. LEG3 includes city truck.


スタート地点。全ての時間計測はここで行われる。ラップタイムカウンター(やっと出番だ ・・)を
2台使用し、真ん中にプラ版アルミ箔貼りで場所をとらずに同時計測が可能となっている。
写真じゃ見にくいが、土台は3mm厚スチレンボードでコードを下に這わせ、スタートスイッチを
中央部にスタッキングさせている。テント風カバーも用意 してみた。


ラリーカーが集まるとはいえ、いわゆるダートコースはかなり難しい。というのもBit Char-Gの
最低地上高がかなり低いからで、RX基盤車の場合、ビーズ玉一つで乗り上げてしまう。そうはいっても
ダートの雰囲気は出したい。ここでは厚紙(マーメイド紙) に水を垂らして凸凹を意図的に作ってみた。
Scuderia Rossoの工夫である。写真奥の肌色に見える部分はボードに薫製用ウッドチップ貼り付けでダートを再現。
砂だと車のメカ部に入り込んでしまう。 だから大きさの整った、ビーズ玉とかウッドチップなどで
いろいろと試してはいる。 しかしウッドチップは凹凸がかなり大きいので、はまりこんだら脱出は難しそうだ
(おまけに大量に余っております。今度試しにスモークサーモンでも作ってみっか)。
The surface of paper (water dripped) is very bumpy.


山岳セクションはやっぱり欧州山道風にガードレールではなくブロック配備。スチレンボードに
両面テープ貼り付けで対処。しかしなかなか終わらない。
貼り付け作業を行うryo907とバルケ@Silverの顔に焦りが。BCGP15の再現だけはしたくないと、
半分気を失いながら必死で設営。
It took the time to construct. We had it in drinking restaurant, so we had only 3 hours.


山岳セクション後半はKobby作成のガイドロープを貼り付け。Kobbyが一人でぺたぺたと貼り付けていく。


市街地セクションはレグ3のみ使用する。中央部はパドック、というか車両保管場所兼車検場ということで設定。
コースの左奥は発泡スチロールで作ったコーナーで、外側・内側ともにガードレールなし。
ミスればコース外に落下するスリリングなポイントだ(コーナー両端はバンクをつけてあるので、
攻めがいもあるが)。「落としたくね〜、落としたくね〜」Scuderia Rossoが呪文のようにつぶやく。
ま、いいじゃん、 ちょっとくらい落っこちたって。
発泡スチロールヘアピンのあとは滑りやすい塩ビシートでスロープ・最終コーナーを
作ってはみたが、緩やかなコーナーなので車が滑ったりということは期待できないかも。
ま、全体的には一部ダートがあるターマックラリーと、そういう感じだろうか。コース設営が終わり、まずは乾杯。

いよいよ本日のメインエベント、車紹介である(メインは走るのと違うんかい!?)。
このたびサイトが替わって容量に若干の余裕がございます関係上、新車は全てムービー紹介といたしました。
場の雰囲気も併せ、お楽しみ下さい(なぜだか急に敬語)。本来ならばコース上で紹介すべきだが、
やはり飲み食いしながら見ようと言うことで、ステージ を食事用テーブルに設置。
From now, we will introduce you our cars. New cars will be on the movies.


お、いきなりCUBEMENか?
QuickTime Movie,228Kb

見たら次へ。
Next


BCGPホームに戻る


Kodama Propulsion Laboratoryホームに戻る


Copyright 1996-2013 Ryo kodama
Updated at May 2, 2003